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西向きマンションは本当にやめとけ?住んでわかった暑さ・日当たり・後悔しない選び方

西向き マンション画像

「西向きマンションは本当に住み心地がいいの?」「西向きはやめとけ」「夏は地獄」という口コミを見て不安になっていませんか?

マンションを検討するとき、「条件は良いのに西向きで不安」「南向きは高くて迷う」といった方角選びで悩む人は少なくありません。

西向きマンションは南向き・東向きに次いで3番目に選ばれる方角で、午後から光が差し込みやすく、冬は暖かく過ごせたり洗濯が乾きやすいといったメリットがあります。

一方で、夏は西日で室内がかなり暑くなり「やめとけばよかった」と感じる人がいるのも事実です。
西向きに限らずどの方角にもメリット・デメリットがあるため、「自分の暮らし方なら本当に後悔しないか?」を事前に把握することが大切です。

そこでこの記事では、以下の点をまとめてご紹介します。

  • 西向きマンションが「やめとけ」と言われる理由
  • 西向きマンションの基礎知識と3つのメリット・3つのデメリット
  • 実際に住んでいる人の口コミ
  • 西向きが向いている人・向いていない人の特徴
  • 南向き・東向き・北向きとの違い
  • 西日の暑さを和らげる具体的な対策

最後まで読めば、「自分は西向きを選んでも大丈夫か」「他の方角を選ぶべきか」を自信をもって判断できるようになるはずです。

ぜひ最後まで読んで、「西向きはやめとくべきか、それとも条件しだいでアリか」を一緒に見極めてみてください。

目次

西向きマンションは本当に人気がない?「やめとけ」と言われる理由と基礎知識

「西向きマンションは人気がある方角なの?」と気になっている人のために、まずは西向きマンションの特徴や人気度をまとめてご紹介します。

「人気がないからやめとけ」と言われることもありますが、データを見ると少し印象が変わってきます。

西向きマンションは3番目に人気がある方角

西向きマンションは南向きと東向きに次いで、3番目に人気のある方角です

首都圏タワーマンションに住んでいる人を対象にアットホーム株式会社が「住戸の向いている方角」についてアンケートを実施したところ、西向きは3番目に人気がある方角だと分かりました。

タワーマンションを購入した方角は?

  • 南向き:46.8%
  • 東向き:24.7%
  • 西向き:21.1%
  • 北向き:7.1%

とはいえ、午前中に日光が差し込む東向きは24.7%で午後から日光が差し込む西向きは21.1%と人気差は約3%なので、東向きと同じくらい選ばれていると言えるでしょう。

参考:アットホーム株式会社「タワーマンションの方角選びのポイント!住戸の向きはどこがよい?」

西向きは午後からの日当たりがいい方角

西向きのマンションは、午後から夕方にかけて日光が差し込むところが大きな魅力です太陽は東から昇り西に沈むため、正午前後から徐々に室内に日差しが届くようになります。

午前中は遅い時間まで寝ていることが多い場合や、午後は日差しが差し込むリビングで家事や仕事をしたい場合など、「午後からの日当たり」を重視したい人に選ばれています。

マンションの階数や周辺の環境によっては室内から美しい夕日を眺めることもでき、1日の疲れを癒せるでしょう。

南向きマンションに比べて家賃や購入価格が抑えられる

西向きマンションは、人気のある南向きマンションに比べ家賃や購入価格が抑えられます。

株式会社マーキュリーが2009年から2018年の10年間に首都圏で供給されたマンションを対象に調査を実施したところ、南向きを0%と設定すると西向きは4.0~9.6%価格が下がるという結果が出ました。

