トイレをDIYでおしゃれにリフォーム!初心者でもできるおすすめDIYも紹介

「SNSで見かけるようなおしゃれなトイレにしたい!」「トイレを自分好みにDIYしてみたい!」ーそう思っても、何から始めればいいのか迷う方は多いはず。
本記事では、トイレDIYの基本的な流れや人気のタンクレス風アレンジなど、おすすめアイデア10選をご紹介。特徴や材料のポイント、さらに人気の高い3事例については、実際のDIY方法まで詳しく解説します。
気軽なアレンジから本格リフォームまで、自分だけの特別なトイレづくりのヒントにしてください。
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「トイレDIY」の主な流れ
一般的なトイレDIYの流れは、以下のとおりです。
- トイレの壁や床に付いている物を取り外す
- 巾木(はばき)や壁紙、クッションフロアを剥がす
- トイレの壁紙やクロスの張り替えor壁を塗る
- 巾木を貼る
- 床材(クッションフロアやリメイクシート)の貼り替え
- 取り外した物を付け直す
- 収納棚の設置や小物の追加
- タイルなどで壁を装飾
- トイレットペーパーホルダーやタオルハンガー、鏡などの交換
おしゃれなトイレにするおすすめのDIYベスト10
「こんなトイレのDIYやってみたい!」と思えるような、おしゃれなトイレDIYアイディアを10個ピックアップしました。
特徴や材料費の目安もあわせて紹介しているので、気になるアイディアを試してみてください!
①タンクレス風トイレにDIY
タンクを隠してスッキリ見せる「タンクレス風トイレ」は、トイレDIYの定番で人気の高いアイディアです。
半日〜1日程度で完成し、見た目がグッとおしゃれになります。

タンクレス風トイレDIYのメリット
- 生活感を減らせる
黄ばみや古さが目立つタンクを隠すことで、最新式のタンクレストイレのような印象に。
- 収納スペースを確保できる
タンク奥の空きスペースをトイレットペーパーや掃除用品の収納に活用でき、掃除道具もすぐ手に取れます。
- 飾り付けが映える
見た目がシンプルになるため、棚上にディスプレイした雑貨や植物が映えます。木材を使えばナチュラルに、布を使えばカフェ風にアレンジ可能です。
※下記のイメージ写真を参考にしてください。

タンクレス風トイレDIYの材料費目安
タンクレス風トイレDIYに必要な材料費は、使う骨組みのタイプによって大きく変わります。手軽な突っ張り棒タイプは低予算・短時間で、木枠タイプは頑丈な分、材料費もやや上がります。
下記の表を参考に、ご希望のスタイルや予算に合わせて選んでみてください。
突っ張り棒タイプ(材料費合計目安:1,950円) ※短時間・低コストで仕上げたい人向け | 材料 | 材料費目安 |
---|---|---|
骨組み | 突っ張り棒2本 | 250円 |
天板 | 薄い板(プラダンなど) リメイクシート | 700円 500円 |
タンク前の仕切り | カーテンなど | 500円 |
木枠タイプ(材料費合計目安:3,300円) ※頑丈・本格派向け | 材料 | 材料費目安 |
---|---|---|
骨組み | 木材*・ねじ ※天板・タンク前の仕切りで使用する分も含む | 2,500円 |
天板 | リメイクシート | 500円 |
タンク前の仕切り | ペンキ・クッションシートなど | 300円 |
詳しいDIY方法は「【人気1位】トイレをタンクレス風にDIYする方法」をご覧ください。
②壁クロスの張り替えDIY
トイレは壁の占める面積が大きいため、クロスを張り替えるだけで印象が大きく変わります。
DIYなら、業者依頼の3分の1〜4分の1の費用で済むため、浮いた予算で消臭・抗菌・防カビなどの機能性クロスや、おしゃれな輸入クロスを選ぶのもおすすめです。
壁クロスの張り替え2パターン
- 全体を同じクロスで張り替え
白や淡いカラーは清潔感があり定番。トイレは小空間なので、ダークカラーや大胆な柄も意外と馴染みます。

