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【事例付き】ユニットバスをオシャレに!押さえるべき3つのポイント

「お風呂場をリフォームしてオシャレにしたい」
「せっかく新築するのだからオシャレなユニットバスにしたい」

戸建てを新築したり、築年数のあるマンションや戸建てのお風呂場をリフォームしたりして、自分だけの快適なバス空間を造りたいとお考えですね。

とはいえ、何もイメージがまとまっていない状態でショールームに足を運んだりカタログを見比べたりしても、目移りするばかりでどこにポイントを絞って見ればいいか分からず、疲れてしまうばかり。

結局「新しくてキレイだけど無難なバス空間」を選んでしまうことになりかねません。

せっかく新築やリフォームでユニットバスをオシャレにしたいとお考えなら、まずは以下の3つのポイントを押さえて整理しておくことが重要です。

・色味
・ドア
・窓

この記事では、あなた好みのオシャレなユニットバスを実現できるよう、ポイントを絞って、どうすればオシャレなユニットバスにできるかについて、事例を添えてご紹介します。

本記事のポイント
  •  ユニットバスをオシャレにするポイントを知ることができる
  • ユニットバスのメーカーごとの特徴や強みを知ることができる

記事の最後には、ユニットバスのメーカーごとの、戸建て・新築それぞれのリフォーム価格や特徴を一覧しています。

この記事を読むことで、理想のバス空間を手に入れる一歩を踏み出してください。

この記事の監修者

一級建築士
西村 一宏

東洋大学ライフデザイン学部講師。リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。

目次

ユニットバスをオシャレにするポイント①:色味

ユニットバスの仕上がりイメージは、主に色味で大きく影響されます。
まずはあなた好みの「オシャレなユニットバス」について、漠然とどんなイメージを持っているのか、実際の写真を見ながら整理していきましょう。

ここでは大きく以下の3つの方向で、バス空間の色味イメージをご紹介します。

・明るくて爽やかな清潔感溢れるバス空間
・リラックスできる大人のバス空間
・都会的でラグジュアリーなバス空間

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1-1.明るく爽やかなユニットバスはホワイト&パステルカラーで作る

光が溢れる爽やかなバス空間にしたい場合は、ホワイトをベースに、主にベージュや淡い色味のパステルカラーを用います。

オフホワイト一色では工業製品的な無機質な印象を与えたり無難な仕上がりになったりしてしまうため、淡い色味を差し色で使うことで、より明るさと爽やかさを引き出すことができます。

出典:Panasonic

オフホワイト&ベージュで清潔感が高く、グリーンの映えるナチュラルなバス空間になっています。丸い形の照明と鏡がアクセントになり、無難になりがちな色味にアクセントを添えています。

出典:トクラス

青系のタイルを差し色に、水色の腰壁とホワイトで清潔感が際立ちます。エーゲ海を思わせるような爽やかな色調のバス空間は、色味だけでリゾート気分にさせてくれます。

出典:クリナップ

ピンクとベージュで女性らしく柔らかな印象の可愛らしい空間に仕上がっています。自分のお気に入りの色を使うことで、毎日のバスタイムがいっそう幸せな時間になります。

1-2.リラックスできる大人のユニットバスは濃色を効かせて作る

リラックスできる大人のバス空間にしたい場合は、濃い目のブラウンやグレーを用います。

バスルームというと白やオフホワイトといったイメージがありますが、それを覆すことで個性的でオシャレな空間を手に入れることができます。

出典:TOTO

濃いブラウンに薄いブラウンを組み合わせることで、柔らかくまとめた寛容な大人のバス空間。グリーンをあしらってもナチュラルテイストではなくディープフォレストといった仕上がりになります。

出典:クリナップ

濃色の組み合わせで知的にまとめたユニットバス。まるで「哲学者の書斎」とでも言いたくなるような、落ち着いたバス空間を演出しています。バスタブの色を濃色にすることで、オシャレ度は一気に上がります。

出典:トクラス

こちらは深い紺色をあしらったバス空間。バスタブと壁の一面が繋がっているように見えることで、空間に奥行きを感じさせます。海の底にいるようなリラックスできる仕上がりです。

