アイランドキッチンの目隠し方法一覧!ケース別のおすすめと費用を解説

「アイランドキッチンって、どうやって目隠しすればいいんだろう…」そう思っている人は、意外と多いのではないでしょうか。
実は目隠し方法は9種類もあり、費用や設置方法、隠せる範囲もそれぞれ違います。この記事では、方法ごとのメリット・デメリット・費用から、ケース別のおすすめ、選ぶときの注意点までまとめました。
読み終わるころには、あなたの家にぴったりの方法がきっと見えてきますよ。
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アイランドキッチンで目隠しする方法一覧
アイランドキッチンの目隠し方法には、主に9種類あります。ここでは、それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
1.ロールスクリーン
ロールスクリーンは、必要なときだけ下ろして使える目隠し方法です。アイランドキッチンの場合は、天井から吊るすタイプが一般的。シンクまわりや作業台を、来客時などにサッと隠したいときに便利です。

【ロールスクリーンのメリット】
- 必要なときすぐに目隠しできる
- 目隠しの高さを調整できる
- スマートに見せやすい
- 収納時も使用時もコンパクト
- 色や柄によってインテリアのアクセントになる
必要なときだけ下ろせるので、来客時や片付け途中でも、シンクまわりや作業台をすぐに隠せます。
また、使わないときはすっきり収まるため、目隠ししながらもキッチンまわりを軽やかに見せやすいです。
【ロールスクリーンのデメリット】
- 素人では取り付けが難しい
- 油はねなどで汚れるとシミになりやすい
- お手入れに手間がかかる
ロールスクリーンは、天井への取り付けが必要になるため、DIY初心者にはややハードルが高めです。
また、布製のため汚れがつくとお手入れに手間がかかります。洗えるタイプでも、取り外しや洗濯に手間がかかることを頭に入れておきましょう。
製品によっては布幅が想定より狭くなることもあるため、選ぶ際はサイズ感(布幅)にも注意が必要です。
【ロールスクリーンの費用目安】
ロールスクリーンの設置費用は、本体価格と工事費に分かれます。業者によっては、交通費や駐車場代がかかる場合もあります。
- 本体価格:3,000〜15,000円程度
- 工事費:8,000円程度
費用は、選ぶ生地や仕様によって差が出ます。キッチンでは遮光性よりも、防火性や汚れにくさを重視して選ぶのがおすすめです。
2.カーテン・のれん
カーテンやのれんは、布のやわらかさを生かして、アイランドキッチンを目隠しできます。突っ張り棒で手軽に設置できる場合もあり、間取りによっては取り入れやすいのが特徴です。

【カーテン・のれんのメリット】
- 必要なときすぐに目隠しできる
- 布なので洗いやすく、お手入れしやすい
- 突っ張り棒などで簡単に設置できる場合がある
- おしゃれな模様や色を選べばLDKのワンポイントになる
左右に開閉できるため、片手がふさがっていてもサッと視線を遮れます。布製なので自宅で洗いやすく、清潔を保ちやすい点もメリット。また、色や柄の選び方次第で、空間のアクセントとしても活躍します。
【カーテン・のれんのデメリット】
- アイランドキッチンの位置によっては、あと付け感が出やすい
- 風で揺れると、視線をしっかり遮りにくい
- 火元の近くでは、丈や位置に注意が必要
アイランドキッチンがLDKの中央付近にある場合は、カーテンやのれんだけが浮いて見えることがあります。また、風で揺れるとシンクまわりが見えやすくなるため、目隠し効果を安定させたい場合は設置場所をよく検討しましょう。
作業台やコンロとの距離が近い場合は、火元との位置関係にも注意しましょう。丈は、作業台より10cm以上下げておくと安心です。
【カーテン・のれんの費用目安】
カーテンはレールの取り付けが必要になることが多く、工事費を含めると費用差が出やすいです。
- カーテン
- カーテン生地:3,000円〜
- カーテンレール:1,000円〜
- カーテンレール取り付け費:8,000〜12,000円程度〜
カーテンレールの取り付け費は、依頼先や窓数によって変わりますが、1窓あたり約5,500〜12,000円程度がひとつの目安。
業者に頼む場合は、取り付け内容や窓・開口部の条件によって金額が変わるため、事前確認がおすすめです。
- のれん
- 布:1,000円〜
- 突っ張り棒:500円程度
のれんは、突っ張り棒を使えばかなり低コストで設置できます。
3.ブラインド
ブラインドは、羽の角度を調整しながら、視線をやわらかく遮れる目隠し方法です。アイランドキッチンには、汚れを拭き取りやすいアルミ製や、空間になじみやすい木製が向いています。

