オープンキッチンの目隠しをつくる方法&おしゃれアイデア例を紹介!注意すべき5つのことも解説!

「オープンキッチンに目隠しをしたいけどどうやったらいい?」
「来客時だけオープンキッチンの目隠しをしたい。」
上記のように、オープンキッチンの目隠しについてお困りではないでしょうか。
来客時にオープンキッチンが整理されていないと視線が気になり恥ずかしくなったりすることがあるでしょう。
目隠しする方法はいくつかありますが、アイデアを練らなければせっかくのオープンキッチンが台無しになる恐れも…。
そこで、この記事ではオープンキッチンの目隠しをつくる方法と具体的なアイデアをご紹介します。
オープンキッチンの目隠しをつくる際に注意すべきことも解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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リフォームでオープンキッチンの目隠しをつくるアイデア

リフォームでオープンキッチンの目隠しをつくる方法に、以下の9つが挙げられます。
- ロールカーテン・ブラインドをつける
- 腰壁をつける
- 引き戸をつける
- キッチン全体を囲む
- ついたて・パネルなどを設置する
- 水はね防止パネルを設置する
- 収納棚やラックを設置する
- おしゃれな小物を置いて目隠しする
- 観葉植物・雑貨を紛れ込ませる
費用の目安や工事に必要な日数もあわせて紹介しますので、予算をイメージしながら参考にして下さい。
ロールカーテン・ブラインドをつける

1つ目はロールカーテンやブラインドをつける方法です。
キッチンの上部にロールカーテンやブラインドをとりつければ、必要に応じて開閉ができます。
自分で取り付けることも可能ですが、きちんと固定されていないと落ちてくる可能性も。
心配な人はリフォーム会社に頼むとよいでしょう。
工事の費用と日数の目安は以下のとおりです。
費用の目安 | 1~4万円/1箇所 |
工事期間の目安 | 1日程度 |
ロールカーテンやブラインドをつける方法は、以下のような人におすすめです。
- 来客時にだけ目隠ししたい
- キッチン全体を隠したい
- できるだけ費用を抑えてリフォームしたい
比較的簡単な工事で済むため、費用を抑えつつリフォームしたい人に向いています。
腰壁をつける
2つ目は、キッチンの前に腰壁をつける方法です。
腰壁とは、床から腰ぐらいの高さまで板材を貼り付けて作った壁のことです。

キッチンの周りを囲うように腰壁を付けると手元を目隠ししつつ、開放感も損なわれません。腰壁をつけることで、調理する際の水はねや油はねを回避するのにも役立ちます。

以下のように腰壁を高めに設置すると手元もしっかりと隠れるのでおすすめです。さらに腰壁は、目隠しの他にもさまざまな使い方ができます。
腰壁の主な使い方として、以下の3つのケースがあります。
- カウンターテーブル
- 収納棚
- 飾り棚

腰壁に奥行きをもたせればカウンターテーブルとしても使えるので、とても便利。
カウンターテーブルとして使う場合には、使用目的によって必要な奥行が異なるため、使い方をあらかじめ決めておくとよいでしょう。
使い方 | 奥行の長さ |
飲み物などを飲む | 30㎝程度 |
食事を摂る | 40㎝程度 |
勉強やパソコンなどの作業をする | 50㎝程度 |