方角別の価格設定

  • 南向き:0%
  • 東向き:-3.7%~-9.6%
  • 西向き:-4.0%~-9.6%
  • 北向き:-5.3%~-13.0%

参考:株式会社マーキュリー「新築マンション価格設定の法則を算出」

例えば、同条件の南向きマンションが3,000万だった場合、西向きに変更すると120万円~288万円程度価格が下がる傾向があります。

そのため、マンション購入価格を少しでも抑えたい人からも支持を集めています。

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西向きマンションの3つのメリット

ここからは、西向きマンションならではの

  • 洗濯が乾きやすい
  • 冬は暖かく過ごせる
  • 南向きや東向きに比べて家賃や購入価格が抑えられる

という3つのメリットをご紹介します。「やめとけ」と言われがちな西向きにも、暮らし方によっては大きなメリットがあることを押さえておきましょう。

洗濯が乾きやすい

先ほど紹介したように西向きのマンションは午後からの日当たりが良好なので、他の方角より洗濯がよく乾くところがメリットです。

家族が多く一度に多くの洗濯を干したい場合や数時間の洗濯をまとめて干したい場合でも、天候が良ければ乾きやすく効率よく家事をこなせます

また、朝早くから慌てて洗濯をしなくても、午後からの日差しが差し込む時間に合わせて洗濯をすればいいので時間にゆとりも生まれます。

冬は暖かく過ごせる

西向きのマンションなら日照時間が少ない冬でも、午後からの日当たりが良好なので比較的暖かく過ごせます。

太陽の熱は壁や窓、ドアを通じて室内に入ってくるため、直射日光が当たりやすい西向きのマンションは、日光の暖かさを上手く取り入れられるところがメリットです。

冬場の電気代が安くなった、冬なのにマンション内にいると暖かく過ごせるという声もあります。
夏の暑さより冬の寒さが苦手な人は、西向きのマンションを検討してみるのも一つの方法です。

南向きや東向きに比べて価格が抑えられる

西向きマンションは、南向きや東向きに比べて家賃や購入価格が抑えられるところも嬉しいポイントです。

先ほど紹介した株式会社マーキュリーの調査では、南向きマンションの価格を1とした場合、どの階でも西向きのほうが価格の低下が見られました。

下記の表のように人気の高い15階以上の高層階では、南向きのマンションに比べて5.6%~9.6%も価格が低下しています

南向きマンションの価格と比較したときの値下がり率
西向き東向き北向き
55~59階-5.6%-1.3%-9.0%
50~54階-9.6%-12.9%-12.6%
45~49階7.9%-9.6%-13.0%
40~44階6.8%-9.1%-9.5%
35~39階6.9%-8.2%-11.1%
30~34階7.1%-6.3%-10.5%
25~29階8.0%-6.6%-11.9%
20~24階8.6%-6.9%-11.2%
15~19階8.2%-6.6%-12.7%
10~14階-4.1%-4.4%-8.6%
5~9階-4.2%-3.7%-7.6%
1~4階-4.0%-3.7%-5.3%

参考:株式会社マーキュリー「新築マンション価格設定の法則を算出」

例えば、50階の南向きマンションの購入価格が5,000万円だとしたら、西向きを選ぶことで4,520万円程度に価格が抑えられる可能性があります。

マンションの家賃や購入価格は、南向き、東向き、西向き、北向きの順に低くなるので、少しでも費用が抑えられるところもメリットだと言えるでしょう。

西向きマンションが「やめとけ」と言われる3つのデメリット

西向きマンションのメリットが把握できたところで、「やめとけ」と言われる原因になりやすいデメリットも確認しておきましょう。

ここでは、西向きマンションが「やめとけ」と言われる主な理由となる3つのデメリットをご紹介します

西日が差し込むので夏場は暑い

午後からの日当たりが良好なのは西向きマンションならではのメリットではありますが、夏場は室内が暑くなりデメリットに感じることが多いです

太陽の熱は壁や窓、ドアから室内に伝わるため、外気温の暑さに加え建物そのものが熱を持ってしまい、他の方角よりも室内に熱がこもりやすくなります。

マンションの窓の位置や階数、時間帯によっては西日が直接差し込むこともあり、暑さに加え眩しさを感じる場合もあります。

第7章で紹介する西日対策を取り入れることで暑さを和らげることはできますが、「夏の午後は暑くなりやすい」という点はあらかじめ理解しておきましょう。

カーテンや家具が日焼けしやすい

フローリングや家具、カーテンは太陽光に含まれる紫外線を浴びると、人間と同じように日焼けをしてしまいます。

気象庁のデータによると、1日の紫外線量は正午前後が最大となるとのこと。ちょうど西向きマンションに日光が差し込む時間帯なので、他の方角より家具やカーテンが日焼けし色の変化や品質の劣化が起こりやすくなっています。

直接日光が差し込む窓などに紫外線防止フィルムなどを貼ることである程度予防することはできますが、マンション設備として備わっているか、後付けが可能かどうかという問題もあります。午後からの日当たりがいいからこそ、紫外線対策が必要だという点は念頭に置いておくことをおすすめします。

