人気の洗面台おすすめ15選!収納力や清掃性など悩み別に厳選
「洗面台をリフォームしたいけど、種類が多すぎて何がおすすめか分からない」
「最近の洗面台は、機能やバリエーションが多いけど、どれが自分に合っているのかな?」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
確かに最近の洗面台は、デザインがおしゃれで充実した機能が付いているものが多いです。また、メーカーは違っても似たような機能が付いているため、余計に迷ってしまいますよね。
人によって、求める洗面台は異なります。
他のサイトのように、売れ筋などを根拠にランキング形式で洗面台を並べても「本当にあなたにぴったり合う理想の洗面台」をおすすめすることはできないと感じました。
そこで本記事では、人気のある洗面台15個をよくあるお悩み別に分けてわかりやすくご紹介します。
収納力で選びたい人におすすめの洗面台 | |
toto『サクア』 |
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Panasonic『シーライン』 |
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リクシル『ピアラ』 |
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簡単に掃除したい人におすすめの洗面台 | |
リクシル『エルシィ』 |
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toto『オクターブ』 |
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クリナップ『S(エス)』 |
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タカラスタンダード『オンディーヌ』 |
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快適にメイクしたい人におすすめの洗面台 | |
Panasonic『ウツクシーズ』 |
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トクラス『エポック』 |
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本体価格が安いおすすめの洗面台 | |
リクシル『オフト』 |
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クリナップ『BGA』 |
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toto『Vシリーズ』 |
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おしゃれなデザインにしたい人におすすめの洗面台 | |
Panasonic『L クラス グラス』 |
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toto『エスクア』 |
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ウッドワン『無垢の木の洗面台』 |
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各おすすめの洗面台の機能や特徴、具体的にどんな人におすすめなのか分かりやすく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。読み終わるころには、あなたが購入したい理想の洗面台が見つかっているはずです。
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厳選したおすすめの洗面台15選
一言で洗面台といえど、どんなものがおすすめなのかは、人によって違います。厳選したとはいえ、人気のある洗面台の中からおすすめを15個も紹介していくため、どれが自分に合っているか迷ってしまうでしょう。
そこで、洗面台でありがちなお悩み等から選べるチャート表を作成しました。まずは、あなたに合いそうなタイプはどれなのか選んでみてくださいね。
▼リンクをクリックすると当てはまる章に飛べます |
当てはまるタイプや気になる箇所から、じっくりと読み進めてみてくださいね。
下記記載の価格は2021年8月時点での、各メーカーの希望小売価格+機能追加・デザイン変更・グレード変更等による価格を参考にまとめました。 |
収納力で選びたい人におすすめの洗面台3選
洗面台の使いやすさに直結するのが収納スペースです。とくに家族が多いと、洗面台まわりに置くものが増えますよね。置くものが多い人は、収納力に優れている洗面台がおすすめです。
バスタオルや歯ブラシ、洗剤などはもちろんですが、コスメや電気シェーバーなど家族それぞれが使うアイテムもあります。
あらかじめ、自分だけでなく家族みんなが収納するアイテムはどれくらいの量になるかピックアップしておきましょう。
また、大きな収納スペースがあっても、引き戸タイプとスライドタイプで使い勝手が大きく変わります。
引き戸タイプは、洗濯用洗剤やバケツなど大きめの物を入れやすいですが、奥が見えずらく取り出しにくい点があります。逆にスライドタイプは、奥まで何が置いてあるか見えにくいですが、給排水管の位置によって収納スペースが小さくなる傾向にあります。
収納の広さと使いやすさをどちらも重視するのなら、奥行きがあり広々と使えるスライドタイプを選ぶのがおすすめです。ここでは、スライドタイプでもたっぷり収納できる洗面台を厳選しました。
各メーカー独自の特徴も参考にしつつ、あなたにぴったりなものを選んでみてくださいね。
2-1.toto『サクア』
出典:toto
サクアは、toto独自の収納キャビネットである奥ひろ収納「奥ひろし」という機能が標準装備されています。
出典:toto
totoの従来のキャビネットは、排水管を避けるために収納スペースが狭くなっていました。しかし、この図のように排水管の位置を変えて奥に配置することで、収納スペースを20~30%(※)拡張することが可能に。
出典:toto
また、洗面ボウル下のデッドスペースにも収納スペースがあるため、コンタクト用品などのストック品をすぐに取り出すことができます。
◎選べる3つの収納タイプ
出典:toto
「3Wayキャビネット」「2段引き出し」「片引き戸」の3種類から選ぶことができます。置く物や使いやすさを考慮して選んでみてくださいね。
◎左右どちらからでも開閉できる特許技術の「スウィング三面鏡」
出典:toto
3面鏡のサイドミラーは、左右どちらからでも開閉できる使い勝手のいいミラー収納となっています。サイドの鏡は手元に引き出せるようになっているため、コンタクトレンズ装着やメイク時にも便利です。
