MENU

理想を叶える造作キッチン 実例で見るデザインと暮らしやすさ

「システムキッチンのショールームを見ても、なんだかイマイチしっくりこない…」「ここをもうちょっとこうしたいのに…!」そんなモヤモヤを感じたことはありませんか?

自分たちの暮らしにぴったりなキッチンをつくりたい!そんな願いを叶えるのが造作キッチンです。既製品にはない自由なデザインや使いやすさを実現できるため、リノベーションや新築で人気が高まっています。

でも、「本当に使いやすいの?」「おしゃれだけど手入れは大変?」と気になる方も多いはず。そこで今回は、実際の事例をもとに、造作キッチンの魅力や暮らしやすさのポイントを詳しくご紹介します。これから造作キッチンを検討する方の参考になるヒントが満載です!

目次

リノベーションビフォーアフター

【デザイン受賞多数】

ゼロリノベのリノベーション施工事例

マンションや戸建て、リノベーション費用、テーマ(北欧、モダン、ナチュラルなど)やこだわり(壁面収納、ホームシアターなど)など、詳細な条件で事例を検索できますので、ぜひ見てみてください!

\200以上の事例を掲載!/

造作キッチンの人気が高まっている背景

近年、リノベーションや注文住宅を検討する人たちの間で造作キッチンの人気が高まっています。その理由の一つは、暮らしにフィットする”ちょうどいい”キッチンを求める人が増えているということ。

システムキッチンのショールームには、機能的でおしゃれな商品が並んでいますが、「サイズや仕様が決まっていて、もう少しアレンジできたら…」と感じることも。収納の高さやコンロ・シンクの配置、カウンターの素材まで、自分の理想を細かく反映したいというニーズが広がっています。さらに、デザイン性の高い空間づくりを重視する人も増加しています。リビング・ダイニングと一体感のあるキッチンや、カフェのような雰囲気を演出できる造作キッチンは、「こだわりの住まいを実現したい!」という人にとって魅力的な選択肢になっています。

造作キッチンとは?システムキッチンとの違い

造作キッチンとは、システムキッチンのようにメーカーの既製品をそのまま使うのではなく、サイズ・素材・設備を自由に組み合わせて作るオーダーメイドのキッチンのことをいいます。設計の自由度が高く、「ここをもう少し広くしたい」「収納をもっと工夫したい」「お気に入りのタイルを使いたい」「海外製の設備を組み込みたい」など、一人ひとりのこだわりに応じてデザインできます。

一方で、システムキッチンは、メーカーが設計・製造したパッケージ型のキッチンで、全体の収納や設備が最適なバランスで設計されているのが特徴です。キャビネットや天板、水栓、加熱機器など、基本のパーツを決められた選択肢から組み合わせて設置します。機能性が高く、コスト管理がしやすいため、多くの家庭で採用されています。

項目造作キッチンシステムキッチン
デザインの自由度高い(サイズ・素材・レイアウト自由)決められた選択肢から選ぶ
使い勝手生活スタイルに合わせて設計可能メーカー設計のためバランスが良い
コスト仕様によって変動(高価になりやすい)価格帯が幅広く、予算に応じて選べる
施工のしやすさ設計・施工に時間がかかる工期が短く、設計しやすい
メンテナンス材料や設備によっては手入れが必要メーカー保証があり、メンテナンスが楽

このように、造作キッチンは「自分だけの理想のキッチンを作れる」のが最大の魅力です。デザインだけでなく、動線や収納を暮らしに合わせて最適化できるので、日々の料理や家事がより快適になります。一方で、「費用が高くなりがち」「完成まで時間がかかる」「メンテナンス方法が素材によって異なる」というデメリットもあるため、ライフスタイルや予算に合わせて選ぶことが大切です。

造作キッチンの3つの魅力

システムキッチンと比べると、造作キッチンには「理想の暮らしにぴったり合う」という魅力があります。ここでは、造作キッチンが選ばれる主な理由を3つのポイントに分けてご紹介します。

造作キッチンの3つの魅力

デザインの自由度が高い

造作キッチンの一番の魅力は、サイズ・素材・レイアウトを自由に決められることです。

  • カウンターの高さを自分にぴったりに合わせる
  • お気に入りのタイルや無垢材を使う
  • オープンキッチンや対面式など、間取りに合わせて設計する

など、既製品にはないこだわりのデザインを実現できます。

使いやすさを追求できる

システムキッチンには便利な機能が揃っていますが、細かな「あと一歩」の調整は難しいことも。でも造作キッチンでは、

  • 収納スペースやサイズを家電や調理器具に合わせて設計
  • ワークトップの広さやコンロ・シンクの配置を最適化
  • 家族の動線を考えたレイアウトにする

など、実際の暮らしに合った使いやすいキッチンを作れます。

空間の一体感や個性を演出できる

キッチンをリビング・ダイニングと一体の空間にしたい、という方にも造作キッチンはぴったりです。

  • カフェ風、ヴィンテージ、北欧風など、家全体の雰囲気に合わせたデザインにできる
  • 収納を造作家具のように馴染ませて、生活感を抑える
  • 素材の統一感を持たせて、空間に馴染むキッチンにする

