シンプルなリノベーションで叶える、飽きのこない住まいづくり

「シンプルなデザインが好き」という方は多いですが、一方で、
「シンプルなデザインにしすぎると住んでいて飽きてしまうのでは?」という不安のお声もよく聞きます。
「シンプル=簡単」ではありません!
シンプルだからこそ、難しいバランスでデザインを取り入れたリノベーションは奥深いのです。
この記事ではシンプルをテーマとしたリノベーションの定義やそのメリット、リノベーション前のチェックポイント、成功させるための実践アイデア、失敗しないために注意すべき点についてご紹介します。
物件購入からリノベーションまでワンストップで手掛け、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」を何度も受賞したゼロリノベだからこそお伝えできる事例もご紹介しています!
ぜひ最後までご覧くださいね。
「シンプル」=「質素」は間違い!シンプルリノベーション基本の「き」
近年、住宅やマンションのリノベーションにおいて「無駄をそぎ落としたシンプルな空間づくり」が人気を集めています。
落ち着いたトーンの家にインテリアやライフスタイルを反映した「必要なものだけが配置された住まい」はトレンドの一つと言えます。
「シンプル」と聞くと「物がない」「質素」と考えられる人もいらっしゃいますがとんでもありません!
建物自体はシンプルにすることでお気に入りの家具が映えるようにしたり、静謐な空間をワンランク上のおしゃれとしたりとその可能性はシンプルだからこそ無限大なのです。
シンプルな仕様は飽きがこず、長く住むうえでメンテナンスや変更にも対応しやすいというメリットもあります。
お洒落であるという観点とは違いますが、リノベーションという大きな投資を考えたとき、「シンプルに仕上げる=コストをコントロールしやすい」という側面もあるため、シンプルリノベーションは単なるデザインではなくコストダウンの手段の一つとしてとても有効です。
改めてシンプルリノベーションってどういうこと?その意味とメリット
シンプルリノベーションとは
「シンプルリノベーション」とは、装飾や過剰なデザインを抑え、素材・色・動線をシンプルに整え、空間に余白を持たせた住まいづくりを指します。
例えば、無駄な張りや壁の凹凸を減らしたり、色数を抑えた白・木・グレーなどの素材を基調にするなどの手法があります。
シンプルリノベーションのメリット
シンプルなリノベーションのメリットはなんといってもその飽きにくいデザインです。
派手な装飾やトレンド色に左右されず、長く住み続けられる空間を実現することが出来ます。
加えて素材・色数を絞ることでコストコントロールがしやすいため、リノベーション費用を抑えやすくなります。
また、「家」という背景をシンプルにすることで、家具や雑貨を変えても違和感なく、インテリア自由度を高めることが出来ます。
例えば「家具が主役」の空間では主張しないシンプルな背景が好まれており、ゼロリノベの実際の事例にもございます。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
デンマーク駐在中に名作家具の魅力に取り付かれた施主様のために、家具を展示作品に見立てて美術館のような家づくりを。壁構造を活かしてドアを設けずに壁でゆるやかに空間を区切り、白い塗装の壁と白いタイルの床で光の反射を誘って、家具が美しく見える空間に仕上げました。
※費用は引き渡し当時の金額です
その他にも、装飾を抑えることで物の配置や生活動線の利便性を高めたり、収納設計に十分な予算を回せたりという側面もあります。
シンプルで汎用性のある仕様は、もしライフステージの変化でリフォームや売却、住み替えを検討した時にも有利です。
こうしたメリットから、シンプルリノベーションは「住まいを長く快適に、かつ合理的に」整えたい方にとって魅力的な選択肢と言えます。
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シンプルリノベーションを行う前のチェックポイント
シンプルデザインのリノベーションを成功させるためには、計画段階でいくつかのポイントを押さえる必要があります。
- ターゲット・ライフスタイルの明確化
- 現状の物件の状態と将来を見据えた仕様
- 素材・色数・仕様の整理
- 動線・収納・機能を整える
- 予算・スケジュール・費用対効果の検討
詳しく解説します。
ターゲット・ライフスタイルの明確化
まずは定義の明確化が必要です。
一口に「シンプル」と言っても単身世帯と家族世帯では意味合いが大きく変わります。
まずそのライフスタイルに合う“シンプル”を定義しましょう。
例えば、「シンプル=モノが少ない」なのか、「シンプル=動線がスムーズ」なのか、「シンプル=素材数を抑える」なのか、目的を明確化することでデザインの方向性も変わってきます。