陶器ボウルもゆったりと広々した作りになっているため、洗濯や洗髪などするにも適しており、使い勝手もいい洗面台です。
大小問わずたっぷりと収納し、機能的にも優れたものがいい人におすすめです。
(※ 従来品【2003年〜2010年商品(クリアZシリーズ)】との比較)
toto『サクア』 | |
サイズ | 幅(600・750)×奥行(560)×高さ(1740・1790・1840・1850・1900・1950)㎜ |
ミラー | 3面鏡・1面鏡・2面鏡 |
収納タイプ | 3Wayキャビネット・2段引き出し・片引き戸 |
洗面ボウルの素材 | 陶器製 |
参考価格 | 約16万円~32万円 |
【特徴】
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「サクア」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
2-2.Panasonic『シーライン』
出典:Panasonic
パナソニックのシーラインは、家族で使いやすい洗面台をコンセプトとしています。多彩なプランで暮らしやすい空間にフィットするセミオーダータイプの洗面台です。
◎リネンやストック品がたっぷりと入る収納スペースが魅力
出典:Panasonic
とくに「パノラマスライドタイプ」は、たっぷりと収納することが可能。奥の物もしっかりと見渡せるため取り出しやすく使いやすいのが特徴です。引出しを出してもドア枠にあたらないような構造となっています。
◎家電メーカーならではのミラーボックス「すっきり家電収納」
出典:Panasonic
3面鏡のミラーボックスは、電気シェーバーや電動歯ブラシなどを充電しながら収納できるようになっています。ドライヤーなどの大きめな美容家電もすっぽりと納まる所も魅力です。
◎洗顔中にちょい置きできるフットラック
出典:Panasonic
また、鏡と水栓の間に「ちょい置き」できるフットラック付きミドルボードを設置することが可能。濡れたコップをフックにかけたり、メガネなどの小物を置いたりと使いやすい機能がたくさんあります。
家電製品を充電しながらしまえるえるなど収納力と利便性にこだわりたい人におすすめです。
Panasonic『シーライン』 | |
サイズ | 幅(750・900~1800)×奥行(450・530)×高さ(1910)㎜ |
ミラー | 3面鏡・2面鏡(すっきり家電収納対応あり)・1面鏡(すっきり家電収納対応なし) |
収納タイプ | 引き戸タイプ・引き戸スライド両タイプ・パノラマスライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | 人造大理石 |
参考価格 | 約18万円~42万円 |
【特徴】
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「シーライン」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
2-3.リクシル『ピアラ』
出典:リクシル
リクシルのピアラは、しまいたいものに合わせて4タイプから選べるのが特徴です。
出典:リクシル
どの収納もたっぷり収納することが可能です。
◎子供の手洗いに便利「ステップスライドタイプ」
出典:リクシル
今回おすすめする洗面台の中で、他と違う特徴的な収納は「ステップスライドタイプ」です。
たっぷり収納できる通常のスライドタイプと化粧台内部に踏み台を内蔵した作りになっています。もちろん、踏み台の中にもたっぷりと収納することが可能です。ステップがあることで、洗面台上の収納スペースに届きやすく、子供の手洗いにも便利になります。
◎引き戸タイプのデッドスペースも有効活用できる
出典:リクシル
背の高い物を収納できる引き戸タイプには、扉裏ポケットが付いています。収納のデッドスペースを活かしてドライヤーやヘアアイロンなど、置き場所に困りがちな物をすっきりと収納することができます。
◎小物収納に便利なミニパタくん
出典:リクシル
ミラー下の収納には、散らばりそうなメイク小物もすっきりと収納できる「ミニパタくん」という機能を付けることも可能。コスメはもちろん、普段家族が使う目薬やコンタクトレンズなどの小物を入れるために使うのもおすすめです。
収納力と家族に合わせて使いやすい収納スペースや機能を付けたい方に向いています。
リクシル『ピアラ』 | |
サイズ | 幅(500・600・750)×奥行(540)×高さ(1900)㎜ |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
収納タイプ | 扉タイプ・引出タイプ(扉裏ポケット付き)
フルスライドタイプ・ステップスライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | 人工大理石 |
参考価格 | 約15万円~35万円 |
【特徴】
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「ピアラ」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
簡単に掃除できて汚れにくいおすすめの洗面台4選
洗面台は、水はねや水垢、汚れが気になりやすい場所ですよね。家族が多かったり、洗髪や洗濯などにも使ったりする人は特に汚れが気になります。
簡単に掃除しやすく汚れにくい洗面台の特徴はこの2点。
- 洗面台全体の凹凸が少ない
- 汚れが付きにくい
カウンターと洗面ボウル部分が一体となっているとつなぎ目の隙間がないため、汚れもたまりにくくなります。また、メーカー独自の技術で、水汚れや髪の毛が洗面ボウルに残りにくい形状のものもあります。
排水口まわりの金具部分が付いていないフランジレスだと、排水口に溝がないため、汚れも溜まりにくくササっと拭くだけなので掃除が簡単です。
洗面まわり以外にも収納部分やカウンター以外にも汚れが付きにくい素材を使用している商品もあります。
メーカー独自の特徴や特許技術、商品の特性などを考慮して、あなたに合った掃除しやすい洗面台を選んでみてくださいね。
3-1.リクシル『エルシィ』
出典:リクシル
リクシルのエルシィは、汚れが気になりやすい水栓まわりの掃除が簡単です。
◎洗面ボウルと一体形状となった「キレイアップカウンター」
出典:リクシル
参考画像のように、洗面ボウルと一体形状になったカウンターになっています。洗面器とカウンター、平面部までつなぎ目がなく凹凸がないため、飛び散った水もサッと拭きやすい仕組みになっています。
◎特許登録済「キレイアップ水栓」
出典:リクシル
カウンターに設置された水栓や壁に取り付けられた水栓は、どうしても水が溜まりお手入れしにくいことがあります。こちらの「特許取得済みのキレイアップ水栓」では上から水が出るため、水が溜まりにくく汚れが付きにくい所も魅力です。
