【取材企画】子育て世代に人気の都立大学で快適で幸せなPLUS1(プラスワン) を見つけてほしい
ゼロリノベにご協力くださっている会社様を取材させていただき、コト・モノづくりへの思いや理念をお聞きする企画。今回取材させていただいたのは、ゼロリノベが都立大学で利用させていただいているセミナー会場を運営するカーサ・プラスワン株式会社です。
住みたい町、住みたい物件を探す時に頼りになるのは、実際にその地を知り、そこで暮らす人の声だ。そんなお客様のニーズをていねいに救いとり、不動産業(ピタットハウス)とリテイリング業を通じて、住む人の快適な暮らしを提案する会社がある。なぜそこまでするのか? カーサ・プラスワン株式会社代表の日野氏に、町の魅力とこれからの住まい選びについて聞いた。
公園や緑道、環境の良さと交通の便が魅力
カーサ・プラスワン株式会社がある都立大学はどのような町ですか? その魅力を教えてください。
日野 都立大学駅は、目黒川の桜で有名な中目黒と、おしゃれなショップやカフェも多く全国的にも有名な自由が丘の間にあります。もともと都立大学という大学があったためこの名前でしたが、大学移転後も地域の方からのリクエストに応え、駅名としてその名が残っています。沿線の祐天寺や学芸大学と共に、クリエイターや著名人が暮らす高級住宅地として人気です。
東急東横線や目黒通りと環状七号線が通る交通の便の良さも大きな魅力ですが、緑道や寺社も点在し、昔から住んでいる一軒家が多いのも特徴です。近年、新築マンションも増えていますが、土地としてのバランスの良さが都立大学という町の持つポテンシャルの高さと言えるのではないでしょうか。
ピタットハウス都立大学店にはどの世代・層のお客様が来店されますか? また、物件探しでよくあがるリクエストはなんですか?
日野 転勤や転職を機に交通の便のいいこのエリアを選んでいただくケースも多く、男性のお客様は1Kタイプのリクエストが多いですね。最近は20代から40代の女性の一人暮らしも増えています。また、小さいお子様がいる若い家族からの反響が多く、LDK物件が人気です。やはり家族が集うLDKは暮らしの主役になりますからね。
子育て世代にも人気の都立大学とのことですが、特に子育てするならここ! というおすすめのエリアを教えてください。
日野 自由が丘と都立大学の中間地点に位置する「中根エリア」には緑豊かで遊具も充実している中根公園があり、ベビーカーを押したママや、パパと遊ぶお子さんたちでにぎわいます。また「柿の木坂エリア」は呑川(のみかわ)本流緑道と呑川柿の木坂支流緑道の桜並木が見事です。
南東の「八雲エリア」には駒沢オリンピック公園や公共施設のめぐろパーシモンホールがあります。図書館やジムも入っていて、芝生があるので、子どもやペットの散歩に利用する方も多いですよ。子どもが遊べる場所や子どもと入れるお店が数多くあるのも子育て世代には特に喜ばれています。
これから発展する注目エリアも教えてください。
日野 「中根エリア」や「平町エリア」は古いビルが壊され、新しいマンションやビルが建つ予定です。さらに子育て世代が増えることも予想されますので、そうした新たな住民を迎えるべく、ドラッグストアやコンビニなど生活必需品を扱う店舗もこのエリアには増える予定です。
子育て世代も注目するこのエリアにある「樹のソムリエ studio 都立大学」とはどのようなスペースですか?
日野 2015年8月にオープンした「樹のソムリエ studio 都立大学」は、富山の手作り家具店と弊社がコラボレーションで生まれたモデルルーム空間です。都会で生活していると、なかなか天然木に触れる機会がありませんよね。優しさや温もりを感じる天然木を使ったホッと癒される空間を造りました。
日野 床材からテーブルなどの建具、壁の木工アートまで、天然木にこだわったこのスタジオでは、これまで薬膳講師による料理教室や子ども向けお菓子教室、工作教室のほかにも不動産関連セミナーなどを開催しています。実はこのスタジオは当社が運営するピタットハウス都立大学店に隣接しています。自社店舗もスタジオ同様、天然木をぜいたくに使ってリノベーションしました。ご来店いただくお客様にも大変好評いただいています。
家賃以上に大切なものがある!
