マンションで火事が発生した時の対処方法とは?マンション特有のリスクや火事対策を8つ紹介
「もしマンションで火事が起きたら、どうなるんだろう?」
「そもそもマンションって火事に強いの?」
マンションで暮らす以上、これらの心配は避けては通れないですよね。
一般的にマンションは火事に強く、耐火性の高い建物ですが、だからといってリスクがないわけではありません。
そこで本記事では、マンションの火災リスクや被害者・加害者になった際の注意点などを紹介します。
マンションの火事対策も紹介していますので、いざという時のための心構えとしてぜひ参考にしてください。
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マンションは火事に強い!耐火性が高い建物
マンションは耐火性が高い建物です。
多くのマンションで採用されている鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)は、耐火建築物に該当します。
耐火建築物とは、建築基準法で定められた耐火性能を満たす建物のことです。
火災が発生しても、少なくとも住民が避難するまでの間、倒壊することなく耐えることができ、かつ延焼を防ぐことができるのが、耐火建築物の条件です。
つまり、耐火建築物に該当しているマンションなら、火事に強いマンションといえます。
マンションが耐火建築物に該当しているかは、販売時の仕様書やパンフレットなどの書類で確認できます。
注意したいマンション特有の4つの火災リスク
マンションは耐火性の高い建物ですが、その一方で、マンション特有のリスクとして、下記の4つが挙げられます。
- 高層マンションでの逃げ遅れ
- 気密性の高さによる一酸化炭素中毒
- 消化活動による全水損
- ベランダやバルコニーからの引火
詳しく見てみましょう。
2-1.【マンション特有のリスク1】高層マンションでの逃げ遅れ
基本的には、耐火性に優れているマンションですが、マンション特有のリスクもあります。
まず挙げられるのが「高層マンションでの逃げ遅れ」です。
高層マンションの火災といえば、2017年にロンドンで発生したタワーマンションの火災(グレンフェル・タワー火災)が有名です。死者数70人の大惨事となりました。短時間で建物全体に燃え広がり、逃げ遅れた住民が多かったと報じられています。
この火災の本質的な原因は、マンションが高層であったことよりも、建物自体の耐火性能にあると考えられます。というのは、火災発生の数年前から防火対策を不安視する声が挙がっていたり、耐火性の低い外壁材が使われていたりといった背景があるためです。
しかしながら、いざ火が回ってしまうと自力での避難が難しい、高層マンション特有の怖さが広く知られることとなりました。
2-2.【マンション特有のリスク2】気密性の高さによる一酸化炭素中毒
次に挙げられるマンション特有のリスクは、「気密性の高さによる一酸化炭素中毒」です。
前述のとおり、耐火性能のあるマンションであれば、延焼リスクは最小限に抑えられます。しかし、マンション火災で怖いのは「炎」よりも「煙」です。
マンションは木造アパートなどと比べれば気密性が高く、発生した煙がこもりやすい特性があります。
火事で発生する煙には多数の有毒ガスが含まれており、なかでも「一酸化炭素(CO)」は、わずかな量を吸っただけでも意識を失う危険のある気体です。
下階で発生した火災の煙が上階に流入すれば、一酸化炭素中毒のリスクがあります。繰り返しになりますが、 マンション火災では「煙の怖さ」を再認識しておきましょう。
2-3. 【マンション特有のリスク3】消火活動による全水損
隣の部屋で火事が起きた場合、火が広がらなくても消火活動によって部屋が水浸しになることがあります。
隣の部屋が火事になったら、窓を閉めてから脱出することで水の被害を最小限にすることができますが、まずは人の命を優先して行動してください。
消火活動による水の被害があれば、簡単な掃除だけでは元の状態に戻すことができず、場合によっては住めなくなる可能性もあります。