1-3.都会的でラグジュアリーなユニットバスはモノトーンで作る

都会的で非日常を味わえるバス空間にしたい場合は、思い切って色味をモノトーンでまとめます。

一気に洗練された印象を作り出すことができるので、まるで毎日ホテルステイをしているような贅沢な気分に浸ることができます。

出典:Panasonic

壁を全面グレー〜黒の色調にし、バスタブは白にすることでリズムをつけています。壁の色味に濃淡が織り交ぜてあるため、無機質とはかけ離れたオシャレな空間に仕上がっています。

バスタブの内側のみ白ですが、それ以外の床も壁もすべて黒で統一されています。それでも暗い印象にならないのは、外光の入る窓とガラス張りのドアのおかげでしょう。非日常感たっぷりです。

バスタブもすべて黒大理石調の同じ材質でカバーされています。こちらも大きな窓とガラス張りのドアのおかげで暗い印象がまったくありません。夜を楽しむためのバス空間と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

オシャレとひと口に言っても、目指す方向によって取り入れる色味や配置が異なることがお分かりになったかと思います。

まずはあなた好みの「オシャレなユニットバス」について、どんな方向性を持っているのか、しっかりイメージを整理することが大切です。

ユニットバスをオシャレにするポイント②:ドア

オシャレなユニットバスに欠かせないのが、オシャレな浴室ドアです。

浴室に使うことのできるドアの形とそれぞれの特徴は、以下のようになります。

一般的なユニットバスでは、折れ戸と呼ばれる、開閉が省スペースでできるものが多く設置されます。
しかし、掃除がしにくかったり出入りが狭かったりと、メンテナンスや使い勝手の点で疑問を持ったことのある方も多いでしょう。

オシャレなユニットバスを目指すなら、空間の入り口となるドアの形についても、しっかりと吟味するべきです。

ここではユニットバスのオシャレ度をぐんと引き上げる開き戸と引き戸について、さらに「浴室にドアを取り付けない」方法についても、分かりやすくご紹介していきます。

2-1.開き戸

開き戸は、玄関ドアなどでよく見られるような、片側に蝶番がついていてどちらかに90度または両方に180度開閉するもの。

前後の開閉空間は取りますが、耐久性が高く、デザインも豊富です。
洗面所側とお風呂場側のどちらに開くかで、バスマットの厚みや置き場所に干渉する場合があります。

具体的には、以下のようなドアを指します。

全面ガラスの開き戸を採用しています。洗面所とお風呂場の床に同じ床材を使うことで、床が地続きのように見えて広く感じます。

出典:Panasonic

ガラス窓のフレームに黒を入れて、空間全体を引き締めています。バスルームも脱衣スペースのシンクも黒で統一されていて、知的かつモダンな仕上がりになっています。

ガラス窓の木枠が絶妙なアクセントになり、手前の脱衣スペース全体と合わせてウッディでナチュラルな空間に仕上がっています。

近年の傾向として、お風呂場の壁やドアをガラス張りにして、脱衣スペースや洗面所と空間を繋げて広く見せるスタイルが増えています。
オシャレであることもさることながら、お風呂場での事故をすぐに発見できるといった安全面でのメリットもあり、シニア世帯の方にも実用的であると支持されています。

2-2.引き戸

引き戸は、日本家屋の襖などで馴染みのある、ドアが横にスライドすることで開閉するもの。
ドアの前後の開閉スペースがほとんどいらないため、スッキリとした空間にすることができます。

具体的には、以下のようなドアを指します。

手前側にシャワーボックスが設置してあるのか、潔くシンプルなバス空間です。引き戸の動く部分は木製ですが、スライドしたドアが収まる部分はガラス張りです。

こちらはドアもスライドしたドアが入る部分もガラス張りで、とても開放感のある造りです。浴室内にも窓がありますが、お風呂場のすぐ近くにある天井まで続く大きな窓からも光が差し込むため、とても明るく感じられます。

引き戸の良さは、やはりなんと言っても省スペースであることと、安全性が高いこと。特に、洗い場や脱衣スペースを広く取れない場合には、使い続けるほどに良さを実感できるでしょう。

2-3.ドアなし

思い切ってドアそのものをなくすことで、脱衣スペース全体をひとつの空間としてオシャレにデザインすることもできます。

「浴室にドアがない状態」というものが具体的にどんなものなのか、実際の事例を見ていきましょう。

「浴室」と「脱衣スペース」が一体になっています。浴室側の床が少し低くなっているため、お風呂の水が脱衣スペースにまで流れ込まないようになっています。床材を統一することで、より一層統一感が生まれ、オシャレな仕上がりになります。