また腰壁を棚として作れば、収納スペースの確保にもなります。
こちらは、本を収納していますが食器や普段使わない家電を収納してもよいでしょう。

このように腰壁にもさまざまなスタイルがあります。腰壁を設置することを決めたら、よい使い方を考えてみてください。
腰壁を取り付けるリフォームは、キッチンの前面や周りに壁を設置します。
収納棚やカウンターテーブルにする場合は10万円ほど、オーダーメイドになると20万円ほどプラスで考えるとよいでしょう。
費用の目安 | 1~2万円/㎡ |
工事期間の目安 | 1~3日程度 |
腰壁の設置は、以下のような人におすすめです。
- できるだけオープンな雰囲気を残したい
- 家族とコミュニケーションをとりたい
- キッチンカウンターを有効活用したい
- 手元だけを隠したい
活用方法が豊富であり、なおかつおしゃれに手元を隠せます。
引き戸をつける
3つ目は、引き戸をつける方法です。キッチンの周りに引き戸をつければキッチン全体を隠してしまうことも可能。
上記の画像は、間仕切り戸と呼ばれる引き戸で部屋を仕切っています。
普段は開けっ放しで部屋の広さを確保しつつ、来客時に閉めることで見られたくないキッチンを隠せます。
すりガラスなど半透明のものであれば、光を通すので部屋全体も暗くならずおすすめです。
間仕切り戸を設置する場合は、部屋にレール枠を取り付け、戸を取り付ける方法になります。
費用の目安(本体+設置費) | 15~20万円 |
工事期間の目安 | 1~3日程度 |
以下のような人におすすめです。
- キッチン全体を隠したい
- オープンキッチンはそのまま残したい
- 来客時にだけキッチンを隠したい
なお、引き戸をつける場合は、リビングからキッチンまである程度のスペースが必要です。
キッチン全体を囲む

4つ目は、キッチン全体を壁で囲み、別の部屋を作る方法です。上記の画像は、周りを壁で囲み、間に窓を挟んでいます。
すべて壁にして囲ってもよいですが、窓にするとリビングやダイニングの様子も見ることができます。
キッチン全体に壁を作るので、費用も高めで工事期間も長くキッチンを使えない日も出てくるでしょう。
費用の目安 | 8~23万円 |
工事期間の目安 | 4~6日程度 |
キッチン全体を囲む方法は、以下のような人におすすめです。
- キッチン全体を隠したい
- オープンキッチンでなくてもよい
部屋にメリハリをつけられるため、オープンキッチンにこだわりがなければ、全体を囲んでもよいでしょう。
ついたて・パネルなどを設置する

5つ目は、ついたて・パネルなどを設置する方法です。
ついたて・パネルを調理カウンターの前に設置して目隠しをします。置くだけなので特別なリフォームが必要なく、用途に合わせて移動できる点が便利。
ついたてやパネルなどを設置は、以下のような人におすすめです。
- キッチン全体を隠したい
- 簡単にキッチンを目隠ししたい
- 来客時にだけキッチンを隠したい
手っ取り早くキッチンを隠したい場合に向いています。
水はね防止パネルを設置する
6つ目は、水はね防止パネルを設置する方法です。水はね防止パネルは、水回りの目隠しにも水はね防止にもなり一石二鳥のアイテム。

水はね防止パネルとは、以下のようにシンクの前にパネルを付けて、洗い物をした際の水はねを防止するものです。
洗い物の際に水を勢いよく出してしまい、床がびしょ濡れになってしまったことも多いでしょう。
壁付けキッチンとは違い、オープンキッチンの場合は広範囲に水が飛び散ってしまいます。

水はね防止パネルは前と横に設置できるため、水が飛び散るのを防ぎ、同時に手元も隠せます。
素材はアクリル製のものが多く、掃除も簡単です。水はねが気になる人や手元を目隠ししたい人は、水はね防止パネルを置いてみましょう。
水はね防止パネルの目隠しがおすすめ下記のような人です。
- 手元を隠したい人
- 簡単にオープンキッチンの目隠しをしたい人
- 水はねが気になる人
ホームセンターでも販売されているので、お試しで水はね防止パネルを購入してみてはいかがでしょうか。
収納棚やラックを設置する

7つ目はオープンキッチンに収納棚やラックを設置する方法です。収納棚やラックを設置することで、目隠しとして利用できるとともに、キッチン周辺のアイテムを整理整頓するのにも役立ちます。
オープンキッチンの難点として挙げられるのが、収納スペースが少ない点。
壁を向いてレイアウトされている壁付キッチンは吊戸棚もあり、収納スペースを十分確保できます。
しかし、オープンキッチンの場合はシンクとコンロの下、もしくは背面収納しかありません。
収納ができる収納棚をカウンターに置けば、目隠しするとともにキッチンの上に出していたものも収納できます。
ただし、収納棚で目隠しをする場合は、閉塞感が出てしまわないように低めの収納棚を置くのがおすすめ。
収納棚での目隠しがおすすめの人は、以下のとおりです。
- 手元を隠したい人
- 簡単にオープンキッチンの目隠しをしたい人
- 収納スペースに困っている人
目隠しにも収納にも使えて便利です。
おしゃれな小物を置いて目隠しする