集合住宅では、消火活動による水の被害リスクを忘れずに覚えておいてください。
2-4.【マンション特有のリスク4】ベランダやバルコニーからの引火
2014年、大阪の生野マンションで起きた火災では、3階から出火し、窓から吹き出した炎が他の住居のバルコニーにある洗濯物などに引火し、すぐに建物全体に広がりました。
また、低層階の家ではストーブと灯油のポリタンクが引火し、上層階よりも火災の規模が大きくなりました。
このように集合住宅では、壁ではなくベランダや廊下から火が入ってくることがあります。
鉄筋コンクリート造のマンションで全ての住居が火災になるケースは珍しいですが、風向きや季節によっては短時間で火が広がってしまうことがありますので、気をつけましょう。
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マンションで火事が起きた時に最初にすべき4つの行動
前章でご紹介したマンションの火災リスクを踏まえたうえで、もし、いま住んでいるマンションで火事が起きたらどうすべきでしょうか。最初にすべき4つの行動をお伝えします。
- 大声で火事を周囲に伝える
- 通報する
- 初期消火を行う
- 避難する
順に紹介します。
3-1. 大声で火事を周囲に伝える
マンションで火災が起きたとき、最初にすべきことは、大声で火災を知らせることです。
窓の外や隣の住戸の壁に向かって、できる限り大きな声で「火事だ!」と叫びましょう。隣接する壁を「バンバン!」と思い切り叩くことも有効です。
マンションの火災報知器が正しく作動していれば、マンション全体に対して「火事です、火事です」などのアラートが鳴るはずです。もし作動していない場合は、手動で火災報知器を鳴らしましょう。
具体的な手順は、自宅マンションの火災報知器の取扱説明書を確認しておくことが大切です。
- 火事が起きたら大声を出す
- 火災報知器の取扱説明書を確認しておく
順に紹介します。
3-2. 119番(消防)に通報する
次に119番(消防)に通報します。
いざ目の前で火事が起きると、気が動転して、119番の数字がわからなくなったり、110番にかけてしまったりする人は多くいます。
改めて「火事のときは119番にかける」と思い出しておきましょう。「忘れるわけがない」と思っても、パニックになるとわからなくなるものです。
通報に使う電話は、家の固定電話よりも持ち運びのできる携帯電話・スマートフォンがおすすめです。
携帯電話・スマートフォンには、ロックしたままでも緊急通報できたり位置情報を自動発信したりと、緊急時に便利な機能が付いていることがあります。
自分の持っている機種で使える機能を確認しておきましょう。
- 火事のときは「119番」とメモする
- 自分が使っている携帯電話・スマートフォンの緊急通報の仕方を把握しておく
それぞれ紹介します。
3-3. 初期消火を行う
可能であれば、初期消火を行います。初期消火とは、「小さな火のうちに消す」ことです。小さな火とは、まだ上方へ燃え広がっていない火(天井まで移っていない火)と考えましょう。
出火して間もなく、手に負えるうちに消し止めることができれば、大きな被害を防ぐことができます。
すぐに消火器を使用したり、水を掛けたりして消火しましょう。素早く行動するためには、日頃から消火器の使い方を把握しておくことが大切です。
▼ 消火器の正しい使い方
出典:総務省消防庁
▼ 今すぐチェックしておきたいポイント
- マンションの消火器の設置場所・使い方を把握しておく(東京消防庁公式チャンネルの動画『リモート防災訓練 キュータと学ぼう!消火器の使い方』がわかりやすく、おすすめです)
- 家庭用消火器を購入する
ただし、初期消火をしようとして逃げ遅れることは、絶対に避けましょう。
初期消火できる火の目安は「炎が天井または自分の身長以上に達するまで」といわれています。
直接、炎に巻き込まれなくても、煙を吸い込むと一酸化炭素中毒になって意識を失ってしまいます。煙が充満している場合は、一刻も早く避難する必要があります。
