システムキッチンの収納実例11選|【写真付き】引き出し別収納アイデア&使いやすくするコツ

「システムキッチンの引き出しの中が、ごちゃごちゃで使いづらい。人には見せづらい……」そんなお悩み、意外と多いのではないでしょうか。
どこに何をしまえばいいかイメージしづらいと、片付けようと思っても手が止まってしまいますよね。
この記事では、筆者が実際に使っているキッチンを例に、引き出しごとの収納実例と今すぐマネしやすいアイデアを写真付きで紹介します。
読みながら「うちのキッチンならここだな」と置き換えて、使えそうな工夫があればぜひそのまま取り入れてみてください。
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システムキッチンの収納がうまくいかない3つの原因

システムキッチンを片付けたいと思ったら、まず「なぜ散らかってしまうのか」を知ることが近道です。
原因が分かれば、これから紹介する収納実例も、自分のキッチンに当てはめやすくなります。ここでは、多くの人がつまずきやすい3つのポイントを見ていきましょう。
理由1:しまう場所が決まっていない
キッチンが片付かないのは、「どこに何をしまうか」がはっきり決まっていないことが多いです。
とりあえず空いている引き出しや棚に入れてしまうと、物があちこちに分散し、どこに何があるのか分かりにくいもの。探すたびに引き出しを開け閉めすることになり、出し入れのたびに中身が乱れていきます。
まずは、アイテムごとに「定位置」を決めることがポイント。たとえば、
- フライパン・鍋はコンロまわり
- ラップや保存袋は冷蔵庫近く
- 食器用洗剤や掃除道具はシンク下
といったように、「使う場所の近くにしまう」ルールを決めておくと、自然と片付けやすくなります。
理由2:引き出しに仕切りがない
引き出しの中に仕切りがないまま物を入れていくと、すぐにごちゃごちゃになってしまいます。多くのシステムキッチンは、引き出し内部がフラットな箱状になっているため、そのまま使うとアイテム同士が倒れたり、重なって埋もれたりしがちです。
そこで役立つのが、仕切りやボックスなどの「区切る仕組み」です。
- 仕切り付きトレーでカトラリーを分ける
- ファイルボックスで鍋やフライパンを立てて収納する
- 小さなケースで調味料や細かいキッチンツールをまとめる
といった工夫をするだけで、「戻す場所」が明確になり、出し入れもスムーズになります。「とりあえず詰め込む」状態から卒業するための、基本のひと手間だと考えてみてください。
理由3:収納するアイテムが多い
どんなに収納方法を工夫しても、「物の量」が収納スペースを大きく超えていると、きれいに片付けるのは難しいもの。使っていない鍋やフライパン、同じ用途のキッチンツールがいくつもある場合、それだけで引き出しはすぐいっぱいになってしまいます。
まずは、今持っているアイテムの量を一度見直してみましょう。目安として、次のようなものは見直し候補になります。
- 使っていない調理器具がキッチンのどこかで眠っている
- 似たようなサイズ・用途で役割が重なっているアイテム
- もらいものや予備として取ってあるけど出番がない
収納がパンパンな状態で「もっと上手にしまおう」と悩むよりも、先に量を適正化した方が、結果的に片付けやすくなります。次のステップでは、この「手放す」「分ける」といった整理の進め方を具体的に見ていきましょう。
システムキッチン収納を整える3ステップ
1章で挙げた原因をふまえて片付けを始めるとき、「何をどれだけ持つか」「どこに置くか」「どう区切るか」という3つの流れで考えるとスムーズです。
いきなり収納グッズを買うのではなく、この順番を意識することで、ムダなく使いやすい収納に近づけます。
ステップ1:使わないアイテムを手放す
まずは、収納する物の量をキッチンスペースに見合うところまで減らすことから始めましょう。キッチンは毎日使う場所なので、気づかないうちに「なんとなく取ってある物」がたまりがちです。
手放すか迷ったときは、次のような基準でざっくり仕分けしてみてください。
- ここ1〜3年使っていない調理器具
- 同じ用途の物が2つ以上あるアイテム
- サイズが合わず出番の少ないタッパーや保存容器
物を大切にする気持ちは大事ですが、「今の自分の暮らしに必要かどうか」で判断することも、片付けを成功させるポイントです。
ステップ2:使用頻度で分けて「置き場所」を決める
持ち物の量を整えたら、「どのエリアに何をしまうか」を大まかに決めていきます。基本は「使う場所の近くにしまう」こと。次のようなイメージでゾーニングすると考えやすいです。
| エリア名 | しまう物の役割 | 具体例 |
|---|---|---|
| 水まわりエリア | 水まわりで使う物 | ザル・ピッチャー・鍋・洗剤など |
| 調理エリア | 調理や配膳で使う物 | 計量スプーン、ボウル、ピーラーなど |
| 火まわりエリア | 火を使う調理で使う物 | フライパン・油・ボトル調味料など |
この「エリア決め」をしたうえで、それぞれの中に「よく使う物」と「あまり使わない物」を分け、使う頻度が高い物ほど取り出しやすい位置に置くのがコツです。