- 一面だけ「アクセントクロス」を取り入れる
一部分だけ色や柄を変える方法。とくに入口正面の奥の壁を変えると、目線が奥に向かい、奥行き感が出て広く見えます。

壁クロス張り替えの材料費の目安
一般的なトイレ(1帖)で壁クロスを張り替える場合、材料費の目安は「10,000~40,000円」です。以下のように、使用するクロスの種類によって予算は異なります。
クロスの種類 | 材料費目安 |
---|---|
通常クロス | 10,000円前後 |
機能性クロス(消臭・抗菌・防カビなど) | 30,000円前後 |
輸入クロス | 30,000~40,000円 |
詳しいDIY方法は「【人気2位】トイレの壁紙の張り替え方法」をご覧ください。
③クッションフロアの床DIY
トイレの床がくすんでいると、清潔感が一気に失われます。そこで人気なのが、安価で耐水性が高く、初心者でも扱いやすい「クッションフロア」です。

サイズに合わせてカットし、両面テープで貼るだけなので、手間をかけずに仕上げられるのが大きな魅力です。
クッションフロアDIYのメリット
- お手入れ簡単
撥水加工で汚れが付きにくく、付いても拭くだけでキレイ。日々のお手入れがラクになります。
- 快適空間を維持
消臭・防菌・防カビ効果があり、臭いや雑菌を抑えて清潔を保ちやすい。
- カラーやデザインが豊富
木目調で温かみを出したり、大理石調で高級感を演出したりと、好みに合ったインテリアが実現可能。
※下記のイメージ写真を参考にしてください。

クッションフロアの材料費の目安
一般的なトイレ(1帖)の床にクッションフロアを敷く場合、材料費の目安は5,000~20,000円です。壁クロスとは違い、クッションフロアの裏面には糊が付いていないので、クッションフロア用のはがせる両面テープを用意しておきましょう。
価格はメーカーによって差があるため、値段と機能を比較しながら検討するのがおすすめです。
材料 | 材料費目安 |
---|---|
クッションフロア | 5,000~20,000円 |
クッションフロア用のはがせる両面テープ | 1,500~2,000円 |
詳しいDIY方法は「【人気3位】トイレの床材の張り替え方法」をご覧ください。
④リメイクシートを活用した壁のDIY
カッティングシートとも呼ばれる「リメイクシート」は、貼ってはがせる手軽さからDIYで人気が高まっています。

100均でも豊富な柄が揃っているので、気軽にトイレの雰囲気を変えることが可能です。
【
仕上げのコツ】- 柄ものはアクセントウォールに使うとメリハリが出ておしゃれ
- 100均なら「まず試して、気に入れば全体に」という方法も◎
- ツルツルした面は貼りやすいが、凹凸のある壁紙は浮きやすいので注意
リメイクシートDIYのメリット
- 貼りやすく・はがしやすい
裏に糊付きでそのまま貼れ、斜めになっても簡単に貼り直せます。
- 賃貸でも安心
弱粘着タイプなら跡が残らないため、定期的に模様替えしたい人や賃貸物件でも安心して使えます。
- 用途が広い
壁紙の上から貼れるほか、タンクレス風トイレの天板や仕切り板に貼るなどアレンジ自在。

リメイクシートの材料費の目安
一般的な1帖のトイレの壁紙にリメイクシートを貼る場合、材料費の目安は2,000~3,000円です。
タイプ | 材料費目安 |
---|---|
トイレ全面にリメイクシートを貼る | 約2,200円(例:100均シート20枚) |
一面だけアクセントとして貼る | 110円~(シート1枚から可能) |
⑤漆喰風壁にDIY
本物の漆喰壁は扱いが難しく費用も高めですが、「漆喰風仕上げ」なら手軽にあの独特の質感を再現可能です。