3-4. 避難する
初期消火が難しい場合には、一刻も早く避難します。
高層階であってもエレベーターは使わず、階段またはベランダの避難はしごから避難してください。エレベーターは火災による停電などで停止する危険があるためです。
避難するときに重要なポイントは、一酸化中毒を防ぐことです。一酸化炭素を含んだ煙を吸い込まないように、口と鼻をタオルや服などでしっかりと防ぎましょう。
一酸化炭素中毒の目安として、煙を一吸いすると身動きが取れなくなり、二吸いすると意識を失うといわれます。煙を吸い込まないことが何よりも大切です。
火災によって発生した一酸化炭素は、床に近い方が少なくなります。姿勢を低くして、素早く外に出ましょう。
さらに、他の階への煙の流入を防ぐために、火災が発生している部屋の玄関ドアと、火災発生階の階段の扉を閉めることも大切です。
マンションの火事で「被害者」になった時の対処法とは
前章では「いざというときの行動」についてお伝えしましたが、無事に避難ができたら気になるのは「火事のその後」ではないでしょうか。
もし、近隣のマンションから出火して、自宅のマンションが延焼(もらい火)の被害にあった場合について考えてみましょう。い、、残念ながら、失火者に重大な過失がなく自宅が延焼の被害にあった場合には、失火者に賠償を求めることができません。
どこにも救いを求めることができなければ非常に悲惨な状況となってしまいますが、そこで唯一の救いとなるのは、自分自身が契約している「火災保険」です。
火災保険は、自宅から出火した場合だけでなく、近隣からの延焼や、近隣の火事の消防活動による損害も補償対象となります。
万が一、自分が火災の損害に遭った場合には、火災保険にきちんと入っているかどうかが明暗を分けることになります。
火災保険について詳しくは「マンション火災保険の選び方がわかる!基礎知識から必要性まで解説」をご覧ください。
4-1.【注意】原則として火元に損害賠償請求はできない
結論からお伝えすると、火元となった人に対して損害賠償請求はできないのが原則です。
というのは、『失火責任法』という法律によって、失火者(火事を起こした人)に重大な過失がある場合のほかは、失火者に損害賠償の責任はないことが定められています。
消費者庁によると重大な過失とは、下記のとおりです。
わずかの注意をすれば容易に有害な結果を予見し、回避することができたのに、漫然と看過したというような、ほとんど故意に近い著しい注意欠如の状態
(出典:消費者庁)
何が重大な過失か・重大な過失ではないかは、個々の案件別に裁判を経て認定されることになりますので、一概には断定できません。
参考までに、過去の事例では、以下のケースでは重大な過失と認定されています。
- 寝たばこの火災の危険性を十分に認識しながら漫然と喫煙を続けて火災となった
- 台所のガスコンロに天ぷら油の入った鍋をかけて台所を離れて火災となった
- 電気コンロを点火したまま就寝して毛布に引火して火災となった
逆に、コンセント部分にほこりがたまって生じたトラッキング現象による火災や、仏壇のろうそくが倒れて失火した場合などでは、重過失は認められない判定となっています。
マンションの火事で「加害者」になった時の対処法とは
前述のとおり、『失火責任法』がありますので、重大な過失がなければ、失火によって損害賠償責任を負うことはありません。
しかしながら、過失があり損害賠償責任を負った場合には、加入している「個人賠償責任保険」によって支払われた保険金を利用するのが一般的です。
火災保険の多くでは、賠償責任を負ったときにも対応できるように「個人賠償責任保険」をオプション(特約)として付帯できるようになっています。
ここでも、適切な保険に加入しているかどうかが、その後の明暗を分けることになります。
個人賠償責任保険に加入していない場合には、背負った賠償金を自分で支払う必要があります。
5-1.【注意】保険では賠償金がまかなえないこともある
ただし、個人賠償責任保険さえ契約していれば、必ず保険金で賠償金がまかなえるわけではありません。
