【実例紹介】おしゃれな玄関インテリア7選|暮らしやすさとデザインを両立するアイデア集

「おしゃれな玄関にしたい。」

住まいづくりやリノベーションを考え始めたとき、そう感じる方は少なくありません。

玄関は家の“顔”とも言われる場所。
だからこそ、来客時の印象やデザイン性を意識する方も多い一方、実際に暮らし始めると、

  • 靴や荷物で散らかってしまう
  • コートやベビーカーの置き場所に困る
  • 生活感が出やすい
  • 思ったより暗く見える

など、“見た目”だけでは解決できない悩みが出てくる場所でもあります。

最近では在宅時間の増加やライフスタイルの変化により、「家の入り口から心地よく整えたい」と考える人も増えているそうです。

我々が住まいづくりに関わる中でも、
「玄関が整うと、家全体が整って見える」
と感じる場面は少なくありません。

だからこそ大切なのは、単に“おしゃれ”を目指すことではなく、
暮らし方に合ったインテリアや収納、動線まで含めて考えること。

毎日「ただいま」と帰る場所が心地いいと、
暮らしには少しずつ余白が生まれていきます。

今回は、デザイン性と暮らしやすさを両立した、おしゃれな玄関インテリア実例をご紹介します。

目次
施工事例
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なぜ今、「玄関インテリア」が注目されている?

ゼロリノベ事例より
玄関に入った時の第一印象が大切。

以前は、「玄関は家の入り口」というイメージが強く、
LDKほどインテリアにこだわる場所ではないと考えられていました。

しかし最近では、
玄関空間を重視する人が増えています。

背景にあるのは、在宅時間の増加やライフスタイルの変化です。

家で過ごす時間が増えたことで、
「帰宅した瞬間に気持ちを切り替えたい」
「家全体をすっきり整えたい」

と考える方も多くなりました。

また、InstagramやPinterestなどのSNSで玄関インテリアの実例を見る機会が増えたことで、
“ただ通る場所”ではなく、暮らしの印象を左右する空間として注目されています。

