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マンション1階はやめとけ?5つのデメリットと後悔しないチェックポイント

マンション最上階のデメリットを解決する5つの方法

マンション1階は「やめとけ」「危ない」と言われがちですが、本当にそうなのでしょうか。

防犯、水害、虫やカビ、眺望の弱さ、通行人からの視線など、1階ならではの不安もたくさんあります。

この記事では、マンション1階のメリット・デメリットを整理しつつ、「どこまでが現実的なリスクで、どんな対策や物件選びでカバーできるのか」をわかりやすく解説します

目次

マンション1階の6つのメリット

ここまで「やめとけ」と言われる理由が気になっていた方も多いと思いますが、マンション1階には他の階にはないメリットもたくさんあります

特に、子育て世帯や高齢の方、ペットと暮らす家庭にとっては、1階ならではの住みやすさが大きな魅力になります。

メリット1:部屋へのアクセスがラク

エレベーターや階段などを使わず、部屋までアクセスできるのは、1階のメリットの1つです。駐車場の位置によっては、一戸建てと大差ない利便性を手に入れることができます。

メリット2:エレベーター待ちがない

意外に、住んでみてからしかわからないデメリットの1つとして上げられるのが、朝の通勤時間帯のエレベーターの混雑です。タワーマンションなどでもよく取り上げられるデメリットですが、1階や低層階に住む場合は、スムーズな通勤ができます

メリット3:災害避難

1階はドアを開ければすぐに外に出られることから、高層階に比べ、逃げ遅れる可能性は低いと言えます。ベランダ側、玄関側どちらからでも出られるのはメリットと言えます。

メリット4:構造的にしっかりしている

マンションは土台が重要なため、低層階の方が堅牢に作られているケースが多いです。その分、梁や躯体が大きいこともありますが、耐震面での安全性も1つのメリットです。

メリット5:庭付きでお得

四季の雰囲気を楽しんだり、ガーデニングやちょっとした子どもの遊び場にしたりと、使い方がいろいろあるのが庭付きのメリットです。開放感もあり、眺望とは違った魅力があります

メリット6:音の迷惑をかけない

子育て世代にとってはかなり大きな問題の1つである、下層階への音の問題。飛び跳ねたり、走り回ったりなどしても、下の階へ迷惑がかからない生活は、普段子供と一緒にいる親にとっては大きなメリットの1つです。

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マンション1階の5つのデメリット

マンション1階にはメリットがある一方で、「やめとけ」と言われる原因になっているデメリットもあります。

ここでは、防犯や水害、虫やカビ、眺望やプライバシーなど、1階特有のデメリットを5つに整理して紹介します

デメリット1:上階からの生活音が響きやすい

上の階の足音やドアの開け閉め、子どもの走り回る音など、生活音が天井越しに伝わりやすいのは1階に限らない悩みです。ただし、1階は天井の上がすぐ他の住戸になるケースが多く、音の種類や響き方によってはストレスに感じる人もいます

特に、築年数が古いマンションや、遮音性能がそれほど高くない構造の場合は注意が必要です。内見のときに、時間帯を変えてみたり、上階の生活音がどの程度聞こえるかを確認しておくと安心です。

デメリット2:眺望・採光・通風が弱くなりやすい

1階は周囲の建物や塀、植栽、駐車場の車などの影響を受けやすく、上層階と比べて眺望や日当たり、風通しが弱くなりやすい傾向があります

「抜け感のある景色」や「たっぷりの日差し」を最優先したい人にとっては、物足りなさを感じるポイントです。

一方で、方角や前面道路の幅、隣地との距離によっては、1階でも十分な明るさや通風を確保できるケースもあります。
図面だけで判断せず、実際に現地で時間帯を変えて日当たりや風の通り方をチェックすることが大切です。