例えば…
- 毎日使うツールは、調理エリアの上段引き出しなど「腰〜手の高さ」に
- よく使うお弁当グッズなどは、吊り戸棚の下段にまとめてバスケット収納に

引き出しの中でも「手前ほど取り出しやすく、奥ほど取り出しにくい」ことを意識しましょう。
よく使う物は手前に、使用頻度の低い物は奥に配置しておくと、毎日の「探す・かき回す」ストレスを減らせます。
ステップ3:仕切りやボックスで「散らからない工夫」をする
置き場所が決まったら、最後に「中身が散らからないように区切る」工夫をしましょう。とくに引き出しの中は、そのままだと物が倒れたり重なったりしやすいので、仕切りやボックスでざっくり区切るだけでも使い勝手が大きく変わります。
- ファイルボックスで鍋やフライパンを立てて収納する
- 仕切り付きトレーでカトラリーを種類別に分ける
- 小さなケースで調味料や細かいツールをグループごとにまとめる
収納グッズは、100円ショップやニトリなどがサイズが豊富。コストを抑えたい場合は、空き箱や紙袋をカットしてボックスにするのもおすすめです。
まずは「きっちり揃える」ことより、「戻す場所が分かる区切りをつくる」ことを意識すると、日々の片付けがグッとラクになります。
システムキッチンの収納実例1:シンク下「上段(深型引き出し)」

シンク下の上段は、シンクに近く出し入れもしやすいため、「水まわりでよく使う道具」をまとめておくとキッチン全体の動きがスムーズになります。ここでは、実際のシンク下「上段」収納を例に、どんな物をどう入れているかを見ていきましょう。
基本的なシンク下「上段」の収納例
まずは、シンク下「上段」にある深型引き出しの全体イメージです。ここには、水作業で出番が多いアイテムと、重さのある鍋類を中心にまとめています。

【シンク下「上段」の収納ルール】
- 水まわりで使用するアイテムをまとめる
- 鍋は重ねず、ひとつずつ立てて収納する
- まな板やバットなど平たい物も可能な限り立てて収納する
シンク下「上段」には、ザル・ボウル・ピッチャーなどの水まわりグッズをまとめるのがおすすめ。シンクのすぐ下に置いておくことで、「取り出す→洗う→しまう」の動線が短くなます。
【シンク下「上段」の収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 鍋 | 鍋×3、スキレット鍋、木製鍋敷き、落とし蓋 |
| 水まわり・下ごしらえ | うらごし器、ボウル、ザル、ピッチャー×2 |
| 調理ツール | 包丁、スライサー、バット、サイズの大きなまな板 |
同じ引き出しの中でも、「鍋ゾーン」「水まわりゾーン」「ツールゾーン」とざっくり分けておくと、どこに戻せばよいか分かりやすくなります。
シンク下「上段」の収納アイデア
上記の収納例には、深型引き出しをムダなく使うための小さな工夫がいくつか盛り込まれています。ここでは、真似しやすいポイントを2つに絞ってご紹介します。
1. 鍋は重ねずファイルケースに収納
1つ目のアイデアは、鍋を重ねずにファイルケースへひとつずつ立てて収納する方法です。サイズ違いの鍋を重ねてしまうと、下の鍋が取り出しにくくなりがちですが、ファイルケースを使えば、どの鍋も“本のように”ひとつずつ引き出せます。

筆者は、ダイソーのファイルケースを使用。
持ち手が上を向く配置になるため、上からサッとつかめて出し入れがスムーズに。
重い鍋もずらしながら取り出す必要がなくなるので、深型引き出しの使い勝手がグッと良くなります。
2.ブックエンドで立てる収納に
2つ目のアイデアは、ブックエンドを仕切りとして使い、平たいアイテムを立てて収納する方法です。