◎フランジレス「新てまなし排水口」
出典:リクシル
排水口も金属のフランジがない形状なので、汚れが溜まりにくくスポンジで拭くだけで簡単に掃除できます。排水栓の取り外しも簡単なので、髪の毛やゴミ捨ても楽です。
汚れの原因である水滴が溜まりにくく、掃除も簡単にできる洗面台がいい人におすすめします。
リクシル『エルシィ』 | |
サイズ | 幅(750・900・1000・1200)×奥行(500)×高さ(1850・1800・1780)㎜ |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・引き戸スライド両タイプ・スライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | 人工大理石 |
洗面ボウルの形状 | カウンター一体型 |
参考価格 | 約26万円~53万円 |
【特徴】
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「エルシィ」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
3-2.toto『オクターブ』
出典:toto
totoのオクターブは、キレイな洗面台を保つ機能がたくさんある洗面台です。
◎泡や髪がスイスイ流れる「すべり台ボウル」
出典:toto
オクターブは、水がコーナーにある排水口へと流れるように傾斜が付けられている「すべり台ボウル」を採用しています。
ボウル部分に泡や髪の毛が残ったままになっていると汚れが落ちにくくなりますし、気分がいいものではありません。オクターブでは、泡や髪などのゴミがすべるように流れていくので、水を使うたびに綺麗になります。
◎汚れにくく掃除しやすい一体成形の洗面ボウル
出典:toto
汚れが溜まりやすい水栓金具も上部に設置されており、ボウルと一体成形になっているため、楽に掃除することが可能。さらに、撥水性と防汚効果が高い「クリーン樹脂」をコーティングしているため、汚れをはじいてくれるため、拭き掃除がとても簡単です。
◎キレイを保つこだわりの形状と材質
出典:toto
汚れが気になる、排水口にもこだわりがあります。排水栓・排水口には抗菌・防カビ樹脂を採用。カビやヌメリを抑えて掃除を楽にしてくれます。
出典:toto
排水口は金具部分がないためお手入れも簡単です。
◎特許取得「きれい除菌水」設置でさらにキレイを保つ
出典:toto
さらに独自の「きれい除菌水」を設置することで、ヌメリや汚れが抑えられてお手入れがいっそう楽になります。
汚れが付きにくい加工や抗菌や防カビ仕様など、掃除が簡単になる機能付きがいい人におすすめの洗面台です。
toto『オクターブ』 | |
サイズ | 幅(500・600・750)×奥行(550)×高さ(1850・1900・1950)㎜ |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・片側引き出しタイプ・3wyaスライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | 人工大理石 |
洗面ボウルの形状 | カウンター一体型 |
本体参考価格 | 約27万円~56万円 |
【特徴】
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「オクターブ」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
3-3.クリナップ『S(エス)』
出典:クリナップ
クリナップのエスは、キレイに保ちやすい水回りはもちろん、キャビネット部分にもキレイが続く工夫がされています。
◎キレイが続き長寿命「ステンレスキャビネット」
出典:クリナップ
湿気や温度変化に強い「ステンレスキャビネット」が標準装備されています。耐久性も高いことに加えて、ニオイも付きにくく、洗剤などの汚れが付着しても簡単に拭き取りお手入れできるため、キレイ状態が続きます。
引き出しの底板や骨組みまでステンレスなので、カビや錆び、ニオイを寄せ付けず、キャビネットの寿命が長持くなります。
◎水を使いながらキレイを保つ洗面ボウル
出典:クリナップ
洗面ボウルは「流レール」を採用。ボウル全体が汚れにくく、髪の毛や泡が排水口へとしっかり流れています。
出典:クリナップ
ボウルの中央が高くなっている逆転の発想で、水の流れを作り出しボール全体を汚れにくくすることが可能に。
また、壁出しタイプの水栓なため、水が溜まりにくく拭き掃除もしやすいです。
水回りだけでなく、キャビネット部分まで汚れにくく耐久性があるものにしたい人におすすめします。
クリナップ『S(エス)』 | |
サイズ | 幅(750・900)×奥行(580)×高さ(1900・1950)㎜ |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・引き戸スライド両タイプ・スライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | 人工大理石 |
水栓ボウルの形状 | カウンター一体型 |
参考価格 | 約21万円~36万円 |
【特徴】
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「S(エス)」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
3-4.タカラスタンダード『オンディーヌ』
出典:タカラスタンダード
オンディーヌは、タカラスタンダードの特徴であるホーローを活かした洗面台なので、水や湿気、汚れに強いです。
◎汚れにくく掃除しやすい「ホーロー製」の洗面台
出典:タカラスタンダード
ホーローは、水や湿気に強い素材なので、水回りに向いています。
この洗面ボウルは「材質がホーロー製」ということと、「洗面ボウルとカウンター部分が一体」、「水栓が上部についている」ため、サッとひと拭きで簡単に掃除することができます。
◎汚れが染みないキャビネットだから掃除が簡単
出典:タカラスタンダード
キャビネットまで、ホーローで作られている点も魅力です。湿気に強いため、木製のキャビネットに比べて劣化しにくく長持ちするのはもちろん、油性汚れなど落ちにくい汚れも簡単に落とすことができます。
メーカー小売希望価格も安めなので、コストを押さえながら清掃性に優れている洗面台を探している人におすすめです。
タカラスタンダード『オンディーヌ』 | |
サイズ | 幅(750)×奥行(500)×高さ(1850・1800・1780)㎜ |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・スライドタイプ・引き戸スライド両タイプ |
洗面ボウルの素材 | ホーロー製 |
洗面ボウルの形状 | カウンター一体型 |
