アイランドキッチンの間取り作りのポイント3つとレイアウト実例6選
新築やリノベーションでアイランドキッチンにしようとする時、考えている間取りで大丈夫なのか悩みますね。
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など、考えれば考えるほど頭の中が堂々巡りしてしまうかもしれません。アイランドキッチンの間取りを決める時のルールや規格があれば知りたいですよね。
間取りを決める際には、間取りの広さとアイランドキッチンのサイズ、動線、レイアウトなどのポイントがあります。そのポイントさえ押さえておけば、ちょうどいい間取りを作れますよ。
この記事では以下のようなことをお伝えします。
・アイランドキッチンの間取りづくりのポイント
・アイランドキッチンの間取りの実例
・アイランドキッチンの間取りを作る上での注意点
アイランドキッチンの間取りを作る上での注意点もまとめました。アイランドキッチンの間取り作りで後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みくださいね。
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アイランドキッチンの間取り作りのポイント3つ
アイランドキッチンの間取り作りで重要なのは、以下の3つのポイントです。
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それぞれについて、1つずつ詳しく説明していきますね。
1-1.アイランドキッチンのサイズと周辺のスペースを考える
アイランドキッチンを設置するには、アイランドキッチン自体のサイズだけでなく、その周辺に必要なスペースも考える必要があります。
1-1-1. アイランドキッチン自体のサイズを把握する
アイランドキッチンの大きさは、一般的に間口180〜300cm、奥行き75〜100cm程度です。
コンパクトなアイランドキッチンは180cm✕75cm程度からあり、大きなものでは300cm✕100cm以上まであります。
1-1-2.アイランドキッチン周辺に必要なスペースを把握する
次に、アイランドキッチン周辺のスペース、つまり通路はどのくらいになるかを考えます。通常の壁についているキッチンならほとんど背後だけを考えればいいですが、アイランドキッチンはそのまわりをぐるりと移動しますね。つまり、4包囲すべてにスペースが必要ということになります。
アイランドキッチン周りのスペースは、人がすれ違うことや前面の水はねなどを考慮すると、最低でも80〜90cm必要です。
アイランドキッチンと周囲の必要面積を畳に換算すると、6帖程度です。ということは、アイランドキッチンを置くには最低でも6帖のスペースが必要になるということです。
その外に冷蔵庫や食器棚、ダイニングテーブル分の面積がプラスされると考えると、約8〜10帖は必要になる場合もあるので、間取りを決める際には注意しましょう。
1-2.動線はワークトライアングルを意識する
次に考えておきたいのが動線です。アイランドキッチンを使う際には、動線が使い勝手に大きく影響します。
キッチンには、ワーキングトライアングルという考え方があります。ワーキングトライアングルとは、シンク・コンロ・冷蔵庫を結んだ三角形のことです。この三角形の3辺の合計が3.6〜6m内で、かつ正三角形に近いほど作業しやすいと考えられています。
スタンダードなⅠ型のアイランドキッチンの場合は、シンクとコンロが平行に並んでいるので、冷蔵庫はアイランドキッチンの真後ろにあるのが理想です。ただし、それでは隣の食器棚や配置的なバランスが取れないことも考えられますね。
一般的には、冷蔵庫はシンク側かコンロ側どちらかに寄せる形になり、直角三角形になることが多いです。冷蔵庫の扉が左右どちらに開くかも重要ですね。
セパレートやL型のアイランドキッチンの場合も基本的な考え方は同じで、シンク・コンロ・冷蔵庫を結んだ線になります。
特にセパレートのアイランドキッチンはシンクとコンロが向かい合っていたり、L型のアイランドキッチンはシンクとコンロが45度に向き合っていたりするので、ワーキングトライアングルが作りやすい形でもあります。
1-3.部屋のレイアウトはスペースとのバランスを考える
アイランドキッチンを置く部屋のレイアウトも重要ですね。アイランドキッチンを置くLDKは、「L字型ソファのセットを置いて家族のくつろぎのスペースを作りたい」「大きなダイニングテーブルを置きたい」など、希望する家具もあるでしょう。