参考:気象庁「太陽高度と紫外線」

バルコニーで育てる植物に制限が出る

季節やベランダの環境にもよりますが、西向きマンションのバルコニーでは育てられる植物が限られる傾向があります。

午後から直射日光が当たりやすいためとくに夏場は水枯れを起こしやすく、日差しに弱い植物や地面が乾いてはいけない植物は育てにくいでしょう。

ベランダやバルコニーで家庭菜園やバルコニーを思い切り楽しみたい人にとっては、管理のしにくい環境かもしれません。

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西向きマンションに実際に住んでみた人の口コミ

ここでは、実際に西向きマンションや西向きの部屋に住んでいる人の声を集めてみました。「夏は地獄」「夕焼けがきれいで気に入っている」など、良い面と悪い面が両方あるのが西向きの特徴です。

西側の窓は本当に危ないよ…午後~夕方に部屋が灼熱になって、夜も全く寝れない地獄…。 / “西側の窓、隠蔽配管はやめろ…ヤバい建築士と爺さんが”美しさだけに特化”して建てたお家に住んでいる方が伝える教訓が壮絶 – Togetter” https://t.co/BYiprvxxTV #Togetter

— Togetter公式 (@togetter_jp) August 31, 2020

こんばんは❤︎”
お家リビングは西向きなので昼くらいからエアコンも効かない程暑くって( ̄▽ ̄;)
同じマンションの方よりカーテン閉めてるといいよ〜って教えてもらったので…
やってみたら涼しさ全然違う〜♡♡
節電にもなるかなぁ。。?

— りん (@apple8181fav) August 12, 2020

今のマンションは、ベランダが西向きなので、ベランダ組の植物たちにとって夏は過酷。いろいろやりたい植物はあるけれど、スペースの問題と、比較的暑さに強い植物でないと生き残れない。なので最近はサボテンとかサボテンとかサボテン欲しい… サボテンなら何でもいいって訳でもないけれど…

— ᴴ ᴿ ᴹ (@nepi_h) June 24, 2020

神戸住んでた時のマンションは西向きだったけど、わりと過ごしやすかった。夏、帰宅する頃には日が沈んでて、西日に苦しむことがほぼなかったこともあるけど。
今は東向きのとこに住んでるけど、朝からめちゃくちゃ暑いし、洗濯機回すの遅れたら日は陰るしで、個人的には東向きもなかなか……。

— 皆見ちさと (@minami_c) August 30, 2020

私の部屋の窓マンション5階の西向きなんだけどさ、周りの建物がちょうどいい高さだからすごい綺麗な夕焼けが見えるんよ
朝は日が登ってくるのは見えないけど建物が正面から朝日を浴びててすごい綺麗なの。
すごい綺麗な風景のイラストとかを見た時くらいの感動を朝と晩毎日味わってる

— あおこ (@yamiaoko) May 1, 2020

うちの部屋はマンションの最上階で西向きだから夏は殺人的な暑さなので、植物を育てるのに向いてないんだよな…。夏野菜も死ぬレベル。太陽光パネル設置したいくらい。(本気のやつはマンション的にダメだけど小型の三万円くらいのやつ。携帯とかテレビとか冷蔵庫とかを停電の時何時間か持たせられる)

— モエコ (@moeko56513) August 12, 2020

上記の口コミの内容をまとめると

  • 夏の日中がとても暑い
  • 周辺環境によっては夕焼けがきれい
  • 夏の暑さのせいで、植物や野菜が育たない

という内容が目立ちます。

季節によっては西日の暑さを乗り越えるための工夫が必要な一方で、眺望や夕日を楽しめるといったポジティブな声も多いことが分かります。

西向きマンションが向いている人・向いていない人

西向きマンションに住むのが向いているのは、どのような人なのでしょうか?

