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小上がりは床面より一段高く設置された多目的に使えるスペースのこと。メリット・デメリットや費用目安、作る方法も紹介。

小上がりは、床面より一段高く設置された多目的に使えるスペースのこと。リビングの一角などに設けられ、下は収納になっていることが多いため機能面も抜群です。メリット・デメリットや費用目安、小上がりを作る具体的な方法について解説します。

よくあるご質問

小上がりとはどんな場所を指しますか?

小上がりとは、床から一段高いところに設けられたスペースを指します。リビングの一角に設けられることが多く、暮らし方に合わせてその使い方は無限大。例えば、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりする家事スペースとして、あるいは小さな子どものお昼寝やおむつ替えをする場所、キッズスペースとしても使えます。一般的に、小上がりの下は収納になっていることが多いため、機能面も抜群です。

小上がりを作るメリットは?

床面より一段高く設置された小上がりには、その特徴をいかした次のようなメリットがあります。

  • 収納場所が増える
  • 段差に腰掛けて椅子代わりに使える
  • 就寝時はベッドスペースとして利用できる
  • 間仕切りをつければ個室として使用できる
  • マルチな用途で使える
  • 部屋の雰囲気がおしゃれになる

小上がりのメリットの詳細はこちらをご覧ください。

小上がりを作るデメリットはありますか?

メリットの多い小上がりですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 高齢者・幼児は転落の危険がある
  • 部屋が狭く見えることもある
  • ロボット掃除機で一度に掃除できない
  • 身長と天井の高さのバランスによっては使いにくい

小上がりのデメリットの詳細はこちらをご覧ください。

室内に小上がりを設置する方法は?

小上がりを作る具体的な方法と費用目安は以下のとおりです。

  • ユニット商品を組み立て設置する(費用は1万円~30万円ほど)
  • リフォーム会社に依頼する(費用は3畳で15万円~)
  • DIYで設置する(費用は2万円~)

小上がりを作る方法と費用目安の詳細はこちらをご覧ください。

目次

小上がりとは

そもそも小上がりとはどのようなものなのか、まずはその特徴を紹介します。

1-1.さまざまな用途で使える小上がり

小上がりとは、床から一段高いところに設けられたスペースを指します。

住宅においては、小上がりはリビングの一角に設けられることが多く、暮らし方に合わせてその使い方は無限大です。例えば、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりする家事スペースとして、あるいは小さな子どものお昼寝やおむつ変えをする場所やキッズスペースとしても使えます。布団やマットレスを敷けばリラックスして就寝する場所にも。

一般的に、小上がりの下は収納になっていることが多いため、散らかりがちな子ども用品やおもちゃなどがさっとしまえて機能性の面でも抜群です。

小上がりをキッズスペースとして利用するメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

1-2.材質のバリエーションが豊富

ひと昔前までは畳で仕上げられることが多かった小上がりですが、近年素材のバリエーションが増えています。和室や和モダンなら畳、洋室ならフローリング、あるいはインダストリアルな空間をめざすならモルタルを使うなど、部屋のイメージにあわせて仕上げられるようになりました。

ゼロリノベでも小上がりを希望するお客様は多く、部屋の雰囲気はもちろん、夜は布団を敷くから畳、子どもの遊び場にするからフローリングなど、目的に合わせて材質を選ばれています。

1-3.使いやすい小上がりの広さと段差の高さ

床面から一段高いところに設置される小上がりには「使いやすい高さと広さ」があります。ちょっとした休憩時に腰かけること、踏み上がることなどを考えると、使いやすい小上がりの広さと段差は、下記の通りです。

小上がりの広さと高さ


小上がりは3畳/4.5畳/6畳で作られることが多く、そのなかでも特に4.5畳が人気です。6畳になると1つの部屋としても十分な広さを持つため、独立した部屋として使えるように小上がり周辺に仕切りを付ける方も多いでます。

段差については、30~40cmで作られるのが一般的です。

建築基準法では一般的な階段の段差は23cm以下とされているため、小上がりの段差をやや高く感じる方もいるかもしれません。

しかし小上がりは段差部分を収納スペースも兼ねることが多いので、あまりに段差が低いと収納できるものが少なくなってしまいます。また、小上がりのフチに腰かけて使うことも考えると、あまりに低い段差だと使いづらくなることが考えられます。

