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おしゃれなキッチンの作り方!すぐにマネできるコツ&厳選リノベ実例7選

キッチンは毎日使う場所。だからこそ、おしゃれで気分の上がる空間にできれば料理も楽しく、日々の食事もグッと充実したものになること間違いなし!

ゼロリノベでリノベーションされた方の多くも、そんな思いで自分だけのお気に入りのキッチンを実現されています。

そこで今回は、キッチンリノベーション実績も豊富なゼロリノベが教える「おしゃれなキッチンの作り方」をご紹介していきます。編集部イチオシの厳選リノベ実例と併せてチェックしてくださいね!

基本的なルールとポイントさえ押さえれば、誰でも簡単におしゃれなキッチンを実現することができますよ。ぜひ最後までお読みください。

目次

おしゃれなキッチンは「統一感」と「整理整頓」が基本原則!

おしゃれなキッチンには様々なタイプがありますが、まず押さえるべきポイントは「統一感と整理整頓」の二つのみです。

1-1.統一感を持たせる

まずは「統一感」について次の画像を比較してみましょう。あなたは、1枚目と2枚目のどちらのキッチンの方がおしゃれに感じられますか?

おそらく多くの方が、2枚目の画像を選ぶのではないでしょうか。

なぜなら1枚目のキッチンは、和風テイストの天井梁に対して、カラフルでポップなタイル使いなど、色合いや素材感のテイストがちぐはぐな印象を受けてしまうからです。

対して2枚目は、同じくタイルをあしらったキッチンですが、キッチン本体や壁、天井、床と全体的に色合いや素材感を揃えナチュラルトーンでまとめることで統一感が生まれ、洗練されたおしゃれな印象を与えています。

このように、統一感を意識するだけでも、グッとおしゃれな雰囲気が完成するのです。

1-2.整理整頓する

せっかく統一感のあるキッチンにしても、キッチン周りが散らかっているとどうしても生活感が出てしまいます。

「見せる収納」を活用しておしゃれなキッチンを実現しているケースもたくさんありますが、もっとも手軽で簡単なのは、スッキリとした状態をキープしやすい「隠す収納」を駆使すること。

いつでも「整理整頓」しやすい状態にすることがセンスの良いキッチンに見せる方法です。

おしゃれなキッチンにするための4つのポイント

おしゃれなキッチンに欠かせない「統一感」と「整理整頓」という原則を守るためには、以下のポイントを押さえることが大切です。

それぞれの内容について、解説していきます。

2-1. キッチンのテイスト・テーマをしっかりと決める

まずは、キッチンのテイストやテーマを決めましょう。それに合わせてキッチンに使用する色や素材、雑貨などを決めていけば、自然と統一感が生まれやすくなります。

テイストやテーマは好みのもので構いませんが、あれこれとミックスせず一つに絞ることが大切です。

例えば、「北欧風」「モダン」のようなテイストだけでなく、「一流ホテルにあるような上質感のあるカフェ」のように具体的なテーマを決めても良いでしょう。

参考までに、キッチンのテイストには以下のようなものがあります。

2-2. 照明や雑貨も含めて全体的なテイストを一致させる

キッチンのテイストやテーマを決めたら、キッチン自体の色や素材はもちろんですが、照明や雑貨など全てのものをそのテイストに合わせましょう。

繰り返しになりますが、おしゃれなキッチンの原則は「統一感」です。たとえ照明や雑貨それぞれが個別におしゃれなものであったとしても、全体的なテイストに合っていなければ悪目立ちしてしまいます。

そのため、アイテムを選ぶときには、「全体的なテイストに合うかどうか」という視点を取り入れることをおすすめします。

2-3. 使うカラーは3色以内にする

統一感を出すためには、使うカラーを厳選することも大切です。具体的には、キッチン周りで使用するカラーを3色以内にすると、統一感が生まれやすくなります

また、色の数と同様に大切なのは、配色の比率です。インテリアのカラーコーディネートにおける黄金比率次に挙げる割合とされているため、黄金比率に沿った色選びを心掛けましょう。