ブックエンドがあることで、どれかひとつを取り出してもまわりのアイテムが倒れず、元の位置に戻しやすいです。
重さのある物を立てるときは、下に滑り止めマットを敷いておくと、ブックエンドがずれにくく安定します。
ちなみに、仕切り板にはダイソーの「組み立てラック用マルチパネル」を使い、低コストで区切りを作りました。
システムキッチンの収納実例2:シンク下「下段(浅型引き出し)」

シンク下「下段」は、足元近くにある浅型の引き出しです。しゃがんで出し入れする位置なので、ここには「重さがあり、使用頻度はやや低めの物」をまとめておくと使いやすくなります。
基本的なシンク下「下段」の収納例
下段の引き出しには、重たい鍋類を収納するのが基本。重い物を下に集めることで、落下の危険を減らしつつ、上段のスペースを有効活用できます。

【シンク下「下段」の収納ルール】
- 重さのあるアイテムをまとめて収納する
- 使用頻度が低めの物を中心に入れる
- 余ったスペースは、水まわりのストック収納として活用する
【シンク下「下段」の収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 鍋・耐熱アイテム | 圧力鍋、重い鉄鍋、大きい土鍋、1人用の土鍋、鍋用取り皿、鍋敷き |
| 消耗品・ストック | ゴミ袋、水切りストッキング、布巾、スポンジストック |
低い位置は少し取り出しにくいため、ここには「鍋のときだけ使う物」や「水まわりで使用するアイテムのストック」など、毎日は使わないアイテムをメインで置いています。
シンク下「下段」の収納アイデア
同じ引き出しの中でも、「鍋ゾーン」と「小物ゾーン」を分けておくと、スペースをムダなく使えます。ここでは、真似しやすい3つのアイデアをピックアップしました。
1.鍋アイテムを一緒に収納
土鍋のそばには、鍋用取り皿や鍋敷きなど「鍋料理のときだけ使う物」を重ねて収納しています。

セットで使う物を同じ場所にまとめておくと、鍋を出したら、そのまわりの物を一気に取り出すだけで準備が完了します。
使用頻度は高くなくても、出し入れの手間を減らせる配置です。
2.ボックスに分けて小物を収納
鍋を入れても、シンク下の浅型引き出しには手前側に細長いスペースが残りがちです。

ここには横長のボックスを置き、布巾やスポンジ、水切りネットなどの小物を種類ごとに分けて収納。
ボックスでざっくり区切ることで、引き出しを開けたときに中身が一目で分かります。
3.ゴミ袋はコインケースに収納
ゴミ袋や水切りストッキングは、半分に折ってからソフトタイプのカードケース(ダイソー)にまとめて入れています。


カードケースを使うと、袋を立てて収納できるうえに、1枚ずつスライドして取り出せるので便利。ビニール袋の箱のまま置くよりも場所を取らず、ストックの残量もひと目で把握できます。
システムキッチンの収納実例3:シンク下「観音開きタイプ」

シンク下が引き出しではなく、両開き扉の「観音開きタイプ」のキッチンも少なくありません。扉内は高さがある分、工夫しないと上の空間がデッドスペースになりがちです。
ここでは、観音開きタイプをムダなく使うための実例とアイデアを紹介します。
基本的なシンク下「観音開きタイプ」の収納例
この実例では、シンク下の観音開きスペースに、水まわりアイテムに加えてフライパンや掃除道具、ストック品までまとめて収納しています。
高さを活かして段を増やすことで、扉内を上下に分けて使っているのが特徴です。

【シンク下「観音開きタイプ」の収納ルール】
- 水まわりで使うアイテムを中心にまとめる
- 鍋はなるべく重ねず、出し入れしやすい向きにそろえる
- ラックやボックスで、用途ごとにゾーンを分ける
【観音開きタイプの収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 調理道具 | 鍋×2+鍋の蓋、フライパン |
| 下ごしらえ | ボウル、バット、ザル |
| 掃除・ストック | 掃除道具、ゴミ袋などのストック品 |
左側には鍋やフライパン類、かさばるアイテムはラック上部に、細かな掃除用品を水まわりのストックなどばボックスに収納。ざっくり「調理ゾーン」「水まわりゾーン」「ストックゾーン」に分けて配置しています。
シンク下「観音開きタイプ」の収納アイデア
観音開きタイプは、そのままだと上部の空間が余りやすいのが悩みどころです。ここでは、空間を上下に分けてムダなく使うための3つのアイデアを紹介します。
1.コの字ラックで段を増やす
1つ目のアイデアは、コの字ラックを使って「棚」を一段追加する方法です。