そのため、小上がりの段差は一般的な階段の高さよりも、やや高めに設定されることが多いのです。

ただし、使う人が安全に昇降できるかどうかを見極めて決める必要もあります。家族に高齢者がいて、30~40cmの高さでは乗り降りするのに足元がふらついて危ないという場合には、低い段差での設置を検討した方が良いでしょう。

小上がりのメリット

床面より一段高く設置された小上がりには、その特徴を生かした次のようなメリットがあります。

  • 収納場所が増える
  • 段差に腰掛けて椅子代わりに使える
  • 就寝時はベッドスペースとして利用できる
  • 間仕切りをつければ個室として使用できる
  • マルチなな用途で使える
  • 部屋の雰囲気がおしゃれになる

詳しく紹介していきます。

2-1.収納場所が増える

小上がりを作ると、段差を作った分だけ内側に空洞ができるため、その空洞を利用して収納スペースが確保できます。

タオルや靴下などよく使う日用品をしまったり、水着やスキーウエアなど決まったシーズンにだけ使用する品物などを収納したりできるようになります。小上がりをキッズスペースとして使う場合には子どものおもちゃなどを収納するのも良いでしょう。

リビング内のフリースペースとして使えるだけでなく、同時に収納も兼ねているため限られたスペースの中で収納量を担保したい場合には、良い解決策と言えます。

2-2.段差に腰掛けて椅子代わりに使える

小上がりは、腰掛けるのにちょうど良い高さで作られているため椅子やベンチ代わりになるのもメリットの一つです。ベンチのように複数人が並んで腰かけて座ることができるため、家族や友人との会話が一層弾むという良さもありますし、来客時に椅子が足りない心配をしなくて済むようになります。

また、フローリングや畳に直接座ろうとすると、人によっては足腰が辛い場合もありますが、小上がりであれば椅子のように楽な動作で腰を掛けられるのもポイントです。

2-3.就寝時はベッドスペースとして利用できる

小上がりは、直接布団を敷いてベッド代わりに使用することもできます。

とくに埃やダニアレルギーを持っている人は、床に直接布団を敷いて寝ると、昼間に舞い降りたダニや埃を直接口や鼻から吸ってしまい、アレルギー症状が発症することもあるでしょう。

しかし、小上がりなら床から一段高いところに布団を敷くことになるため、さまざまな埃やゴミなどから距離をとることが可能です。高さがあることによって布団の上げ下げも楽にできるうえ、小上がり下の収納に布団をさっとしまえば、据え置きのベッドと違って、昼間は別の用途で使えるのも小上がりのメリットです。

2-4.間仕切りをつければ個室として使用できる

間仕切りすることで、個室として使用できるのも小上がりのメリットのひとつです。

例えば、リビングで過ごす家族とは別にお昼寝をしたいときや、急ぎの仕事を片付けたいとき、または子どもが集中して勉強やお絵かきに取り組みたいときはありませんか? そんなとき、小上がりを閉め切ってしまえば、一人で静かに過ごす空間が瞬時に作れます

スライド式の間仕切りなどにしておけば、個室として使わないときは扉を開放し広がりのある空間に早変わりできますよ。

2-5.マルチな用途で使える

小上がりはこれまで紹介した用途のほかにも、ライフスタイルに合わせて多様な使い方が可能です。

たとえば子どもの遊びスペースにしておもちゃを散らかしても良い場所にすれば、リビングが散らからなくてすむでしょう。赤ちゃんがいる家庭では、お昼寝やおむつ替えなどをするスペースとしても使えます。ほかにもテレワークをしている方の仕事場にするなど、その時々に必要な使い方ができるのも、小上がりのメリットです。

2-6.部屋の雰囲気がおしゃれになる

これまで紹介したように部屋の汎用性が上がる以外で、小上がりの設置をおすすめする大きな理由は、部屋の雰囲気がおしゃれになることです。小上がりで高さの異なる居場所を作り出すと、単調だった空間にメリハリが出て、立体感が生まれます

