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使わないベランダがリフォームで+αの空間に変わる!目からウロコのアイデア3選|費用相場も

使わないベランダがリフォームで+αの空間に変わる!目からウロコのアイデア3選|費用相場も

自宅にベランダがあっても、なかなか活用しきれていない方は多いのではないでしょうか。

ベランダを使わないでいるうちに、枯れ葉やホコリが舞いこんで見た目が悪い
物干しだけのベランダをもっと上手く使えたら…

今回はこのようにベランダの使い道で悩む方に向けて、リフォームで+αの空間をつくるためのアイデアを3つ紹介します!

気になる費用相場や注意点も併せて解説しますので、使わないベランダをお気に入りの空間にしたいならぜひ、本記事をきっかけに“ときめく”ベランダづくりを考えてみてください♪

目次

ベランダを十分に活用できていますか?|YESと答えたのはわずか11.0%

出典:㈱AlbaLink「高く売る不動産」【ベランダの悩みランキング】男女500人アンケート調査

2024年8月に公開された『ベランダの悩みランキング・男女500人アンケート調査』の中で“ベランダを活用しているか”の問いに対して『十分活用している』と答えた人は、わずか11.0%でした。また、ベランダを上手く活用できない理由として挙げられたのは以下(上位7位)です。

  • 掃除・手入れが大変
  • 虫が来る
  • 狭い
  • 日当たりが良すぎて暑い
  • 害獣や害鳥が来る
  • 人の目が気になる
  • 日当たりが悪い

活用方法として最も多く挙げられたのは『洗濯物を干す』ことで、500人中375人と最多です。それ以外は植物を育てたり、リラックススペースとして使ったり、物置スペースや子どもの遊び場として使ったり。

ベランダは多用途で使えるとはいえ、上記のような理由で、ベランダを活用しきれていない人が多くいることが分かります。

谷川

せっかくのベランダを活用しきれていない方がこれだけいるんですね。
ベランダを使わないのは我が家だけではないんだ…」と感じた方!
ベランダを使わないことを諦めるのではなく、リフォームをして+αの空間に変化させてみませんか?
次項では、リノベーション会社『ゼロリノベ』の施工事例と併せて、素敵なベランダ空間のアイデアを紹介しますね!

使わないベランダをリフォームして空間に+αをつくるアイデア3選|事例あり

せっかく設置したベランダを使わないで放置していると、ホコリやヨゴレが溜まり不衛生になったり、見た目が悪くなったり、防犯面でも心配要素が増えたりと良いことはありません。

そこで、ここでは使わないベランダをリフォームして空間に+αをつくるアイデアを紹介します。

ワークスペースをつくる

リモートワーク趣味勉強と、作業スペース感覚で使えるワークスペース。デスクを設置して壁面をうまくコーディネートすれば、集中して作業に取り組める書斎スペースに変化します。

穏やかな自然や景色が望める“バルコニーオフィス”をつくれば、ポジティブな気持ちで仕事が進みそうですよ。

【ゼロリノベ施工事例】リズムの家

夫婦それぞれのワークスペースを住まいの対角線上に配置することで、互いの気配を感じつつもビデオ会議時や電話など音の干渉を避けられます

『リズムの家』の施工事例の詳細はコチラから

谷川

ワークスペースで作業をしながらも、ベランダの大きな窓から見える風景にリフレッシュができそうです。こちらの事例では、壁面にモニターを設置したり照明を取り付けたりと、コンパクトなスぺースを上手く使えていますね!