観音開きタイプ特有の“縦に高いスペース”は、そのままだと下の方に物が溜まり、上はスカスカになりがちです。
コの字ラックを置いて段を作ることで、上にはザルやトレイなどかさばる物を、下にはボウル類を収納でき、視認性もアップします。
2.突っ張り棒で段を増やす
2つ目のアイデアは、突っ張り棒を使って鍋やフライパンの「浮かせ収納スペース」を作ることです。

上部の空間に突っ張り棒を3本渡すと、簡易的な棚に。扉を開けてすぐに取り出せ、下のスペースもそのまま活かせます。
重さが心配な場合は、本数を増やす・短めのスパンにするなどして強度を調整すると安心です。
3.ボックスで掃除道具やストック品を収納
3つ目のアイデアは、掃除用品やストック品をボックスにまとめてしまう方法です。スプレーボトルや詰め替え洗剤などをそのまま並べると、倒れたり奥の物が取り出しづらくなりがちです。

ファイルボックスや持ち手付きボックスにまとめて収納することで、見た目もスッキリし、必要なときに丸ごと引き出して使えるようになります。
また、「掃除用品」「布巾・スポンジ」などラベリングしておくと、あとから中身を把握しやすいです。
システムキッチンの収納実例4:コンロ下「上段(深型引き出し)」

コンロ下「上段」の深型引き出しは、火まわりで使うフライパンや調味料をまとめておくのにぴったりです。調理中に手を伸ばせばすぐ届く位置なので、「火を使うときによく出番がある物」を優先しましょう。
基本的なコンロ下「上段」の収納例
この引き出しには、フライパン類とよく使う調味料を一緒に収納しています。コンロのすぐ下にまとまっていることで、「フライパンを出す→油や調味料を手に取る」という流れがスムーズになります。

【コンロ下「上段」の収納ルール】
- 火まわりで使うアイテムを中心に入れる
- フライパンや蓋は重ねず、立てて収納する
- 調味料は“よく使う物”から取り出しやすい位置に並べる
【コンロ下「上段」の収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| フライパン・蓋 | フライパン×3、鍋の蓋×2 |
| 液体調味料 | ボトル調味料、ごま油やオリーブオイル |
| 粉もの | 小麦粉、片栗粉、グラニュー糖 |
| 乾物・香辛料 | 昆布やわかめなどよく使う乾物、いりごま、ローレル、乾燥唐辛子、かつお節 |
調味料は、フライパンを使う調理と相性の良い物を中心にコンロ側へ配置し、ボトル・瓶・袋ものをエリアごとに分けています。
コンロ下「上段」の収納アイデア
同じ引き出しの中でも、「立てる」「区切る」「まとめる」の工夫を加えるだけで、調理中のストレスがかなり減ります。ここでは6つのアイデアを順番に紹介します。
1.フライパンはブックエンドで立てて収納
1つ目のアイデアは、ブックエンドを使ってフライパンを立てて収納する方法です。

ブックエンドを2つ置いて仕切りを作り、フライパン同士が重ならないように立てて並べます。
本のように1つずつ出し入れできるので、下にあるフライパンを取りたいときに全部持ち上げる必要がありません。
2.鍋蓋は自立式に改造
2つ目のアイデアは、鍋蓋を自立させて収納する工夫です。

倒れやすい鍋蓋は、取っ手を自立タイプに付け替えました(ダイソー購入品)。
コンロ下に立てて置いておけば、調理中にサッと取り出すことができ、引き出しの中で蓋同士がガチャガチャ当たるのも防げます。
3.ボトル調味料をパネルで区切る
3つ目のアイデアは、ボトル調味料の列をパネルで区切る方法です。

ボトルの並びの端にパネルを1枚差し込むだけで、列が崩れにくくなります。
サイズ違いのボトルが混ざっていても、横倒れしにくくなるのもメリットです。
4.調味料は上から取り出しやすい工夫を
4つ目のアイデアは、粉もの調味料を「上からつかみやすい容器」に入れ替えることです。