かなり奥行きのある広いお風呂場です。これだけ奥行きがあれば、洗面所の方に水が来ることはないでしょう。床も天井もほかの空間と繋がっているため、開放感の高いバス空間です。

ドアを取り付けなければ、単純にその分ユニットバスの金額は安くなります。浴室にドアを付けないという発想は、暮らし方や優先順位をしっかりと考え抜けば、意外と取り入れやすいのかもしれません。
また、介護などで入浴補助が必要な浴室では、ドアなしは使い勝手の良い形と言えます。

ユニットバスをオシャレにするポイント③:窓

明るい外光の差し込む窓があると、それだけでユニットバスは特別な空間になります。
緑あふれる庭につながる大きな窓のついたユニットバスはだれもが憧れるバス空間ですが、マンション・リフォームなどでその夢が叶わなくても、ユニットバスにはほかにも窓を取り付ける方法とメリットがあります。

ここでは窓のあるユニットバスをご紹介していきます。

3-1.外光窓

戸建てであればベランダやテラス、中庭などに面した窓付きのバス空間ができますが、マンションでも、フルリノベーションなどリフォームのやり方次第では外光を取り入れることができます。

窓の位置によっても効果は変わってくるため、プライバシーの確保と開放感の両方を叶える、窓の高さ別のオシャレなユニットバスをご紹介します。

壁の高い位置に設えた横広の窓から、優しい外光の差し込むユニットバスです。外からの視線を気にせず、外光だけを取り入れることができます。

天井から半分の高さの、下の方だけに設えた窓です。外塀の高さに隠れる窓なので、外からの視線を気にせずリラックスして入浴することができます。

こちらは浴槽に浸かった時に、目線がちょうど外の景色を眺めることのできる窓です。奥行きはあるけれど高い位置からの目線が気になる、庭付きの1階住宅などで採用すると良いでしょう。

窓をガラスブロックという素材にすることで、視線をぼやけさせながら光を取り入れることも可能です。住宅街などで、景色はあまりよくないけれど道路などに面していて日当たりは良い、といった場合におすすめです。

3-2.室内窓

庭やベランダなどに面していないバスルームでも、開放感を演出する方法はあります。

脱衣スペースとの境界をガラス張りにする方法もひとつですが、発想を転換させて窓を室内に向けるというアイディアもあります。

バスルームの壁が完全にガラス張りで、寝室に隣接しています。寝室側には目隠しのブラインドがあるため、開放感を楽しむこともプライバシーを守ることも両方できます。

出典:Panasonic

リビングの真ん中に設えたユニットバス。バス空間の優先順位が高いのであれば、このように部屋の真ん中に置いてしまい、コーナーごとで部屋を使い分けるという手もあります。

出典:Panasonic

サンルームを大きく造り、その中にユニットバスを設えた事例。既成概念を取り払った大胆な発想ですが、それによりオシャレなユニットバスを手に入れることができるいい例と言えます。

オシャレなユニットバスを叶える厳選6メーカーの特徴と強み

あなた好みのオシャレなユニットバスのイメージが固まったところで、イメージを具現化してくれるユニットバスのメーカーをご紹介します。

ここに挙げる6社は、どこもデザイン力が高く、独自の技術でオシャレなユニットバスを実現してくれます。

特に、TOTOと日比野化学工業は、「ハーフユニットバス」と呼ばれる工法を持ち、下半分をユニットバス、上半分を在来工法にすることで、耐水性とデザイン性の高さの両方を備えた、自由度の高いユニットバスを作ることができるメーカーです。

バス空間の優先順位が高いのであれば、少し予算を出してでも、こうした工法で理想のスタイルを叶えるのも良いでしょう。

それぞれのメーカーの特徴や強みについて、ご紹介していきます。

4-1.TOTO(トートー)

出典:TOTO

TOTOは、ユニットバスのパイオニアとも言えるメーカーで、国内で初めてのユニットバスを製造しています。
中堅クラスと高級クラスの2つの価格帯のユニットバスがあり、どちらもリフォーム大賞バス部門で1位を獲得しています。