しかし、まずはアイランドキッチンと部屋全体のバランスから考えます。前述したとおり、アイランドキッチンを置くには最低でも約6帖分が必要なので、リビングの中のくつろぎのスペースは、”LDKの広さから6帖を引いた広さ”となります。
LDKが16帖の場合は16帖から6帖を引いた帖10帖が、LDKが20帖の場合は20帖から6帖を引いた14帖が自由に使えるリビングスペースになります。
このように、リビングにどのくらいの広さが使えるかを割り出し、簡単な間取り図を紙に書いてみると、家具の向きやアイランドキッチンとのバランスなどがイメージしやすくなりますよ。
ただ、リビングの形は、正方形、長方形、変則的な形と様々ですよね。
「アイランドキッチンが入った間取りづくりのポイントは分かったけど、うちの場合はどうしたらいいの?」
という方のために、次章では実際のレイアウトの例をいくつかご紹介します。
おすすめのアイランドキッチンの間取りレイアウトの実例6選
ここでは実際に弊社で手掛けた、アイランドキッチンのあるLDKの間取りをいくつかご紹介します。弊社は主にマンションのリノベーションを取り扱っているため、マンション物件の実例になることをご了承ください。
2-1. リビング全体が見渡せるアイランドキッチン
リビング全体が見渡せるアイランドキッチンは、基本でありながら多くの人の憧れ。専有面積74㎡のこのお宅では、リノベーションして壁つきのⅠ型キッチンからアイランドキッチンにしました。
間取りはご覧のとおりです。左がリノベーション前で、右がリノベーション後です。
元は洋室、和室、リビング、キッチン、寝室という3LDKの構成でしたが、リノベーションして洋室、和室の壁を取り払い、リビングを約22帖の巨大空間にしました。
キッチンも元は独立した個室でしたが、アイランドキッチンにしてリビングの真ん中に配したことで、リビングを一望できるキッチンに生まれ変わらせたのです。
キッチンがリビングに溶け込んでいるので、くつろぐ家族と談笑しながら調理したり洗い物をしたりすることができます。
窓も、アイランドキッチンの配置を考えるのに重要なアイテムですね。このお宅は、アイランドキッチンを部屋の角寄りに配置することで、キッチン横と正面にある窓から陽の光がそそぎ、とても気持ちの良いアイランドキッチンになりました。
作業台もかなり広めに取ってあり、全長はなんと6m。この長いアイランドキッチンは、3つの部屋をひとつにしたからこそ実現できました。長くてもLDKに沿うように配置しているので圧迫感がありませんね。
オーナー様いわく、アイランドキッチンのある場所が気持ち良く、使いやすさも備わっているとやる気も違うそうで、以前よりも料理をするようになったと嬉しいご感想をいただきました。
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見晴らしキッチンのあるおうち〈東京都〉74㎡
2-2.キッチンがLDKの主役のアイランドキッチン
こちらは、アイランドキッチンをLDKの主役にして、アイランドキッチンをリビングの中央近くに配置したお宅です。
専有面積は78㎡で元の間取りは3LDK、間取りはこちらです。
隣接した洋室の壁を取り払ってLDKを約25帖とさらに広くし、アイランドキッチンからリビング全体を見渡せるように配しています。
元々の間取りは、20帖のLDKの中にペニンシュラキッチンが窓に向かうようにありました。これでも十分という意見もありそうですが、キッチンからの眺望はよくても家族とは直角の位置になり、キッチンがやや孤立した感があったのです。
リノベーション後はリビングに向き合う形にアイランドキッチンを設置したことにより、アイランドキッチンがLDKの中心になり、家族みんなと対面できるような位置関係になっています。
アイランドキッチンの後ろには食器棚をプラスして収納を補っています。壁からの距離を十分に取っているので、移動はもちろん、下に収納してあるものを取るためにしゃがみ込んでも問題ありません。
また、調理中に背後に人が来ると、ぶつからないように注意しなければならず、調理に集中できなくなってストレスになります。しかし、壁との間に90cm以上のゆとりを持ってアイランドキッチンを配置すれば、後ろを家族が通ってもストレスを感じずにご飯が作れますよ。
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キューブと団らん〈東京〉 78㎡