小麦粉や片栗粉のように出番が多いものは、上に持ち手がついた瓶に詰め替えています。
引き出しを開けて上からつまんで持ち上げるだけで取り出せるので、袋のままより作業がスムーズに。
ふた上面にはマスキングテープでラベルを貼り、上から見ても中身がすぐ分かるようにしています。
5.ボックスinボックスで細かな調味料を収納
5つ目のアイデアは、ボックスの中にさらに小さなボックスを入れて仕切りを作る方法です。

大きめのボックスの中に小ボックスを2つ入れ、左には大袋から出したかつお節、右には小袋に入った調味料と、ボトル入りのいりごまを収納。
小ボックスの外側には、昆布や乾燥わかめの袋を立てて配置。
小ボックス自体が仕切りになるため、調味料が倒れず、どこに何があるか把握しやすくなります。
6.その他のおすすめアイデア
最後に、余裕があれば取り入れたいちょっとした工夫です。

フライパンや鍋蓋の量が多い場合は、専用のスタンドやラックを使うのも一案です。
専用アイテムを組み合わせることで、「立てる収納」の安定感が増し、見た目もより整った印象になります。
※写真は、山崎実業のフライパンスタンドを使用。
システムキッチンの収納実例5:コンロ下「下段(浅型引き出し)」

コンロ下の下段は、しゃがんで出し入れする浅型引き出しです。上段ほど頻繁には開けない場所なので、「たまに使うけれど、コンロまわりでまとめておきたい物」をしまうのに向いています。
基本的なコンロ下「下段」の収納例
この引き出しには、使用頻度の低いカセットコンロと、揚げ物のときだけ使うアイテムをまとめて収納しています。

【コンロ下「下段」の収納ルール】
- 使用頻度の低いアイテムをしまう
- 重さのある物を中心に収納する
【コンロ下「下段」の収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| カセットコンロ | 本体、予備のボンベ |
| 揚げ物セット | 揚げ物用鍋、油きりバット、油避けパネル |
コンロ近くにセットで置いておくことで、「今日は揚げ物をする」「カセットコンロを出して鍋をする」ときに、必要な物を一度に取り出せ、片付けもスムーズになります。
コンロ下「下段」の収納アイデア
油きりバットや油避けパネルは、そのまま平らに置くと場所を取り、他の物を入れにくくなりがち。そこで、ブックエンドを使って立てて収納しています。

ブックエンドで軽く挟むように立てると、斜めに立てかけても倒れにくく、引き出しの中で固定しやすいです。
平置きではデッドスペースになりがちなアイテムも、立てて収納することで、同じ引き出しの中にカセットコンロや他の道具を一緒に収めやすくなります。
システムキッチンの収納実例6:コンロ横引出し

コンロ横の細長い引き出しは、調理中にサッと使いたい小さなアイテムを入れておくのに便利な場所です。 スペースが限られている分、「何を優先して入れるか」を決めてしまうと、使い勝手がグッと良くなります。
基本的なコンロ横引出しの収納例
コンロ横の引き出しには、スパイス類とキッチンペーパーを一緒に収納しています。
スパイスだけだとスペースが余りがちですが、同じくコンロまわりでよく使うキッチンペーパーを組み合わせることで、ムダなく使えるようにしています。

【コンロ横引き出しの収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| スパイス類 | よく使う塩・こしょう、乾燥ハーブなど |
| ペーパー類 | 箱なしキッチンペーパー |
コンロ横引出しの収納アイデア
コンロ横の引き出しは奥行きが浅く、幅も限られています。ここでは、その特徴を活かすための2つのアイデアをご紹介します。
1.コンロ横にキッチンペーパーを収納
1つ目のアイデアは、キッチンペーパーの定位置をコンロ横に決めることです。

ロール型のキッチンペーパーは置き場が定まらず、出しっぱなしになりがち。
箱なしのティッシュ型に変えて引き出しにしまえば、生活感が出にくく、ホコリもかぶりません。
調理中に引き出しを少し開けるだけでサッと取り出せるので、油はねやソースの飛び散りにもすぐ対応できます。
その他、砂糖や塩などの調味料を収納するのもいいですね。
2.スパイス類はラベルをつけると探しやすい
2つ目のアイデアは、スパイスボトルの上部にラベルを貼ることです。