だだっぴろいリビングにすっきりした小上がりがあると、家全体を引き締めて見せてくれるでしょう。

小上がりのデメリット

2章で紹介した通り、メリットの多い小上がりですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 高齢者・幼児は転落の危険がある
  • 部屋が狭く見えることもある
  • ロボット掃除機で一度に掃除できない
  • 身長と天井の高さのバランスによっては使いにくい

いずれも、自分ならどう対処できるのかを考えながら、読み進めていきましょう。

3-1.高齢者・幼児は転落の危険がある

足腰が丈夫でない高齢者や幼い子どもがいる場合は、小上がりを上り下りする際に転落する危険があります。

健康な大人にとってはなんでもない段差でも、高齢者にとっては、予想以上の負担になってしまう恐れがあるのです。

さらに転落から思わぬケガにつながる可能性もあるので、家族に対象者がいる場合は、小上がりの導入あるいは小上がりの高さについて慎重に検討する必要があるでしょう。

3-2.部屋を狭く見せることもある

小上がりを設置することで、部屋が狭く感じることもあります。

前章では、小上がりを取り入れることで部屋にメリハリが生まれ、使い勝手の良い素敵な空間になるとお伝えしました。しかし一方で、小上がりがなければ使える床面積が増えるため、より広いスペースや大空間を確保できるようになります。

見た目的にも、小上がりの段差が圧迫感を与えてしまい、かえって部屋が狭くなったと感じる方もいるようです。

3-3.ロボット掃除機で一度に掃除できない

ロボット掃除機を使って部屋全体を掃除しているご家庭は、小上がり部分は分けて掃除しなければならないことも考慮しておきましょう。なぜなら小上がりの段差は、ロボット掃除機が自力で乗り越えられない高さであるためです。

ロボット掃除機でひと通り床面を掃除したあとに、小上がりに持っていって再度スタートさせるか、別の方法で掃除しなければなりません。このように掃除の手間が増えるのも、小上がりを設けるデメリットです。

3-4.身長と天井の高さのバランスによっては使いにくい

身長の高い方が小上がりを利用する際は、天井との距離が縮まるため頭上に注意が必要です。

建築基準法では、居室の天井の高さは2100mm以上と定められており、現在のマンションの天井高は2400mmほどが平均的です。

そのため床面から40cmほどせりあがった小上がりを設置し、その上に180cmの身長の人が乗ったときには、頭から天井までの距離は20cmほどしかありません。小上がりの上に立ったまま大きな動きをした場合、頭や腕をぶつける恐れがあり、圧迫感を感じてしまいます。

高身長の方が小上がりを作る際には、身長と天井のバランスをしっかり確認することをおすすめします。

小上がりはこんな方におすすめ

小上がりのメリット・デメリットを理解したものの、まだ迷っている方もいるでしょう。そこでこの章では、小上がりはどんな方におすすめなのかを紹介します。

4-1.収納を増やしたい方

小上がりの設置をもっともおすすめしたいのは、家の中の収納を増やしたい方です。既にお伝えしたとおり、小上がりは通常の床面よりも一段高く作られるため、その段差を利用して収納スペースを作ることができます。

衣類や季節用品を収納する他、お子さんのいるご家庭ではおもちゃをしまうのにも便利です。収納が多くなることで家の中がすっきりと片づき、気持ち良く暮らせるようになるでしょう。「もう少し収納する場所が欲しい」とお悩みの方には、ぜひ小上がりの導入をおすすめします。

4-2.立体的で奥行きのある空間を作りたい方

次におすすめなのは、立体的で奥行きのある空間を希望する方です。

小上がりをリビングなどに設置すると、フラットな空間にメリハリが生まれ、リビング全体が立体的で奥行きのある空間に生まれ変わります。ひたすらフラットなリビングも広々して使いやすいですが、一段高いところに小上がりを作ることで空間にリズムが生まれるのです。

4-3.椅子以外に腰掛けられる場所が欲しい方

椅子やソファ以外に気軽に腰をかけられる場所が欲しい方にも、小上がりの設置はおすすめです。

とくにリビングの一角に小上がりを作った場合、テレビを見るときに視線がちょうど合うぐらいの高さになって便利です。

また来客が多いけれど、これ以上家具を増やしたくないという人にも小上がりは適しています。

4-4.4.5畳以下の小さい和室を作りたい方

自宅に和室を取り入れたいけれども十分なスペースがない方にも、小上がりはおすすめです。たとえば和室の広さが4.5畳以下になってしまう場合は、独立した和室を作るよりも小上がりにした方が効率良く使用できます。