参考価格 | 約9万円~13万円 |
【特徴】
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「オンディーヌ」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
洗面台で快適にメイクしたい人におすすめの2選
洗面台には大きな鏡がありコスメやスキンケア用品を収納できるスペースも多いことから、化粧しやすい場所です。
どんな洗面台でも化粧をすることは可能です。しかし、この2つの項目に当てはまる洗面台を選ぶことで、よりメイクがしやすい環境になります。
- 鏡の距離を近づけることができる
- 顔を明るく照らしてくれる照明
ここでは、この2つに当てはまる、メイクしやすいおすすめの洗面台を2つ厳選しました。商品ごとの特徴も参考にしながら選んでみてくださいね。
4-1.Panasonic『ウツクシーズ』
出典:Panasonic
パナソニックのウツクシーズは、メイクに適した機能がたくさん付いている洗面台です。
◎メイクしやすいLEDライトとミラーキャビネット
出典:Panasonic
従来の照明に比べて、自然な肌に見えるLEDライト「美ルック」を採用しています。
出典:Panasonic
さらに3面鏡の間に縦2本の照明を入れ込むことで、顔全体を明るく照らします。メイクが濃くなりすぎず自然に仕上がりに。あご下まで光が当たり影ができないので、髭剃りもしやすいです。
3面鏡のサイドミラーは、鏡を手前に引き寄せて手鏡感覚で使える「ミラくるミラー」を採用。
出典:Panasonic
メイクはもちろん、コンタクトレンズの装着をしやすい所も魅力です。また、美容家電や化粧小物をスッキリ収納することもできます。
◎汚れが取れやすくくもりにくい「汚れシャットミラー」
出典:Panasonic
こちらの画像のように、はっ水・はつ油性に優れている鏡を使用しています。洗面台に付着してしまったメイク汚れも落としやすいです。一般的な鏡と比べてくもりにくい特徴もあるため、お風呂上りでもスキンケアしやすいでしょう。
◎ヘアアイロンを余熱がある状態でしまえる収納スペース
出典:Panasonic
ヘアアイロンを冷ます前に片付けられる、収納棚を設置することもできます。洗面台でヘアメイクする人に向いている機能です。
メイクがしやすくなる充実な設備がある洗面台にしたい人におすすめです。
Panasonic『ウツクシーズ』 | |
サイズ | 幅(750・900・1000・1200)×奥行(538)×高さ(1800・1900・1950)㎜ |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・引き戸スライド両タイプ・スライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | スゴピカ素材(有機ガラス系) |
参考価格 | 約20万円~52万円 |
【特徴】
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「ウツクシーズ」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
4-2.トクラス『エポック』
出典:トクラス
エポックは、顔を明るく照らすLED照明はもちろん、メイクやスキンケアしやすいミラーボックスに特徴があります。
◎5枚ミラーを活用したメイクしやすい3面鏡
出典:トクラス
5枚ミラーを快適に活用した3面鏡は、くもり防止加工が施されているため、湯気にも強くお風呂上がりのスキンケアもしやすいです。
出典:トクラス
合わせ鏡にすると、髪の側面やバックスタイルも簡単に確認できます。また、手前に引き寄せることで、アイメイクやコンタクトレンズ装着もしやすいです。忙しい朝は、内側のミラーを横方向へ引き出せば2人同時に使うことが可能です。
◎特許登録済「乾くん棚」
出典:トクラス
特許登録済みの「乾くん棚」を採用。ミラーキャビネットを開けると、下段はステンレス製の網棚になっています。濡れた歯ブラシやコップ、固形石鹸などしまいながら自然に換気できるところも魅力です。
メイクだけでなく、家族みんなが使いやすい洗面台が欲しい人におすすめです。
トクラス『エポック』 | |
サイズ | 幅(750・900)×奥行(560)×高さ(1800・1900)㎜ |
ミラー | 3面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・引き戸スライド両タイプ・スライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | 人造大理石 |
本体参考価格 | 約25万円~46万円 |
【特徴】
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「エポック」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
本体価格が安いおすすめの洗面台3選
本体価格が安い洗面台をおすすめする前に、洗面台の相場や平均価格を知らないと、どれくらいだと安い洗面台なのか分かりません。
まずは、安い洗面台をおすすめする前に、洗面台本体の相場について説明しておきます。
洗面台の本体価格は機能によって幅があり「3万円台~25万円前後」が相場になります。洗面台本体の機能を必要最低限にすれば、本体価格は3万円台~です。
ただし、安すぎる価格になると鏡や使いやすい収納もなく、洗面台の手洗い場のみなど必要最低限の機能しかありません。
しかし、必要最低限の機能だと、散らかりやすくシンクも狭いです。
最低限必要な身だしなみや十分な収納スペースが取れる洗面台を選ぶとなると、本体の相場から見て「8万円~15万円前後」の洗面台を選ぶといいでしょう。
※購入する業者によって、メーカー小売希望価格よりも安く購入できる場合があります。しかしここでは、施工業者や施工時期によって割引率が変動するため、メーカー小売希望価格を元に記載しています。 |
5-1.リクシル『オフト』
出典:リクシル
本体価格が8万円台~と低価格ながら、掃除しやすくエコな機能がついた洗面台です。
◎本体価格が安いだけじゃない!購入後も節約できる
出典:リクシル
オフトのシャワー水栓では、20%節約(※)できる「微細シャワー」を採用。通常のシャワー水栓と同じ使い心地で使用できます。
蛇口のハンドルレバーはよく使う正面の位置に水が出る設定の「エコハンドル」を搭載。
出典:リクシル
お湯が出る位置は「カチッ」というクリックで知らせてくれます。無意識にお湯の方へ傾けて、無駄な給湯エネルギーを使う心配もありません。
◎ミラーや照明もエコ
出典:リクシル
鏡のくもり止めは電気不使用で、コーティング加工されている「くもり止めコート」を採用。照明もLEDを使用しているので、省エネになり節約にも繋がります。