コンロ横の引き出しは、上から見下ろして中身を確認する形になります。
ふたやボトルの上にラベルを貼っておけば、引き出しを開けた瞬間に目的のスパイスを見つけやすいです。
さらに容器のデザインを揃えておくと、見た目も整い、お料理のテンションも上がりますよ。
システムキッチンの収納実例7:調理エリア下「上段(浅型引き出し)」

調理エリア下の「上段」は、コンロとシンクの間の作業台のすぐ下にある浅型引き出しです。 調理中に一番手を伸ばしやすい場所なので、ここには「キッチンツール」を優先的にしまうと良いでしょう。
基本的な調理エリア下「上段」の収納例
この収納例では、もともと付属していたカトラリーケースを活かしながら、日常使いのキッチンツールをまとめて収納しています。

【調理エリア下「上段」の収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 調理ツール | トング、巻きす、キッチンバサミ、ピーラー、包丁研ぎ、軽量スプーン、ドレッシングマドラー 軽量カップ、茶こし、栓抜き、骨取りピンセット、貝開けナイフ |
調理エリア下の上段は、立ったままでも中身が見渡せ、一番取り出しやすい場所です。 そのため、「毎日の食事のたびに使う物」や「調理のたびに手に取る小さなツール」をここに集めておくと、動線がスムーズになります。
さらに、引き出し奥よりも手前の方が取り出しやすいため、使用頻度の高いアイテムは手前に、使用頻度の低いアイテムを奥に収納するようにしています。
調理エリア下「上段」の収納アイデア
同じ浅型引き出しでも、ケースの重ね方やツールの入れ方を少し工夫するだけで、収納量と使いやすさが変わります。 ここでは、真似しやすい2つのアイデアを紹介します。
1.カトラリーケースは2段にすると収納力アップ
1つ目のアイデアは、カトラリーケースを上下2段に重ねて「細かなツール専用のエリア」を作る使い方です。

浅型引き出しは高さが限られていますが、低めのトレーを重ねれば、スペースをムダなく使えます。
上段には、つまようじやタコ糸、チャッカマンなど「ときどき使う」小物入れに。
お弁当用カップなど、細かいストックをまとめておくのもおすすめ。使いたいときにトレーごとサッと取り出せて便利です。
2.日常使いのキッチンツールは立てて収納
2つ目のアイデアは、よく使うキッチンツールをワークトップ上のスタンドに立てて収納する方法です。

お玉や木べらなど、調理のたびに使うツールは、引き出しの中にしまい込むよりも、コンロ横に立てておいた方すぐに手に取れます。
ツールを立てておくことで、片付けの動作もシンプルになり作業効率が上がりますよ。
※写真はニトリのツールスタンドを使用。
システムキッチンの収納実例8:調理エリア下「中段(深型引き出し)」

調理エリア下の「中段」は、深さのある引き出しです。 ここには、調理や配膳のときに使うツールや食品ストックをまとめておくと、作業台まわりの動線がスムーズになります。
基本的な調理エリア下「中段」の収納例
この実例では、「食品」「ツール」「その他の物」とざっくり3つのゾーンに分けることで、深さのある引き出しでも迷わず出し入れできるようにしています。

【調理エリア下「中段」の収納ルール】
- 調理や配膳に使用するアイテムを収納する
- 用途別にボックスに分けて収納する
【調理エリア下「中段」の収納アイテム一覧】
| エリア | 主なアイテム |
|---|---|
| スタックボックス内 | パン粉、小麦粉、乾物(下段にそれぞれストック) |
| 空き瓶内 | 使用頻度の低いキッチンツール(予備のお玉、綿棒、ゴムベラ、マッシャー、泡立て器) |
| 小さなボックス内 | はかり、おろし金、ゆで卵カッター、ミートテンダライザー |
| 右側のすき間 | ラップ類、おぼん |
深型引き出しは上部の空間がデッドスペースになりやすいので、「スタックボックスで2段収納」「おぼんやラップを立てる」ことで、上下のスペースを無駄なく使っています。
調理エリア下「中段」の収納アイデア
ここでは、深さのある引き出しを「上までしっかり使う」ための工夫と、使用頻度の低いツールをゴチャつかせないための工夫を紹介します。
1.スタックタイプのボックスで上部の空間まで活用
1つ目のアイデアは、スタック(重ね置き)できるボックスを使って、高さのある収納スペースを2段構成にする方法です。