【ブラインドのメリット】
- 羽の角度で遮り方を調整できる
- 布製の目隠しに比べてお手入れしやすい
- すっきりとした印象にできる
- 木製ブラインドは静電気が起きにくく、ホコリがつきにくい
- デザイン性が高く、インテリアになじませやすい
- アルミ製には遮水性タイプもある
ブラインドは、開閉だけでなく羽の角度でも見え方を調整できるのが便利です。
アルミ製は水はねのあるキッチンでも扱いやすく、木製はやわらかな印象を出したいときにおすすめ。遮水性タイプを選べば、水まわりでも使いやすくなります。
【ブラインドのデメリット】
- 木製ブラインドは汚れが落としにくい
- 木製ブラインドはアルミ製より2~3倍重い
- 遮水性でないアルミ製は錆が発生する可能性がある
- たたみ代が大きく、全開にすると場所を取る
ブラインドは羽が重なってたたまれるため、収納時の厚みが出やすいです。とくに木製は重さがあるため、上げ下げのしやすさや設置場所との相性も確認しておきましょう。
全開にする可能性がある場合は、食器棚や冷蔵庫の開閉を妨げないかも見ておくと安心です。
【ブラインドの費用目安】
ブラインドの費用は、基本的に本体価格と取り付け費で考えます。設置方法は、天井や壁に直接取り付ける方法が一般的です。
- ブラインド本体:15,000〜20,000円程度
- ブラインドの取り付け:15,000〜20,000円程度
ブラインドはサイズや素材によって価格差が出やすく、アルミ製の方が比較的選びやすい傾向があります。木製は重さがあるため、設置環境によっては取り付け方法も確認が必要です。
高所での作業になるため、自分で無理に取り付けるより、業者に依頼した方が安心でしょう。
4.カウンタースクリーン
カウンタースクリーンは、シンクやコンロの前に低いパネルを立てて、手元だけをほどよく隠す方法です。水はね防止を主な目的としつつ、半透明の素材なら目隠しとしても使えます。

【カウンタースクリーンのメリット】
- 手元だけをほどよく隠せる
- お手入れがしやすい
- 市販品を後付けしやすい
- キッチンだけが孤立しにくい
- 工務店に依頼すると、空間に合わせた仕上がりにしやすい
カウンタースクリーンは、視線をほどよく遮りながら、会話のしやすさを保ちやすいのが魅力です。ロールスクリーンやカーテンのように面で大きく隠しすぎないため、キッチンの開放感も残しやすくなります。
リノベーションで造作すれば、インテリアとの統一感も出しやすいです。
【カウンタースクリーンのデメリット】
- アイランドキッチンのデザインによっては浮いて見えやすい
- 市販品は、フルフラットの印象を損ねることがある
- 設置できる高さや幅に制約がある
カウンタースクリーンはキッチン本体に直接つけるため、見た目が少し浮いて見えることもあります。また、設置位置やサイズによっては、アイランドキッチンのすっきりした印象が少し変わることもあります。
見た目の統一感を重視するなら、形や素材選びを慎重にするのがポイントです。
【カウンタースクリーンの費用目安】
カウンタースクリーンの費用は、設置方法によって変わります。市販品を購入して自分で設置する場合は、製品代のみです。
- 市販のカウンタースクリーン:5,000〜15,000円程度
市販品は、手軽に取り入れやすいのが魅力です。一方で、造作やオーダーでつくる場合は、リノベーション費用に含まれるため、金額は工務店や仕様によって変わります。
購入時は、サイズだけでなく、キッチンとの高さや奥行きのバランスも確認しておくと安心です。
5.腰壁
腰壁とは、アイランドキッチンの前面やサイドに立ち上げた低い壁のこと。高さは床から90〜120cm程度で、フルフラットの開放感を少し残しつつ、視線をやわらかく遮れるのが特徴です。