例えば、火災保険のオプションで、個人賠償責任補償特約を保険金額5,000万円で付帯していたとしましょう。しかし、8,000万円の賠償金が必要になった場合には、差額の3,000万円は自己負担で支払う必要があります。
また、故意に起こした火災の場合など、保険金が支払われないケースもあります。
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今すぐできるマンションの火事対策8選
火事を起こしてしまうと、自分の人生はもちろん、近隣の方々の人生まで壊してしまうことになりかねません。
火事は起こさないことが一番です。今すぐできるマンションの火事対策を8つご紹介します。
- 室内に家庭用消火器を設置する/共用消火器の場所を確認する
- 火災報知器の点検を行う
- 避難経路を確認する
- たばこ・コンロ・ストーブなどの扱いを見直す
- コンセントなどの配線器具を点検する
- 寝具やカーテンを防炎品に変える
- リノベーションで耐火性を向上する
- 火災保険の見直しを行う
それでは順に紹介します。
6-1. 室内に家庭用消火器を設置する/共用消火器の場所を確認する
1つめの対策は「室内に家庭用消火器を設置する/共用消火器の場所を確認する」です。
万が一火事が起きても、初期消火で消し止められれば、大きな被害を防ぐことができます。
初期消火で重要な役割を担うのが「消火器」です。室内に設置できる小型の消火器が市販されていますので、2本以上準備して、複数の部屋に分けて置いておきましょう。
マンションの共用消火器の場所を確認することも大切です。いざというときに、頭で考えなくても、サッと体が動くように、明確に記憶しておきましょう。
6-2. 火災報知器の点検を行う
2つめの対策は「火災報知器の点検を行う」です。
いざというときに火災報知器が正しく作動するかどうかが明暗を分けます。
マンションで一斉に実施される火災報知器の定期点検は、平日の午前中に行われることも多いため、「留守にしがちで、長期間点検を受けていない」という方もいるかもしれません。
これはとても危険です。マンションの火災報知器の定期点検の日は、仕事を休むなどして、しっかり参加するようにしましょう。
難しい場合には、別日に点検してもらう方法がないか、確認します。
6-3. 避難経路を確認する
3つめの対策は「避難経路を確認する」です。
火災が起きると、炎や煙で視界が悪くなる中、一酸化炭素を吸わないように低い姿勢で避難することになります。
住み慣れた我が家であっても軽視せず、避難経路を日頃から確認しておくようにしましょう。避難経路に荷物などを置きっぱなしにしないことも大切です。
特に、マンションの高層階でベランダに避難はしごや避難口がある場合、荷物でふさいでいないかチェックしましょう。
6-4. たばこ・コンロ・ストーブなどの扱いを見直す
4つめの対策は「たばこ・コンロ・ストーブなどの扱いを見直す」です。
放火を除けば、ほとんどの火災が、タバコ、コンロ、ストーブなどの不注意から起きる人災です。
改めて、危険な扱い方をしていないか、確認しましょう。
- 寝たばこをしない
- たばこの吸い殻の消火を確実にする
- コンロのまわりに燃えやすいものを置かない
- 火がついたコンロから離れない
- 寝るときにはストーブを消す
- ストーブのまわりに燃えやすいものを置かない
上記、注意してください。
6-5. コンセントなどの配線器具を点検する
5つめの対策は「コンセントなどの配線器具を点検する」です。
ほこりのたまったコンセントや、たこ足配線、傷んだコードなどは出火の原因となります。
1年に1回以上は、マンションの部屋中のコンセントをすべてチェックしましょう。
たまったほこりはキレイに清掃し、傷んだコードは新しいものに変更します。
6-6. 寝具やカーテンを防炎品に変える
6つめの対策は「寝具やカーテンを防炎品に変える」です。
万が一出火したとしても、天井まで高く燃え広がるまでの時間をかせぐことができれば、初期消火のチャンスが生まれます。