白基調でシンプルながら、塗り跡の表現がプラスされて温かみのあるトイレに仕上がります。
【
仕上げのコツ】- 刷毛跡を不規則に残すと、より漆喰らしい風合いに
- 白以外のペンキを混ぜて少し色味を出すと、ナチュラルテイストにもアレンジ可能
- 塗る前に養生をしっかりおこない、床や便器を汚さないように注意
漆喰風壁DIYのメリット
- 優しい雰囲気が出る
刷毛跡をあえて残すことで壁に表情が生まれ、柔らかい印象を与えます。
- 安く・簡単に施工できる
材料はセメント+ペンキ+水だけ。本物の漆喰と違い、クロスの上からそのまま塗れるのでDIY初心者でも挑戦しやすいです。
漆喰風壁の材料費の目安
一般的なトイレ(1帖)の壁を漆喰風にDIYする場合、材料費の目安は1,000~2,000円です。
合計:約1,400円(100均利用の場合)
※全体的な相場は、1,000~2,000円程度
材料 | 値段目安 |
---|---|
セメント | 約550円 |
ペンキ(白) | 約550円 |
養生テープ | 約300円 |
⑥壁に腰板をDIY
腰板(腰壁)とは、壁の下部90cmほどに取り付ける板のこと。

トイレでは汚れやすい下部のクロスを隠せ、木材の質感で空間がグッと落ち着いた雰囲気になります。
【
仕上げのコツ】- 上端にモールディング(見切り板)を付けると完成度アップ
- 白で塗れば清潔感、ダーク色で塗れば高級感が出る
- 賃貸の場合、両面テープやはがせる接着剤を使用すると安心
腰板DIYのメリット
- トラディショナルで上品な雰囲気に
木目を活かせば重厚感、淡い色のペンキでかすれ塗装にすればアンティーク調に。アレンジ次第で雰囲気を変えられます。
- 汚れ防止&お手入れ簡単
拭き取りが簡単で、汚れが気になる部分だけ交換も可能。清潔感を保ちやすいのが魅力です。
腰板の材料費の目安
トイレの壁に腰板をDIYする場合、材料費の目安は1,600~3,000円です。
材料 | 値段目安 |
---|---|
防水ベニヤ板・モールディング用板 | 1,000~2,000円 |
ペンキ | 110~500円 |
両面テープ | 500~1000円 |
⑦珪藻土壁にDIY
珪藻土は、「珪藻」という藻の化石を原料とした自然素材。バスマットやコースターで人気を集めていますが、実は壁材としても注目されています。

トイレに取り入れると、機能性と質感の両面で快適な空間を演出できます。
【
仕上げのコツ】- 下塗りにシーラーを使うと仕上がりが安定
- パッケージ通りに水を加え、練ってから壁に塗布
- 表面にコテ跡をあえて残すと、職人風の自然な質感に
珪藻土壁DIYのメリット
- 優れた調湿効果がある
湿度が高いと水分を吸収し、乾燥すると放出する「調湿効果」でジメジメ知らず。梅雨や冬も過ごしやすくなります。
- 質感が落ち着いている
ザラザラとしたマットな仕上がりで、自然なぬくもりを感じる雰囲気に。漆喰よりもラフでナチュラルな印象を作れます。
珪藻土壁の材料費の目安
一般的な1帖のトイレを珪藻土壁にDIYする場合、材料費の予算の目安は30,000~40,000円です。
以下のケースでは、材料費の合計額は30,300円です。
材料 | 値段目安 |
---|---|
珪藻土 | 約20,000円 |
シーラー(下塗り剤) | 約10,000円 |
養生テープ | 約300円 |
⑧収納スペースのDIY
掃除用品やトイレットペーパーなど、トイレに置きたいものは意外と多いもの。しかし、収納が足りないと、物を床に置きっぱなしにして生活感が出てしまいます。
そんなときは、トイレの雰囲気に合った収納をDIYして、すっきり見せましょう。
【
仕上げのコツ】- 「見せる収納」なら、おしゃれなかごやボックスを使うだけでも雰囲気がアップ
- 「隠す収納」は扉を付けて生活感をカバー
- タンク前の仕切りを活用すると、空間を邪魔せず設置可能
- 素材や色味をトイレ全体と合わせると統一感が出る