ベースカラーとは壁や床など大きな面積を占めるものの色で、アソートカラーはキッチンキャビネットなど次に多く使われる色、アクセントカラーは雑貨などの差し色になります。

一例をご紹介すると次のような配色にすることで、とてもおしゃれな空間を演出できます。

2-4. 収納スペースを十分に確保する

おしゃれなキッチンの原則である「整理整頓」を実現するためには、収納スペースを十分に確保することが不可欠です。リノベーションや新築の場合には、壁面収納やパントリーを設けるなどして、ゆとりある収納スペースを心掛けましょう。

また、既存のキッチンで収納力を高めるためには、以下のような方法を検討してみることをおすすめします。

システムキッチンの収納術について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連:システムキッチンの収納術について書かれた記事

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おしゃれなキッチンを作る具体的なアイデア5選

ここまでは、おしゃれなキッチンを作るためのルールやポイントを紹介してきました。次は具体的に何をどのようにすれば良いのかを確認していきましょう。

おしゃれなキッチンを作るための具体的なアイデアは以下の通りです。

それぞれの内容について、解説していきます。

3-1. オープンキッチンにする

オープンキッチンはとても開放的で洗練された雰囲気があり、住宅設備というよりもインテリアの一部として機能してくれます。オープンキッチンにすると、家具のように存在感のあるおしゃれなキッチンを演出することが可能です。

詳しく知りたい人は以下の記事も、あわせてご覧ください。

関連:オープンキッチンについて書かれた記事

3-2. キャビネットの色や素材をテイストに合わせる

キッチン下の扉や壁面収納の色・素材は、キッチンのテイストに合わせたものにしましょう。

キャビネットの扉はある程度の面積を占めるため、キッチン全体の雰囲気に大きく関わってきます。テイストに合った状態にうまく整えられると、相乗効果でおしゃれな印象になります。

これからキッチンを施工する場合には、完成イメージの参考画像などを用いてしっかりとイメージを固め、配色ルールも意識しながら選びましょう。

3-3. ディスプレイとして機能するもの以外は隠す

お気に入りのうつわや置物、おしゃれな家電やキッチンツールなどディスプレイとして映えるもの以外は、全て見えない場所に収納して隠すことをおすすめします。

「収納できなくて溢れている」のではなく「置いてある方がむしろおしゃれ」と感じられることが大切です。どうしても収納できないものには、布などで目隠ししましょう。収納術について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連:おしゃれなキッチンの収納術について書かれた記事

3-4.キッチンを造作する

リノベーションや新築の場合には、システムキッチンを採用するのではなく、キッチンを造作するという方法もおすすめです。

一般的な既製品のシステムキッチンと違い、カウンターや収納のサイズ、レイアウト、天板の素材なども自由に決めることができるため、完全オリジナルで自分好みのテイストを反映できます。

お気に入りの食洗機やオーブンなどをビルトインで取り付けることも可能です。

ただし造作キッチンは自由度が高い反面、既製品のキッチンよりも割高になりますので、予算とのバランスに気を付けましょう。

3-5. 収納用品は同じもので揃える

収納部分にボックスやカゴを使用する場合は、できるだけ同じ種類のもので揃えましょう。

収納用品を同じものにすると、デッドスペースを極力少なくして効率良く物を収納することができ、人目についた場合でも統一感があるためおしゃれ感を損なわずに済みます。

調味料や洗剤なども、統一感のある容器に詰め替えることでグンとおしゃれに見えますよ。

3-6. アクセントクロスやタイルを貼る

キッチンの壁にアクセントクロスやタイルを貼ると、素材の質感や色合いで空間が華やいだ印象になります。

ホームセンターなどで安価で気軽に手に入りますし、タイル風のリメイクシートなども販売されているため、何かアクセントが欲しい」と感じた場合には、試してみると良いでしょう。

