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東京で家を買う前に知るべき「3つの現実」とは?後悔しないための2大原則も解説

東京で家を買う前に知るべき「3つの現実」とは?後悔しないための2大原則も解説

東京で家を買うには、不安がありすぎてなかなか踏み出せない…
近年のマンション価格の高騰を背景に、“脱・賃貸”を考えている方にとっての『東京で家を買う』選択は、簡単なものではありません。

そこで本稿では、東京で家を買う前に知るべき『3つの現実』と後悔しないための『2大原則』を解説。
大切な視点を捉えておけば、不安だらけの家づくりから“自分の価値観を大切にした家づくり”が叶います。

特に東京で家を買うことを考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

東京で家を買う前に知っておくべき「3つの現実」

東京で家を買う前に知っておくべき「3つの現実」

まずはじめに、東京で家を買う前に「3つの現実」があることを知っておきましょう。

現実① 東京の新築は高すぎて、希望が叶いにくい

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区分2021上半期2021下半期2022上半期2022下半期2023上半期2023下半期2024上半期2025上半期
東京23区 平均値8,0418,4908,0918,38112,96210,44910,85513,064
東京23区 中央値6,7186,9006,8486,9908,3908,1508,60011,010
中央値の上昇率(%)4.3%2.7%-0.8%2.1%20.0%-2.9%5.5%20.7%
参照:株式会社不動産経済研究所「首都圏マンション 戸当たり価格と専有面積の中央値の推移 2025年上半期

上記データにあるように、東京23区の新築マンションの平均値は2023年以降、1億円を超えています

このようなマンションの価格高騰こそが、新築に手が届かない理由といえるでしょう。
また、物件の広さやエリアの妥協により希望の多くが叶えられず、共働き世帯の平均的な年収では、「駅近×広さ×築浅」の条件を満たす新築が手に入りにくい状況であることがわかります。さらに、住宅ローンの負担が大きくなりやすく「買ったあと」の生活の余裕が失われてしまうリスクも…。

理想の暮らしを実現するためには、「東京の新築はそもそも手が届きにくい」という現実を、まず理解しておくことが重要です。

現実② 人気エリアは競争が激しく、良い物件ほどすぐ売れる

東京中古市場はスピードが命です。新築・中古関係なく、特に23区の人気エリアにおいては競争が激しく、早ければ物件掲載から数日〜1週間で売れてしまうことも珍しくありません

選ばれる物件の条件とは?
  • 駅徒歩5〜10分以内
  • 管理状態が良い
  • 過去の売買履歴や市場の評価が安定している
  • リノベの可否が判断しやすい構造
谷川

悩んでいるうちに、良い物件ほどすぐに売れてしまうということですね。でも、これほどに大きな価格のものを購入するのだから、すぐに決断なんてできないです…。
思い切って購入に踏み切るには、どうしたら良いのでしょうか。

物件を取り逃さないためには、

  • 事前に予算と条件を固めておくこと
  • 良い物件に出会ったときにすぐ判断できる状態にしておくこと

この2つが欠かせません。

東京で家を買うとき、人気エリアほど競争が激しいという現実を理解しておくことで、慌てることなく冷静に、失敗しない家探しができるようになります。

現実③ 賃貸のままでは資産が増えず、家賃は上がりやすい

「東京で家を買うよりも、いっそのこと賃貸のままでいてもいいのかな…」
もちろんそれも一つの選択肢ではありますが、賃貸におけるデメリットも知るべきです。

賃貸のデメリット

×家賃は「払っても資産にならない」
→毎月10万〜15万円を10年間払い続けた場合、支払総額は1,200万〜1,800万円だが、手元には何も残らない

×賃料が契約更新時に上がることがある
→特に人気エリアでは賃料が数千円アップすることも考えられる

×高齢になるほど「借りにくい」リスクがある
→年齢や収入によって審査で不利になってくる

このような理由から、東京に賃貸で住み続けることは、今は良くても将来的に不利益となる可能性があることを覚えておきましょう。一方で持ち家であれば、住宅ローンの支払いが終了すれば支払いがなくなり、資産が残ります

賃貸か、東京で家を買うかはこれらのデメリットも踏まえた上で検討したいですね。

後悔しないための「2大原則」とは?

後悔しないための「2大原則」とは?

新築の高騰、人気エリアの競争、そして賃貸の将来的な家賃上昇…。
この3つは、“東京で家を買うなら誰もが直面する課題” です。しかし『正しい基準』を持って選べば、後悔しない住まいを手に入れることができます。

ここでは、その基準となる「2つの原則」をまとめました。

原則①「安心予算」を最初に決める

多くの人が勘違いしがちなのが、住宅ローンを“借りられる額”で考えてしまっていること。まずは“返せる額”を決めることが、東京で家を買うための第一歩です。
しかし、“返せる額”を自分で考えることは、なかなか難しいですよね。そこでおすすめしたいのが『FP(ファイナンシャルプランナー)と一緒に考える“安心予算”』です。

原則①「安心予算」を最初に決める
安心予算とは?