小物や植物を置けば、キッチンをおしゃれに目隠しできます。写真のように鏡や植物を置くとカフェのような雰囲気になり、目隠しもできます。
ただし、物が置かれているだけでまとまりがないと、ごちゃごちゃしたキッチンになり、見た目もよくありません。
統一感のある物を置くことでおしゃれなキッチンになるので、置くものにはこだわってみてください。
おしゃれなキッチンになるか自信がない人は、花瓶に入れた植物をいくつか置くだけでも雰囲気が変わります。
小物での目隠しがおすすめな人は、以下のとおりです。
- 手元を隠したい人
- 簡単にオープンキッチンの目隠しをしたい人
- おしゃれなキッチンにしたい人
- こだわりの小物がある人
カウンターのあるカフェに寄った際は、置くものやレイアウトを参考にしてみてはいかがでしょうか。
観葉植物・雑貨を紛れ込ませる
8つ目は、観葉植物・雑貨を置いて視線を遮る方法です。
観葉植物や雑貨を置くことで、目線を遮るだけでなく、見た目もおしゃれになります。
腰壁を付けてその上に置いたり、腰壁なしでカウンター前に飾るだけでもできる手軽さが魅力。
観葉植物・雑貨を置く場合は、以下の注意点を押さえておきましょう。
- 火がつきにくい素材や配置にする
- 子どもの手が届かないところに置く
- 腰壁の高さや範囲は慎重に決める
キッチンは火を扱うため、観葉植物・雑貨の素材や配置を慎重に選ぶとよいです。
>>関連記事:ワンストップリノベーションとは?メリット・デメリット、大手会社を紹介! #リノベーション
おしゃれで機能的なキッチンがたくさん!ゼロリノベが手掛けたリノベーションの施工事例はこちらからご覧いただけます。
オープンキッチンに目隠しするときに注意すべき5つのこと
続いて、オープンキッチンに目隠しをする時に、気を付けたい5つの注意点をお話します。
- 目隠しは最小限にする
- コンロ周りは素材を考える
- 子どもがいる家庭は固定式のものを選ぶ
- カーテンなどは防カビのものを選ぶ
- 腰壁の高さと位置を慎重に決める
とにかく目隠しができればよいわけではなく、火や水を扱うキッチンだからこその注意点もあります。
隠したい部分によっても目隠しするものや方法が変わるため、注意点を押さえた上で目隠しの方法を検討していきましょう。
目隠しは最小限にする
オープンキッチンはリビングやダイニングにいる人と会話ができる開放感が魅力です。
すべて目隠しをしてしまったら、その良さが無くなってしまうため、まずは、隠したい場所を明確にして、目隠しを最小限に抑えましょう。
そのため、手元を隠したいのであればカウンタースクリーン、サイドを隠したいのであればパーテーションなど、隠したいところを絞って目隠しを設置しましょう。
できれば前面に目隠しを置くならサイドは開放、サイドに目隠しを置くなら前面は開放などのようにメリハリをつけるとよいです。
コンロ周りは素材を考える
コンロ周りに目隠しを置く場合は、スチールや耐熱ガラスなどの素材がおすすめ。
火の近くに置くものなので、火がうつりにくい素材であることが重要です。

油はねガードをついたてのように利用してもよいでしょう。
来客がある時だけコンロを隠したいのであれば、目隠しを置くのではなく、コンロをすっぽりと覆うコンロカバーがおすすめです。
子どもがいる家庭は固定式のものを選ぶ