【腰壁のメリット】
- シンク内のゴミや溜まった洗い物を隠せる
- 調理中の手元を隠せる
- リビングと分断しにくく、孤立感が出にくい
- 腰壁の内側に、調味料などを置くスペースを作れる
- 腰壁の上にカウンターを設けることもできる
腰壁は高さが低いため、開放感を保ちながら手元だけを隠しやすいのが魅力です。
急な来客があっても、キッチンの中が丸見えになりにくく、調理中も視線を気にしすぎずに過ごせます。また、内側のスペースを使えば、ちょっとした収納や作業のしやすさも加えられます。
【腰壁のデメリット】
- 厚みや高さと部屋とのバランスを考える必要がある
- 後付けすると部屋が狭くなりやすい
腰壁つきのアイランドキッチンは、フラットなタイプに比べて厚みと高さが出るため、圧迫感が生まれることがあります。腰壁の目安は、作業台からの高さが20〜30cm、厚みが20cm程度です。
広いLDKなら気になりにくいですが、コンパクトな空間では、見た目のボリューム感も含めて検討しましょう。後付けする場合は、その分だけ床面積を使うため、動線とのバランスも確認しておくと安心です。
【腰壁の費用目安】
素材の選び方で印象も費用も変わるので、見た目と使い勝手の両方を見ながら決めるのがおすすめです。
- 木製やパネル材、シート仕上げ:10,000〜15,000円程度/㎡
- モルタル仕上げ:300,000〜600,000円程度/腰壁全体
比較的手を入れやすい仕上げもあれば、モルタルのようにまとまった費用がかかるものもあります。
後付けで検討するより、リノベーションの段階で腰壁つきのアイランドキッチンにしたり、造作でまとめたりすると、全体の仕上がりが整いやすいです。
6. 棚・キャビネット
アイランドキッチンの前やサイドに、少し高さのある棚やキャビネットを置いて、腰壁のように使うのもひとつの方法です。

上にスペースがある場合は、小さな棚を置いて、隠したい部分だけを目隠しすることもできます。
また、棚だけでなくカウンターの上に直接雑貨や観葉植物を飾ることで、視線をそちらに集めて手元の生活感をやわらかく隠すのもひとつの手です。
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【棚・キャビネットのメリット】
- 収納を兼ねた目隠しができる
- 後付けしやすく、取り入れやすい
- 天板を耐熱性のある素材にすれば、鍋の一時置きにも使える
- 作業台としても活用できる
棚やキャビネットを使えば、隠すだけでなく収納も増やせます。アイランドキッチン全体を隠さなくても、シンク前やサイドなど、気になる部分だけをほどよく隠せるのも便利。上にスペースがあれば置くだけで使え、薄型の棚なら限られた場所にも合わせやすいです。
【棚・キャビネットのデメリット】
- 厚みが出るので部屋が狭く感じやすい
- サイズ選びを慎重にする必要がある
- 動かないように工夫が必要
- アイランドキッチンや部屋の雰囲気に合わせる必要がある
棚は後から置ける反面、サイズが合わないと圧迫感が出やすいです。また、固定されていないため、軽い棚だと地震などで動いたり倒れたりする心配があるため、置き方や固定方法まで含めて考えておくと安心です。
【棚・キャビネットの費用目安】
棚の費用は、素材やつくりによって変わります。市販品なら1万円以下のものから、5万円以上のものまで幅があります。
- 棚の費用:10,000円以下〜50,000円以上
- 自作の場合:材料費のみ
自作する場合は、100円ショップのボックスやすのこを組み合わせて、費用を抑えることもできます。市販品を選ぶなら、ビンテージ調やシンプルなものなど、部屋の雰囲気になじむデザインを選ぶと使いやすいです。
7.パーテーション・ついたて