和室は4.5畳以上のスペースを取らないと、狭すぎて使い勝手が良くありません。使いにくい和室はそのまま使われずに放置されることも多く、なんのために予算をかけて作ったのかわからなくなってしまうことも。

それよりは、リビングの一角に小上がりとして畳スペースを設置したほうが、積極的に活用できるでしょう。仕切れるようにしておけば、客間としても活躍します。

小上がりを作る方法3つと費用目安

ここからは、実際に「家に小上がりがほしい」と思った人に向けて、小上がりを作る3つの方法と費用の目安を紹介します。
小上がりを作る具体的な方法は以下の3つです。

  • ユニット商品を組み立て設置する
  • リフォーム会社に依頼する
  • DIYで設置する

どの方法が自分に適しているのか、考えながら読み進めてみてくださいね。

5-1.ユニット商品を組み立てて設置する

ユニットで小上がりを作るメリット・デメリット

小上がりを設置する一番スタンダードで簡単な方法は、IKEAやニトリなど家具メーカーで既製品のユニット商品を購入することです。

ユニット商品であれば、受け取ったあと組み立てるだけですぐに設置できます。ただし商品によっては数十万円かかることも。メーカーにより大きさや種類も豊富なので、家の雰囲気にマッチするものを予算にあわせて選びましょう。

5-2.リフォーム会社に依頼する

小上がりをリフォーム会社に依頼するメリット・デメリット

小上がりは、リフォーム会社に依頼して設置することもできます。

「ユニットだとちょうど良い大きさのものがない」「家のイメージにあった小上がりを作りたい」といったときには、プロの手を借りましょう。

部屋のリフォームとあわせてオーダーすれば、設置したい部屋の雰囲気にぴったりあった完成度の高い小上がりを造作してもらえます。

一方で、既製品を使うよりは費用がかさむことは覚えておきましょう。目安としては3畳程度で15万円ほどです。

5-3.DIYで設置する

DIYで小上がりを作るメリット・デメリット

いざ「自宅に小上がりを作ってみたい!」と思った時、もっともシンプルな方法は、DIYで設置することです。一般的な3つの方法は以下の通りです。

5-3-1.木材でゼロから製作

工具が必要になりますが、希望するサイズの小上がりを作るなら木材から製作しましょう。

  1. 部屋のサイズと、希望する小上がりのサイズを測る
  2. 小上がりのサイズに合わせて、土台となる木枠を組む
  3. 人が乗っても安全なように、木材をしっかり組み合わせて土台を作る
  4. 土台の上に畳もしくは木の板を敷いて完成

5-3-2.カラーボックスを利用

手間を掛けずに製作するなら、カラーボックスを利用します。板を持ち上げると、収納として利用できるのがメリットです。

  1. 部屋のサイズと、希望する小上がりのサイズを測る
  2. 小上がりのサイズになるべく近い、既製品のカラーボックスを購入
  3. カラーボックスをぴったりくっつけて横に並べ土台を作る
  4. カラーボックスの上に畳もしくは木の板を敷いて完成

5-3-3.パレットを利用

3つめは、パレットを利用する方法です。パレットとは、貨物の輸送や保管の際に荷台として使われる道具のことで、簡単にソファやベッドが作れるためDIYには馴染みの深い材料ですそのため通販サイトでも簡単に購入できます。

  1. 部屋のサイズと、希望する小上がりのサイズを測る
  2. 小上がりのサイズになるべく近くなるよう、パレットを複数枚購入する
  3. パレットをぴったりくっつけて横に並べ、土台にする
  4. 土台の上に畳もしくは木の板を敷いて完成