そこで、寝具やカーテンなどを防炎品に変更することが有効です。防炎品は、一般の繊維とは異なり、着火したとしても安易に燃え広がらない性能を備えています。
例えば、以下の防炎製品が市販されています。
- 寝具類
- テント類
- シート類
- 幕類
- 非常用持出袋
- 防災頭巾等
- 防災頭巾等側地
- 防災頭巾等詰物類
- 衣服類
- 布張家具等
- 布張家具等側地
- 自動車・オートバイ等のボディカバー
- ローパーティションパネル
- 襖紙・障子紙等
- 展示用パネル
- 祭壇
- 祭壇用白布
- マット類
- 防護用ネット
- 防火服
- 防火服表地
- 木製等ブラインド
- 活動服
- 災害用間仕切り等
- 作業服
詳しくは、JFRA 日本防炎協会の「「防炎製品いろいろ」パンフレット」をご覧ください。
6-7. リノベーションで耐火性を向上する
7つめの対策は「リノベーションで耐火性を向上する」です。
リノベーションは、既存の構造以外の部分はすべて、新しい住まいに生まれ変わらせることのできる手法です。
リノベーションを行うと、根本的に耐火性を向上させることが可能になります。
お住まいのマンションの管理規約によって、どの程度までのリノベーションが可能かは異なりますが、「マンションの部屋を丸ごと火災に強くする」という意味では、非常に有効な方法になります。
6-8. 火災保険の見直しを行う
8つめの対策は「火災保険の見直しを行う」です。
前述のとおり、火災保険は、自宅から出火したときのみならず、近隣の火災によって損害を受けた場合に、非常に重要になるものです。
自宅からの出火は努力と注意で防ぐことができても、近隣の火災まではコントロールできません。
今まで火災保険の重要性を認識しておらず、入居時に最低限の補償で契約しただけ、という方も多いのではないでしょうか。
ぜひこの機会に、必要十分な火災保険に加入できているのか、見直してみましょう。
火災保険について詳しくは下記の関連記事をご覧ください。
関連:【中古マンションの火災保険】相場とおすすめ保険の選び方3ポイント
マンションの火事で重要な2つのポイント
最後に、マンションの火災で意識したい2つの重要ポイントをお伝えします。
- いざという時の行動を家族で訓練しておく
- 日頃から隣近所との協力体制を作ってお
順に紹介します。
7-1. いざというときの行動を家族で訓練しておく
1つめのポイントは「いざというときの行動を家族で訓練しておく」です。
火災の際は、気が動転しやすいので、頭でわかっていても体が行動できるかはまた別です。
そこで重要なのが、日頃の訓練であることは、いうまでもありません。
いざというときの行動は、家族で訓練しましょう。家族防災訓練の習慣が、家族の命を守ります。
7-2. 日頃から隣近所との協力体制を作っておく
2つめのポイントは「日頃から隣近所との協力体制を作っておく」です。
万が一火事が起きたときには、「火事だ!」と一刻も早く知らせ合ったり、協力して初期消火にあたったりできる関係性が大切です。
火事という緊急事態が起きたときには、マンションの住民がチーム一丸となって、立ち向かう必要があるのです。日頃から、隣近所との協力体制を作っておきましょう。
マンション管理組合で防災組織を立ち上げているマンションであれば、管理組合の作成する防災マニュアルなどをしっかり読み、自分に与えられた役割をきちんとこなすようにしましょう。
まとめ
本記事では、マンションの火事のリスクや対処方法、火事対策について紹介しました。
マンションは基本的に耐火性が高い建物ですが、マンション特有のリスクとして以下が考えられます。
- 高層マンションでの逃げ遅れ
- 気密性の高さによる一酸化炭素中毒
- 消化活動による全水損
- ベランダやバルコニーから引火
- 火災保険の見直しを行う
マンションの火事に備えるためには、日頃から家族で火災発生時の訓練を行うことや、近隣住民との協力体制を作っておくことが大切です。
マンションの火事について理解し、いざというときに備えましょう。