現状の物件の状態と将来を見据えた仕様
次に、リノベーションを行う物件の築年数・構造・間取り・設備・配管・断熱・耐震などをチェックしましょう。
シンプルに整えようとしても、構造や設備が古すぎると後々費用がかさむ可能性があります。
将来のライフステージの変化(子どもが増える・親との同居・住み替えetc…)を見据えて、シンプルながらも変更・再利用がしやすいように可変性を残しておくことも大切です。
ゼロリノベでは不必要な壁やドアは極力取り払った「余白を残したシンプル空間」をおすすめしており、ライフステージの変化に合わせて将来部屋を追加できるように設計された事例も多く手掛けています。

素材・色数・仕様の整理
リノベーションをする際に素材(木、無垢、合板、タイル、金属など)と色(白・グレー・黒など)を絞ることで空間が統一され、あなただけのシンプルデザインが完成します。
シンプルであっても柔らかい印象に会いたいのか、インダストリアルにしたいのか、都会的にしたいのか、などにより素材と色数は大きく変わります。
仕様に関してもグレードのどこを省き、どこを残すかをしっかりと検討しましょう。
シンプルだからといって仕様を落としすぎると、住み心地やメンテナンス性、資産価値にも影響が出るのでバランスが重要です。
動線・収納・機能を整える
シンプル空間では装飾が少ない分、動線の自由さ/不便さ、収納の機能性などが目立ちます。
エントランスから各部屋への動線ほもちろん、キッチン・リビング・寝室のつながり、収納の配置などをしっかり設計しましょう。
予算・スケジュール・費用対効果の検討
シンプルにすることでコストを抑えられるとはいえ、間取り変更や配管などの設備交換、構造の補強などが絡むと予算が膨らんでしまうこともあります。
事前に見積もり・予備費も含めた資金計画を立てておくことが大切です。
また、リノベ後のインテリア・家具・照明・雑貨も含めてトータル予算を考えておくと、仕上がりがブレにくくなります。
これらのチェックポイントを押さえておくことで、“安易に装飾を省く=シンプル”という誤りを避けつつ、質の高いシンプルリノベーションを実現できます。
実践アイデア7選:シンプルリノベで成功するための方法
ここでは、具体的に「シンプルリノベーション」を進めるうえで有効なアイデアを7つ紹介します。物件の条件・予算・ライフスタイルに応じて、取り入れられるものを選んでみてください。
アイデア①:色数・素材数を制限する
シンプルな空間づくりでは「色数を3色以内」「素材を2〜3種類以内」に抑えることが鉄則です。
例えば、白壁+ライトグレーの床+木目家具のようにベーシックな組み合わせにすることで、統一感が生まれます。
素材としては、木・金属(スチール・アルミ)・ガラスを基本として、あえてタイル・石材などをアクセントに使うと、シンプルながら表情のある空間がつくれます。
色数や素材をシンプルにすることで、インテリアの自由度もぐっと上がりますよ。
アイデア②:不要な仕切り・装飾をなくす/動線を整理する
シンプルリノベーションでは、壁・扉・仕切り・装飾を可能な限り減らし、空間の連続性・動線を整えることがポイントです。
例えば、LDKを大空間のワンルームになるように仕切りや壁などを取り払って家全体に光や風を通す、玄関からリビングへの視線を遮らないことで開放感を与えるなどの夫などがあります。
これにより、空間が広く感じられ、家の中での動きやすさや快適性が上がることはもちろん、その後の家具配置やもしやすくなります。
アイデア③:機能・収納をシンプルにしつつ十分に確保する
シンプルリノベでは装飾を削る一方で、「機能が不足してしまった」「収納が足りない」とならないように配慮が必要です。
例えば、壁面収納や造作収納を設けて生活感を出さない・見せないような収納にする、キッチン・洗面・トイレなどの水回りをできるだけまとめるなどコンパクトかつ効率的に配置するなどです。
こうすることで十分な収納の確保や、動線の自由度や快適性が上がるだけでなく、用途不明のスペースや余剰な面積を削ることで無駄なコストも抑えられます。
アイデア④:インテリア・家具を引き立てる背景をつくる
シンプル空間の大きな魅力は、「家具・雑貨・アートが映える背景になる」ことです。
先ほどご紹介した通り、ゼロリノベでもこだわりの家具を主役にするための空間として、主張しない色・素材の壁・床を採用した事例がございます。
リノベーション時に「背景としての空間設計」も意識することで、その後の生活で家具や雑貨を増やしたり、照明変えたりしても違和感が出ないようにすることが出来ます。
アイデア⑤:モノトーン/ナチュラル素材をベースにする
今、リノベーション界隈では「モノトーン(白・黒・グレー)+木目素材」の組み合わせが人気です。