家を買った後も無理なく暮らしを楽しめる余白のある資金計画のこと。

マイホームはゴールではなく、これからの人生を豊かにするための手段です。
「旅行は我慢」「趣味は後回し」とならないように、ゼロリノベでは「安心予算」を何より大切にしています。

物件価格とリノベ費用を合わせた“住宅の総額”が、その安心予算にきちんと収まるようにすることが、家を買うための正しい基準となります。


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安心できる住宅予算の出し方とは?

住宅購入で何より大切なのは、住宅ローンの重圧から自由になる「資金計画」です。オンラインセミナー「小さいリスクで家を買う方法」では、お金の専門家による「安心予算」の算出方法を公開。

家を買うことは豊かな人生のための手段です。無理なく家を購入し、その後の暮らしも楽しみませんか?

原則②「価値ある中古×リノベ」を視野に入れる

「中古マンションに住むならキレイな築浅物件にしたい」と考えがちですが、築5年と築30年の物件価格には約2倍もの差があります。さらに、中古物件の53.3%は築30年以上の物件であるというデータも。
「新しいほど安心」という思い込みがありますが、間取りや設備はリノベーションによって自由に変えられるので、見た目や築年数よりも、建物の安心性である『管理状態』が最も大切です。

マンションの共用部や修繕状況、修繕積立金などの管理状況を見極めることで、安全かつ快適な住環境が確保できます。

中古の資産性の見極め

管理状況の良い中古マンションを持つことは、中古の資産性の担保にもつながります。
具体的な資産価値が下がりにくい物件とは、駅近(好立地)・再開発エリア・管理状況が良好であることが挙げられます。

売却や賃貸にも強い資産性の高い物件を見極めることが、今と将来の豊かな暮らしに導くことにもなるでしょう。

リノベで暮らしの質を上げる

前述の通り、築古マンションでもリノベーションによって暮らしの質はグンと上げられます。
愛着をもって長く住めるよう、ゼロリノベでは“余白”と“可変性”をキーワードに、家族構成やライフステージの変化にも柔軟に対応できる住まいを提案しています。
住まいに余白を設けておくことで、このような3ステップに分けた間取り変更が実現できます。

STEP1.夫婦二人の住まいならば、1部屋を開放してゆとりのあるリビングに

STEP2.子どもが小さいうちは小上がりを設けてフレキシブルに使えるスペースに

STEP3.個室が必要になれば可動式の間仕切りで個室を確保

中古マンションは住宅購入費を抑えられる分、リノベーションにより設備の刷新やデザインにこだわれます。
それにより、暮らしや趣味・旅行といった“日々の豊かさ”のある『大人を自由にする住まい』が叶うのです。

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ゼロリノベ流|東京で家を買うまでの流れ

ゼロリノベ流|東京で家を買うまでの流れ

東京で家を買うなら、新築・中古に関わらず「スピード」と「判断力」が重要です。
ゼロリノベでは、余計な回り道をせずにスムーズに進められるよう、“失敗しないための流れ” を明確にしています。
以下では、東京で家を買う際の実際のステップを、わかりやすく解説します。

① 安心予算づくり

ゼロリノベでの家探しのスタートは「いくら借りられるか」ではなく、“いくらなら安心して返していけるか” を軸にした『安心予算』の決定から始まります。
第三者機関のFP(ファイナンシャルプランナー)が収入・教育費・老後費用・想定外のリスクなどを考慮しながら、“無理のない返済額”=安心予算 を算出します。

この安心予算が明確になることで、家探しの途中で予算オーバーしたり、ローン返済に追われるような選択を避けたりできます。

② 「おうち作戦会議」(価値観・優先順位の整理)

安心予算をもとに、次はどんな暮らしをしたいかを整理します。
東京の物件選びでは、エリア・広さ・築年数などの条件が複雑に絡むため、自分たちだけで判断しようとすると迷いやすくなりがち。

ゼロリノベの「おうち作戦会議」では、中古市場に精通した“おうちナビゲーター”が、譲れない条件や代替できる条件、将来のライフスタイルの変化などを一緒に整理し、優先順位の軸を明確にします。

谷川

この段階で価値観を固めておくことで、良い物件に出会ったときの「決断力」が生まれます。

③ 物件探しと現地確認

安心予算と優先順位が決まったら、物件探しに移ります。
ゼロリノベは不動産仲介に加え、一級建築士事務所と、工事会社も社内にある“建物の専門家集団”。だから安心して買える物件だけを案内しています。

④ リノベ可否の調査と概算見積もり

候補物件が見つかったら、ゼロリノベは必ず建物を調査します。一級建築士監修のもと、管理体制と建物の状態を診断し、長く安心して住めるかを見極めます。なぜなら、中古物件は「築年数(実年齢)」よりも「構造がどれくらい元気か(健康年齢)」が大事だからです。