ここでは

  • 日中に部屋にいることが少ない人
  • 冬の寒さが苦手な人
  • 午前中の日差しを抑えたい人
  • 家賃や購入価格を抑えたい人

という4つのポイントに絞ってご紹介します。あわせて、「こういう人は西向きより他の方角のほうが後悔しにくい」というケースもお伝えします。

日中に部屋にいることが少ない人

先ほどご紹介したように西向きのマンションは冬は暖かく過ごせても、夏の午後からの暑さに悩んでいる人が多いです。

仕事などで日中は外出をしており日が沈む頃に帰宅するという生活を送っている場合は、西向きマンションのデメリットを感じにくく快適に暮らせます。

実際に口コミでも「帰宅する頃に日が沈んでいて、西日に苦しむことはほぼなかった」という声があるので、日中は部屋以外で過ごす時間が長い人は検討してみる価値があるでしょう。

逆に、在宅ワークなどで夏も午後の在宅時間が長い人は、東向きや北東向きのほうが後悔しにくいケースもあります。

冬の寒さが苦手な人

「夏の暑さより冬の寒さのほうが苦手」という人にも、西向きマンションは向いています。

午後から室内に日光が差し込む西向きマンションは、夏は暑く感じますが、寒い冬は北向きや東向きより暖かく過ごせます

室内が寒くなるのを避けたい、冬の電気代を抑えたいという人は、西向きマンションを選ぶことで冬も暖かく暮らせるでしょう。

午前中の日差しを控えめにしたい人

早起きをする習慣が身についている人は朝日が差し込む東向きや南向きが向いていますが、午前中はゆっくり過ごしたい人にとっては朝日が眩しく睡眠などの妨げとなる場合があります。

夜型の生活で朝は遅くまで寝ていたい、朝はゆっくり起床してのんびり過ごしたいという人は、午前中は日陰となり午後から日が差し込む西向きマンションがおすすめです。

ライフスタイルを尊重しながら快適に暮らしたい場合は、ぜひ西向きマンションも検討してみてください。

毎月の家賃を抑えたい人

西向きマンションのメリットでもご紹介したように、西向きマンションは南向きや東向きよりマンションの家賃や購入価格が抑えられます

少しでも費用を抑えて気に入った間取りに住みたい、賃貸の場合にはランニングコストを削減したいと考えている場合は、西向きマンションを検討してみる価値はあるでしょう。

西向きマンションが向いていない人は?

一方で、次のような人は西向きマンションより他の方角を選んだ方が後悔しにくいケースが多いです。

  • 在宅ワークなどで、夏の午後も長時間リビングで過ごすことが多い人
  • 暑さや眩しさがとくに苦手で、エアコンや日よけにあまり頼りたくない人
  • バルコニーで日差しに弱い植物や家庭菜園を本格的に楽しみたい人
  • 昼間の来客が多く、「いつでも快適な室温とやわらかい光」を重視したい人

こうした人は、夏でも比較的涼しく過ごしやすい東向きや北東向き、1日を通して明るい南向きのほうがライフスタイルに合いやすく、「西向きにしなければよかった」という後悔を防ぎやすくなります。

南向き・東向き・北向きと比べて、西向きは本当に損なのか?

西向きマンションを検討するときに、南向きや東向きなど他の方角と比較検討したい人もいるのではないでしょうか。

下記の表は、各方角のメリットやデメリット、向いている人をまとめたものです。

メリットデメリット向いている人
西向き
  • 午後からの日当たりが良好
  • 冬は暖かい
  • 午前中の日当たりが悪い
  • 夏の午後は暑い
  • 家具が日焼けしやすい
  • 日中に家にいることが少ない人
  • 冬の寒さが苦手な人
南向き1日中日光が差し込むので明るい
  • 一番人気がある方角
  • 他の方より購入価格や賃貸価格が高い
  • 日中に家にいることが多い人
  • リビングやベランダの日当たりを重視したい人
東向き
  • 午前中の日当たりが良好
  • 夏は涼しい
  • 午後から日光が当たらない
  • 冬は寒く感じる
  • 日中に家にいることが少ない人
  • 夏の暑さが苦手な人
北向き
  • 他の方角より家賃や購入価格が低い
  • 夏は涼しい
  • 1日を通して日当たりが期待できない
  • 洗濯が乾きにくい
  • 日当たりを重視しない人
  • 家賃や購入価格を抑えたい人

ここでは、西向き以外のメリットやデメリットを簡単にご紹介するので、ぜひ比較検討に役立ててみてください

一番人気の方角なら「南向き」

一番人気の方角である南向きは、1日中日差しが差し込むところが大きなメリットです。明るいリビングで伸び伸びと過ごせるため、マンションにいる時間が長い子育て世代や在宅ワーカーなどに向いています。