収納DIYのメリット
- 統一感が出せる
トイレの雰囲気に合わせて収納を作れば、見せる収納・隠す収納をバランスよく取り入れられます。
- 使いやすい仕様にできる
家族が多ければトイレットペーパーを多めにストック、すぐ掃除したい人は掃除グッズを取り出しやすくするなど、ライフスタイルに合わせて最適化できます。
収納スペースの材料費の目安
収納スペースをDIYするにあたって見せる収納の材料費の目安は500円程度、隠す収納は2,000~4,000円です。
タイプ | 材料 | 値段目安 | 合計 |
---|---|---|---|
見せる収納 | アイアンかご | 約330円 | 約330円 |
隠す収納 (タンクレス風トイレの仕切り板を加工) | 木材 ねじ | 約2,500円 | |
蝶番 | 約1,000円 | ||
リメイクシート | 約1,000円 | 約4,500円 |
⑨トイレットペーパーホルダーのDIY
長く使っていると、黄ばみや変色が気になりやすいトイレットペーパーホルダー。シールで隠す程度では限界があるため、思い切ってDIYで自分好みに作り変えてみましょう。
気に入った既製品が見つからない場合も、DIYなら手軽にオリジナルを実現できます。
【
仕上げのコツ】- アイアンと組み合わせればカフェ風に、木材だけならナチュラル感が出る
- 棚付きタイプにすれば、スマホや小物置きとしても活躍
- ほかのDIYと素材や色を合わせれば、全体の統一感がアップ

トイレットペーパーホルダーDIYのメリット
- 空間に統一感が出せる
トイレの雰囲気に合わせてデザインができ、ほかのDIYで余った木材などを再利用すればコストも削減できます。
- 使いやすい仕様にできる
シンプルに1つだけ設置するタイプ、2個取り付けて補充の手間を減らすタイプなど、自分の暮らしに合った形にアレンジ可能。
トイレットペーパーホルダーの材料費の目安
トイレットペーパーホルダーをDIYする場合、材料費の目安は500~2,000円です。
材料 | 値段目安 |
---|---|
天板 | 約110~800円 |
アイアン部品 | 約220~900円 |
天板やアイアン部品の素材・大きさ・デザインによっては、コストがさらに上がります。
⑩タオルハンガーのDIY
トイレットペーパーホルダーと合わせて、タオルハンガーもDIYすると空間に統一感が生まれます。

市販のシルバー製ハンガーは無機質になりがちですが、木材やアイアンを使えばトイレのテイストに合わせてグッとおしゃれにアレンジ可能です。
【
仕上げのコツ】- ナチュラル感を出したいなら木材、カフェ風ならアイアンをチョイス
- 設置場所の高さは、使用する人の身長に合わせて調整
- 余った材料でホルダーとセット感を出すと見栄えアップ
タオルハンガーDIYのメリット
- 全体の統一感が出せる
ホルダーと同じテイストで揃えれば、細部までデザインがまとまり、来客にも「おしゃれ」と褒められる空間に。
- 自分の使いやすさを優先できる
設置する高さを好みに合わせたり、掛け部分にゴムを巻いてタオルがズレにくい工夫を加えたりと、自分仕様にできます。

タオルハンガーの材料費の目安
タオルハンガーをDIYする場合、材料費の目安は500~2,000円です。
材料 | 値段目安 |
---|---|
木材、アイアンなど好みに合わせて | 約500~2,000円 |
【人気1位】タンクレス風トイレのDIY手順

「タンクレス風トイレ」は、おしゃれなDIYの中でも一番人気。ここでは、初心者向けの「突っ張り棒タイプ」と本格派の「木枠タイプ」、2つの作り方をステップごとに紹介します。
突っ張り棒を使う簡単DIY(※初心者・賃貸向け)

