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おしゃれな浴室・お風呂をつくる方法│リノベ事例やDIYアイデア

おしゃれな浴室

「一日が終わって、ゆっくりお風呂に入る時間が楽しみ」といった人は多いのではないでしょうか。快適なバスタイムを過ごすためには、浴室にはこだわりたいですよね。

そこで今回は、バスタイムが待ち遠しくなるおしゃれなお風呂にイメージチェンジするために、以下の内容をご紹介します。

  • おしゃれな浴室・お風呂を作る流れ
  • 浴室をおしゃれに見せるレイアウト
  • おしゃれな浴室をつくるポイント

あわせて実際におしゃれな浴室へとリノベーションした事例も4つご紹介しますので、ご参考にしてみてくださいね。

目次

おしゃれな浴室・お風呂を作る流れ

自宅の浴室をおしゃれに変身させたいときに、思い付くまま行き当たりばったりで進めてもうまくいかない可能性があります。まずはおしゃれな浴室・お風呂を作るステップを押さえておきましょう。

 

1-1. Step1.理想の完成イメージを膨らませる

まずは、SNSや画像検索サイト、雑誌の写真などを参考に、どのような浴室にしたいのか完成イメージを持ちましょう。漠然としたイメージで気に入ったものだけ集めると、ひとつひとつは素敵でも統一感のないものとなってしまう可能性があるためです。

完成イメージは、「スタイリッシュに」「シンプルなイメージで」「シックなテイストに」など、ざっくりとしたコンセプトイメージを固めるだけでも問題ありません。理想のイメージに合わせて浴室全体の色味やトーンを統一させると、空間をおしゃれにまとめやすくなります。

1-2. Step2.予算の目安を立てる

リノベーションする場合、理想をすべて叶えようとして次々に要望を盛り込んでいくと、予算を超えてしまう場合があります。そのため浴室のイメージチェンジに出せるリフォーム費用の目安を立てておくことが大切です。

あらかじめ予算を決めたうえでリノベーション会社に相談すれば、予算内で実現できるベストな提案をしてもらえます。大きな予算を割けない場合でも、DIYなら数百~数千円でちょっとしたイメージチェンジが可能です。

1-3. Step3.リノベーションかDIYか手段を検討する

理想のイメージや予算を考慮しながら、浴室をイメージチェンジさせる手段を検討しましょう。

手段としては、リノベーションとDIYが考えられます。自身でおこなうDIYは、小さい予算で済むものの、リノベーションと比べると浴室を大幅に変えるのが難しいのがデメリットです。

一方リノベーションについても、そもそも理想の浴室を実現できる物件かどうかを見極める必要があります。浴室のリノベーションは、物件の状態や制約によって変更できる内容が変わるためです。

リノベーションを検討する場合は、まずはリノベーション会社に見てもらい、相談するとよいでしょう。

浴室をおしゃれに見せるレイアウト

ここでは、浴室をおしゃれに見せるために知っておきたい「浴室のレイアウト」を紹介します。

2-1. 浴室のタイプは3つある

「浴室」には以下の3つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

ユニットバスは、メーカーが用意したパーツを選んで組み立てるため、レイアウトの自由度は低いものの、イメージが統一された浴室になります。

一方ハーフユニットバスは、浴槽の高さまでは既製品となるので、レイアウトの自由度は低めです。ただしそれ以外の部分は好みの素材を選べるので、ユニットバスよりは個性を出した浴室作りが可能です。

在来工法は、浴槽や床、壁、天井などの素材はもちろん水栓やシャワーなどのパーツもすべて自分で選べます。レイアウトやデザインを、完全に自分の好みで仕上げられる一方、理想を叶えようとすると費用が高くなる可能性がある点には注意が必要です。

2-2. 洗面室やトイレとのつながりを意識する

ホテルに宿泊すると、浴室はトイレや洗面所と一緒に配置されていることが多いですよね。利便性や配管処理の関係が大きいのですが、これら3箇所のつながりを意識してレイアウトを考えると、ホテルのような雰囲気を演出できます。