谷川

普通の不動産会社は売買のプロであっても、建物のプロではないため、ここまでの調査はできません。

⑤ 申込み〜審査・契約の流れ

一般的には社外との連携に時間がかかり、仮審査時に金融機関への提出が遅れて物件を逃すことも。ゼロリノベなら、工事部門があるオールワンストップ体制なので、スピード対応が可能です。

ライバルがもたついている間に「これだ!」という物件を押さえられます。

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【賃貸vs購入】後悔しない家選びの結論

  • 10年後に人生の選択肢が広がるのはどっち?
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  • 数年後の住宅価格相場を見極める方法
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将来の住まい選択を考えている人はぜひ一度参加してみください!参加は無料、途中退席もOKです。

よくある質問

東京は新築と中古どちらが良い?

東京23区の新築マンションの価格は、近年では1億円オーバーと、多くの方が新築を諦めざるを得ない高騰ぶりです。しかし、中古であれば以下のメリットがあります。

  • 価格を大幅に抑えられる
  • 希望のエリアが叶いやすい
  • 管理状態が良ければ資産性も向上する

新築では叶えられないことが、中古では実現する可能性が非常に高くなります。さらに『中古×リノベ』の組み合わせで、住宅購入費を抑えらえる分、自分の価値観を大切にした家づくりができるでしょう。

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東京で資産性が高いエリアは?

一般的に千代田区・中央区・港区の都心3区は流動性が高く、23区内でも山手線内側・人気沿線(東急・メトロ)が安定しています。ただし、資産価値は“物件の状態・駅距離・管理状態”で大きく変わるため、“都心だから安心”ではなく、“条件と状態”で判断することが重要です。

何件くらい内覧すれば決められますか?

一般的には5〜10件ほどが平均値となりますが、内覧よりも条件整理が先です。希望エリアや立地、眺望といった“譲れない条件”の軸が固まっていれば、内覧数も最小限に抑えられるでしょう。

東京で家を買うベストタイミングは?

価格の上下を読むことは難しく、“買う基準が整ったとき”がベストタイミングです。東京の住宅価格は短期的に上下しても、長期では上昇傾向が続いています。値下がりを待つよりも、安心予算が決まり、価値観の優先順位が整理できた段階で動くほうが、満足度の高い住まいになりやすいです。

中古の耐震・老朽化は心配だけど大丈夫?

コンクリート造のマンションの場合、適切な管理・修繕が行われていれば、寿命は100年以上と言われます。管理状況や対策が十分であれば問題なく住むことができるため、まずは物件ごとの管理状況をもとに耐震性を判断することが大切です。中古マンションの耐震性についての詳細は、下記記事をご覧ください。

中古×リノベはいくらかかりますか?

ゼロリノベでは、暮らしに合わせて選べる3つのプランをご用意。部分的なリノベをしたい人、フルリノベを定額で行いたい人、とことんこだわり抜きたい人…。それぞれの希望に、わかりやすく明朗な価格でご提示できる料金システムを取り入れています。

リノベーションはどれくらいの期間がかかりますか?

ゼロリノベの場合、リノベーションの設計期間の目安は3ヶ月程度としています。ただし、物件の広さや、途中でのプラン変更などにより、3ヶ月以上かかるケースもあります。

東京で家を買うための“正しい基準”で価値のある住まいを手に入れよう

東京で家を買う前に知っておくべき「3つの現実」

① 東京の新築は高すぎて、希望が叶いにくい
② 人気エリアは競争が激しく、良い物件ほどすぐ売れる
③ 賃貸のままでは資産が増えず、家賃は上がりやすい

東京で家を買うためには、この3つの現実を踏まえた上で、“無理なく返せる予算計画”と“価値ある中古物件とリノベに出会う”ことが、後悔しない物件探しの大前提になります。

予算計画から物件探し、そしてリノベーションまでをオールワンストップでお任せできるゼロリノベなら、正しい基準に沿った物件に出会った際のスピード感のある対応が可能です。

安心予算を知り、価値観を整理し、正しい目で中古物件を見極める
このプロセスを丁寧に踏むことで、“東京で家を買う” 選択肢が、ぐっと実現に近づきますよ。

谷川

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この記事の執筆
  • 谷川 和歩

    子育て・学習、エンタメからビジネスまで、幅広いジャンルの執筆をはじめとし、インタビューや取材も行っています。プライベートでは、建坪20坪あまりの小さな平屋に家族四人で暮らし始めたことで、住宅や暮らし方に興味を持ちました。心配りを...

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みんな、リノベしてみてどうだった?

  • リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
  • 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
  • リノベ後の住み心地や満足度は? etc…

ゼロリノベで住まい探しやリノベーションをしたお客様の体験談やその後の暮らしやアドバイスを集めた「お客様の声ページ」をぜひチェックしてみてください皆さんと同じ目線からのリアルな声がたくさん見つけられるはずです。

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