例えばお店などで、白壁+チャコールグレー床+マットブラック金物+ナチュラル木目家具などは実際に見かけることも多いのではないでしょうか。
モノトーン単体では冷たくなりがちですが、木材やファブリックを組み合わせることで温かみが加わります。
この組み合わせは、家具を変えても空間が崩れにくいため、居住用のリノベーションのデザインとしても適しています。
アイデア⑥:余白を残すデザイン設計
「空間に余白を設けること」がシンプルデザインのもう一つの大きな特徴です。
余白=装飾・家具・色数を削ぎながら、空間に“呼吸”を持たせることが出来ます。
例えば、壁の装飾を抑えて大きめの窓・シンプルな照明・広めの通路などを確保することで、暮らしに余裕が生まれるでしょう。
これは、インテリアを定期的に少し変えたい方や、住み替え・家具変更を視野に入れている方にとっても強みになります。
アイデア⑦:コストと仕様のバランスを意識する
「シンプル=安く仕上がる」と思われがちですが、仕様を軽視しすぎると、住み心地・耐久性・価値維持に影響が出る可能性があります。
リノベーションを検討する際には、どこにコストをかけるか・どこをシンプルにするかを明確にしておきましょう。
たとえば、構造補強・断熱改修・設備更新など「見えにくいけれど重要な部分」は予算を確保し、内装仕上げ・装飾をシンプルにすることでトータルバランスを整えられます。
ゼロリノベが魅せる、シンプルリノベーション事例5選
シンプルリノベーションの意味はわかったけど、実際にどんな風になるか見てみたい!という方のために、ゼロリノベで実際に施工したリノベーション事例をご紹介します!
シンプルでありながらも違う魅力を持ったデザイン達をぜひご覧ください。
【CASE①】2Kのお部屋を1LKの大空間ワンルームにしたシンプルハウス
ゼロリノベのリノベーション施工事例
おうち時間の多くをPC作業に充てている施主様のための、ワークスペースを中心としたプラン。効率的なワンルームは、自由気ままに歩き回る猫ちゃんとの暮らしにもぴったり。キッチンの下がり天井や黒がアクセントのシンプルモダンな内装が、ビビッドな色の家具を引き立てます。
※費用は引き渡し当時の金額です
明るいシンプルモダンなお部屋が好きなお施主様のために、キッチンの下り天井やルーバーを造作し全体的に日の光が廻るデザインのお部屋になりました。
2つのお部屋とキッチンを隔てていた壁をすべて取り払い、大きな一つの空間にすることでシンプルさを際立たせ、さらにコストダウンにも一役買っています。
お部屋の中心にある大きな窓に面した明るいワークスペースは、お施主様もも猫ちゃんも居心地がよいスポットです。
【CASE②】シンプルでありながらも素材選びでクールな印象を与える家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
ミニマリストな夫婦のための、シンプルで洗練された空間。段差のない全面塩ビタイルの床や3つの回遊動線、広いサニタリーとカウンターは家事楽のための工夫です。コンクリートやステンレスなど無機質な素材を基調としつつ、木で造作した引き戸をアイキャッチにしました。
※費用は引き渡し当時の金額です
リビングを広くして生活感のない空間にしたいと言われたお施主様。
フルフラットの床はお掃除ロボットがいつもきれいにしてくれる家事ラクな仕様になっています。
無機質な素材選びでクールな印象を持つデザインの空間は、将来的に子供部屋が必要になった時にはすぐに増設できる余白を残しています。
【CASE③】奥様のための特別な空間をシンプルに仕上げた家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
奥様が画家として活動するご夫婦。70㎡のマンションの一室に、画材や作品を悠々と置けるアトリエを設えました。白とシンプルな素材を基調としたノイズレスな空間はキャンバスのよう。
※費用は引き渡し当時の金額です
奥様のためのアトリエを中心にデザインされた、キャンバスのような白さを目指したシンプルな空間デザインです。
リノベーションならではの動かせない梁などの構造は、逆手にとって壁面収納や移動式の収納棚の造作でおしゃれに解決。
犬を飼われるご予定とのことで、床は掃除のしやすい素材をご提案するなど将来設計にも寄り添った仕様にしています。
【CASE④】シンプルだから整えられる、自分の手が行き届く家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
「頑張らずにシンプル」なひとり暮らしのお部屋。コンパクトなダイニングキッチンや、あえてWICをつくらずにリビングにつくった収納は、自身をズボラだと言うHさまのための提案です。扉をつくらないワンルームでは風も光もたっぷり回り、木の温もりで心もぽかぽかしてきます。
※費用は引き渡し当時の金額です