髙橋

玄関は、毎日必ず通る場所
だからこそ、
デザインだけでなく、
“暮らしやすさ”まで整っていることで、日々の心地よさにもつながっていきます。

ゼロリノベ事例より
愛犬の肉球スタンプをアクセントにするなど、”好き”のある空間を。

おしゃれな玄関インテリアに共通する3つのポイント

“飾る”より、余白をつくる

玄関をおしゃれに見せようとすると、
雑貨やグリーン、アートなどをたくさん飾りたくなることがあります。

もちろん、自分の“好き”を取り入れることは大切です。
ただ、実際の住まいでは「情報量を増やしすぎない」ことも、心地よい空間づくりにつながります。

特に玄関は、靴や荷物、アウターなど、生活感が出やすい場所。
だからこそ最近は、“何を置くか”より、“どこを見せないか”を意識したインテリアが増えています。

空間に少し余白があるだけで、同じ広さでもすっきりと洗練された印象に見えることがあります。

ゼロリノベ事例より
靴の棚を玄関ドア側に、框スペースをシンプルに見せることで、
空間全体が広くすっきりした印象に。

照明で空間の印象は大きく変わる

ゼロリノベ事例より
シンプルな空間でも照明でおしゃれに演出。

玄関インテリアでは、家具や素材だけでなく「光のつくり方」も重要なポイントです。

例えば、天井から均一に照らすだけではなく、
間接照明や壁付のブラケット照明、吊り下げのペンダント照明などを取り入れることで、空間に奥行きや落ち着きが生まれます

また、玄関は家に入って最初に目に入る場所だからこそ、
照明の色味や明るさによって、住まい全体の印象も変わります。

最近はホテルライクな空間づくりを参考に、
明るく照らす”よりも、“心地よく照らす”照明計画を取り入れる住まいが増えています。

「収納」と「動線」を一緒に考える

どれだけデザイン性の高い玄関でも、
暮らし始めてから物があふれてしまうと、使いづらさを感じやすくなります。

特に最近は、玄関まわりに置きたいものも多様化しています。

・ベビーカー
・アウトドア用品
・趣味の道具
・宅配ストック
・アウター類

だからこそ、おしゃれな玄関づくりでは、
インテリアだけでなく“収納”や“帰宅後の動線”まで含めて考えることが大切です。

見た目だけではなく、「自然と整う仕組み」があること。
それが、長く心地よく暮らせる玄関インテリアにつながっていきます。

髙橋

例えば、土間収納やファミリークロークを組み合わせることで、
生活感を抑えながら、スムーズに片づけられる住まいも増えています。

玄関を”通るだけの場所”にしない

最近は、玄関の一角にカウンターやデスクを設け、
小さな書斎スペースとして活用する住まいも増えています。

・在宅ワークをする場所
・趣味や読書を楽しむ場所
・子どものスタディスペース
・ちょっとした作業スペース   …etc

特に玄関まわりは、LDKとは少し距離があるため、
ほどよくおこもり感をつくりやすい場所でもあります。

「個室をつくるほどではないが、少し集中できる場所がほしい」

そんな暮らしにフィットする空間として、
玄関を活用するアイデアも注目されています。

髙橋

玄関を”暮らしの一部”として使うこと。
それも、住まいをもっと自由に楽しむ方法のひとつかもしれません。

おしゃれな玄関インテリア実例7選

玄関インテリアといっても、
空間のつくり方は住まいによってさまざまです。

素材感や照明で上質に見せる玄関もあれば、
収納や動線を工夫し、暮らしやすさを高めている住まいもあります。

最近では、土間スペースやワークスペースを取り入れるなど、
“ただ出入りする場所”としてではなく、
暮らしの一部として玄関を活用する事例も増えています。

ここからは、デザイン性と暮らしやすさを両立した、おしゃれな玄関インテリア実例をご紹介します。

実例1 玄関から広がる、暮らしを整える空間

玄関を開けると、まず視線の先に広がるのは大きな窓から光が差し込むリビング空間。

壁や収納で視界を遮らず、奥へと視線が抜けることで、実際の広さ以上に開放感を感じられる住まいです。

玄関横の土間スペースには、可動棚とカウンターデスク。

収納として活用できるだけでなく、読書や在宅ワークなど、自分時間を過ごすためのワークスペースとしても使えます。

さらに反対側にはクロークスペースを配置。
アウターやバッグを帰宅後すぐに収納できるため、生活感をLDKに持ち込まず、自然と片づく動線を実現しています。

玄関を単なる通過点ではなく、
収納・仕事・暮らしをつなぐ場所として活用した住まいです。

スクロールできます
玄関をあけて見える視界は、リビングへとつながる広くすっきりとした空間。
窓のある玄関横の土間スペースには可動棚の靴置き場とワークスペースを。リビングとの程よい距離感でおこもりスペースに。
ワークスペースと反対側にはクロークを配置し、帰宅動線もスムーズに。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

この先もつづく日常に根ざした家
リノベーション事例
CONCEPT

長く住めるように可変性を残しながら、63㎡をゆるやかに区切ってほぼワンルームに。バルコニーからの自然光が玄関にまで届く明るい空間です。キッチンは壁付けのL字型でLDKを広々と。ワークスペースは夫婦それぞれに、土間玄関とキッチン横に設けました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ63.05m²
築年月1983年01月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

髙橋

玄関は毎日使う場所だからこそ、使いやすさは大切。
あわせて、帰宅した瞬間に気持ちいいと感じられる景色をつくることも、住まいの心地よさにつながります。

実例2 玄関と洗面をゆるやかにつなぎ、光を取り込む空間

玄関の一角に洗面スペースを設けた住まい。

玄関と洗面を完全に壁で区切るのではなく、ゆるやかにつなぐことで、限られた面積でもそれぞれに広がりを感じやすいレイアウトになっています。帰宅後すぐに手洗いできる動線も自然です。

さらに、玄関横の寝室は腰壁とカーテンで仕切る構成に。日中はカーテンを開けることで寝室側からの光を玄関まで取り込み、閉じれば適度なプライバシーも確保できます。

壁を増やして区切るのではなく、光や視線の抜けを活かしながら空間をゆるやかに分ける。そんなリノベーションならではの考え方が表れた玄関です。

スクロールできます
狭い玄関、洗面台スペースの空間をつなげることで、広々した印象をもたらす。洗面のタイルも玄関スペースのアクセントに。
寝室と玄関の間に腰壁+カーテンを設けることで、玄関に自然光を取り込み、空気を循環させる。
床色に合わせた可動棚は靴置きだけではなく、インテリアも楽しむ飾り棚に。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

風を感じる家
リノベーション事例
CONCEPT

風と光を巧みに取り入れた開口設計。優しい大人な二人の雰囲気を表したような配色と、杉や檜を用いた和の素材が魅力。狭い玄関と洗面脱衣室を一体化、寝室からの開口で自然光を確保し、快適な空間を実現しました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ64m²
築年月1971年08月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