【
突っ張り棒を使う簡単DIYはこんな人におすすめ】- 半日で完成させたい
- なるべく安く仕上げたい
- 賃貸で原状回復できる方法を探している
【
必要な材料】- 骨組み:突っ張り棒2本
- 天板:プラダン(プラスチック段ボール)、リメイクシート
- タンク前の仕切り:カーテン
【
必要な道具】- カッター・ハサミ・定規
- ガムテープ
- 接着剤
①突っ張り棒を設置
タンク前と奥の壁に、手洗い場の高さで2本取り付ける。
この突っ張り棒が、天板とタンク前の仕切りを支える「骨組み」になるため、しっかり固定するのがポイントです。

②仕切り布を準備
横幅はトイレの幅に合わせ、縦は便座から突っ張り棒までの高さまでに合わせてカット。
【
ポイント】- 縦は便座までにすると、水洗レバーを使う際に布をめくりやすく便利
- 床までの長さにしたい場合は、レバー部分に切り込みを入れると操作しやすい

③天板をカット
横はトイレの幅に合わせ、奥行きは突っ張り棒の間隔より5cmほど長めにすることで、タンク全体をしっかり隠せます。
プラスチック段ボールは、定規を当てカッターで切ると仕上がりがきれいです。

➃手洗い場をくり抜く
水があふれないように、手洗い場の部分をカットして開けるようにします。
【
アレンジアイディア】市販の小さな水受け(陶器トレイやガラスボウルなど)を設置すれば、見た目をカフェ風やナチュラル風に変えることもできます。ただし、追加費用がかかるため、基本DIYには不要です。

➄仕上げ
天板にリメイクシートを貼り、突っ張り棒の上に設置。リメイクシートは、水を弾くので天板用に最適です。
「くり抜いた部分」や「天板の側面」まで巻き込んで貼ると、見映えも耐水性もアップします。

木枠で作る本格DIY(※頑丈・上級者向け)

【
木枠で作る本格DIYはこんな人におすすめ】- 丈夫で長持ちする作りにしたい
- 丸一日かけてDIYを楽しみたい
【
必要な材料】- 木材・ねじ(枠組み用)
- 天板・前板用の木材
- ペンキやリメイクシート
【
必要な道具】- ドリルドライバー
- ジグソー
- サンドペーパー
- カッター・ハサミ・定規
- 接着剤
①木材を準備する
足(床から手洗い場までの高さを4本)、補強用の貫き4本、天板を支える枠板2本、天板、前板を用意。

②足部分を作る
足2本を、奥行き分の貫きでつないで1セットに。上端と中央付近に取り付け、左右2セット作成。
【
ポイント】- 誰かに支えてもらいながら組むと、作業効率がよく安全です

③枠板を固定する
②で作った両側の足を枠板でつなぎ、天板を支える骨組みにします。

➃天板を加工(手洗い場用の穴あけ)
手洗い場の位置に印をつけ、ドリルで下穴を開けてからジグソーでくり抜きます。
切断面はトゲが出やすいため、サンドペーパーでしっかり研磨しましょう。

➄天板を固定する
③で固定した枠板の上に天板を置き、ネジで固定する。

⑥前板を加工する
便座・水栓レバーの位置を印付けしてジグソーでくり抜く。
水栓レバー部分はそのままでもOKですが、フォトフレームを取り付けると装飾性が高まります。

⑦前板を固定する
➄の木枠に前板を合わせ、四角+真ん中の2ヵ所をねじ止めして固定する。

⑧仕上げ・アレンジ
- 天板:リメイクシートやクッションシートで装飾。
- 前板:ペンキで好みの色に塗装。設置後は、天板上に重い物を置かなければ多少のぐらつきは気になりません。
トイレのDIYについては、下記記事も参考にしてください。