参考にしたい!小上がりの成功事例7選

ここからは、実際の生活に小上がりを上手に取り入れている成功事例を7つ紹介します。どんな小上がりにすれば良いか悩んでいる方は、参考にしてくださいね。

6-1.ベッドルームとしても!用途に応じて使用できる半個室の小上がり


こちらはリビングの一室に置かれた小上がりです。小上がりの四方を壁で囲うことで半個室となり、隠れ家のようなワクワク感があります。

布団を敷けば、ぐっすり休める寝室に早変わり。リビングに設置されていることで、家族とのコミュニケーションもスムーズです。

子どもの遊び場としても隠れ家としても、用途に応じてさまざまな活用ができます。

6-2.寝室と隣り合わせにした北欧テイストの小上がり

北欧テイストの家具でそろえた、明るい雰囲気のお宅にある小上がりは、小さな木製の引き戸で寝室とつながっているのが特徴です。

引き戸があることで、出入りするのはもちろん、光が届きにくい寝室に自然光を取り入れられるよう工夫されています。

また大きな窓に面して作られているため、読書をするにも考えごとにふけるにも最適なスペースになりました。ご夫婦ふたりが、ゆったり腰かけて過ごす時間も素敵に演出してくれます。

6-3.明るい窓に面したくつろげる小上がり

大きな出窓のような、開放感のある小上がりを実現したいなら、こちらの事例が大いに参考になります。窓側に面したスペースの半分を小上がりにして、そこだけまるでふわっと浮かんでいるような、孤島のような立体感のある空間に仕上げました。

単調だった窓側の景色が、小上がりの部分だけ切り取られた絵画のようで、アクセントとなって家全体のおしゃれ感を引き上げています。

6-4.子どもの遊び場にぴったり!ワクワクする小上がり

子どもが喜ぶ、小さなステージのような小上がりです。小上がりスペースに飾り棚や、ワクワクするような窓を取り付けることで、子どもの想像力を刺激します。

ダイニングテーブルからいつでも見渡せるので、目の離せない幼児でも安心して見守りながら過ごせるのもうれしいポイント。ご両親が腰かけたり、ちょっとしたお昼寝に利用したり、いろいろな用途に使えそうですね。

木のぬくもりを存分に味わえる、素敵な小上がりです。

6-5.収納も!遊びも!大人も子どもも大満足の小上がり

リビングから見える、鮮やかな青い壁が印象的なお宅にあるのは、優しい木のぬくもりを感じられる小上がりです。

食後の団らんの場にしている他、小上がりに備え付けらえた収納部分がお子さまの思わぬ遊び場になるなど、毎日の生活の中で上手に小上がりを使用されています。

平らなリビングの床が続くのも素敵ですが、小上がりがあるからこそ生まれる室内の立体感が、何とも魅力的です。

6-6.スタイリッシュなモルタル仕上げ!デイベッドとしても使える小上がり
駒澤大学駅の中古マンションのリノベーション後のリビング

ソファーを置く代わりに、デイベッドとして使える小上がりをリビングにしつらえた事例です。

モルタルで仕上げた小上がりは、配管やコンクリートの梁を見せるスタイリッシュでインダストリアルな雰囲気のお部屋と見事にマッチ。段差を利用してたっぷりした収納力のある引き出しを設けたため、部屋をすっきり片付けるのにも役立っています。

6-7.「大人の隠れ家」をテーマにした渋い和風の小上がり

音楽を趣味とされるご夫妻のお宅にあるのは、深い木目調の色合いが特徴的な畳み敷きの小上がりです。

丸いちゃぶ台を置くことで、昭和スタイルの昔懐かしい雰囲気を演出。音楽の合間にふっとくつろげる大人の休み処のようです。

小上がりを活かした家づくりならゼロリノベ

前章でご紹介した7つの事例のように、家やインテリアの雰囲気、希望のサイズに合わせたオリジナルの小上がりを作りたい方は、リノベーション会社への依頼をおすすめします。リノベーション会社なら、プロの視点での意見を取り入れた機能的で素敵なデザインの小上がりを設置できます。

とはいえ、リノベーション会社は数多くあり、どこに依頼すればいいのか迷ってしまいますよね。

そんなときは、物件探しからリノベーションまでワンストップでサポートできるゼロリノベにご相談ください! リノベーションに関する数多くの賞を受賞した設計士が、小上がりも含めて空間を最大限活用する理想のリノベーションをお手伝いいたします。

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本記事が、あなたの素敵な小上がり空間を作るための参考になれば幸いです。

この記事の執筆
  • 大月知香

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

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