髙橋

玄関・洗面・寝室を細かく分けず、光や視線の抜けを活かしてつなぐ
そんな設計にすることで、限られた面積でも広がりと暮らしやすさを両立できます。

実例3 シンプルな空間を引き立てる、玄関デザインの工夫

白を基調としたシンプルな玄関に、置き型ミラーをアクセントとして取り入れた住まい。

壁に固定するのではなく、あえて立て掛けることで空間にほどよい抜け感が生まれ、ショップのような洗練された雰囲気を演出しています。

また、玄関框にはアール形状を採用。直線的になりがちな空間の中にやわらかな曲線を取り入れることで、シンプルながらも印象に残る玄関に仕上がっています。

さらに、シューズクロークはレースカーテンでゆるやかに目隠し。収納スペースを隠しながらも圧迫感を抑え、軽やかな印象を与えています。

大きな装飾を加えなくても、素材や形状、見せ方を工夫することで玄関はぐっとおしゃれな空間になります。

スクロールできます
シンプルな玄関スペースでも、アールの框や置き型のミラーを採用することで、おしゃれな印象の空間に。
玄関から音漏れが気になったとのことで、二重ドアを採用。セカンドリビングとつながる玄関で防音に役立つ。
玄関からつながるセカンドリビングはシンプルな印象に。プロジェクターを壁に映して楽しむため、玄関とのつながりが大切な空間。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

セカンドリビングがある暮らし
リノベーション事例
CONCEPT

日当たりの良い場所には愛猫とゴロゴロできる小上がりを。夏も涼しい北側にはプロジェクター付きのセカンドリビングを計画しました。玄関ドアの防音性を高めてお家時間をもっと快適に。寝室は天井をあえて斜めにすることで、コンパクトでも広がりを感じる空間にしています。

基本情報
建物タイプマンション
広さ69m²
築年月1980年07月
リノベ費用1000万〜1500万円
居住人数1人

※費用は引き渡し当時の金額です

髙橋

おしゃれな玄関は、必ずしも特別な素材や家具が必要なわけではありません。
曲線や光の透け感など、細かなデザインの積み重ねが空間の印象を大きく変えてくれます。

実例4 趣味と暮らしをつなぐ、ガレージのある玄関

玄関横にガレージスペースを設けた住まい。

自転車やアウトドア用品の収納として活用できるだけでなく、メンテナンスやDIYなどを楽しむ場所としても使える空間です。

さらに、ガレージの隣には書斎スペースを配置。
趣味の時間や在宅ワークなど、それぞれのライフスタイルに合わせて活用できるレイアウトとなっています。

玄関からリビングへ続く動線とは別に、
自分の時間を楽しむ場所を確保することで、住まいの使い方に広がりが生まれています。

単に収納を増やすだけではなく、
「好きなことを楽しむための場所」を玄関まわりにつくる。

そんな発想も、リノベーションならではの魅力です。

スクロールできます
土間を広く確保し、ご主人が趣味である自転車をメンテナンスしたり展示できる玄関。
趣味が楽しめる広い玄関土間は、陽を取り入れ広々した印象に。
玄関から来客を通す動線と、キッチンを通る動線を分けることで、来客には生活感を極力見せず、買い物帰りの食材も楽にキッチンに運ぶことができる。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

美の建築
リノベーション事例
CONCEPT

どこか海外の風を感じる、温かみのあるワンルーム風。明るいLDKを中心に、光と風の通る間取りが完成しました。生活感は隠しすぎずに、垣間見える小粋さを楽しんで。趣味が楽しめる広い玄関土間、そこから続く2WAY動線が、空間全体を緩やかに繋いでいます。

基本情報
建物タイプマンション
広さ66.88m²
築年月1982年06月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

髙橋

玄関は、家族や来客を迎える場所であると同時に、自分らしい時間の入り口でもあります。
趣味や仕事を楽しむスペースを取り入れることで、住まいの可能性はさらに広がります。

実例5 将来の変化にも対応できる、ゆとりある玄関土間

玄関土間を広めに確保した住まい。

一般的な玄関よりもゆとりのある空間とすることで、ベビーカーや自転車、アウトドア用品などを置けるだけでなく、多目的に活用できる”余白”を生み出しています。

特徴的なのは、この土間空間が将来的に個室として仕切れるよう計画されていること。

子どもの成長や働き方の変化など、暮らしは住み始めてからも少しずつ変わっていきます。

その変化に合わせて使い方を変えられるよう、あらかじめ余白を持たせておくことで、長く快適に暮らせる住まいにつながっています。

今の暮らしだけではなく、これから先の暮らしまで見据えたリノベーション事例です。

スクロールできます
将来部屋を作れるよう、可動式の収納家具を造作。収納家具を移動させることでお金をかけずに一部屋足せる工夫とした。
広い土間空間は、今は便利な収納スペース。仕切れば子ども部屋になるよう可変性を持たせた。
可動家具の裏にはクロークスペースを。空間を有効活用かつ玄関近くに設けることで帰宅動線にも繋がる。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