3-7. 観葉植物を飾る

キッチンに観葉植物を飾るだけでも、グッとおしゃれな印象が増します。植物の緑が差し色になることに加えて、潤いが感じられゆとりある暮らしを演出してくれます。

ナチュラルトーンに差し色として観葉植物を使ったキッチン

ハーブなどを育てれば、観賞用としてだけではなく料理に活用できるため、楽しみが広がります。

【テイスト別】実例に学ぶ、おしゃれなキッチンのポイント

上述したように、おしゃれなキッチン作りの第一歩はどのようなテイストにするかを決めることです。

この章では、おしゃれなキッチンに仕上げるためのポイントをテイスト別に解説します。以下のようなテイストが気になっている方は参考にしてみてください。

  • ナチュラル
  • 北欧風
  • カフェ風
  • スタイリッシュ

4-1. ナチュラルテイスト優しい色使いと素朴な風合い

ナチュラルテイストとは、白やベージュなどのナチュラルカラーをベースに、木や緑など自然のぬくもりを感じられる素材を組み合わせているのが特徴です。シンプルで幅広い年齢層に好まれています

キッチンをナチュラルテイストにするためには、次のようなポイントを押さえておきましょう

  • 全体の色味を白またはベージュにする
  • キャビネットや天板など、要所に明るい木目柄を入れる
  • 雑貨は木やコットンなど自然素材のもので揃える
  • 観葉植物を置く

4-2. 北欧風白ベースに天然木とアクセントカラー

北欧風とは、北欧地方(ヨーロッパの北に位置するフィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)の一般的なインテリアスタイルです。ベースカラーの白を基調として天然木のアイテムを配置し、自然の温かみと明るさを感じられるテイストを指します。

またアクセントとして壁紙やファブリックに差し色を取り入れたり、曲線的な家具を配置したりすることが多いのが特徴です。

キッチンを北欧風にするためには、次のようなポイントを押さえておきましょう

  • 全体の色味を白ベースにする
  • キャビネットや天板など、要所に明るい木目柄を入れる(天然木だとベター)
  • アクセントクロスやタイルで差し色を入れる
  • ランチョンマットや家電にかける布などのファブリックを、ビビットな色柄物にする
  • ペンダントライトを設置する

4-3. カフェ風木の素材感と見せる収納

カフェ風とは、文字通りおしゃれなカフェのような雰囲気のことです。木の色と素材感をベースに、植物や雑貨で落ち着いた空間を作ります。

おしゃれなキッチンの原則は整理整頓であり、極力物を見せないことが大切だとお伝えしてきましたが、カフェ風のキッチンに限ってはある程度、装飾品を置いた方がカフェらしさを演出できます。

そのためグラスや食器、スパイス、お酒のボトルなどを、あえて見せる収納としてディスプレイすることをおすすめします。

キッチンをカフェ風にするためには、次のようなポイントを押さえておきましょう。

  • 全体的に木の感じが出るように、キャビネットなどの広い面を木目柄にする
  • 棚や収納ボックスなどを木製のものにする
  • カウンターを設置する
  • ペンダントライトやスタンドライトを設置する
  • 食器やスパイスをディスプレイする
  • メニュー風の黒板や絵画を飾る
  • 観葉植物を置く

4-4. スタイリッシュ色味を抑えてアイテムを全て収納

スタイリッシュテイストとは、白・黒・グレーなどの無彩色をベースとし、装飾や温かみを抑えることで無機質かつ洗練された印象を演出したものを指します。

金属やガラス・革といったクールな素材を多く使用し、ディスプレイや差し色は極力避けることで、シンプルかつモダンな空間を作るのです。

キッチンをスタイリッシュテイストにするためには、次のようなポイントを押さえておきましょう

  • 白・黒・グレーのどれかをベースにする
  • 全体で使用する色を、ベースプラス1色に抑える
  • キャビネットは無機質な素材にする
  • 天板やシンクはステンレスにする
  • 物は全て収納し、見えるところに置かない
  • 照明はダウンライトにする

キッチンと一緒に考えたい!おしゃれ収納実例3選

ここまでお伝えした通り、収納はおしゃれなキッチンを作る上での要です。そこでリノベーションや新築の際に取り入れたい、おしゃれなキッチン収納実例をご紹介します。工夫やアイデアをぜひ参考にしてください。