とくにマンションなどで空間に限りがある場合は、スペースの有効活用にもつながるのでおすすめです。

<洗面所・トイレのつながりを意識したホテルライクな浴室の事例>

浴室と洗面室を分けるドアによっても、浴室の印象は変わります。

<浴室と洗面所をガラスドアで分けたスタイリッシュな浴室>

ユニットバスをおしゃれにするほかの方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ハーフユニットバスに関する詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

おしゃれな浴室をつくるポイント

おしゃれな浴室づくりをスムーズに進めるためには、次の5つのポイントを押さえることをおすすめします。

順番に見ていきましょう。

3-1.シャワーやカランなどのパーツにこだわる

【画像引用】sanwacompany

全体的なレイアウトとあわせ、細かなパーツにもこだわると、よりおしゃれな浴室を実現できます。

たとえばオーバーヘッドシャワーにする、デザイン性の高いカランを選ぶだけでも浴室のイメージはがらりと変わります。

ユニットバスであっても、パーツは変更できることがほとんどです。おしゃれなパーツに変えるだけで、浴室のイメージチェンジができるでしょう。

3-2. 素材にこだわる

ハーフユニットバスでは壁や天井、在来工法では浴室内のすべての素材を選べます。

たとえば壁にはタイルを張って高級感を出す、木材を使用しナチュラルな雰囲気を楽しむ、モルタルでスタイリッシュに仕上げるなども自由自在。オリジナルの浴室空間を創造できます。

ただし素材を選ぶときには、見た目はもちろんメンテナンス性も重要です。普段の掃除の頻度なども考慮して、おしゃれな状態を保てる素材を選びましょう。

3-3. 理想に近いイメージを具体化しておく

思い描く理想の浴室に近づけるためには、理想の完成イメージを考えた際に見つけた参考画像を保存しておきましょう。リノベーション会社との間で完成イメージの認識がずれると、理想通りの工事を実現できないリスクがあるためです。

たとえば「壁は白いタイル張りにしたい」と伝えたとしても、タイルの種類はさまざまです。タイルのツヤの有無や大きさによって、仕上がりの印象は大きく異なります。

完成イメージは印刷してファイルにまとめる、スマホに保存するなどしておくと、依頼先にリノベーションの相談をする際に、完成イメージを伝えやすくなるのでおすすめです。

3-4.事前に同居人の同意をもらっておく

家族と暮らしているなど同居人がいる場合は、自分だけの判断で浴室のイメージチェンジを進めると、トラブルになりかねません。どのような浴室にしたいのか、具体的な完成イメージを共有し、同意をもらっておきましょう。

たとえ床や壁にシートを張るなど簡単なDIYであっても、「このくらいなら大丈夫」と考えるのは禁物です。個室と違い、浴室は同居人の共有スペースです。理想のイメージを考える段階から、同居人全員で話しあって進めるのがおすすめです。

3-5. DIYの場合は雑貨や小物、間接照明で工夫する

浴室の大がかりなリノベーションができない場合は、雑貨や小物にこだわる、照明器具を変更するなど、ちょっと手を加えるだけでもイメージチェンジになります。ここではDIYでできる工夫を紹介します。

3-5-1.インテリア雑貨を活用する

インテリア雑貨を活用すると、出費を抑えながらも浴室の雰囲気を変えられるのでおすすめです。

たとえば観葉植物を置けば、リゾート感満載の浴室に。照明の代わりにキャンドルライトを使えば、ロマンチックなバスタイムを過ごせるようになります。

観葉植物はハイドロカルチャーにする、インテリア雑貨は耐水性のあるものを選ぶなどすれば、管理も簡単です。

3-5-2. 小物の色や形を統一する

浴室に置くアイテムの色や形を統一するのも、浴室のイメージアップを簡単におこなう方法のひとつです。

たとえば市販のシャンプーやボディソープのボトルは、色や形、大きさがバラバラなので、そのまま置くと統一感がありません。それらを気に入ったデザインのボトルに詰め替えるだけでも、浴室の雰囲気がぐっとよくなります。