デメリット3:虫・カビ・湿気の問題が出やすい

地面に近い1階は、蚊やアリ、ムカデなどの虫が侵入しやすく、ベランダや専用庭の植栽から虫が出てくることもあります。また、湿気がこもりやすい環境だと、床下や押し入れ、浴室まわりにカビが発生しやすいのもデメリットです。

対策としては、網戸やサッシの状態をチェックすることはもちろん、風通しの良さや、浴室乾燥機・24時間換気などの設備があるかどうかも重要です。

リノベーションで二重サッシにしたり、室内干しスペースや換気計画を見直すことで、虫や湿気のストレスを減らすこともできます。

デメリット4:防犯・侵入のリスクが気になる

マンション1階は、窓や専用庭が外部に近い分、「侵入されやすいのでは」と不安を感じる人が多い階です。特に、人通りの少ない裏側や死角になりやすい位置の住戸は、防犯面への配慮がより重要になります。

実際には、オートロックや防犯カメラ、面格子付きの窓、防犯ガラスなどの設備が整っているかどうかでリスクは大きく変わります。

内見時には、窓の位置や人通り、防犯設備の有無をチェックし、必要に応じて防犯フィルムやセンサーライトなどで対策することがポイントです。

デメリット5:通行人や共用部からの視線・プライバシー

1階はエントランスや駐車場、自転車置き場などの動線に近く、窓を開けたときに通行人や住民の視線が気になりやすい位置にあります。その結果、カーテンを閉めっぱなしにしてしまい、暗く感じたり、窓を開けづらくなってしまうこともあります

視線と明るさ・通風を両立させるためには、レースカーテンやブラインド、植栽や目隠しフェンスなどを上手に使うことが大切です。

「どの程度まで視線を許容できるか」「どんな工夫でプライバシーを確保するか」は、1階に住むうえであらかじめ考えておきたいポイントです。

階数よりもマンションの寿命と管理状態を重視しよう

マンション1階にするかどうかを考えるとき、多くの人は「階数」だけに目が行きがちです。しかし、長く安心して暮らすためには、階数以上に「そのマンションの寿命」と「管理状態」がしっかりしているかどうかが重要なポイントになります。

ただし、その上で一番優先すべきことは、マンションの寿命です。こちらの中古マンションは何年住める?「寿命と建て替え」3つのポイントで、マンションの寿命について解説していますが、物理的寿命は100年以上と言われています。

しかし、すべてのマンションがそうだとはいえません。自分たちの寿命より、マンションの寿命が短いなんてことにならないためにも、ここはしっかりと確認していく必要があります。

そして、マンションの寿命を決めるのは管理状態です。管理状態が悪ければ、マンションの寿命は短くなり、自分たちが住み続けたい年数よりも早く、建物が寿命を迎えてしまう可能性もあります。

管理状態は、大規模修繕が10~15年に一度行われているかをチェックすることでわかります。これを行っていないマンションの場合、外壁から水分が入り、中の鉄筋がサビて、老朽化する原因になります。

また、修繕積立金の滞納が多かったりすると、マンション住民のモラルが低い可能性もあります。こういった目に見えにくい点をしっかり確認しておくと、後々のトラブルを回避しやすくなります。

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マンション1階に限らず物件選びで悩んでしまう人の2つの特徴