【人気2位】トイレの壁紙張り替えDIY手順

トイレは壁が占める面積が大きいため、壁紙を張り替えるだけで印象が大きく変わります。
一見むずかしそうに見えますが、基本の流れを押さえれば初心者でも挑戦できるDIYです。
【
必要な材料】用途や予算、好みなどに応じて、種類を選んでください。
- 通常クロス:定番の柄やカラー
- 機能性クロス:防臭・防カビ・抗菌加工など機能プラス
- 輸入クロス:海外ブランドや輸入デザイン、個性的な柄
【
必要な道具】- ドライバー
- 脚立
- なでバケ(貼った後に空気を抜く道具)
- 角ベラ(折り目付け)
- カッター・カット定規
- ジョイントローラー(仕上げ圧着用)
①壁の付属品を外す
タオルハンガー・トイレットペーパーホルダー・コンセントカバーなど、壁についている物をドライバーで取り外す。

②古い壁紙をはがす
浮いている部分からはがす。裏紙が残ると新しいクロスが浮くので、ヘラで丁寧に除去します。
【
ポイント】- 霧吹きで水を含ませると取りやすくなる
- 便座の上に立つのは破損や故障につながるため、脚立などを使いましょう

③新しいクロスをカットする
床から天井高さ+10cmほど余裕を持ってカットします。裏面の目盛りを活用すると便利です。

④クロスを貼る
裏フィルムをはがして天井から下に向かって、なでバケで空気を抜きながら丁寧に貼ります。

⑤端を仕上げる
巾木や床に合わせて角ベラで折り目をつけ、カッター+カット定規で余ったクロスを切ります。

⑥ジョイントローラーで圧着する
クロス間の継ぎ目をジョイントローラーでしっかり押さえ、仕上がりを美しく整えます。

⑦壁全体にクロスを貼る
一面ごとに同じ作業を繰り返す。柄物は「柄合わせ」を意識。アクセントに、一面だけ別のクロスを選ぶのもおすすめです。
⑧付属品を壁に取り付ける
外しておいたタオルハンガー、カバーなどを元の位置に設置して完成です。雰囲気に合わせて、新しいものに交換するとさらにおしゃれ感がアップします。

【人気3位】トイレ床材の張り替えDIY手順

トイレの床は湿気や汚れが溜まりやすく、古くなると清潔感が失われやすいです。
張り替えるなら、タイルやフローリングよりも耐水性が高く扱いやすい「クッションフロア」がおすすめ。お手頃価格で初心者でも簡単にDIYできます。
【
必要な材料】- クッションフロア
- クッションフロア用のはがせる両面テープ
【
必要な道具】- スクレーパー(古い床材をはがす用)
- カッター・ハサミ・カット定規
- 角ベラ(端の処理用)
- ジョイントローラー(圧着用)
①古い床材をはがす
もとがクッションフロアの場合、スクレーパーを使って丁寧にはがします。外したものは型紙として再利用できるので、破かないように作業しましょう。
クッションフロア以外の床材は無理にはがさず、その上から施工してOKです。

②新しいクッションフロアをカットする
- 古いクッションフロアをはがした場合:そのまま型紙代わりにカット
- 上から貼る場合:新聞紙で型紙を作り、それをもとにカット
※型紙を使ってカットする場合、型紙とクッションフロアの向きを必ず揃えます。
向きを逆にすると、仕上がりが左右逆(形や柄が合わなくなる)になりやすいので注意しましょう。
③便器や配管部分を処理する
便器の裏側や配管のまわりには、クッションフロアがきれいに収まるように切り込みを入れてフィットさせます。
切り込み部分は、便器や配管の陰になるため、完成時にはほとんど目立ちません。

➃クッションフロア用の両面テープを貼る
クッションフロア用のはがせる両面テープを使用。床の端や角、便器周辺を中心にまんべんなく貼ります。

➄クッションフロアを敷き込む
型紙に合わせて床にはめ込み、密着させて完成させます。
- 広い面:ジョイントローラーで圧着
- 端や狭い面:角ベラでしっかり押さえる