■特徴
①浴槽内だけでなく床も自動で洗浄するからお手入れが楽
スマートスピーカーやスマートフォンから、いつでも遠隔操作でお湯張りもお掃除もお任せすることができるので、時間に余裕のない子育て世帯にも、家事から解放されたいシニア世帯にも心強い。

②畳のような踏み心地の癒される床
「一度使うと忘れられない!」という声も多い、特別な床材ほっカラリ床。膝をついても痛くなく、冬場も床がひんやりしません。滑りにくく乾きやすいのがうれしい特徴です。

③人間工学の研究から生まれた至福の入浴体験
高級クラスの基本機能である「ファーストクラス浴槽」は、人間工学に基づいて支点を分散させることで、よりリラックスした姿勢で入浴が楽しめます。肩湯と腰湯の程よい刺激で全身がほぐされていきます。

■強み
ハーフユニットバスの採用で、リゾートホテルのようなデザインやシアターを楽しめるデザインまで、自分の生活スタイルに合わせた理想のバス空間を造り上げることができます。
ハーフユニットバスの浴槽はすっきりとしたストレートタイプと、美しく節水にもなる曲線タイプから選べます。

このメーカーのユニットバスについての詳しい情報は、TOTO公式サイトをご確認ください。

4-2.日比野化学工業

出典:日比野化学工業

日比野化学工業は、岐阜県にある中小企業ながら、とにかく自由度の高いハーフユニットバスを作ることができるメーカーです。
デザイン住宅や有名ホテルでの採用も多く、あらゆる寸法に対応しています。

■特徴
オーダーメイドで自分の好きなユニットバスを組むことができるため、どんなバスルームでも造り上げることができます。叶えたい理想のバスルームがある方におすすめです。

■強み
①アクセサリー部品の取り付け加工などにも個別に対応
好きなパーツを取り付けたり、趣味の世界観を表したり、世界にひとつだけの浴室を手に入れることができます。

②浴室への出入り口を2つ設置できる
ユニットバスからそのままベランダやバルコニーにもアクセスできるようにすることができるため、海からの帰りにそのままバスルームに直行できるなど、こだわりのカスタマイズが可能です。

③ガラス張りの引き戸が設置できる
引き戸のユニットバスが実現できるのは、国内では日比野化学工業だけ。

このメーカーのユニットバスについての詳しい情報は、日比野化学工業公式サイトをご確認ください。

4-3.Panasonic(パナソニック)

出典:Panasonic

Panasonicは、美容家電のノウハウを生かしたさまざまな浴槽機能を楽しむことのできる、特別なユニットバスを展開しています。

ユニットバスのラインナップは3つあり、より上質な空間をデザインしたい方や、リフォームの際に生じる細かなサイズ調整にお困りの方は、オーダー対応のLクラスで理想のバス空間を手に入れることができます。

■特徴
①温かさとうるおいの続く酸素美泡湯
酸素を含んだミクロの泡を発生させることで、まるで温泉のような白濁した湯でリラックスすることができます。湯冷めしにくく、肌のうるおいを守って乾燥を防ぐ効果があるので、あらゆる世代の方にうれしい機能です。

②汚れにくくてキレイが長持ちする浴槽
撥水・撥油加工を素材そのものに施しているから、汚れが付きにくい浴槽。万が一汚れても、軽い力でほんの少し撫でるように擦るだけですぐに元通りにキレイになります。浴槽に使われるFRP素材と比べても、その美しさは水へのクリアな映り込みを見るだけで違いがわかるほどです。

■強み
ガラス張りの対応サイズがカスタムオーダーできるため、オシャレなユニットバスを造りたい方はまずは押さえておきたいメーカーです。

このメーカーのユニットバスについての詳しい情報は、Panasonic公式サイトをご確認ください。

4-4.LIXIL(リクシル)

出典:LIXIL

LIXILは、カラーバリエーションが豊富でオプションの組み合わせも多数あるため、選ぶのが楽しくなるメーカーです。

ユニットバスは中堅クラスと高級クラスの2タイプあり、特に高級クラスのラグジュアリー感は格別と評判です。
湯船に浸かったまま肩湯でリラックスできたり、打たせ湯が楽しめたりと、毎日温泉で体をほぐすようなバスタイムが叶います。