「マンション1階にするか、別の階にするか」がなかなか決められない人には、共通する特徴があります。

ここでは、階数選びを含めて物件選びで迷いがちな人の2つの特徴と、その整理の仕方を見ていきましょう

自分たちの暮らしの価値観がはっきりしていない

自分たちがどんな暮らしをしたいのか、何を優先したいのかがはっきりしていないと、「1階のメリット・デメリット」を見てもなかなか判断できません。

たとえば、「子どもの送迎や荷物の運びやすさ」を重視するのか、「眺望や日当たり」を重視するのかによって、1階が向いているかどうかの答えは大きく変わってきます。

まずは、自分たちの暮らしの優先順位を書き出してみて、そのうえで1階の特徴と照らし合わせることが大切です。

「家を購入する時に、絶対に避けるべき3大失敗!」の記事も参考にしてください。

予算が明確でなく比較の軸がブレている

予算の上限が曖昧なままだと、「1階なら予算内だけれど、上の階は少しオーバー」といった場面で決断できず、いつまでも物件が決まらない状態になりがちです。

また、「月々あといくらまでなら無理なく支払えるのか」が決まっていないと、1階と他の階を公平に比較することも難しくなります。

あらかじめ総予算や毎月の返済額の上限を決めておくことで、「1階にするか、他の階にするか」の判断軸がはっきりし、迷いが減っていきます

もし当てはまったなら、こちらの「住宅ローンの目安について詳しく説明している記事」で確認してみましょう。

マンション1階のデメリットをリノベーションと設備で軽減する

根岸のリノベーション事例

マンション1階のデメリットの中には、リノベーションや設備の工夫によって、ある程度コントロールできるものも多くあります

ここでは、防犯性やプライバシー、虫や湿気、眺望・景観といったデメリットを、どのようにリノベや設備で軽減できるのかをまとめてご紹介します。

上階の音上階の音は天井を仕上げて防音性能を高めることで、ある程度聞こえにくくすることができます。また、リノベーションでは一般的である天井のむき出しテイストが苦手な方にもおすすめです。
眺望なし庭付きの物件に限られますが、庭をウッドテラスにして、屋外リビングのようにしてしまうことができます。眺望とは異なりますが、景観面ではかなり住み心地が良くなります。また、屋外リビングが設置できれば、専有部の広さを少し狭くし、予算自体を抑えることができるかもしれません。
虫や防犯虫や防犯については、二重サッシが役立ちます。虫の侵入を減らし、気密性や防音性も高めてくれます。防犯については、窓の鍵や防犯フィルムなどと組み合わせて対策するのがおすすめです。

まとめ

マンション1階は「やめとけ」と言われる一方で、他の階にはないメリットも持っています。

重要なのは、デメリットを理解したうえで、対策や物件選びでどこまでカバーできるか、自分たちの暮らしに合うかどうかを見極めることです。

防犯や水害、虫・カビ、眺望やプライバシーへの不安と、出入りのしやすさや専用庭などのメリットを、価値観と予算の軸に沿って比較してみてください。

「自分たちの優先順位にとって、この1階はアリか?」という視点で見ていくと、後悔しにくい選択がしやすくなります。

マンション1階に関するよくある質問

マンション1階は本当に「やめとけ」なのでしょうか?

一概に「やめとけ」とは言えません。防犯や水害、虫・眺望・プライバシーなどのデメリットはありますが、出入りのしやすさや専用庭など、1階ならではのメリットもあります。

マンション1階の防犯面が不安です。どんな点をチェックすべきですか?

オートロックや防犯カメラの有無、窓の位置や人通り、面格子や防犯ガラスなどの設備を確認しましょう。必要に応じて防犯フィルムやセンサーライトで補うことも有効です。

マンション1階は水害や浸水のリスクが高いですか?

立地や地形によってリスクは異なります。購入前にハザードマップや過去の浸水履歴、周辺の排水計画などを確認し、必要ならリスクの低いエリアや建物を選ぶことが重要です。

マンション1階のデメリットはリノベーションでどこまで解消できますか?

防犯性やプライバシー、虫・湿気、採光などは、窓まわりの工夫や二重サッシ、換気計画、植栽・フェンスなどのリノベで軽減しやすいです。ただし、水害リスクなど立地由来の要素は物件選びの段階で見極める必要があります。

この記事の執筆
  • Go_Sato

    ゼロリノベの共同創業者。創業以来、延べ2.5万人に対してセミナーを実施。「大人を自由にする住まい」というコンセプトをサービスの軸に据え、住宅購入という人生で最も大きな投資をするこの瞬間、この重要な選択を通じて人々が自由を感じられる...

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