5-1.背面・壁面に収納棚を設ける

整理整頓されたキッチンにするには、背面や壁面を活用した収納棚を活用するのがおすすめです。しかし内装との統一感も求めると、既製品だけでは対応しきれないケースもあります。お部屋の寸法を無駄なく活用するには、リノベーションなどで空間にぴったり似合う造作収納棚をオーダーするのも良いでしょう。

[リノベ事例]生活感知らずなダークカラーの背面収納を造作

こちらは、背面収納を造作したキッチン事例です。壁面と背面のキッチンキャビネットの扉を同色にして、統一感を演出。冷蔵庫もカラーを合わせて空間に馴染ませることで、生活感を抑えられています。冷蔵庫横の収納スペースは、ボックスの種類を棚板ごとに揃えてディスプレイのような見せ方に。

5-2.あえて見せる・吊るす

隠すための収納スペースを確保するのが難しい場合は、あえて見せる収納にトライするのもおしゃれなキッチンの方法の一つです。

家電製品のカラーを揃えたり、グラスを吊るしたり食器を並べたりと、お店のようにディスプレイするのがポイントです。

[リノベ事例]グラスやお酒が絵になる吊り棚ディスプレイ収納

こちらは、ワイングラスを吊るしておしゃれな収納を実現した事例です。お酒のストックは棚の上に収納し、バーのような雰囲気を演出しています。ストック品も高さを揃えて並べることで整頓された印象になり、物があってもすっきりしています。

5-3.パントリーを設ける

お料理が大好きな人の家にはキッチン用品やストック品がたくさんあり、収納スペースの確保も至難の業。このようなケースでは、パントリーを設けて自由なレイアウトで収納するのがおすすめです。普段は見えないパントリーなら、生活感を気にせず使いやすさ優先での活用が可能です。

[リノベ事例]パントリーを活用し整頓されたシンプルキッチンを演出

こちらは冷蔵庫やキッチン用品、ストック品など雑多なものをパントリーに収納した事例です。キッチンまわりは必要最低限の雑貨のみにしてすっきりと整頓、普段使いのものはまとめてパントリーに収納できるため、木質感たっぷりのおしゃれなLDKを実現しています。

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住居購入費を抑えて、キッチンのリノベにお金をかける選択肢も

キッチンは毎日使う場所であることから、こだわりを取り入れたお気に入りの空間にしたいですよね。しかし、キッチンばかりに目を向けてしまうと費用がどんどん膨らみ、気づけば予算オーバーなんてことも。

そこでおすすめなのが、安価な中古マンションを購入してリノベーションする方法です。

たとえば、築年数が20年以上と古めの住居を購入して物件費用を抑えれば、その分造作キッチンにしたり、キッチンの内装材にこだわったり、大容量のパントリーを設けたりとリノベーション費用に予算をまわすことができます。

ゼロリノベは、使い勝手の良さとデザイン性を両立させたおしゃれなキッチンを予算内で叶えるためのご提案を得意としています。ぜひ、気軽にお話をしながら、自分らしい暮らし方を叶えるキッチンスタイルを探していきましょう。

まとめ

自分好みのおしゃれなキッチンがあれば、毎日の料理が楽しくなるだけではなく、目に入るだけで気分が上がり満足感を得ることができます。

ここまで解説してきたいくつかのポイントを押さえれば、おしゃれなキッチンを作るのは難しいことではありません。

まずは「テイストやテーマを決める」「キッチンがすっきり見えるよう収納を工夫する」ことに取り組んでみてください。それだけでも、おしゃれなキッチンに一歩近づけるはずです。

なおゼロリノベでは、システムキッチンはもちろん、造作キッチンを取り入れたおしゃれな空間づくりを多数手掛けています。限られたスペースを有効活用して収納力をアップさせたり、間取りの工夫で広々とした開放的なキッチン空間を実現することができます。

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この記事の執筆
  • 大月知香

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

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