◎水滴が残りにくい傾斜のあるカウンター
出典:リクシル
水栓まわりのカウンターは、5℃の傾斜があります。水滴を残りにくくし掃除がしやすいです。
リーズナブルな価格だけど、掃除しやすくエコな洗面台にしたい人におすすめです。
(※メーカー試算の結果によるもの)
リクシル『オフト』 | |
サイズ | 幅(500・600・750)×奥行(500)×高さ(1850㎜・1800㎜・1780)㎜ |
ミラー | 3面鏡(ミラー収納あり)・1面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・引き戸スライド両タイプ |
洗面ボウルの素材 | 陶器 |
本体参考価格 | 約8万円~19万円 |
【特徴】
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「オフト」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
5-2.クリナップ『BGA』
出典:クリナップ
クリナップの「BGA」は、価格は7万円台~と安い洗面台ですが、スタイリッシュでおしゃれな印象を感じさせるものになっています。
◎広く使いやすいスマートな洗面ボウル
出典:クリナップ
スマートでおしゃれな見た目のスクエア型の洗面ボウルは、こ底面積が広いため、バケツもすっぽりと納まり掃除や洗濯など使い勝手の良さも感じます。洗顔や洗髪まで幅広く、苦なく使えるでしょう。
◎本体価格が安いだけじゃない!ガスや電気代も節約可能
出典:クリナップ
シャワー付シングルレバー水栓を付けることで、節湯することが可能です。水とお湯に切り替わる境目にクリック感を設けることで、無意識のうちに温水を使ってしまうことを防いでくれます。ガスや電気の節約にも役立ちますよ。
安くても使いやすさやデザイン性、省エネなど充実した洗面台にしたい人におすすめです。
クリナップ『BGA』 | |
サイズ | 幅(600・750)×奥行(500)×高さ(1850・1800)㎜ |
ミラー | 3面鏡(ミラー収納タイプ)・1面鏡 |
収納タイプ | 引き戸タイプ・スライドタイプ |
洗面ボウルの素材 | 人工大理石 |
本体参考価格 | 約7万円~15万円 |
【特徴】
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「BGA」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
5-3.toto『Vシリーズ』
出典:toto
Vシリーズは約13万円台~とお手頃価格ながら、toto独自の充実した機能が設備されています。
◎toto独自の広々収納「奥ひろし」は標準装備
出典:toto
洗面台下の独自のキャビネット「奥ひろし」は、toto従来の収納スペースに比べて約30%広くなっています。配管の形をシンプルにし、配管の位置も奥にすることで広々とした収納スペースを実現。収納物が多い家庭でもたっぷりと収納することができます。
◎本体価格が安いだけじゃない!節湯機能も
出典:toto
独自の「エコシングル水栓」も優秀です。
レバーハンドルは、どうしても温水と冷水の境目が曖昧なため、気付かないうちに給湯器を作動させてしまうことがあります。こちらのエコシングル水栓では、冷水と温水の境目に「カチッ」というクリック感があるため、お湯の無駄遣いを防ぐことができます。
◎お手入れしやすい「すべり台ボウル」
出典:toto
泡や髪がスイスイ流れる「すべり台ボウル」は、水がコーナーの排水口へと集まるように流れるため、お手入れもしやすいです。
リーズナブルな価格で、収納やお手入れのしやすさなど機能面も重視したい人におすすめです。
toto『Vシリーズ』 | |
サイズ | 幅(600・750)×奥行(490)×高さ(1800・1900)㎜ |
ミラー | 一面鏡(600㎜/エコミラーなし)・三面鏡(750㎜/エコミラーあり) |
収納タイプ | 引き戸タイプ |
洗面ボウル素材 | 人工大理石 |
本体参考価格 | 約13万円~19万円 |
【特徴】
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「Vシリーズ」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
おしゃれなデザインにしたい人におすすめの洗面台3選
洗面台は、1日の始まりに使うものです。気分よく1日をスタートさせるためにも「とにかくデザイン性にこだわったおしゃれな洗面台」にしたいと考えている人も多いです。
この章では、インテリアのようにデザイン性が高く自分好みのデザインを選択できる洗面台を厳選しました。メーカーや商品ごとのデザイン性や特徴を参考にあなた好みのおしゃれな洗面台を選んでみてくださいね。
とはいえ、洗面台だけをデザイン性が高いものを選んでもおしゃれな空間になりません。
空間全体のコンセプトを決めて、テーマに合わせたデザインの洗面台を選ぶことでおしゃれな印象を与えます。
おしゃれな洗面台にする方法を詳しく知りたい方は、まず「洗面 台 おしゃれ」の記事を参考にデザインの方向性を決めてみることをおすすめします。
6-1.Panasonic『Lクラス ドレッシング ラシス』
出典:Panasonic
パナソニックのLクラスラスクは、コンセプトに合うおしゃれな洗面台をオーダーすることができる洗面台です。
「サイズ」「カラー・素材」「カウンター」「収納キャビネット」「洗面ボウルの数」などオーダー感覚で自由自在に設計することが可能です。
カウンターの長さは、1㎜単位で調節することができます。間取りを気にせず、ぴったり合わせることができます。
ここでは、カスタムできるおしゃれなパーツや素材、機能などをメーカー公式のホームページからの一部引用してご紹介します。
◎おしゃれで上品さを感じるベッセルボウル
出典:Panasonic
おしゃれでやわらかい印象の「ベッセルボウル」と天然石調の風合いが美しい「グラリオカウンター」を合わせることで、上品なデザインにすることができます。
◎スタイリッシュな雰囲気の一体型カウンター
出典:Panasonic
人造大理石の一体型カウンターはカラーが選べます。ブラックを採用することで、高級感がありスタイリッシュな雰囲気にすることが可能です。
◎キッチンで使われる「扉柄」や「取っ手」に変更可能
出典:Panasonic
扉柄や取っ手は、パナソニックのキッチンで採用されているものに変更することもできます。
洗面台だけでなく水回りやお部屋のカラー、素材、イメージなどを合わせることで、家全体のコンセプトを統一することができます。より一層おしゃれな空間に仕上がるでしょう。
◎レザー調の「コスメカウンター」
出典:Panasonic
Lクラスの洗面台では、L字型のコスメカウンターを設置することもできます。コスメの引き出しは、化粧小物を美しく収納可能。ボックスティッシュも納まります。