【
仕上げのコツ】- 型紙を丁寧に作っておくと、仕上がりが格段にきれいになる
- ツヤのあるフロアよりも、マット調や木目調の方が施工のズレが目立ちにくい
- 両面テープは「はがせるタイプ」にしておくと、模様替えや賃貸物件でも安心
100均アイテムを活用した、おしゃれなトイレDIY

トイレは狭い空間ですが、100均グッズなら低予算で気軽にイメージチェンジできます。
最近の100均アイテムは高見えグッズも多いため、工夫次第で「安っぽさゼロ」の快適トイレに変身可能です。
そんな100均の商品の中から、トイレの雰囲気が見違える、3つのおすすめアイテムを紹介します。
ウォールステッカー

ウォールステッカーは主に壁に貼るインテリア雑貨で、はがしても跡がつかないため賃貸住まいの人にもおすすめです。
ウォールステッカーには、以下の3種類があります。
種類 | 貼り方 | 特徴 |
---|---|---|
シールタイプ | 台紙からはがして壁に貼る | 一番簡単で初心者向き 貼り直し可能で、失敗しづらい |
水貼りタイプ | 接着面を水で濡らして貼り付ける | 貼り直しがしやすい 乾燥に少し時間が必要 |
転写タイプ | フィルムごと貼り、転写後にフィルムをはがす | 壁との一体感&高級感あり 破けやすいので慎重に扱う必要あり |
- どのタイプも賃貸OK・はがしても跡が残りにくい
- 壁以外にタンク・ペーパーホルダーなどにも使用可能
- 貼り付け前にホコリ・油分を拭き取ると粘着力アップ
- アニマル柄・英字・モノトーンなどデザインも豊富
100均には、さまざまなウォールステッカーが販売されているので、空間の雰囲気に合わせて選びましょう。
アクセント小物で彩りをプラス

写真立てや小物は「手洗い場横」「棚の上」などに置くと目線が集まりやすく、おしゃれ度がアップ。季節感のあるディスプレイをすると、行くたびに異なる雰囲気を楽しめます。
季節ごとのディスプレイ一例は、以下の通りです。
季節 | おすすめのアイテム・飾り方例 |
---|---|
春 | 桜リース/ピンクの造花の一輪挿し(瓶やグラス) |
夏 | 貝殻・ヒトデを詰めたガラス容器/海の風景写真・海をイメージした写真立てなど |
秋 | ドライフラワー入り写真立て/ハロウィン雑貨(カボチャ・ランタンなど) |
冬 | クリスマスリース/スノーマンやキャンドルの小物 |


フェイクグリーンで爽やかに

お手入れいらず&枯れないフェイクグリーンは、忙しい人や賃貸物件にもおすすめです。
グリーンを加えるだけで、空間が明るく・清潔感がアップ。いろんなタイプを組み合わせて、立体的なディスプレイも楽しめます。
フェイクグリーンは種類が豊富なので、タイプに合わせた飾り方を以下で紹介します。
タイプ | 飾り方例 | ||
---|---|---|---|
枝状 | 紐で吊るす / ビンやグラスに挿す | ||
ツタ状 | 窓枠や棚に絡ませる / リース状にして壁に飾る | ||
マット状 | 棚の上に広げる / 手洗い場やコーナーでアクセントに | ||
鉢植え | 棚や床スペースに配置 |


まとめ
トイレのDIYは、壁や床のほか、収納や小物の入れ替えなど予算やスキルに合わせて挑戦できます。ちょっとしたDIYから本格的なトイレリフォームまで、持ち家はもちろん賃貸でも可能です。ぜひ、自分好みの空間作りを楽しんでみてくださいね。
トイレのDIYに関するよくある質問
リノベ費用を算出して施工事例を見てみる
ゼロリノベでは業界では新しい「定額制」でのリノベーションを行っています。下記はリノベーション費用のシミュレーターです。リノベーション予定の平米数から、リノベーション費用のおおよその金額を算出します。また、その金額とマッチする施工事例を紹介しているので、ぜひお試しください!