広がるバルコニーとのつながり
リノベーション事例
CONCEPT

憧れのコンクリート躯体表しに、広いルーフバルコニー。家族の今を楽しく快適にする工夫はもちろんのこと、家族の今後も見据えた間取りが実現しました。広い玄関土間は、今は便利な収納スペース。仕切れば子ども部屋になるよう可変性を持たせ、子どもたちの成長を見守っています。

基本情報
建物タイプマンション
広さ67.65m²
築年月1977年07月
リノベ費用1000万〜1500万円
居住人数4人

※費用は引き渡し当時の金額です

髙橋

「今ちょうどいい」だけではなく、「将来どう使うか」まで考えておくことも住まいづくりの大切な視点です。
暮らしの変化に合わせて使い方を変えられる”余白”が、住まいの自由度を高めてくれます。

実例6 玄関土間で、パブリックとプライベートをゆるやかに分ける

住まいの中心に広めの玄関土間を配置した実例。

一般的な玄関のように通過するだけの場所ではなく、玄関土間をひとつの空間として計画することで、住まい全体のゾーニング(配置)を担っています。

玄関を挟んでリビングなどのパブリック空間と、寝室などのプライベート空間を分けることで、来客時も家族の生活空間が見えにくいレイアウトに。

また、空間を完全に閉じるのではなく、玄関土間を介してゆるやかにつなげることで、開放感を保ちながら適度な距離感も生まれています。

単に部屋数を増やすのではなく、暮らし方に合わせて空間の役割を整理する。
そんなリノベーションならではの工夫が感じられる住まいです。

スクロールできます
プライベートとパブリックを分ける玄関土間。左手は寝室、右手はリビング空間へと続く。
住まいの空間を分断するように、土間空間を縦長にすることで、視線の抜け感が生まれる。
土間空間をひとつ挟むだけで、オンとオフを切り替えやすい住まいに。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

森に棲む
リノベーション事例
CONCEPT

森のような一面のグリーンが、家族の時間を豊かに彩ります。スタイリッシュな引き戸で間仕切りしたサンルームはお部屋の主役。広い玄関土間は大空間をオンとオフに分け、家族みんなが快適に過ごせます。子ども部屋の増設も視野に入れ可変性を残した、植物との共生を楽しむ住まいです。

基本情報
建物タイプマンション
広さ121.17m²
築年月1982年03月
リノベ費用2000万円〜
工期4ヶ月
居住人数4人

※費用は引き渡し当時の金額です

髙橋

空間を仕切るだけではなく、「どう距離をつくるか」も住まいづくりの大切な視点です。
玄関土間は、暮らしにほどよいメリハリを生み出してくれます。

実例7 室内と外をゆるやかにつなぐ、広い土間玄関

広々とした土間玄関を設け、室内と外の境界をゆるやかにつないだ住まい。

一般的な玄関のように「出入りするだけの場所」ではなく、住まいの一部として土間空間を取り込むことで、暮らしの幅を広げています。

この住まいでは、光や風、視線の抜けを意識しながら空間を構成。玄関から住まい全体へと自然につながることで、開放感のある暮らしを実現しています。

土間は収納や動線のためだけではなく、趣味を楽しんだり、植物を置いたり、その時々の暮らしに合わせて使い方を変えられる余白のある場所。

玄関を「通る場所」から「過ごす場所」へ

そんな発想が感じられるリノベーション事例です。

スクロールできます
自転車も楽々置ける広々とした土間。アウトドア好きのご夫婦が楽しめる空間に。
光と風が抜ける回遊性のある間取り。移動や視線の抜けを工夫して、どの角度からも楽しめる設計。
まるで絵画のようなフレーム。空間に光を取り込むとともに、空間を緩やかに分けます。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

wood frame
リノベーション事例
CONCEPT

夫婦はアウトドアが好きだけど元来インドア派。それでも家の中にいるだけでは飽きてしまう。そこで、室内外の境界を曖昧にし、移動や視線の抜けを工夫して、各空間を楽しみやすく飽きのこないビュッフェのような空間デザインを目指しました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ70.54m²
築年月1995年01月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