また、季節を問わず日照時間が長いので洗濯がよく乾くはもちろんのこと、バルコニーで植物が育てやすいところもポイントでしょう。

人気がある方角なので資産価値を維持しやすいのですが、購入価格や家賃が他の方角に比べると高めに設定されているところがデメリットです。

南向きのマンションが向いている人

  • 日中に家にいる時間が長い人(ファミリー層、在宅ワーカーなど)
  • マンションを日当たり重視で選びたい人
  • 資産価値が維持しやすい方角を選びたい人
  • ガーデニングに挑戦したい人

午前中に日当たりが欲しい人は「東向き」

東向きのマンションは、西向きのマンションとは真逆の特徴を持っています。太陽は東から昇り西に沈むため東向きのマンションを選ぶと、午前中の日当たりがよく午後から日陰となるところがポイントです。

マンションの階数や周辺の環境によっては日の出を眺めることができ、朝日を浴びて気持ちよく起床できます。

午後からは日が当たらないため夏は涼しく感じますが、冬は寒くなりやすいところがデメリットです。日中に自宅にいる時間が少ない人や暑さのほうが苦手という人なら、デメリットを上手くカバーして暮らせるでしょう。

東向きのマンションが向いている人

  • 日中に家にいる時間が短い人
  • 朝型の生活を送っている人
  • 午前中の日当たりを重視したい人
  • 夏の暑さが苦手な人

コストを重視したい人は「北向き」

北向きのマンションは、季節や時間を問わず日光が差し込むことが期待できません。1日を通して室内やバルコニーが日陰になるので、室内が暗く感じたり洗濯が乾きにくかったりするのがデメリットです。

しかし、最近は北向きのデメリットを緩和できるよう窓の位置や間取りを工夫したマンションも出てきており、少しでも日差しを取り入れることができるようになってきています。

4方向の中で最もリーズナブルな価格になりやすい方角なので、日当たりにこだわらず少しでも家賃や購入価格を抑えたい人に向いています。

北向きのマンションが向いている人

  • 日当たりを重視しない人
  • マンションの家賃や購入価格を抑えたい人
  • 夏の暑さが苦手な人

西向きマンションの西日の影響を和らげる3つの対策

西向きマンションの大きな課題として、西日の暑さがあります。最後に、少しでも西日を和らげて快適に暮らすための対策方法を3つご紹介します

断熱性能の高い構造かを確認する

室内の暑さの70%ほどはマンションの窓や壁、ドアから伝わるので、どれだけ冷房を付けていても熱が伝わりやすい構造になっていると西日の影響を強く受けてしまいます。

そのため、西向きマンションの夏の暑さが気になる場合は、マンション自体に断熱性能が備わっているのかが重要です。

例えば

  • 外壁と内壁の間に断熱材が入っている
  • 窓が二重ガラスとなっており、熱を通しにくくなっている・内廊下になっており、外気が入りにくくなっている
  • 最上階の場合は屋根にも断熱材が入っている

など、室内に熱を通しにくい工夫がされているのか確認してみましょう。簡単な構造はマンションの登記事項証明書などでも確認できますが、設備の性能についてはマンションの管理会社や不動産仲介業者に聞いてみるのがおすすめです。

窓に遮光カーテンや遮光フィルムを使う

西向きマンションは窓から直射日光が差し込むため、室内にも熱が届き暑くなってしまいます。日光を遮る遮光カーテンや遮光フィルムを使うだけでも、室内に届く光の量を減らし涼しく感じられます。

窓ガラスに直接遮光フィルムが貼れる場合は必要な明るさを確保できる色味を選び、対策をしてみるのがおすすめです。窓ガラスに遮光フィルムが貼れない場合は、室内が少し暗くなってしまいますが遮光カーテンを使用することで直射日光が防げます。

また、紫外線対策ができる遮光カーテンや遮光フィルムを選ぶことで家具の日焼け予防もできるため、ぜひチェックしてみてください。

ベランダにシェードを設置する

屋根のないベランダだと日光が直接窓ガラスに差し込みやすく、室内を暑くする要因となっていることがあります。

少しでも西日を遮ることができるよう、後付けのシェードを活用してみるのも一つの対策方法です。ベランダに屋根ができることで、西日の角度によっては直射日光を遮ることができます。

シェードを設置することが難しい場合は、すだれなどで外側から窓ガラスに光が当たらないようカバーしてみるのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

