経験者に聞いた!浴室のリフォーム・リノベーションに関する満足度調査
<本調査に関して>
株式会社groove agentが運営するゼロリノベと、その品質管理および記事制作を請け負う 株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、浴室のリフォーム・リノベーション経験者の男女114名を対象に、「浴室のリフォーム・リノベーション経験者を対象にした満足度」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:「浴室のリフォーム・リノベーション経験者を対象にした満足度」についてのアンケート調査
調査期間:2024年7月7日(日)〜11月18日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:114人
調査対象:男性39人、女性75人
回答者に関して
まずは回答者の年代と男女の割合に関してご紹介します。
回答者の年代
20代:約15%
30代:約28%
40代:約23%
50代:約25%
60代以上:約9%
出典:ゼロリノベ
回答者の性別
男性:約34%
女性:約66%
出典:ゼロリノベ
浴室のリフォーム・リノベーションに関して
浴室のリフォーム・リノベーションのそもそものきっかけ、理由と内容について紹介します。
浴室のリフォーム・リノベーションをしたのは何年前?
6ヶ月以内:約11%
1年半以内:約9%
1年以内:約15%
2年以内:約13%
2年半以内:約5%
3年以内:約47%
出典:ゼロリノベ
浴室リフォーム・リノベーションで解決したかった不満やストレス
浴室のリフォーム・リノベーションをしたいと考えたきっかけについて聞いてみました。
- 老朽化が激しく床や壁にひびが入って危険な状態だった(男性 50代)
- 追い焚きができなかった(女性 50代)
- 車椅子での入浴介助で、移動の負担や安全性で問題があった(男性 50代)
- 昔ながらのタイル貼りのお風呂で寒かった(女性 30代)
- 給湯器が故障した(女性 60代以上)
- 室内のカビがすごかったので、カビが繁殖しない様にしたかった(女性 60代以上)
- とにかく古く汚かったので、新しくしたかった(女性 30代)
- お湯を自動でためる機能がなく、温度を調整しつつ手動で止める必要があり不便だった(男性 40代)
比較的多かったのが、「古さの問題」「追い焚きや温度調節などの機能面」「カビ問題」です。設備の機能性が古いものは使いづらいことが多いため、最新設備にしたいという声が散見されました。
浴室のリフォーム・リノベーション内容について
きっかけに次いで、具体的なリフォーム・リノベーション内容について聞いてみました。
- 新しいユニットバスに入れ替えて、ガス湯沸かし器をオール電化にした(男性 60代以上)
- 老後のことを考えて手すりのあるユニットバスに取り替えた(男性 40代)
- 祖母も住んでいるためできるだけ高低差をなくした(女性 30代)
- 掃除がしやすくカビが生えづらい構造のものを選んだ(女性 30代)
- 古かった浴室の壁や浴槽を新しくした(女性 40代)
具体的なリフォーム内容として「給湯設備を一新」「カビの発生しにくい素材に変更」という答えが多い印象でした。他にも、介護用に手すりを設置したり、高低差をなくしたりといったように、シニア向けのバリアフリー仕様にする人も。
設備の経年劣化はどうしても避けられないものです。壊れて使えなくなる前に取り替えを検討できると良いですね。
浴室のリフォーム・リノベーションの満足度について
ここでは浴室リフォーム・リノベーションの満足度とその理由について聞いてみました。実際に使ってみてわかったことなどを紹介していきます。
リフォーム・リノベーション後の満足度は?
満足:約65%
どちらかというと満足:約31%
どちらかというと不満:約4%
不満:0%
満足度に関して、最も多いボリュームゾーンは「満足」でした。とはいえ、「満足」とはならなかった回答が約35%と全体の3割程度いることがわかりました。続いて、満足度の理由についてみていきましょう。「満足」な人はどのような点に満足したのか。一方「不満」と回答した人には、なぜ「満足」にならなかったのかを聞いてみました。
満足度の理由は?:満足
- 浴室乾燥もついてカビ対策がよりできるし、冬も寒すぎることなく入浴できるようになった(女性 30代)
- 浴槽と連続するベンチを設置して、転倒リスクを回避しつつ介助者の負担が軽減できた(男性 50代)
- 浴室の壁はカビの生えない塗装をして、いまだにカビの発生がない(男性 60代以上)
- お風呂に入って足が伸ばせるのはリラックスできていい(女性 30代)
- 手すりが付いてることで親が転ばないようになり、安心できた(女性 30代)
- お風呂がある程度広くなり、子どもと一緒に入れるサイズになって良かった(女性 20代)
- 掃除が楽になり追い炊きも出来るようになったのですごく満足(女性 30代)
「カビが生えにくくなった」「温度差による不快感がなくなった」「浴槽が広くなって足を伸ばして入れるようになった」という声が多い印象でした。
満足度の理由は?:どちらかというと満足
- 浴室のサイズは変えずに浴槽を大きくしたので洗い場が狭くなってしまった(女性 20代)
- リフォーム前の方が使い勝手が良かったのと、やはり費用が痛かった(女性 50代)
- テレビも入れたかったが予算が足りなかった(女性 50代)
「工事費が痛かった」に関しては、予算について業者と事前にすり合わせをしておきたいポイント。予算内でできることとできないことをしっかり相談しておきましょう。また、リラックス空間だからこそ色々と要素を取り入れたいところではあるものの、使える予算を検討しつつ本当に必要かどうかは見極めたいところです。
満足度の理由は?:どちらかというと不満・不満
- 多額の費用を掛けた割には使用頻度が低い(男性 60代以上)
- 追い焚き機能も付いている浴槽にすればよかったと思っています(女性 50代)
- 浴槽を広くしたら,水道代が上がって、排水も遅くなった(女性 40代)
どんな設備を導入するかは、費用対効果を考えて計画しましょう。また、排水や浴室の広さに関して不満がある方もいました。バスタイムに何を求めるか、使用頻度や使用時間は家庭によって異なります。自分たちに合った機能や使い方を提案してくれる業者を選べると良いですね。
まとめ
今回は浴室のリフォーム・リノベーションに関して、そのきっかけと工事内容、満足度に関して紹介しました。主に「最新機能を導入したい」「カビが発生しにくい浴室にしたい」「シニアに対応できる仕様にしたい」などのきっかけでリフォーム・リノベーションに踏み切る人が多いようです。浴槽を広くしたり、高低差をなくしたり、追い焚き機能やオール電化にしたりすることで快適な浴室を実現していました。満足度としては予算内でどの設備にお金をかけるか、費用対効果を検討した上で適切な予算配分をしっかり考えるのが重要です。本当に必要な設備や機能を見極めた上で、理想のお風呂時間を実現させましょう。