インナーテラス

ガラス張りのサンルームとは違い、室内と同様に天井や壁・窓で囲まれているのがインナーテラス。採光がとれるのに加え、部屋と外とのつながりを持てることから空間に一体感を持たせてくれます。似たような名称の『インナーバルコニー』は、屋根付きの半屋外空間のことを指します。

光が降り注ぐ心地よさを感じられる特徴から、天候に左右されず、物干しするのにもいつでも気分が上がります。また、リビングとのつながりができることで空間が広く感じます

【ゼロリノベ施工事例】森に棲む

森のような一面のグリーンが、家族の時間を豊かに彩ります。スタイリッシュな引き戸で間仕切りしたスペースはお部屋の主役。
ご主人の趣味である観葉植物たちのためにつくった、とっておきの居場所。

『森に棲む』の施工事例の詳細はコチラから

谷川

植物の居場所としてインナーテラスを希望したご主人様。以前住んでいた家では思うようにスペースが取れませんでしたが、新しい住まいでは間取り面積が120㎡あることから“植物用の空間”があっても大丈夫!と思ったそうです。グリーンが持つエネルギーと明るさが、めいっぱいに広がっています♪

アウトドアリビング

耳慣れない「アウトドアリビング」ですが、これはリビングでも庭でもない、趣味がもっと楽しくなるベランダを活用したスペースです。屋内のリビングからデッキやテラスを延長するような形で設置されることが多く、自然の光や風を感じつつ、リビングのようにくつろげます。

ガーデニングやバーベキューのみならず、子どもやペットの遊び場にスポーツを楽しむ場と、多彩な使い方ができるのがアウトドアリビングの良さ。家族との時間や趣味を大切にしたい方には、ピッタリなリフォームアイデアの一つです。

【ゼロリノベ施工事例】アウトラインの行方

屋根付きの広々とした空間があることで、公園に行かずとも家族でピクニックや遊びを存分に楽しめるそう
心地よい風を感じながらほっと一息。忙しい奥さまの豊かな時間が流れます

『アウトラインの行方』の施工事例の詳細はコチラから

【ゼロリノベ施工事例】みんなが集うリビング、そしてベランピング

愛犬が走り回れる広いルーフバルコニーのある生活

『みんなが集うリビング、そしてベランピング』の詳しい施工事例はコチラから

ベランダはリフォームとリノベーションどっちがいい?

リフォームと似ているのが『リノベーション』。リフォームと比べると、その意味は異なります。

リフォームは、修繕や設備変更を目的とした『原状回復』のための工事です。対してリノベーションは、住まいの価値を上げるための『生活の質の向上』を目的とした工事のことをいいます。

ベランダの利用価値を上げる意味では、リフォームよりもリノベーションが適しているといえるでしょう。ただし、工事の規模としてはリノベーションのほうが大規模となり、費用も大きくなります。

工事の目的・ベランダの現状・用途を加味して、リフォームかリノベーションの選択を検討したいですね。

ベランダリフォームの費用相場を価格帯別に紹介

スクロールできます
費用施工内容
10万〜20万円・防水効果を高める
・塗装の塗り替え
・床材の交換
・屋根の設置
20万〜50万円・ベランダの増設
・ベランダの撤去工事
・パーゴラやサンシェードの設置
・照明の設置
50万〜100万円・ガラスフェンスの設置
・ウッドデッキの全面リフォーム
・アウトドアリビング(キッチン)の設置
100万円以上・ベランダの全面改装
・高機能ガラスルーフの設置
・ドッグラン機能の導入
・散水栓の設置

ベランダリフォームで最も気になるのは費用面。上記図のように、価格帯によってベランダリフォームの工事内容は異なります。

100万円以上となると、大規模な工事ができ仕様や用途も広く変更できるものの、その分の負担は当然増えます。“やりたい・叶えたい”理想は膨らみますが、増築や新たな設備の設置となれば、既存の壁に負担がかかることも。

事前に施工会社へ、壁の強度を確認してもらってからの工事を検討しましょう。

ベランダリフォームの注意点

さいごに、ベランダリフォームをする上での注意点を3つ挙げます。

建築確認申請が必要なケースがあることに留意する

ベランダリフォームでは、設備の取り付けやベランダを増築する際に、行政に対して『建築確認申請』が必要な場合があります。建築確認申請とは建築物を建てる前に、その計画が建築基準法や関連法令に適合しているかを、確認するための申請のことをいい、これにより『合法な建物が建設されること』が保障されます。