髙橋

玄関は、家の中と外をつなぐ場所。
だからこそ、ただ通り抜けるだけではなく、光や風を感じながら過ごせる空間にすると、暮らしの楽しみ方も広がります。

おしゃれな玄関インテリアをつくるコツ

おしゃれな玄関をつくろうと思うと、つい広さや収納量、照明や素材選びに目が向きがちです。

しかし、今回ご紹介した実例には、共通する考え方がありました。

それは、玄関を単なる出入り口としてではなく、暮らしの一部として捉えていること。

お気に入りの景色を楽しんだり、趣味の時間を過ごしたり、家族との距離感を整えたり。
住まいによって形は異なりますが、それぞれの暮らし方に合わせて空間がつくられていました。

だからこそ、おしゃれな玄関づくりで大切なのは、見た目だけを整えることではありません。

髙橋

毎日どんなふうに使いたいか。
どんな気持ちで「ただいま」と帰ってきたいか。
そんな視点から考えることで、自分たちらしい玄関が見えてくるはずです。

「玄関リノベーションにはどれくらい費用がかかる?」
「工事の注意点も知りたい」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

「見せる」と「隠す」のバランスを考える

玄関は住まいの第一印象を決める場所である一方、靴やアウター、アウトドア用品など生活感が出やすい場所でもあります。
そのため、おしゃれな玄関づくりでは「すべて見せる」「すべて隠す」のどちらかではなく、見せるものと隠すもののバランスを考えることが大切です。

例えば、お気に入りのアートやグリーンは見える場所に。
一方で、日用品やストック類はシューズクロークや収納スペースへ。

空間に適度な余白を残すことで、すっきりとした印象をつくりやすくなります。

光と視線の抜けを意識する

玄関は住まいの中でもコンパクトな空間になりやすいため、広さだけでなく「どう見えるか」も重要なポイントです。

室内窓やガラス建具を取り入れたり、リビングまで視線が抜けるレイアウトにしたりすることで、実際の面積以上の開放感を感じられることがあります。

また、自然光を取り込む計画や照明の工夫も、玄関の印象を大きく左右します。

空間を広げるのではなく、広く感じられる工夫を取り入れることも、おしゃれな玄関づくりのポイントです。

今だけでなく、これからの暮らしも考える

住まいは完成したときがゴールではありません。
子どもの成長や働き方の変化、趣味の変化など、暮らしは少しずつ変わっていきます。

そのため玄関づくりでは、今の使いやすさだけでなく、将来の使い方まで見据えて計画することも大切です。
収納として使っていたスペースをワークスペースにしたり、多目的な土間空間として活用したり。
あらかじめ余白を持たせておくことで、暮らしの変化にも柔軟に対応しやすくなります。

髙橋

玄関は、住まいの第一印象を決める場所であると同時に、暮らしのはじまりをつくる場所。
デザインだけでなく、その先の暮らしまで想像しながら考えることで、より愛着の持てる空間になります。

おしゃれな玄関は、暮らし方から生まれる

玄関は、家の中で最も短い時間しか過ごさない場所かもしれません。

それでも、「いってきます」と「ただいま」を繰り返す場所だからこそ、その空間は暮らしの心地よさに大きく関わっています。

視線の抜けを活かした玄関。
趣味を楽しむ土間空間。
将来の変化を見据えたゆとりのあるレイアウト。

それぞれ形は異なりますが、どの住まいにも共通していたのは、住む人の暮らし方を起点に考えられていることです。

おしゃれな玄関とは、単に流行のデザインを取り入れた空間ではなく、自分たちの暮らしにフィットした空間のこと。
毎日の動線を整えたり、お気に入りの景色をつくったり、好きなものを楽しむ場所を設けたり。

そんな小さな工夫の積み重ねが、長く愛着を持てる住まいにつながっていきます。

髙橋

「自分たちの暮らしには、どんな玄関が合うだろう?」
そんな視点から考えてみると、住まいづくりはもっと自由で、もっと楽しいものになるかもしれません。

ゼロリノベでは、間取りやデザインだけではなく、どんな暮らしを叶えたいのかを大切にしながら住まいづくりをご提案しています。

玄関はもちろん、収納や動線、趣味の空間まで含めて、自分たちらしい暮らしを一緒に考えてみませんか。

実際のリノベーション事例も多数ご紹介していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の執筆
  • 髙橋 理紗

    北海道在住。住宅会社でリフォーム営業やインテリアコーディネーターとして、リノベーションから新築まで、幅広いお客様と住まいづくりに携わった経験を活かし、現在はWEBライターとして住まいや暮らしに関する記事制作を行っています。また、自...

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