カウンターは、高級感のあるレザー調仕上げになっています。
出典:Panasonic
お気に入りの化粧品が際立つ素材感が魅力。1日の始まりの気分を上げてくれる上質なデザインを楽しめます。
Lクラスの洗面台は、洗練されたデザインのパーツが豊富。上品で高級感のあるデザインにしたい人におすすめです。
Panasonic『Lクラス ドレッシング ラスク』 | |
サイズ | サイズ幅選択可能 |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
扉柄 | 木目柄・鏡仕上げ・マット仕上げ |
洗面ボウルの形状 | ベッセルボウル・カウンター一体型 |
参考価格 | 約24万円~140万円 |
【特徴】
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「L-CLASS」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
6-2.toto『エスクア』
出典:toto
totoのエスクアは、スタイリッシュな雰囲気にしたい人におすすめの洗面台です。
こだわりに合わせて6つの基本プランからセミオーダー感覚でカスタマイズできます。
◎フローティングデザイン
出典:toto
海外雑誌で見かけるような洗練されたデザイン。個性的な空間を演出することが可能です。
◎センターボウルプラン
出典:toto
左右に広がるカウンタースペースとたっぷりの収納スペース。隠す収納と見せる収納を分けておしゃれな印象にできます。
◎片寄せボウルプラン
出典:toto
おしゃれで利便性の良い、片側に寄せた洗面ボウル。カウンターを広々使えます。忙しい朝でも2人でゆったりと身支度することが可能です。
◎片寄せオープンプラン
出典:toto
片側にスペースを設けておしゃれなパウダールームにすることも可能。座りながら、メイクすることができます。
◎2連ボウルプラン
出典:toto
おしゃれな2つの洗面ボウルが特徴。大家族でも混まずにゆったり使えるプランです。
◎カウンタープラン
出典:toto
壁にカウンターを設置したスタイリッシュなデザインのプランです。洗面カウンター下が開いているので、広々とした印象に。椅子やカゴなどを置けます。
◎プランに合わせてパーツを選択
これらの基本プランに合わせて、洗面ボウルや水栓、鏡など必要なパーツを選びます。
出典:toto
設置できるパーツは、比較的シンプルなカラーやデザインとなっています。おしゃれなホテルライクなデザインやシックな雰囲気の洗面台にしたい人にもおすすめです。
toto『エスクア』 | |
サイズ | サイズ選択可能 |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
扉カラー | ホワイト系・ライト系・ミディアム系・ダーク系 |
洗面ボウルの形状 | ベッセルボウル・カウンター一体型 |
参考価格 | 約46万円~ |
【特徴】
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「エスクア」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
6-3.ウッドワン『無垢の木の洗面台』
出典:ウッドワン
無垢の木の洗面台は、木のぬくもりを感じるデザインにしたい人におすすめです。
カスタムできるパーツも多く「水栓」「洗面ボウル」「樹種」「タイル」「取っ手」「キャビネット」「カウンター」など自分好みにチョイスすることができます。
◎樹種は4種類
出典:ウッドワン
樹種は「ニュージーパイン」「オーク」「メープル」「ウォールナット」の4つから選べます。色味だけでなく木目の違いもあるため、オリジナリティの高い洗面台になります。
◎豊富なタイルデザイン
出典:ウッドワン
無垢の木の洗面台のタイルは、美濃焼タイルを使用。8種のデザインの中からお気に入りのものを選択できます。美しい質感を活かしたカウンターになりますよ。
◎カウンタータイプのすっきりとしたおしゃれな洗面台にすることも可能
出典:ウッドワン
ウッドワンのトップ画像で紹介したキャビネット型の洗面台だけでなく、カウンタータイプのすっきりとしたおしゃれな洗面台にすることも可能です。
とはいえ、無垢材は水回りに向かない素材なので劣化が心配な人もいますよね。ウッドワンでは、水回りのカウンターとしても安心して使えるように、水に強いウレタン塗装を使っています。さらに、通常の塗装工程よりも中塗り工程を増やすことで、水に強い仕上げになっています。
出典:ウッドワン
耐水性に優れた技術があるからこそ、オーガニックな雰囲気を感じる無垢の木を活かした洗面台が実現しました。
木目調の温かみを感じるナチュラルなデザインにしたい人や北欧テイストなどのおしゃれな洗面台にしたい人におすすめです。
ウッドワン『無垢の木の洗面台』 | |
サイズ | キャビネットタイプ:幅(600・775・945)㎜
カウンタータイプ:幅(最小750~最大2700)㎜※5㎜感覚でオーダー可 |
ミラー | 3面鏡・1面鏡 |
洗面ボウルの素材 | 陶器・人工大理石 |
参考価格 | 約22万円~40万円 |
【特徴】
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「無垢の木の洗面台」について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。 |
洗面台を選ぶときの注意点
これまでの章でタイプ別におすすめの洗面台を厳選し、解説してきました。おおよそ自分に合う洗面台が見つかったと思います。
洗面台は、大きな買い物です。洗面台を選ぶときに以下の点について注意しておかないと使い勝手やメンテナンス性が悪く後悔する結果になってしまうかもしれません。
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これらはどのような洗面台にも共通する事項です。洗面台を選ぶときは、この2つの項目について確認しておきましょう。
7-1.収納力があり使いやすい洗面台かどうか
洗面台キャビネットは、収納タイプを選択できるものが多いです。
- 十分に収納できる
- 使いやすい収納キャビネットかどうか
この2つの項目に注意して収納を選んでください。
洗面台は、意外と収納するものが多く、散らかりやすい所です。
例えば、バスタオルや歯ブラシ、バスタオルや歯ブラシ、洗剤以外にもコスメや電気シェーバーなど家族それぞれが使うアイテムもあります。他にも、コンタクトレンズ用品やドライヤー、シャンプー、スキンケア用品など、確認してみると意外と収納するアイテムが多いのが分かります。