ここで増築として扱われた場合には、建物自体の評価額がアップするため、固定資産税が増える可能性があることを留意しておきましょう。

修繕履歴からベランダリフォームの状況確認をする

ベランダの劣化は目に見えるもの以外は気付きにくいです。リフォームをする前に「いつ」「どこに」「どのように」その箇所が修繕されたのか、履歴を確認しておく必要があります。なぜなら、修繕履歴が分かれば次の修繕時期の目安も分かるようになるからです。

定期的な修繕やメンテナンスを施すマンションに対して、特に中古戸建てであれば、以前のオーナーが記録した修繕履歴のみが頼りです。修繕履歴が不明な際には、リフォームが必要か否かをジャッジしてもらうのが良いでしょう。

建ぺい率と容積率の確認をする

ベランダの拡張や新設を考えた際に、建ぺい率や容積率が規制の範囲に収まっているかの確認が必要です。

建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積を真上から見たときの面積の割合を指し、容積率は、建物の延べ面積の敷地面積に対する割合を指します。これは建物の大きさを制限するために建築基準法で定められている項目で、地域ごとに上限が定められています。ただし、専門的知識を持ったプロでないと判断が難しいので、リフォームの相談をする際に問い合わせてみるのが良いでしょう。

ベランダリフォームでよくある質問

ベランダのリフォームでDIYはできる?

オンリーワンのアイデアを形にできるDIYは、自身でつくりあげることで愛着が湧き充実感も得られます。最近では初心者向けDIYの方法が動画で分かりやすくレクチャーされているので、簡単な施工内容からトライしてみると良いでしょう。ですが、専門知識や技術がなければ、のちにトラブルが起きてしまうことがあります。DIYは既製品を購入するよりもコストを抑えられるのがメリットですが、失敗すると、原状回復のために余計な費用が掛かってしまうことも…。最も安心なのは、施工会社に依頼をしつつも、その中で自身が何かしらの形で思い出の証を残したい旨をリクエストすること。そのような要望にも応えてくれる施工会社を頼りにしましょう。

ベランダは簡単に撤去できる?

今後も全くベランダを使わないと判断したなら、思い切って撤去を検討しても良いかもしれません。ですが、元々あったベランダをリフォームで撤去するなら、外壁へのダメージに考慮する必要があります。なぜなら撤去後に、外壁の腐食などの問題が生じることもあり、補修工事をせざるを得ないケースがあるからです。また、ベランダを撤去することにより、窓は出入りができる状態に…。防犯面での不安や見栄えも悪くなることから、撤去をするよりも、使用できる状態に持っていくリフォームをおすすめします。

使わないベランダはリフォームをすることで+αの空間にできる!

本稿では、使わないベランダをリフォームで変化させるアイデアを3つ紹介しました。

ベランダを長く活用できるスペースにするためには、ワークスペース・インナーテラス・アウトドアリビングと、今回紹介した事例のように多用途に使える+αの空間にすることが大切です。

リフォームは「どのように使いたいか」を明確にすることで、費用や注意すべき点がみえてくるので、今回の施工事例を参考に、ぜひ自身に合ったベランダリフォームを考えてみてください。

谷川

住まいでの暮らしを想像した上で、リフォームをゼロから考えるのは難しいですよね。ゼロリノベは「資金計画」「不動産仲介」「リノベ設計・工事」まで、住まいに関することを全てひとつの会社でサポートするワンストップのリノベーションを行っています。ベランダのリフォームを考え始めたら、生活の質を向上させてくれるリノベーションも視野に入れながら、まずは情報収集から始めてみましょう♪

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この記事の執筆
  • 谷川和歩

    子育て・学習、エンタメからビジネスまで、幅広いジャンルの執筆をはじめとし、インタビューや取材も行っています。プライベートでは、建坪20坪あまりの小さな平屋に家族四人で暮らし始めたことで、住宅や暮らし方に興味を持ちました。心配りを...

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