バスグッズは浴室全体の色やデザインとのバランスを考えて選ぶのが、おしゃれ度をアップさせるコツです。

3-5-3. 間接照明を利用する

照明をおしゃれなものに取り換えるだけでも、浴室の雰囲気が変わります。調光や調色の機能があると、その日の気分に合わせて浴室の雰囲気を変えられるのでおすすめです。

浴槽に浮かべられるバスライトもあります。バスライトにはさまざまな照明の色や形があり、置くだけで浴室のイメージを変えられます。100均などでも気軽に購入できるので、試してみるとよいでしょう。

【スタイル別】おしゃれな浴室のリノベーション事例4選

ここからは、実際におしゃれな浴室にリノベーションした施工事例を4つご紹介します。浴室のイメージチェンジを検討する際のご参考にしてみてくださいね。

4-1. ガラスばりの贅沢空間!明るく開放的なバスルーム

中古マンションのリノベーションにあわせ、既存のユニットバスを在来工法の浴室に変えた事例です。浴室をガラス張りにすることで、明るく開放的なバスタイムを過ごせるようになりました。

気になるときには、シャワーカーテンで目隠しできるように工夫されています。

この事例の詳細は、こちらからご覧いただけます。

4-2. ホテルライクでスタイリッシュな浴室空間にイメージチェンジ

浴室と洗面、トイレをひとつの空間に収めることで、ホテルライクでスタイリッシュな空間へのリノベーションを実現しました。

壁から天井、床、設置する設備など、内装をすべて白とシルバーにそろえることで、統一感を出しました。2箇所に設置された大きなミラーは、空間を広く見せる効果もあります。こちらも浴室使用中は、必要に応じてシャワーカーテンで目隠しすることも可能です。

床が全面タイルになっているので、水を流して掃除できる清掃性の高さもポイントです。

この事例の詳細は、こちらからご覧ください。

4-3. 家全体のイメージと統一。モルタル仕上げのシンプルモダンな浴室

壁から浴槽までを、すべてモルタルで仕上げたモノトーンの浴室です。家全体の白とグレーのシンプルモダンなデザインとあわせたことで、家全体の統一感を出すのに成功しました。

オーバーヘッドシャワーがアクセントになり、さらにおしゃれな雰囲気をプラスしています。浴室に窓を取りつけ中庭を望めるようにしたので、開放感も抜群です。

この事例の詳細は、こちらからご覧ください。

4-4. 清潔感のある細い白タイルでスッキリとした浴室に

壁材に白いボーダータイルを採用し、清潔感のある浴室にイメージチェンジ。ボーダータイルは通し目地(まっすぐに並べる張り方)を選ぶことで、すっきりした印象に仕上がっています。
床材は大ぶりのタイルを選んだので、お手入れも楽そうです。大きな窓がついているので、換気の問題もありません。

この事例の詳細は、こちらからご覧ください。

まとめ

浴室をおしゃれに変身させるには、まずは予算を決めたうえで、リノベーションかDIYか、方向性を定めましょう。「理想の浴室」を画像で見せられるようにしておくと、リノベーション会社
や同居人に相談するときにイメージを共有しやすくなります。

ゼロリノベでは、ご希望の間取りやデザインを実現しながら、素敵なバスタイムづくりのご提案が可能です。予算立てや物件選びからリノベーションまで、ワンストップでお手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

ミュート&顔出しなしのオンラインセミナー「小さいリスクで家を買う」も毎週開催していますので、ぜひすき間時間などに、自宅から気軽にご参加してみてくださいね。

この記事の執筆
  • 大月知香

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

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