収納スペースが足りないと「後から収納ケースや市販の収納ボックスを買い足さなければいけないようになった」というケースもよくあります。後から収納ケースなど買い足すことになると、洗面所スペースが狭くなります。自分が洗面台を使っているときに家族にぶつかりそうな距離を通られると、とくに忙しい朝はストレスを感じますよね。
洗面台を設置する前に、自分だけでなく家族みんなが収納するアイテムはどれくらいの量なのか確認しておきましょう。
また、収納スペースの使いやすさも重要です。収納できても、取り出しにくく片付けにくい収納スペースだと片付けられずせっかくの収納スペースが使われることなく無駄になってしまいます。
十分に収納ができて、あなたに合う使いやすい収納キャビネットのタイプを選びましょう。
①洗面台キャビネットの収納スペース
洗面台下の収納は、大きく分けて3つのタイプに分かれます。
引き戸になっているタイプは、収納スペースが大きく、バケツや洗濯洗剤など大きくかさばるものを楽に収納することが可能です。ただし、奥に入っているものが取り出しにくいため、収納ボックスなどを用いて収納方法を工夫する必要があります。
スライドタイプは、奥の物まで取り出しやすく何が収納されているか一目でわかります。ただし、引き戸タイプに比べて比較的収納スペースが少なくなる傾向にあります。
引き戸とスライドの両方がついたタイプの物は、引き戸とスライドのいいとこどりをした収納になっています。ただし、幅600㎜以下の間口には、対応していないことがあるので注意が必要です。
収納スペースを多く取りたい人は、引き戸タイプを。収納しやすさを重視したい人はスライドタイプを選んでみてください。
②ミラー収納
洗面台の種類にもよりますが、鏡横または、鏡の中に収納を付けることができます。化粧品や歯ブラシなど洗面所に必要な小物を片付けるのに便利です。
ミラーボックスは、ごちゃごちゃしがちな洗面台まわりのアイテムをスッキリ隠すことができるため、収納しながらおしゃれな雰囲気にすることができます。ただし、収納したものが取り出しにくかったり洗面所スペースが狭いと圧迫感が出たりする場合があります。
ミラーキャビネットは、鏡横に小さなキャビネットが付いているため、収納した小物を簡単に取り出すことができます。中には、仕切りを移動させて高さを調節したり、電動歯ブラシや電動シェーバーなどコンセントを挿したまま充電できるタイプもあります。ただし、収納物が見えるので雑多な印象になってしまう所と鏡が小さくなるため、身支度する時に使いづらく感じることがあります。
③収納が足りない場合は洗面台横・洗面台上の収納スペースもおすすめ
既成の洗面台だけで収納できそうにもない場合は、オプションでトールキャビネット(洗面台横の収納)やウォールキャビネット(洗面台上の収納)を付けるのもおすすめです。
洗面台設置後にオプションのキャビネットを設置することはできないので、洗面台を選ぶ段階で追加のキャビネットが必要なのかを検討してくださいね。
設置する前に「収納扉は壁が邪魔して開け閉めしづらくないか」「ウォールキャビネットは届きにくいため、使われない無駄なスペースになってしまわないか」など使い勝手について事前に確認しておきましょう。
7-2.お手入れしやすい洗面台かどうか
洗面台は水回りなので、どうしても水はねや水垢、汚れが気になりやすい箇所です。毎日使うものですから、お手入れしやすい洗面台を選んだ方が、掃除が楽になります。
綺麗な洗面台を長く保つために、汚れやすいこの2つをチェックしておきましょう。
- 洗面ボウル
- 排水口
①洗面ボウル
洗面ボウルの素材によって、お手入れのしやすさが変わります。各素材にメリットデメリットがあるので、扱いやすい素材から選んでみてください。
陶器は、ゴシゴシと擦ってもキズが付きにくく掃除しやすい素材です。一方で重いものを落としてしまうとひび割れに繋がることがあるため、収納や使うときに注意が必要です。
人工大理石は、カウンターと一体型になっているボウルが多いです。一体型の洗面ボウルはつなぎ目がないため掃除しやすいところが特徴。
ただし、すぐに汚れを落とさないとシミになってしまったり、ヘアカラー剤を使うと変色することがあります。通常の水垢等の汚れは、すぐに掃除すると簡単に落とすことが可能です。できるだけ早めに掃除するようにしましょう。
ホーロー製は、水や湿気に強く、掃除もしやすい素材です。長期的に綺麗な状態を保つことができますが、まれに強い衝撃が加わることで、表面のコーティングが剥がれたり欠けたりすることがあります。その状態のまま、放っておくとベースの金属部分が錆びて放置し続けると腐食し穴が開くことがあるでしょう。取り扱いメーカーも少ない所もデメリットです。
このような違いがあるため、メリット・デメリットを照らし合わせてみて、お手入れしやすい素材を選んでみてください。
②排水口
汚れやすい排水口の掃除の回数を減らしたい方は、金属のフランジが付いていない「フランジレス」タイプがおすすめです。
排水口には、通常「フランジ」と呼ばれる丸い金属が付いています。洗面ボウルとフランジの隙間は汚れが溜まりやすいです。お手入れのしやすさを追求したいのなら、フランジが付いていないタイプを選んでみてくださいね。
また、排水栓には、髪やゴミが溜まりやすく汚くなりやすい箇所です。排水栓を外してゴミをササっと取り除くことができるタイプもあります。簡単に掃除して清潔な状態を保ちたい人におすすめです。
洗面台をリフォーム・リノベーションする時のチェックリスト
洗面台を選び購入する目星がつきましたか?購入する洗面台が決まったら、洗面台リフォームを失敗しないようにするために、以下の6つについて確認しておきましょう。
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見落としがちな項目もあるので、必ずチェックしてくださいね。
8-1.洗面台のサイズを確認する
洗面台を選ぶときに重要なのが、サイズが合っているかどうかです。
- 幅(間口)
- 奥行き
- 高さ
この3つのサイズをチェックしておきましょう。
①幅(間口)
サイズの確認で1番重要なのは、洗面台の幅(間口)です。
洗面台の幅が大きすぎると、設置したい場所に置けません。逆に、幅が小さすぎると隙間が開いてしまい、デッドスペースに。掃除もしにくいですし、無駄なスペースができてしまいます。
一般的な洗面台の幅は「600・750・900㎜」です。メーカーや商品によっては、コンパクトサイズの500㎜や広めに使える1000・1200㎜などがあります。
せっかく洗面台を購入したのに、設置できなければお金の無駄になってしまいます。洗面台を選ぶ際には、必ず設置できるサイズかどうか確認しておきましょう。
②奥行き
次に確認しておきたいのが、洗面台の奥行きです。
洗面台の幅が同じものと交換しても、奥行きが違うと使い勝手が悪くなる場合があります。
奥行きが狭いと、必然的に収納スペースも狭くなります。収納スペースが少なくなると、洗面台まわりが散らかってしまい、後から収納ケースを取り付けたり、市販の物を買い足さなければなりません。