パーテーションやついたては、アイランドキッチンの前やサイドに自由に置ける目隠し方法で、必要なときだけ立てて、使わないときはしまっておけるのが特徴です。

出典:@akiko_a_table(Instagram)
【パーテーション・ついたてのメリット】
- 折りたたみ式や軽量タイプなど、用途に合わせて選べる
- 必要なときだけ設置でき、使わないときはしまえる
- 半透明タイプや天井から設置するタイプなど種類が豊富
- 部屋のインテリアに合わせやすいデザインが多い
パーテーションやついたては、木製や布製などデザインの選択肢が広く、事務的な印象にせずに使いやすいのが魅力です。キッチンの近くに置く場合は、水はねや油はねをさっと拭ける、シンプルな構造やプラスチック素材を選ぶと扱いやすいです。
【パーテーション・ついたてのデメリット】
- 木製の彫刻タイプなどはホコリがたまりやすい
- 折りたたみ式は、置くときにスペースを取る
- 高さがあるぶん、圧迫感が出やすい
- 布製は汚れが落ちにくい
- 置き型タイプは、倒れる心配がある
装飾性の高いデザインは見た目がおしゃれな一方、凹凸が多いとホコリが溜まりやすくなります。また、置き型は固定されていないため、小さな子どもが走り回るような環境では倒れやすい点にも注意が必要です。
【パーテーション・ついたての費用目安】
パーテーションやついたての費用は、デザインや素材によって幅があります。
- 市販のパーテーションやついたて:3,000〜15,000円程度
- 施工会社に依頼する場合:工事費10,000円前後+本体代金
市販品は、シンプルなものであれば比較的手頃な価格から選べます。天井から設置するタイプなど、造作に近い形にしたい場合は、最初から施工会社に相談すると、インテリアに合わせた提案を受けやすくなります。
8.ルーバー
ルーバーは、羽板と呼ばれる細い板を等間隔に並べた仕切りで、階段やエアコンの目隠しなどにもよく使われています。オープンなLDKに扉や壁は付けたくないけれど、キッチンとの間に少し区切りをつけたい場合におすすめです。

【ルーバーのメリット】
- 空間をやわらかく区切れる
- 視界を完全に遮らないため、圧迫感が少ない
- 通気性があり、風や光を遮りにくい
- 音を完全に遮らないため、孤立感が出にくい
- インテリアのアクセントになる
ルーバーは木製のものが多く、部屋に自然なぬくもりを添えてくれます。視線をやわらかく遮りながらも、開放感を保ちやすい点も強みです。
【ルーバーのデメリット】
- 固定式で設置後の調整がしにくい
- お手入れに手間がかかる
- 存在感があり、部屋の印象を左右しやすい
- 間隔によっては、エアコンの風が届きにくくなる場合がある
天井から床まで板が並ぶ分、見た目の存在感は大きくなります。色や素材の選び方で印象が変わるため、明るくしたいなら白系や杉材、落ち着いた雰囲気にしたいならオークやサクラなどが合わせやすいです。
水はねや油はねが気になる場合は、防汚・防水性のあるステンレスやアルミ製を選ぶと、お手入れの負担を減らせます。
【ルーバーの費用目安】
ルーバーは、リノベーション時に施工会社が取り付けるケースが多く、費用は素材や施工内容によって変わります。
既製品の目隠しルーバーと異なり、室内用の造作ルーバーは規格が定まっていないため、依頼前に見積もりで確認しておくのが確実です。
素材によって費用感が変わりやすいため、木製・アルミ製など候補を伝えたうえで、施工会社に事前に相談しておくと安心です。
9.引き戸
引き戸は、リビングとアイランドキッチンの間に建具を設けて、キッチン全体をしっかり目隠しする方法です。素材を半透明にすれば、光を通しながらも視線をやわらかく遮れます。