西向きのマンションならではのメリットやデメリット、向いている人が把握でき、西向きマンションを検討すべきか判断できたかと思います。

最後にこの記事の内容をまとめてみると

西向きマンションの基礎知識は次の3つ

  1. 南向きと東向きに続く、3番目に人気のある方角
  2. 午後からの日当たりが良好
  3. 南向きや東向きよりも購入価格や家賃が抑えられる

西向きマンションのメリットは次の3つ

  1. 西日が当たるので洗濯が乾きやすい
  2. 冬は暖かく過ごせる
  3. 南向きや東向きに比べて家賃や購入価格が抑えられるので、コストダウンに向いている

西向きマンションのデメリットは次の3つ

  1. 西日が差し込むので夏の室内が暑くなる
  2. 家具やカーテンが日焼けしやすい
  3. バルコニーで育てる植物に制限が出る

西向きマンションが向いているのは次の4つのタイプ

  1. 仕事などで日中に部屋にいることが少ない人
  2. 夏の暑さよりも冬の寒さが苦手な人
  3. 午前中の日差しを抑えたい人
  4. 少しでも家賃や購入価格を抑えたい人

西向き以外のマンションのメリットやデメリットは下記のとおり

メリットデメリット向いている人
西向き
  • 午後からの日当たりが良好
  • 冬は暖かい


  • 午前中の日当たりが悪い
  • 夏の午後は暑い
  • 家具が日焼けしやすい


  • 日中に家にいることが少ない人
  • 冬の寒さが苦手な人


南向き1日中日光が差し込むので明るい
  • 一番人気がある方角
  • 他の方より購入価格や賃貸価格が高い
  • 日中に家にいることが多い人
  • リビングやベランダの日当たりを重視したい人
東向き
  • 午前中の日当たりが良好
  • 夏は涼しい
  • 午後から日光が当たらない
  • 冬は寒く感じる
  • 日中に家にいることが少ない人
  • 夏の暑さが苦手な人
北向き
  • 他の方角より家賃や購入価格が低い
  • 夏は涼しい
  • 1日を通して日当たりが期待できない
  • 洗濯が乾きにくい
  • 日当たりを重視しない人
  • 家賃や購入価格を抑えたい人

東向きマンションと比較検討したい場合は「東向きマンションの住み心地とは?メリットやデメリットを解説の記事も参考にしてみてください。

西向きマンションの夏の暑さの対策方法は次の3つ

  1. 二重ガラスや断熱材の使用など、断熱性能が高いマンションか確認する
  2. 窓に遮光カーテンや遮光フィルムを使用する
  3. ベランダにシェードを設置し直射日光を防ぐ

この記事をもとに、自分にとって西向きはやめとくべきか、それとも条件しだいで十分アリなのかを見極めてもらえたらうれしいです。

西向きマンションに関するよくある質問

西向きマンションは本当に「やめとけ」なのでしょうか?

一律に「やめとけ」とは言えません。夏の午後は西日で室内が暑くなりやすく、家具の日焼けなどのデメリットはありますが、そのぶん価格が抑えられたり冬は暖かく過ごせるなどのメリットもあります。

日中の在宅時間や暑さ・寒さへの強さなど、自分のライフスタイルと相性が合えば十分「アリ」な選択です。

西向きマンションの一番大きなデメリットは何ですか?

最大のデメリットは、夏の午後から夕方にかけて西日で室温が上がりやすい点です。冷房費が増えたり、カーテンや床・家具の日焼けが進みやすくなるため、遮光カーテンや遮熱フィルム、シェードなどで日射対策をしておく必要があります。

西向きマンションにはどんなメリットがありますか?

午後からの日当たりが良く、冬でも比較的暖かく過ごしやすいこと、洗濯物が乾きやすいこと、南向きや東向きより購入価格・家賃が抑えられやすいことがメリットです。「日中は外出が多い」「冬の寒さが苦手」「コストを抑えたい」といった人には相性が良い傾向があります。

西向きマンションが向いている人・向いていない人を教えてください。

向いているのは、日中は家にいない共働き世帯や、冬の寒さが苦手な人、午前中の日差しを抑えたい夜型の人、家賃や購入価格を抑えたい人です。

一方、在宅ワークで夏の午後も長時間家にいる人、暑さや眩しさに弱い人、バルコニーで本格的なガーデニングを楽しみたい人は、東向きや北向きなど他の方角のほうが後悔しにくい場合があります。

この記事の執筆
  • Chika Otsuki

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

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