子どもがいるご家庭は、固定式のものを選びましょう。
置くだけで目隠しができるものも多くありますが、動きやすく不安定です。
例えば、収納棚を目隠しにした場合、固定されていないと倒れてしまう恐れがあります。
マグカップなどの陶器が収納されていると割れてしまい危険です。
また、コンロまわりにパネルを置くと子どもがキッチンのほうに乗り出して倒してしまい火傷する危険も。
このような危険も考え、子どもがいるご家庭は特に注意して目隠しを設置しましょう。
カーテンなどは防水・防カビのものを選ぶ
カーテンを目隠しアイテムにする場合は、防カビのものを選びましょう。
キッチンは水と火を使う場所なので湿度が上がりやすいです。
特にじめじめした季節はカーテンにカビが生えてしまうこともあります。
見た目だけでなく、調理をする場が不衛生になってしまいます。
防カビ用のカーテンはホームセンター等で手に入るので、素材をチェックしてから購入するようにしましょう。
腰壁の高さと位置を慎重に決める
腰壁の高さと位置は慎重に決めましょう。
なぜなら、腰壁の高さや設置する範囲で後悔する人が多いためです。
設置する範囲は、調理カウンターの前面のみにするか、側面まで広げるかで悩む場合が多いです。
範囲の決め方は、水はねと同時に、横からの視線も気になる場合はキッチン横まで腰壁をつなげるとよいでしょう。
腰壁の高さは、どれだけ手元を隠したいかで決めましょう。
手元を完全に隠したいのであれば、30㎝程度の高さが必要です。
一方、解放感を優先する場合は20㎝程度がよいでしょう。
オープンキッチンの目隠しはどの方法がおすすめ?
先述のとおり、オープンキッチンの目隠し方法はいくつか種類があります。そのためどの方法を取り入れるか迷うことも。
自分の好みや部屋とのバランス、ライフスタイルなどを考慮することで最適な方法を選択できます。
自分に合った目隠しの方法が知りたい方は以下を参考にしてくださいね。
目隠ししたいシーン | 目隠し方法 |
来客時だけ隠したい場合 | ロールカーテン、ブラインド、パーテーション |
手元だけ隠したい場合 | 腰壁、水はね防止パネル、収納棚やラック、小物、観葉植物 |
収納を増やしたい場合 | 収納棚やラック |
キッチン全体を隠したい場合 | キッチン全体を囲む、引き戸をつける、腰壁 |
オープンキッチンに目隠しを設置するメリット

オープンキッチンに目隠しを設置するメリットは以下の3つです。
- 周りの目線を遮ることで料理に集中できる。
- 床に水や油が飛び散るのを防ぐ
- リフォームすると固定できるため安全
目隠しをすると周りの目線を遮れるため、料理に集中できます。
料理をしているところを見られたくない場合でも、周りの目を気にしなくて済みます。
また、床に水や油が飛び散るのを防ぐことで、キッチンを使っても周りが汚れにくく掃除の手間が省ける利点も。
さらに、リフォームで目隠しを固定すれば、目隠しの転倒を防げるため安全です。
目隠しのアイデアによっては、見た目もおしゃれになります。
オープンキッチンに目隠しを設置するデメリット

オープンキッチンに目隠しを設置するデメリットは、以下の3つです。
- コミュニケーションが取りにくい
- 費用が高い
- 元に戻せない
目隠しを設置すると、目の前に壁ができるので、料理をしながら家族や友人と会話しづらくなります。
また、リフォームの内容によっては費用が高額になることも。
費用の目安は、腰壁を取り付ける場合は1〜2万円/㎡、キッチン全体を囲む場合は8〜23万円ほどです。
さらに、リフォームで目隠しを設置すると元に戻せません。
家族構成の変化によって取り外したい場合は、再度リフォームが必要です。
まとめ

オープンキッチンの目隠し方法はさまざま。自分の好みや部屋とのバランス、ライフスタイルなどを考慮して選択するとよいでしょう。
目隠しをする際は、素材を考えたり、家族構成によっては固定式のものを選び、安全面に目を向けることも大切。
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オープンキッチンの目隠しに関するよくある質問
- オープンキッチンの目隠しはDIY・リフォームどちらがおすすめですか?
-
費用をかけたくない場合はDIY、見た目を重視する場合はリフォームがおすすめです。
住宅によってリフォームやDIYができなかったり、工事費用が高額になったりする場合があるため、注意が必要です。
自宅のDIYに興味のある方は以下の記事も参考にしてください。
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ニトリでも目隠し可能なオープンキッチンは販売されています。以下のアイテムがおすすめです。