カーサ・プラスワン株式会社では、不動産事業に加え、リテイリング事業も手がけられています。その経緯やねらいとともに、御社が大切にしていることを教えてください。
日野 私たちは普通の不動産屋ではなく、「幸せな家族をつくる」会社だとうたっています。賃貸住宅の仕事を通じて何万件もの物件を見てきたなかで、大切なのは物件を探しているお客様の不安や心配事をどれだけ解決できるかということ。ですから、定期的にお客様へのアンケートを実施し、このエリアでどのような物件が求められているかを把握することに重きを置いています。家賃は物件選びに欠かすことのできない条件の一つではありますが、もっと大切なのは、お客様が健康で幸せに暮らせるということ。その住まいづくりをお手伝いしたいという気持ちが事業に結びついているのです。
それが100円ショップの運営にもつながっているのでしょうか?
日野 はい。社名のカーサ・プラスワンのカーサ(CASA)はスペイン語・イタリア語で家や住宅という意味を持ちます。暮らしの基本である「住まいを快適にするには」を考える私たちは、プラスワンのアイデアが暮らしを豊かに彩ると信じ、品質の良い商品を、できるだけ手頃な価格で届けたいという思いで「CASA PLUS1」という100円ショップを2014年にスタートしました。
お店の看板やキャッチ・コピーに「100円だけじゃない、100円ショップ」とありますね。
日野 都立大学駅から徒歩30秒のところに店舗がありますので、目にしてくださっている方も多いかもしれません。商品の品ぞろえは100円のものが中心ですが、住まいを快適にする商品という視点が常にありますので、スタッフがお客様におすすめしたい100円以外の商品も取り揃えています。救急グッズ5点セット、防災グッズ7点セットなどは、お得な値段であることは間違いありませんが、やはり利用者のニーズに重きを置いて考えました。季節の関連グッズの取り扱いやスタッフおすすめの商品についてのご紹介もSNSを活用して発信するなどしてご好評いただいています。
未来志向のリノベーションに注目
リノベーションについてはどのように捉え、取り組まれていますか。
日野 ブームでは終わらない、今後の住まいを考える上で有意義なご提案だと感じています。それはリノベーションが新築状態以上に利便性をプラスし、より快適に暮らせる空間に作り出せるからです。リノベーションをすることで、現代の生活にあった環境がつくれます。築古の部屋でなかなか借り手が見つからない物件を、生まれ変わらせその空間に見合った金額で貸し出せるという賃貸業にとってもメリットのある方法といえます。
どちらが良い思いをするのではなく、住む人にも大家さんにも笑顔になっていただきたい、これは私たちが目指す「住まいを快適にする」ための追求と「幸せな家族をつくる」ことに直結する未来志向です。
では最後に都立大学に興味をお持ちの方、まだこのエリアを知らない方に向けてメッセージをお願いします。
日野 都立大学周辺は、先にご紹介したように、立地も環境も大変魅力的な場所です。これまでこのエリアを見続けてきた私が言うので間違いありません(笑)。平日、休日に関わらず、このエリアを歩くと、たくさんの幸せな家族の姿を見ることができます。まずは町あるきをするために、都立大学を訪れてみませんか。
また、このエリアの暮らしを豊かにするためのポータルサイト「とりつライフ」では、最新の賃貸物件情報やリノベーションの施工例を掲載しています。目黒区の生活情報や、おしゃれなインテリアショップのご紹介もありますので、ぜひ都立大学探訪をしてみてください。