など、住まい全体のデザインに溶け込むキッチンを作れるのも、造作ならではの魅力です。

造作キッチンの実例紹介|家族の希望を叶えた理想の空間5選

造作キッチンのリノベーション実例1

造作キッチンのリノベーション実例1

空間を印象づける4m幅のカウンターは、家族はもちろん親族や友人が集まる場に。シンクとコンロを分けた二型のキッチンで家事動線をスムーズにしています。生活感を感じさせないおもてなしのキッチンです。

スクロールできます
造作キッチンのリノベーション実例1
シンクの上は飾り棚に。壁面にタイルを貼り、アクセントかつ水はねに対応しています。シンク下は食器の収納にして効率的かつ生活感を感じさせないレイアウトに。
造作キッチンのリノベーション実例1
ワークトップ兼カウンターは、継ぎ目のない広々したカウンターに。
造作キッチンのリノベーション実例1
ごちゃごちゃしがちな家電見せず、キッチンもインテリアの一部となるスッキリとした印象。

物件情報

建物タイプマンション
広さ85.71㎡
築年月1976年10月
居住人数4人
BeforeAfter図面

造作キッチンのリノベーション実例2

造作キッチンのリノベーション実例2

ダイニングテーブルを設けず、キッチンと一体化したレイアウト。コの字型キッチンはカウンターと一体化させることで、配膳から片付けまでの動線の短縮が可能となりました。

スクロールできます
造作キッチンのリノベーション実例2
カウンターに座ると飲食店の雰囲気。カウンターはL字型になっているので、家族4人でお食事する時の会話もスムーズに。
造作キッチンのリノベーション実例2
ゴミ箱スペースや引き出し収納、ビルトインオーブンなど造作キッチンならではのこだわった収納。
造作キッチンのリノベーション実例2
キッチン横にはパントリーを。冷蔵庫やウォーターサーバーなど大物家電をパントリーに入れることでキッチンをスッキリした印象にしてくれます。

物件情報

建物タイプマンション
広さ100.84㎡
築年月2005年3月
居住人数4人
BeforeAfter図面

造作キッチンのリノベーション実例3

造作キッチンのリノベーション実例3

扉は設けずオープンタイプのステンレスキッチン。ワークトップ下にゴミ箱や家電を効率よくレイアウトし、無駄を省いた設計に。キッチンの全てがインテリアのアクセントになっています。

スクロールできます
造作キッチンのリノベーション実例3
好みのデザインを追求。木の温もりやコンクリートの無骨さなど素材感を重視して仕上げています。
造作キッチンのリノベーション実例3
家族がのびのび過ごせるLDK。子どもの様子がキッチンから見守れる。
造作キッチンのリノベーション実例3
食器や調味料、全てがインテリアの一部となるようなキッチン。

物件情報

建物タイプマンション
広さ68.75㎡
築年月1985年11月
居住人数3人
BeforeAfter図面

造作キッチンのリノベーション実例4

造作キッチンのリノベーション実例4

軽井沢の千住博美術館を手本にしたホワイトとグレーの空間。モルタル調のスッキリしたデザインで空間に溶け込むようなデザインに仕上げています。

スクロールできます
造作キッチンのリノベーション実例4
食器や家電など、生活感を感じさせないキッチン。ダイニングは置かず、キッチンにカウンターを設置。
造作キッチンのリノベーション実例4
リビングからキッチン、洗面所など水回りへの動線を重視し、少ない動きでアクセス。
造作キッチンのリノベーション実例4
ゴミ箱の高さを図って設計したというキッチン。収納計画をしっかり考えてレイアウトしています。

物件情報

建物タイプマンション
広さ57.19㎡
築年月1973年09月
居住人数1人
BeforeAfter図面

造作キッチンのリノベーション実例5

造作キッチンのリノベーション実例5

リビングが眺められるアイランドキッチンとダイニングテーブルは、料理をしながら友人と過ごせるようにゾーイング。趣味や好きなことをさまざまな場所で行えるように設計。

スクロールできます
造作キッチンのリノベーション実例5
玄関を入って、リビング窓の解放感と共に見えるキッチンもインテリアの一部に
造作キッチンのリノベーション実例5
キッチン下は収納棚を設けず、収納ケースなどでアレンジ
造作キッチンのリノベーション実例5
キッチン背面の面いっぱいに長く設置した棚は、キッチン家電だけでなく作業スペースとしても利用できる。

物件情報

建物タイプマンション
広さ60.5㎡
築年月1984年12月
居住人数1人
BeforeAfter図面

リノベーションビフォーアフター

【デザイン受賞多数】

ゼロリノベのリノベーション施工事例

マンションや戸建て、リノベーション費用、テーマ(北欧、モダン、ナチュラルなど)やこだわり(壁面収納、ホームシアターなど)など、詳細な条件で事例を検索できますので、ぜひ見てみてください!