上段には、封を開けたパン粉や小麦粉、下段にはそれらのストックを収納。
平置きでは届きにくい“引き出しの上部”まで有効活用できるので、深型引き出しの収納力を無駄なく引き出せます。
収納例で使用しているのは、ダイソーのスタックボックス。サイズ展開が豊富で作りもしっかりしているので、引き出しの幅や奥行きに合うものを選びやすいです。
2.使用頻度の低いキッチンツールは空き瓶やボックスに分けて収納
2つ目のアイデアは、たまにしか使わないキッチンツールを、口の広い空き瓶や小さなボックスごとにグループ分けして収納することです。

空き瓶や小さなボックスを「立てるペン立て」のように使えば、用途ごとにツールをまとめられ、出し入れもラクです。
使用頻度の低い物ほど“ひとまとめにしておく”ことで、日常づかいのスペースを圧迫せずにすみます。
システムキッチンの収納実例9:調理エリア下「下段(浅型引き出し)」

調理エリアの一番下にある浅型引き出しは、しゃがんで開ける位置にあるため、毎日は使わないストック品を置くとよいでしょう。 ここでは、缶詰や冷凍保存袋などの消耗品をまとめて収納した実例を紹介します。
基本的な調理エリア下「下段」の収納例
この例では、使用頻度がかなり低いアイテムや食品ストックを中心に収納しています。重い物は少なめですが、「めったに使わない物」「数を決めて持ちたいストック」をここに集約しているのがポイントです。

【調理エリア下「下段」の収納ルール】
- 重さのあるアイテムを収納する
- 使用頻度の低いアイテムやストック品を収納する
- ストック品は数を決めて持つ
【調理エリア下「下段」の収納アイテム一覧】
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 食品・調理用アイテム | 缶詰、すり鉢、フルーツ絞り器、ふるい |
| 掃除・メンテナンス用品 | 油固め、スプレータイプの掃除アイテム |
| キッチン消耗品ストック | 冷凍保存袋、ラップストック |
この引き出しは“見えにくい場所”だからこそ、ストックの量を決めておき、入りきらない分は買わない・別の場所に置くといったマイルールを作っておくと、あふれにくくなります。
手前の紙袋ボックスには、食品類とは一緒にしたくないスプレータイプの掃除アイテムを。紙袋ボックスに入れておくことで、倒れてバラつくのを防げるうえ、万が一の液だれも引き出し内に広がりにくくなります。
調理エリア下「下段」の収納アイデア
ここでは、ケース入りのままだと扱いづらい冷凍保存袋の収納方法と、家にある紙袋でボックスを自作するアイデアを紹介します。
1.冷凍保存袋はケースから取り出して
1つ目のアイデアは、冷凍保存袋を箱から出して、立てて収納する方法です。

箱のまま重ねてしまうと、どのサイズがどれだけ残っているのか分かりにくく、取り出すときにも箱ごとずれてしまいがち。
中身だけを取り出して立てておけば、必要なサイズを1枚ずつサッと取り出せて、残量も一目で確認できます。
ストックの箱を仕切り替わりにしているのもポイントです。
2.紙袋でボックスを自作
2つ目のアイデアは、市販の収納ボックスの代わりに紙袋でケースを自作する方法です。

目につきにくい引き出しであれば、高価な収納グッズをそろえなくても、紙袋をボックス代わりにして整理するのもおすすめ。
しっかりした紙袋の口を好みの高さで折り返せば、引き出しのサイズにぴったり合うケースを簡単に作れるので、缶詰やストック類の“区切り”として気軽に活用できます。
システムキッチンの収納実例10:吊り戸棚「下段」

標準的な高さ75cm(レンジフードと同じくらいの高さ)の吊り戸棚を例に、ここでは、手が届きやすい下段エリアを「よく使う軽いアイテム」の定位置として活用しています。
吊り戸棚の下段は、踏み台なしでも手が届く位置にあるため、毎日のように使う物を収納するのに最適です。
基本的な吊り戸棚「下段」の収納例
吊り戸棚の下段にバスケットを設置し、1段目にタッパー類、2段目にお弁当グッズをまとめて収納。よく使う物を「バスケットごと取り出せる状態」にしておくことで、高い位置でも出し入れしやすくなります。

