リノベーション・オブ・ザ・イヤーで『家具美術館な家』が部門最優秀賞を受賞!
この1年を代表するリノベーション作品を全国から選出する、リノベーション協議会主催「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2018」において、ゼロリノベ(株式会社grooveagent)から『家具美術館な家』が最激戦区の1000万円以上部門で最優秀賞を受賞いたしました。
リノベーション協議会『家具美術館な家』掲載ページ
https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2018/273
ゼロリノベ『家具美術館な家』掲載ページ
https://www.zerorenovation.com/blog/kawagoe-case97-s/
1000万円以上部門で最優秀賞『家具美術館な家』
最激戦区カテゴリーで最優秀賞を受賞
選考委員長の「LIFULL HOME’S 総研所長」島原様より
リノベーション市場の主戦場であり、最もエントリー数が多い激戦区の1000万円以上クラスを制した「家具美術館な家」は、住まいづくりの新しい潮流を予感させる作品だ。
「美術館」のネーミングの通り、施主がコレクションしたデンマーク家具や照明の名作を見せることに特化した空間である。白基調に仕上げた床壁天井は、主役である家具を引き立てる背景に徹している。
この作品は、住まいづくりとして本来まっとうなアプローチであり、リノベーションの仕事を通じてインテリアの地位を向上させる流れを作り出す契機になるかもしれない。簡潔にして豊かさを感じるネーミングや、美しく切り取られた写真にも、施主の美意識が表れているように思う。
審査員の「Casa BRUTUS 編集長」西尾様より
北欧家具の部屋は往々にして木の温もりと同調したほっこりとした空間になりがちな中、それとは真逆のベクトル、床は薄いグレーのPタイルを敷き、壁と天井は白の塗装で仕上げ、美術館のホワイト・キューブ的な空間を目指した。すなわち家具を展示作品に見立て、深みのある木の色や有機的なフォルム、ファブリックの色合いを際立たせる方向に注力したからだ。
しかも、家具の寸法と配置と用途を改修の基準にすることで、部屋のどこからも家具が視界に入るという設計の緻密さ。「家具美術館な家」というコンセプトをやり切った見事なリノベーションだった。
審査員の「RoomClip mag 編集長」徳島様より
施主がデンマークで集めた家具をゆったりと置くこと、がテーマ。壁も天井も白の塗装で仕上げた上で、お気に入りの家具以外にはあまりものがない、ミニマルな空間に仕上がった。好きなものが常に目に入るよう、細かく間仕切りしないなど、その空間作りは徹底している。
各審査員の詳しい講評はこちらからご覧いただけます。
また、今回ゼロリノベは3つのカテゴリーにエントリーし、1つは最優秀賞、他の2つのカテゴリーでも最終選考までノミネートされました。
最終選考ノミネート『雨降って地固まる』
最終選考ノミネート
リノベーション協議会『雨降って地固まる』掲載ページ
https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2018/361
ゼロリノベ『家具美術館な家』掲載ページ
https://www.zerorenovation.com/blog/magome-case50-k/
最終選考ノミネート『植物と書道家とルイスバラガンと』
最終選考ノミネート
リノベーション協議会『植物と書道家とルイスバラガンと』掲載ページ
https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2018/362
ゼロリノベ『植物と書道家とルイスバラガンと』掲載ページ
https://www.zerorenovation.com/blog/musashiurawa-case62/
当日は受賞したことで審査員の方々や参加された皆様とお話させていただきました。そして「素晴らしいお施主様の方々と出会えてよかったですね」と仰っていただきました。私たちも本当にそう思います。ゼロリノベにいらっしゃる皆様の人生に関われて幸運です。
今後も「大人を自由にする住まい」を提供すべく精進してまいります。この度は、皆様からのたくさんの応援をいただき、誠にありがとうございました!