\200以上の事例を掲載!/

造作キッチンを選ぶ際の注意点|後悔しないための3つのポイント

造作キッチンは、理想のデザインや使い勝手を実現できる反面、「思っていたのと違った…」という後悔も生まれがちです。ここでは、造作キッチンを取り入れる前に知っておきたい3つの注意点をご紹介します。

①予算の管理|理想を詰め込みすぎない工夫を

造作キッチンは、選ぶ素材や設備によってコストが大きく変わるのが特徴です。

  • 無垢材や特注の金物、海外製の設備を選ぶと予算オーバーしやすい
  • 設計費や施工費がシステムキッチンより高くなる可能性が高い

ポイントは、「ここだけは譲れない!」という部分と、コストを抑える部分を明確にすることです。例えば、見える部分はこだわり、内部の収納はシンプルな仕様にするなど、メリハリをつけた予算配分が大切です。

また、造作キッチンのカスタマイズの良さを実感する前に、システムキッチンのショールームを見学してみるのもおすすめです。既製品と比べた使い勝手やデザインのバランスを実際に体験することで、自分たちの理想との違いが明確になり、予算配分のヒントにもなります。

②メンテナンス性|見た目だけで選ぶと後悔することも

おしゃれなデザインにこだわるあまり、日々の掃除やメンテナンスが大変になるケースもあります。

  • タイル貼りのワークトップは目地の汚れが気になることがある
  • 木材を多用すると、水や油に弱く、定期的なメンテナンスが必要

「日常的にどれくらい手入れが必要か?」を実際に確認することが重要です。耐水性の高い素材を部分的に取り入れたり、汚れが目立ちにくい仕上げにするなど、デザインと実用性のバランスを考えましょう。

③設計・施工会社選び|信頼できるパートナーが成功のカギ

造作キッチンは、設計の自由度が高い分、施工の精度や経験が重要になります。

  • 造作キッチンの実績が少ない業者だと、イメージ通りに仕上がらないことも
  • 使い勝手を考慮した設計ができない場合、後から不便を感じることがある

実績のある設計士や施工会社を選ぶことが、理想のキッチンづくりへの近道です。事例や口コミを確認しながら、「ただ作るだけ」ではなく、暮らしやすさまで考えてくれるパートナーを探しましょう。

これらの注意点を踏まえた上で、実際にキッチンをリフォーム・リノベーションした方々の生の声も非常に参考になります。「経験者に聞いた!キッチンのリフォーム・リノベーションに関する満足度調査」では、リフォーム・リノベーションで解決したかった不満やストレスと、実際の満足度についてまとめられています。こちらもご覧いただくと、更に具体的な参考情報が得られるはずです。

髙橋

造作キッチンは理想を追求できるのがメリット。でも実際にできあがるまで仕上がりがわからないことや、費用が高くなる可能性もあるため、システムキッチンとしっかりと比較していくことも大切です。

理想の造作キッチンを叶えるなら、ゼロリノベがおすすめ!

造作キッチンの魅力を最大限に活かすには、経験豊富なプロのサポートが欠かせません。

ゼロリノベでは、

  • お客様の暮らしに寄り添ったオーダーメイド設計
  • 使い勝手とデザイン性を両立させるプランニング
  • 予算管理から施工までワンストップで対応

など、造作キッチンを含めた理想の住まいづくりをトータルでサポートしています。「自分たちらしいキッチンをつくりたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

この記事の執筆
  • 髙橋理紗

    北海道在住。住宅会社でリフォーム営業やインテリアコーディネーターとして、リノベーションから新築まで、幅広いお客様と住まいづくりに携わった経験を活かし、現在はWEBライターとして住まいや暮らしに関する記事制作を行っています。また、自...

中古物件購入+リノベのすべてがわかる

中古物件リノベのロードマップ

実際にリノベーションしようと思い立っても、どんなステップがあるのかよくわからない?そんなあなたに捧げる完全ガイド特集をご用意しました!

このページを見れば中古物件の購入からリノベーションの完了までの流れがわかるはず。各ステップごとの注意点もお伝えしています。

中古リノベの全体感を把握するために、ぜひ下記よりご参考ください。

みんな、リノベしてみてどうだった?

  • リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
  • 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
  • リノベ後の住み心地や満足度は? etc…

ゼロリノベで住まい探しやリノベーションをしたお客様の体験談やその後の暮らしやアドバイスを集めた「お客様の声ページ」をぜひチェックしてみてください皆さんと同じ目線からのリアルな声がたくさん見つけらるはずです。

目次