2-3.細長リビングのアイランドキッチン
LDKの形が細長い間取りにアイランドキッチンを設置する場合は、こちらが参考になります。
76㎡のファミリー向けマンションで、よく見かける一般的な構造です。元々の間取りは3LDKで、LDKの大きさは約14.4帖。玄関からバルコニーに向かって廊下が走り、その左右に部屋がありました。
こういった間取りはLDKも長細く、アイランドキッチンを窓向きに配置しようとすると、コンパクトなアイランドキッチンになりがちですね。
しかし、アイランドキッチンを部屋に沿うように横に置けば、作業スペースも十分に確保できる広々したアイランドキッチンを置くことができます。
この間取りでは、アイランドキッチンの横にリビングが来るような配置です。後ろには冷蔵庫と食器棚があり、作業効率も抜群ですね。
部屋を仕切る壁を取り払ったことで、アイランドキッチンが奥まった場所にあっても暗さをまったく感じさせません。
アイランドキッチンの前面を無垢材の床と合わせることでより統一感が生まれ、部屋を広く感じさせます。配置だけでなく、部屋の雰囲気にアイランドキッチンをなじませるちょっとした工夫も、過ごしやすいリビング作りには大切ですよ。
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家族のためのぬくもりハウス〈千葉県〉76㎡
2-4.回遊性のあるパントリー付きアイランドキッチン
アイランドキッチンは収納量が少ないのがネック。そのため、これから間取りを考えるならパントリーもほしいという方も多いのではないでしょうか。
こちらの例は、アイランドキッチンとパントリーだけでなく、ウォークインクローゼット、寝室、リビングへの回遊性も確保したユニークな間取りです。
元々の間取りは3LDKの88㎡。元からLDKは20帖と広めでしたが、キッチンに収納が少ないことが悩みのタネでした。
しかし、リノベーションして洋室、納戸、ウォークインクローゼットの壁を取り払い、アイランドキッチンの背後に配しました。
アイランドキッチンをリビングの中央に配置し、納戸だった部分はパントリーに生まれ変わらせています。しかもパントリーがアイランドキッチンのすぐ後ろにあるので、欲しい物があれば数歩で取りに行くことができます。
洋室、納戸、ウォークインクローゼット部分をまとめてアイランドキッチンの奥に移動したので、リビングの広さはほぼそのままです。
アイランドキッチンのすぐ前にはダイニングテーブルを置き、その横にはソファとコーヒーテーブル。元々あった間仕切りをなくしていますが、食事するゾーンとくつろぎのゾーンを家具の配置によってさりげなく分けています。
アイランドキッチンの背面には大きな収納兼作業スペースがあり、作業台との間は90cm程度のゆとりがあります。
アイランドキッチンの奥行きは90cmで使いやすい長さです。後ろには食器棚があり、振り向いてすぐに食器を出せるなど、身体の向きを変えるだけで作業を済ますことができます。
アイランドキッチン自体はリノベーション前よりコンパクトになりましたが、オーナー様によるとキッチン全体の使い勝手がいいので狭さを感じないそうです。アイランドキッチンの配置は、動線や使い勝手も重要ですね。
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上質×インダストリアル〈東京都〉88㎡
2-5.一段高くして見晴らしを良くしたセパレート型アイランドキッチン
アイランドキッチンをLDKにただ置くだけでなく、一段高くして見晴らしを良くしたケースもあります。
こちらのアイランドキッチンはセパレート型で、アイランドキッチン側にシンクと作業台、後ろの壁にはコンロだけ独立させています。
専有面積は70㎡、間取りはこのような感じになっています。
元はLDKの奥にあった6帖の和室の壁を取り外し、リビングを約17帖に広げました。
アイランドキッチンの大きさは、間取りを考える上でも重要ですね。家族の人数に応じて収納も必要になってくるため、アイランドキッチン自体の収納量と、食器棚や壁面収納などの収納量も考えなければなりません。
このお宅のようにご夫婦2人暮らしの場合、アイランドキッチンはコンパクトなものを選べます。コンロとシンクを離したセパレート型のアイランドキッチンにすれば、アイランドキッチンを大きく周りこまずに移動することができますよ。