また、食器棚の前に設置すれば、アイランドキッチンはそのままに、背面の食器棚だけを隠すこともできます。

【引き戸のメリット】
- キッチン全体をまるごと隠せる
- 半透明素材なら圧迫感や暗さが出にくい
- 必要なときだけ閉められる
- 背面の食器棚まで隠せる
- 匂いや煙をリビングに広げにくい
普段は開けておき、来客時などにサッと閉めるだけで、キッチン全体を隠せるのが引き戸の強みです。匂いや煙の広がりも抑えられるため、アイランドキッチンの弱点をカバーしやすい方法でもあります。デザインも豊富で、全面半透明のものから、足元だけ木製にしたタイプまで選べます。
【引き戸のデメリット】
- 費用がかかりやすい
- 閉めている間は会話や気配が伝わりにくくなる
- 戸を収めるスペースが必要で、その分レイアウトに制約が出る
引き戸はDIYでの設置が難しく、施工会社への依頼が基本となるため、費用はかかりやすくなります。閉めている間はリビングとの会話や気配が伝わりにくくなるほか、戸を収めるスペースが必要な分、壁面のレイアウトにも制約が出ます。設置前に、引き込み先のスペースを確保できるか確認しておくと安心です。
【引き戸の費用目安】
引き戸の費用は、本体価格と工事費に分かれます。最近は、床にレールを設けない上吊りタイプも選ばれています。
- 引き戸本体(1枚):10,000円台〜
- 片引き戸の設置:80,000〜250,000円程度
- 引き違い戸(両開き)の設置:150,000〜350,000円程度
費用は、素材や枚数、施工方法によって変わります。上吊りタイプはバリアフリー性が高い一方、工事がやや複雑になるため、費用も高くなりやすい傾向があります。設置前に、複数の見積もりで比較しておくと良いでしょう。
【ケース別】おすすめのアイランドキッチンの目隠し方法
1章では9種類の目隠し方法をご紹介しましたが、実際は「どんな悩みに、どの方法が向くか」が気になるところですよね。まずは下の表で、ケースごとのおすすめ方法をチェックしてみましょう。
| ケース | おすすめの方法 |
|---|---|
| 1.調理中の手元を隠したい | カウンタースクリーン、棚、腰壁 |
| 2.シンクの洗い物を隠したい | ロールスクリーン、カーテン、ブラインド、パーテーション・ついたて、引き戸 |
| 3.サイドからシンクが見える | ロールスクリーン、カーテン、ブラインド、パーテーション・ついたて |
| 4.キッチン上を片付けきれない | ロールスクリーン、カーテン、ブラインド、カウンタースクリーン、棚、腰壁、パーテーション・ついたて、ルーバー |
| 5.背面の食器棚を隠したい | ロールスクリーン、のれん、カーテン、ルーバー、引き戸 |
| 6.サッと隠ししたい | ロールスクリーン、のれん、カーテン、ブラインド、引き戸 |
| 7.圧迫感なく目隠ししたい | ブラインド、ルーバー、引き戸 |
ケース1: 調理中の手元を隠したい場合
カウンタースクリーンや棚、腰壁のように、手元だけを隠せる方法なら、リビングにいる人との会話を続けながら、緊張せずに調理や配膳ができます。
胸から上が見える高さにしておけば、コミュニケーションを途切らせずに済むのもポイントです。
特に来客時に食事を振る舞うタイミングでは、手元を見られるプレッシャーがなくなるため、いつも通りのペースで準備を進めやすくなります。
ケース2:シンクの洗い物を隠したい場合
急な来客時でも、必要なときだけサッと下ろせる方法なら、シンクやコンロまわりの汚れをすぐ隠せます。
お客様がキッチンの正面を通らない配置であれば、カウンタースクリーンや棚のような一部分だけの目隠しでも十分対応できます。
一方で、来客の動線がキッチン全体を横切るような配置の場合は、面で覆えるロールスクリーンやカーテンのほうが安心感があります。
ケース3:サイドからシンク内が見えてしまう場合
サイド面に設置できる方法を選ぶのが前提になります。パーテーションやついたてを使う場合は、脚を置けるだけのスペースがあるかを確認しておきましょう。
通路の幅が狭い場合は、脚付きタイプよりも、壁面やレールに沿って設置できるロールスクリーンやブラインドのほうが動線を妨げにくくなります。
ケース4:キッチン上を片付けきれない場合
このケースは対応できる方法の選択肢が多く、視線の逸らし方にもいくつかのパターンがあります。
ロールスクリーンやカーテンは下げっぱなしでインテリアの一部として使う考え方もでき、ブラインドやルーバーは視線を適度に遮ることで目隠し効果を出せます。
棚や腰壁は、座った状態では見えなくなりますが、立ち上がると見えてしまうこともあるため、リビングの座る位置とキッチンの位置関係も確認しておくと安心です。
ケース5:背面の食器棚を隠したい場合
食器棚の手前にロールスクリーンやのれん、カーテンを設置する方法が定番です。ブラインドはたたみ代が食器棚の扉に干渉しやすく、パーテーションは調理のたびに動かす手間があるため、この用途ではあまり向きません。
ルーバーは食器棚に直接設置できませんが、キッチン手前に置くことでリビングからの視線をやわらげられます。引き戸を使えば、アイランドキッチンはそのままに、背面の食器棚だけをまとめて隠すことも可能です。
ケース6:サッと目隠ししたい場合
ロールスクリーンやカーテン、ブラインド、引き戸なら、必要な瞬間にすぐ隠せます。パーテーションやついたても対応できますが、その都度動かす手間がある点は考慮しておきたいところです。
来客の頻度が高い場合は、動かす手間が少ない方式を選んでおくと、日常的な使い勝手がよくなります。
ケース7:圧迫感なく目隠ししたい場合
ブラインドは羽の角度を水平に近づけると、圧迫感を抑えながら視線を遮れます。ルーバーや半透明素材の引き戸も、完全に視線を遮らないぶん、会話や気配が伝わりやすく、孤立感を感じにくいのが特徴です。
開放感を保ちたい場合は、色や素材を空間に近いトーンでそろえると、より軽やかな印象になります。
【弊社事例】アイランドキッチン目隠しアイデア3選
ここまで方法や選び方をご紹介してきましたが、実際の空間でどう仕上がるのか気になる方も多いでしょう。ここでは、ゼロリノベで手がけたアイランドキッチンの目隠し事例を3つご紹介します。
1.サイドに収納を配したアイランドキッチン
収納は必ずしも背面に限らず、レイアウトによってはキッチンのサイドに配置する方法もあります。
この事例では、アイランドキッチンの横に収納を設けることで、動線を確保しながら収納力を高めました。
2.カウンタースクリーンとグリーンで、さり気なく目隠し