■特徴
①3種類のほぐし湯で全身を快適に
「肩湯」「肩ほぐし湯」「腰ほぐし湯」で、全身を効率的に温めながらほぐします。入浴するだけで、毎日の疲れがリセットされて整えられていきます。

②多彩な機能を備えたシャワー浴
湯に浸かっている時だけでなく、洗う時にも気持ち良い極上のシャワー浴。オーバーヘッドシャワーや打たせ湯など、毎日自宅のお風呂で特別な温泉気分を味わうことができます。

③豊富な照明プランで演出
オシャレな天井のライン照明だけでなく、お湯を照らす照明、読書灯、フロアライトなど、多彩でさまざまな照明プランがあるため、入浴時間のあらゆるニーズに応えることができます。意匠性の高さを求めたい方、バスタイムを特別な時間にしたいおすすめです。

■強み
浴槽や床だけでなく、ドアや排水溝にもお掃除のしやすさを施しているため、お風呂掃除のストレスが大きく軽減されます。

このメーカーのユニットバスについての詳しい情報は、LIXIL公式サイトをご確認ください。

4-5.クリナップ

出典:クリナップ

クリナップは、ユニットバスでありながら腰壁デザインを浴室に再現することで、ハーフユニットバスのような自由なデザインを選ぶことのできるメーカーです。

■特徴
腰壁でデザイン組み合わせトップクラス
腰壁とは、壁の下側に上側とは異なる素材を用いる建築手法のこと。実用性の高さだけでなく、上側の壁との色の組み合わせによるデザイン性の高さも人気で、空間を一気にオシャレにします。
室内インテリアの延長のような、個性的なユニットバスを楽しみたい方におすすめです。

■強み
ハーフユニットバスのような自由度を備えていながら、あくまでもユニットバスなので「予算は抑えたいけどデザインは妥協したくない」という方のニーズに応ることができます。

このメーカーのユニットバスについての詳しい情報は、クリナップ公式サイトをご確認ください。

4-6.TOCLAS(トクラス)

出典:TOCLAS

トクラスは、もともとはヤマハリビングテックという、ヤマハの塗装技術を持つメーカーです。

グランドピアノの塗装で培った染料や技術により、とにかくその素材が上質で美しく、特別な輝きを持つユニットバスを展開しています。

■特徴
①時間をかけて丁寧に作られる上質な浴槽
40年近く改良を重ね続けている「注型製法」により、肌触りの良さと耐久性の良さを叶える浴槽を作り続けています。
湯の滑らかさ、光の揺らぎ、浴室を包み込む音など、五感のすべてが癒される大人のくつろぎ空間を造ります。

②浴室全体を冷めにくくする温かいミスト
足元から吹き出す温かいミストにより、浴室全体を急速暖房することができます。ミストサウナで発汗効果を上げたり、保湿効果を高めるだけでなく、冬場のヒートショックを防ぐこともできるため安心です。

③浴室のための高音質スピーカー
浴室という特殊な環境でも、音にこだわるメーカーだからこそ実現できる低音域の適切な再生機能。入浴中も音楽を楽しみたいという人には外せない、本格的なサウンドシャワーです。

■強み
厚みのある人造大理石にさらに汚れ防止のゲルコートを施しているため、耐久性と透明感が長年続きます。本質的に美しい浴槽に毎日身を横たえるという体験は、30年越しのリピーターを生むほどの満足感を与えてくれます。

このメーカーのユニットバスについての詳しい情報は、TOCLAS公式サイトをご確認ください。

まとめ

今回は、ユニットバスをオシャレに作り上げるためのポイントと、オシャレなユニットバスを叶えるメーカーをご紹介しました。

ユニットバスをオシャレに仕上げるポイントは、以下の3つを具体的にイメージして押さえていくことです。

ユニットバスをオシャレにする3つのポイント
1.色味
2.ドアの形
3.窓

この3点について、生活シーンや優先順位などを具体的に整理して考えていくことで、あなた好みのオシャレなユニットバスを作り上げることができます。

こちらで挙げた23の事例は、どれもそれぞれに個性があって、使い続けることでさらにお気に入りの空間となるようなバスルームばかりです。

ぜひ参考にして、あなたの理想のバス空間と、そこで過ごす快適な時間を手に入れてください。

この記事の制作体制
  • 大月知香

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

  • 西村 一宏

    リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。

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