こちらのオーナー様はこだわりの調理器具や食器だけをセレクトすることで、あえて大きな食器棚を置かずに壁面収納だけで収納をすっきりとまとめています。
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wood frame〈東京都〉70㎡
2-6.使い勝手の良い広いアイランドキッチン
「買い物から帰ってきて、重い荷物をキッチンのあるリビングまで持っていくのは一苦労。玄関の近くにアイランドキッチンがあれば理想なのに」
という方も多いかもしれませんね。そんな理想を叶えたのが、この実例です。
専有面積は約70㎡、元は3LDKのお宅です。リノベーションして和室を取り壊し、アイランドキッチンを家の中心に持ってきました。
アイランドキッチンは玄関からすぐのところに配しました。買い物から帰ってきたら荷物を作業台に置き、そのまま冷蔵庫や収納棚に収納できるのでとても便利です。
調理台と食器棚が離れていると、盛り付けのために調理台に予め皿を準備しておかなければなりませんね。調理中の移動は意外と時間のロスにつながります。
しかし、アイランドキッチンの後ろに食器棚があるので、振り向いてすぐに食器を取り出すことができます。
アイランドキッチンと壁との間は2人で立てるくらいのスペースがあるため、調理中に他の人が後ろを通ってもストレスになりません。
アイランドキッチンの目の前にはダイニングテーブル、その奥にはリビング。食事後はそのままくつろぎの空間に移動できるような動線を作っています。
オーナー様によると、家の真ん中にアイランドキッチンがあるので、アイランドキッチンを中心に基本動線が成り立っていて便利とのことです。
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ゆるく繋がるプライベート空間〈埼玉県〉70㎡
アイランドキッチンの間取りを決める上で注意すべきこと
アイランドキッチンがある間取りの色々な実例をご紹介しましたが、アイランドキッチンの間取りを決める上で、忘れてはならない基本的な注意点が3つあります。
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それぞれについて、詳しくご説明しますね。
3-1.アイランドキッチンの収納は量と位置の視点から考える
収納は、収納量と収納の位置の2つの側面から考える必要があります。
3-1-1. アイランドキッチンの収納量
島として部屋に位置するアイランドキッチンは、吊り棚がないため基本的に収納が少ないですね。
そこで収納を補うために、炊飯器や電子レンジを収納できるカップボードや、食器棚などが必要になります。吊り棚やパントリーをつける場合もありますが、ここでは一般的なカップボードと食器棚に絞ってお話しますね。
こちらは一例ですが、住まう人数とアイランドキッチンのサイズから考えた、補助的な収納の有無です。分かりやすいように、アイランドキッチンをコンパクト、標準、大きいサイズの3つに分けました。
間口180cm前後のコンパクトなアイランドキッチンの場合、アイランドキッチンの中にはほとんど調理器具しか入らないので、炊飯器を置けるスペースのあるカップボードが必要です。1〜2人家族なら食器もカップボードに収まりますが、2〜3人以上になると他にも食器棚が必要になります。
同じ1〜2人家族でも、大きなサイズのアイランドキッチンで、且つ炊飯器をアイランドキッチンにしまうことに抵抗がなければ、カップボードや食器棚は必要ないでしょう。
3-1-2.アイランドキッチンの収納を補う食器棚などの位置
食器棚がアイランドキッチンから離れていると、食器や必要なものを出し入れする度に移動しなければなりませんね。
ちょっと歩くだけなのですが、調理中はこれが意外と手間になります。時間勝負の料理では、1秒も無駄にしたくありませんよね。そのため、アイランドキッチンの収納を補助する食器棚やカップボードは、できるだけ近くに設置するのがおすすめです。
先述したようにワーキングトライアングルを意識すると、食器棚はアイランドキッチンの背後にあるのが理想と言えます。
といっても、あまりに近すぎると今度は人がすれ違うことができません。アイランドキッチンと食器棚の間は80〜90cm程度離れているのがベストです。
3-2.アイランドキッチンにコンセントが足りない場合どうするか決めておく
間取りばかり気になり、つい見落としてしまうのがコンセントの位置です。アイランドキッチンの電源コンセントだけでは足りなくなることが多いのです。中にはコンセントがまったくないアイランドキッチンもあるので要注意。