一人暮らしのお施主様のために、すべての「便利」を詰め込んだタイプのシンプルなお家に仕上げました。
水回りをまとめてLDKを広くとったり、寝室は「寝るためだけの空間」として小上がりに使用に。
空気の循環もしっかりしているコンパクトかつ開放的な空間は、どの場所にいてもエアコン一台で快適に過ごすことが出来ます。
【CASE⑤】シンプル×インダストリアルがおしゃれな家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
シンプルなデザインと共に、家事を夫婦で楽しめるようにキッチンを広くし、土間玄関には自転車やアウトドア用品の収納スペースを確保。将来的な家族の増加にも対応できるよう、空間を広く取る工夫をしたリノベーションです。
※費用は引き渡し当時の金額です
ご夫婦の趣味アイテムが並ぶ土間玄関が印象的なお家は、無垢フローリングと躯体現しの天井の組み合わせでどこまでも格好よく仕上げました。
質感のアクセントになる漆喰塗りの壁はなんとお施主様のセルフ施工。予算を抑えると共に唯一無二の思い出になります。
家の仕上げはもちろん、アイアン×木材でそろえた家具たちがシンプルな美しさを提供します。
zoomで聞くだけ、画面・音声OFF・セールスなし
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リノベするなら知りたい7つの知識
リノベーションで、自分たちの理想を100%叶えるためには住まい手に寄り添う作り手の存在が不可欠。
頼れる最適なパートナーの見つけ方、大満足の自宅リノベを成功させるためのコツを伝授します。持ち家リノベを検討されている方はぜひご参加ください!
シンプルリノベーションで失敗しないためのポイント
シンプルリノベーションは魅力的ですが、注意しなければ「見た目はシンプルだが住みづらい」という落とし穴にはまってしまう可能性もあります。
注意するためのポイントを押さえて公開のないリノベーションにしましょう。
- 仕様・機能を削りすぎない:シンプルを目指して装飾を抑えるあまり、断熱・気密・配管・構造補強・設備更新などまで抑えてしまうと、住み心地が悪くなるだけでなく維持コストや資産価値に影響が出る可能性があります。
- 素材・色の選定ミス:白やモノトーン系を使いすぎると「冷たい」「無機質」「メンテナンス大変」という印象を与えることがあります。例えば、モノトーンインテリアで「真っ白すぎて病院みたい」「黒を多用しすぎて閉塞感がある」とならないようバランスを調整することが大切です。
- 動線・収納を軽視しない:シンプル=装飾を減らす、という考えだけでデザインを考えるのは要注意です。住みやすさの基本である動線・収納・光・風の確保を怠ると「見た目だけシンプルで中身はごちゃごちゃして使いにくい」家になってしまいます。
- 過度なコスト削減による品質低下:シンプルだからこそ「どこにお金をかけるか」が重要です。例えば、見えない構造・設備・仕上げをケチると、数年後に修繕費がかさむケースがあります。
- インテリア・家具とのバランスを考えない:シンプル空間だからこそ、家具・照明・雑貨が浮いてしまう、あるいは空間が空きすぎて殺風景になることがあります。背景と家具の調和を意識しましょう。
- 将来対応を見据えない設計:ライフスタイルの変化(家族が増える/子どもが巣立つ/在宅ワークが増える)に対して、柔軟に対応できる設計にしておかないと、数年後にやり直しのリフォームやリノベーションが必要になることも。余白を残す設計が有効です。
まとめ
今回はシンプルをテーマとしたリノベーションの定義やそのメリット、リノベーション前のチェックポイント、成功させるための実践アイデア、失敗しないために注意すべき点について詳しく紹介してきました。最後にこの記事で押さえておきたいところをまとめます。
シンプルは「どのシンプル」を選ぶかが重要!
- 色や素材のシンプルさか、動線のシンプルさかなど自分が求めるシンプルの定義を見極めよう
- シンプルにこだわりすぎて必要な機能や変えなければいけない設備まで削らないように
- 不要な壁や仕切りはなくすことで動線の良さや開放感につながりコストダウンにも
「シンプル」であっても一人一人目指すデザインは違うので、しっかりの事前に検討して理想のシンプルリノベーションを目指しましょう!
予算やデザインに迷ったら、プロに聞くのが一番です。もし、「シンプルで機能的だけどおしゃれなリノベーションをしたい」と思ったら、物件選びからリノベーションまでワンストップでサポートしているゼロリノベにぜひご相談ください!
リノベーションのご希望はもちろん、周辺の状況に合わせた資金計画から、ファイナンシャルプランナーなどの専門家がお手伝い。予算からデザインまでチームで対応し、最適なリノベーションをプロの視点で一緒に考えます。