コンロ前にはカウンタースクリーンと調味料を置いて、火まわりの手元が直接見えにくいように工夫。
シンク側には観葉植物を並べることで、視線がグリーンに向かい、キッチンの作業感をやわらかく隠してくれます。
3.腰壁付きでほどよく隠れるキッチン

ダイニング側には腰壁を立てて、シンクやコンロまわりの手元を隠しながら、上部を抜いて配膳もしやすいアイランドキッチンにしています。
背面のパントリー入口はカーテンで仕切り、収納まわりの生活感もサッと隠せるようにしているのがポイントです。
アイランドキッチンの目隠しを選ぶ際の注意点

アイランドキッチンは火や水を使う場所なので、目隠しを選ぶ際にはいくつか気をつけたいポイントがあります。
布製・木製の目隠しは、火元との距離に注意
ロールスクリーンやのれん、カーテン、木製のブラインドなど、燃えやすい素材の目隠しは、風で煽られると火が燃え移る可能性があります。
これらの素材を選ぶ場合は、火元から十分な距離を取るか、調理中は目隠しを上げた状態にしておくのが安心です。
パーテーションやついたては、転倒のリスクに注意
パーテーションやついたては置き型のため、脚が高齢者にとってつまずきの原因になったり、小さな子どもが誤って倒してしまうことがあります。
転倒するとキッチン上に倒れかかる形になり、調理中であれば火のそばで危険が生じるほか、下敷きになってけがをするおそれもあります。
高齢者や小さな子どもと暮らしている場合は、置き型よりも固定できる目隠し方法を選ぶ方が安心です。
ステンレス・アルミ製は、錆のリスクに注意
ステンレス製やアルミ製のパーテーション、ルーバーはスタイリッシュで人気ですが、水はねによって錆が発生することがあります。キッチンまわりで使う場合は、遮水性のあるタイプを選んでおくと、見た目の美しさを長く保ちやすいです。
まとめ
アイランドキッチンの目隠しは、隠したい場所や好みに合わせて選べる方法がたくさんあります。デザイン性も高いので、目隠ししんがらお部屋のアクセントとしても楽しめますよ。
費用や設置のしやすさも方法によって違うので、ライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。気になる方法があれば、ぜひ本文に戻って詳しくチェックしてみてくださいね。
理想のアイランドキッチンを、おうちのリノベーションと一緒に叶えたい方は、ぜひゼロリノベにお気軽にご相談ください。