キッチンでは、意外とキッチン家電を多く使いますよね。
調理中は一度に複数のキッチン家電を使うので、アイランドキッチンに2口程度コンセントがついているものでも意外と足りなくて、後から後悔するというのはよくある話です。
そこで考えておきたいのが、コンセントの増設です。
しかし、アイランドキッチンのコンセント増設は、思ったよりも難しいです。なぜなら、シンクやコンロの近くは、水はねや油はねの危険があるので設置できないからです。
少なくとも、コンセントの位置はシンクやコンロから20cm以上離れた場所に設置するのがおすすめです。水はねからガードするカバーをつけてシンクの横に設置することもありますが、そこは見た目との兼ね合いということになるでしょう。
背面の壁やカップボードが近い場合は、アイランドキッチンの内部にコードを通してアイランドキッチンの側面や前面まで引くという方法もあります。
ただ、床に垂れたコードに足を引っ掛ける危険や、反対にコードが届かず延長コードを使う羽目になる可能性もあるので注意が必要です。
床下に電線を這わせればつまずく危険はなくなりますが、その場合、工事費用がかかります。
既存のコンセントから増設する場合は、分岐費用が15,000〜20,000円程度、分電盤から増設する場合は20,000〜25,000円程度かかります。この他に床に穴を空ける工事や配線を引く費用、コンセント本体費用などが加算され、合計は以下のようになります。
分岐費用 | その他の工事費用 | 総額 | |
既存のコンセントからの増設 | 10,000〜20,000円 | 20,000〜25,000円 | 30,000〜45,000円 |
分電盤からの増設 | 15,000〜30,000円 | 20,000〜25,000円 | 35,000〜5,5000円 |
ただし、キッチンで使う家電はそれぞれのワット数が大きいです(例:電気ケトル 1250w)。それに対して1つのコンセントで使えるワット数は1500wまで。既存のコンセントから増設した場合はひとつのコンセントを分岐して使うので、この点にも注意しましょう。
最近では、PanasonicやLIXILなど、予めコンセントが多めについているアイランドキッチンを販売するメーカーも多くなっています。料理でハンドミキサーなどの家電を多く使うことが分かっている場合は、はじめからコンセントがついているアイランドキッチンを購入するのがおすすめですよ。
3-3.水・油はねを想定してスペースを取る
アイランドキッチンを設置する時は、基本的にはシンクやコンロの前は通路にし、汚れたらすぐに拭き掃除ができるくらいのスペースを確保するのがおすすめです。
なぜなら、作業中の水はねや油はねが必ず出てくるからです。
アイランドキッチンのすぐ近くにダイニングテーブルがあると、テーブルや椅子が汚れてしまう可能性があります。ソファなども同様です。
見た目が気にならなければ、水はねガードや油はねガードを設置してもいいですね。
まとめ
アイランドキッチンの間取りについて、詳しく説明してきました。アイランドキッチンが置かれたLDKのイメージが、だいぶ鮮明になってきたのではないでしょうか。
おさらいすると、アイランドキッチンの間取りづくりのポイントは次の3つです。
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間取りづくりをするときには、アイランドキッチンのサイズだけでなく、冷蔵庫や食器棚との動線、さらに、リビング内のレイアウトを考慮しましょう。
また、アイランドキッチンの間取りを作る際の注意点は、
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の3つです。アイランドキッチンの収納の少なさを補うための収納家具や、コンセントの増設、オープンキッチンゆえの汚れなども考えて設置することが重要です。
アイランドキッチンの大きさや形は、家族の人数やリビングの大きさにも左右されます。憧れのメーカーやブランドもあると思いますが、まずはこの記事でご紹介したポイントや注意点を念頭に置いて、アイランドキッチンの間取りを決めるといいでしょう。
あなたの家にピッタリのアイランドキッチンの間取りを作り、理想の暮らしを手に入れてくださいね。
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