また、奥行きが広すぎるのも問題です。とくに忙しい平日の朝、家族みんなが洗面台を使うことが多いですよね。奥行きが広すぎると、洗面台を使っている人がいると、その後ろが通りにくくてストレスに感じることも。
洗面台リフォームするのならば、同じ奥行きを選ぶのがおすすめです。リフォームやリノベーションする際には、実際に使っている所を想像してみて、奥行きを決めましょう。
③洗面台の高さを確認する
最後に、洗面台の高さを確認しておきましょう。
低すぎる洗面台では、深く屈まないと顔を洗えないため、腰痛の原因に。逆に、高すぎる洗面台だと、水をすくったときに、上腕まで水が伝ってくる上、床やカウンターが水浸しになってしまいます。そのため、使うたびに掃除が必要になることも。
基本的に洗面台の高さは「身長÷2」が使いやすいと言われています。
例えば、身長150㎝の人が洗面台を使う場合は「身長150㎝÷2=75」なので、洗面台の高さは75㎝。170㎝の場合は85㎝が最適です。
家族構成や使う人の身長を考慮して、高さを決めるようにしましょう。もし高さ選びに迷ったら、中間の80㎝がおすすめです。
8-2.購入したい洗面台の給排水管が対応しているかどうか
洗面台をリフォームする場合、買いたい洗面台が自宅の給排水管に対応していない場合があります。対応していない場合、配管工事を行う必要があるため、追加費用がかかります。
- 給排水管が対応していない
- 洗面台の移動やサイズを買える時に給排水管の位置が変わることがある
上記の2点について、洗面台を購入する前に確認しておきましょう。自分で給排水管が対応しているかどうかを確認するのは難しいです。あらかじめ、検討している洗面台が対応しているかどうかリフォーム業者に依頼して確認してもらうようにしましょう。
「どうしてもこの洗面台にしたい!」とこだわりがある場合もありますよね。そのときは別途、給排水管の工事を行う必要があります。リフォーム業者に確認を取り、その分の費用を考えて予算を組みましょう。
8-3.コンセントの有無と位置の確認
洗面台は、ドライヤーや電気シェーバーなど電源が必要です。
既存の洗面台の多くは、コンセントがついていることが多いですが、洗面台の種類によっては、コンセントがついていないこともあります。壁にコンセントがある場合は、洗面台で隠れてしまわないかどうか、位置もチェックしておきましょう。
8-4.窓の位置や開閉できるかを確認する
背の高い洗面台を選んだ際に、洗面所の窓を塞いでしまうことがあります。
洗面台の大きさと窓の位置を考えておかないと、窓を開閉しづらく光が入ってこないため室内が暗くなってしまいます。
洗面台の間口や奥行きに比べると、気付きにくい項目です。「背の高い洗面台でも納まるかどうか」「窓の位置や開閉しやすさ」などリフォーム後に後悔しないよう、必ずチェックしておきましょう。
8-5.洗面台の交換だけで大丈夫?
洗面台をリフォームする場合、想像していた以上に床や壁紙が汚れていることがあります。とくに掃除が難しい洗面台の裏側は、水回りだということもあって、カビが生えている可能性もあるでしょう。
新しい洗面台を設置したときに、サイズが違うと元の洗面台の設置跡が目立ってしまいます。せっかく新しいおしゃれな洗面台を設置しても、汚れが目立つと全てが台無しに。
壁紙や床が古く劣化している場合は、洗面台を交換すると同時に壁紙や床の貼り換えも一緒に行いましょう。壁紙や床を一掃することで、さらにおしゃれな空間にもなりますし、同時に行った方が費用を抑えられます。
洗面台の交換だけでなく、どこまで工事した方がいいのか事前にリフォーム業者に確認するようにしましょう。
8-6.信頼できるリフォーム・リノベーション業者かどうか
洗面台リフォーム・リノベーションを後悔のないものにするのならば、信頼できる業者かどうかチェックしておきましょう。
①洗面台のリフォームや設置の施工実績や保証内容を確認する
洗面台を安くても確実に安心して設置するのならば、まずは業者の施工実績や保証内容を確認しておきましょう。
洗面台リフォームや設置の実績が豊富であれば、これまでの経験やノウハウがあるため、満足のいく仕上がりにしてくれます。
信頼できる業者ならば、もしリフォーム後に欠陥が見つかったとしても、保証やアフターメンテナンスがあるため、トラブルを対処してもらうことができます。保証があるか確認しなかったがために、水漏れなどのトラブルを対処してもらえずに泣き寝入りになってしまうことがあります。
ホームページや電話などで「どんな施工実績があるか」「アフターサービスや保証などの内容」など必ず事前に確認しておきましょう。
②リフォームやリノベーションの諸費用まで見積もりに含まれているか確認
洗面台のリフォームやリノベーションの取付工事や排水管工事など諸費用まで見積もりに含まれているか確認しましょう。
とくに安すぎる見積もりの場合は注意が必要です。悪質な業者は、本体価格だけの見積もりを出して契約させることがあります。工事終了後に高額な諸費用を追加請求されることもあるようです。
もし、見積書やそれ以外の不明な点があったとしても、信頼できる業者なら詳細に説明してくれます。
分からない点を事前に確認することで 、追加料金発生などのトラブルを未然に防ぐことができるので、しっかりと見積もりを確かめておきましょう。
③スタッフの対応が信頼できる
複数社見積もり依頼や相談など実際にやりとりを行ってみて、あなた自身が「安心してお願いできる」と感じる業者を選びましょう。
洗面台のリフォームやリノベーションの経験が豊富な業者であれば、分からないことがあったとしてもきちんと答えることが可能です。あなたの要望に沿ったおしゃれな洗面台にリフォームしてくれるでしょう。
また、いくら料金が安くてサービス内容が充実していたとしても、横暴な言葉遣いやぞんざいな扱いを受けると、丁寧に仕事をやってくれるのかと不安になりますよね。
依頼する前に、しっかりとスタッフと相談して信頼できる対応かどうか判断することをおすすめします。
まとめ
洗面台は、大きな買い物です。あなたやあなたの家族にとって使いやすく納得できるものを選んでみてください。
この記事では、よくあるお悩み別におすすめの洗面台を厳選しました。重視したいポイントにフォーカスすることで、納得のいく洗面台を購入することができますよ。
どの洗面台にも共通することですが、ストレスを感じることなく使える洗面台は収納しやすいものです。収納の量や収納する物を分類し、収納キャビネットを決めましょう。
また、お手入れのしやすさも重要な点です。汚れにくい洗面ボウルや排水口を選ぶようにしてください。
最後に、洗面台リフォーム・リノベーションに関するチェックリストをまとめておきます。
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リフォームやリノベーションの際に失敗しないように、この項目を確認しておくのがおすすめです。
この記事を参考に、理想の洗面台を手に入れていただけたらと思います。