【吊り戸棚「下段」の収納ルール】
- そのまま詰め込まず、ボックスやバスケットを活用する
- 軽いアイテムだけを収納する
- 使用頻度の高いアイテムを優先して入れる
【吊り戸棚「下段」の収納アイテム一覧】
| 段 | 主なアイテム |
|---|---|
| 1段目(最下段) | タッパー類(保存容器本体・ふた など) |
| 2段目 | お弁当グッズ(弁当箱、カップ、ピック など) |
下段エリアには、使用頻度が高く軽いアイテムだけを集めています。 どちらも「まとめて出してまとめて片付ける」ことが多いので、大きめのバスケットでざっくり分類しておくと、作業がスムーズです。
吊り戸棚「下段」の収納アイデア
ここでは、かさばりやすいタッパー類をすっきり見せるコツとその他のちょっとした工夫を紹介します。
1.かさばるタッパーは容器を揃え、蓋を取って重ねて収納
1つ目のアイデアは、タッパーの「容器を揃える」「蓋を外して重ねる」という2ステップです。

サイズも形もバラバラなタッパーをそのまましまうと、棚の中で崩れやすく、使いたいタッパーが迷子になりがち。
そこで、よく使うサイズに絞って同じシリーズでそろえ、本体だけを重ねて収納。
ふたはタッパー横に分けて収納すると、使うときにサッとセットで取り出せます。
2.その他のおすすめアイデア
2つめのアイデアは、細かいお弁当グッズはボックスに収納。使うときにボックスごとカウンターに出すと便利です。

使い終わったら、そのまま戻すだけなので、細かなパーツが散らかりにくくなります。
また、お弁当のピックは、メラミンスポンジに刺しておくとバラつかないので便利ですよ。
システムキッチンの収納実例11:吊り戸棚「上段」の収納例

吊り戸棚の最上段は、踏み台がないと手が届きにくい位置にあるため、「年に数回しか使わない物」や「軽いストック品」をしまうのがおすすめです。ここでは、持ち手付きボックスを使って、上段でも出し入れしやすくした実例を紹介します。
基本的な吊り戸棚「上段」の収納例
この収納例では、最上段に持ち手付きボックスを並べ、その一段下に少し小さめのボックスを置いています。
どちらも「軽くてかさばる物」や「使用頻度の低いストック」を中心に入れておき、必要なときだけボックスごと引き出して使うスタイルです。

【吊り戸棚「上段」の収納ルール】
- 特に使用頻度の低いアイテムを収納する
- 落下の危険を避けるため、軽いアイテムだけを入れる
- ボックスやバスケットで「ひとまとめ」にしておく
最上段は視界にも入りにくい位置なので、中身を直接積み上げるのではなく、ボックスにまとめてから収納しておくと安心です。
【吊り戸棚「上段」の収納アイテム一覧】
| 段 | 主なアイテム |
|---|---|
| 3段目 | お菓子作りアイテム、乾燥スープ、カップ麺、非常食 |
| 最上段 | 紙コップ、割り箸、紙皿、ストロー、ごみ袋ストック |
どちらの段も、日常的にはあまり触らない物だけに絞っているので、普段の出し入れで無理な姿勢をとる必要がありません。
吊り戸棚「上段」の収納アイデア
ここでは、上段でも安全かつスムーズに出し入れするための工夫と、「どこに何があるか」を分かりやすくするためのひと手間を紹介します。
1.持ち手付きボックスで取り出しを楽に
1つ目のアイデアは、持ち手付きボックスを使って「手前に引き出せる収納」にすることです。

持ち手付きボックスなら、取っ手をつかんで一度に引き出せるので、踏み台に乗ったままでも安全に中身を確認できます。
季節物のグッズやパーティー用品など、「使うタイミングがまとまっている物」をカテゴリごとに入れておくと、必要なときはボックスごとテーブルに移動して使えて便利です。
2.高い位置の収納にはラベルをつけて
2つ目のアイデアは、ボックスの前面にラベルを貼って中身を見える化することです。

上段は中が直接見えにくいので、「何が入っているか」を文字で示しておくと迷いません。
ラベルには、貼り跡が残らないマスキングテープがおすすめですよ。
まとめ
この記事では、片付かない理由を整理したうえで、3つのステップと11ヵ所の収納実例を通して「どこに何をどうしまうか」をイメージしやすくまとめました。
まずは気になった引き出しを1つ選んで、「使わない物を減らす→置き場所を決める→仕切りやボックスで区切る」の順に試してみてください。キッチン収納を少しずつ整えていくことで、毎日の調理時間がもっと効率的で、気持ちよく過ごせるようになります。
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