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ベランダリフォームの費用はいくら?使わない空間を活かすアイデアと注意点

使わないベランダがリフォームで+αの空間に変わる!目からウロコのアイデア3選|費用相場も

ベランダをもっと有効に使いたいと思っていても、「どんなリフォームができるのか」「費用はどれくらいかかるのか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

実際に、ベランダを十分に活用できている人はわずか11.0%(※)という調査結果もあり、多くの人が使いこなせていないのが現状です。【参照:㈱AlbaLink「ベランダの悩みランキング 男女500人アンケート調査」】

とはいえ、ベランダはリフォーム次第で、洗濯スペースだけでなく、くつろぎの場やワークスペースなど、暮らしを豊かにする“+αの空間”へと変えることができます。

本記事では、ベランダリフォームでできることや費用相場、DIYの可否、マンションでの注意点までをわかりやすく解説します。使っていないベランダを活かしたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次
施工事例
写真の上で指を動かしてみてください 写真の上でクリックして境界線を動かしてみてください

リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから

ベランダリフォームでできること

まずはじめに、ベランダリフォームでできることを6つ紹介します。

戸建てとマンションではリノベーションできる内容が異なります。
マンションのベランダは共用部分に該当するため、戸建てとは異なり、リノベーションできません。

床材を変えてくつろぎ空間にする

床材を変えてくつろぎ空間にする

ベランダの床材をウッドデッキやタイルに変えるだけで、空間の印象は大きく変わります。コンクリートのままだと無機質で使い道が限られがちですが、素材を変えることで、リビングの延長のようにくつろげる空間へと生まれ変わります。

裸足でも過ごしやすくなり、読書やコーヒータイムを楽しんだり、子どもやペットの遊び場として活用したりと、日常の過ごし方の幅が広がるのも魅力です。比較的手軽に取り入れられるリフォームのひとつで、初めてベランダを活用したい方にもおすすめです。

屋根をつけて天候に左右されない空間にする

屋根をつけて天候に左右されない空間にする

テラス屋根やサンシェードを設置することで、雨や強い日差しの影響を受けにくくなり、ベランダの使い勝手が大きく向上します。天候に左右されず洗濯物を干せるようになるほか、急な雨でも慌てる必要がなくなるのがメリットです。

また、直射日光をやわらげることで夏場の暑さ対策にもなり、ベランダで過ごす時間がより快適になります。屋根を設置するだけで、単なる屋外スペースから「日常的に使える空間」へと変化するため、実用性を重視したい方に適したリフォームです。

目隠しフェンスでプライバシーを確保する

 目隠しフェンスでプライバシーを確保する

外からの視線が気になるベランダには、目隠しフェンスやパネルの設置がおすすめです。視線を遮ることで、周囲を気にせずくつろげる空間になり、ベランダの活用度が一気に高まります。

特に住宅が密集しているエリアや低層階では効果を感じやすく、洗濯物の目隠しとしても役立ちます。素材やデザインのバリエーションも豊富で、木目調やルーバータイプなどを選べば、見た目の印象を整えながら快適性を向上させることが可能です。

+αの空間として活用する

ワークスペース

リモートワーク趣味勉強と、作業スペース感覚で使えるワークスペース。デスクを設置して壁面をうまくコーディネートすれば、集中して作業に取り組める書斎スペースに変化します。

穏やかな自然や景色が望める“バルコニーオフィス”をつくれば、ポジティブな気持ちで仕事が進みそうですよ。

谷川

ワークスペースで作業をしながらも、ベランダの大きな窓から見える風景にリフレッシュができそうです。壁面にモニターを設置したり照明を取り付けたりすれば、コンパクトなスぺースであっても充実した空間になりますね!

インナーテラス

ガラス張りのサンルームとは違い、室内と同様に天井や壁・窓で囲まれているのがインナーテラス。採光がとれるのに加え、部屋と外とのつながりを持てることから空間に一体感を持たせてくれます。似たような名称の『インナーバルコニー』は、屋根付きの半屋外空間のことを指します。

光が降り注ぐ心地よさを感じられる特徴から、天候に左右されず、物干しするのにもいつでも気分が上がります。また、リビングとのつながりができることで空間が広く感じます

アウトドアリビング

耳慣れない「アウトドアリビング」ですが、これはリビングでも庭でもない、趣味がもっと楽しくなるベランダを活用したスペースです。屋内のリビングからデッキやテラスを延長するような形で設置されることが多く、自然の光や風を感じつつ、リビングのようにくつろげます。

ガーデニングやバーベキューのみならず、子どもやペットの遊び場にスポーツを楽しむ場と、多彩な使い方ができるのがアウトドアリビングの良さ。家族との時間や趣味を大切にしたい方には、ピッタリなリフォームアイデアの一つです。

ベランダリフォームの費用相場を価格帯別に紹介

スクロールできます
費用施工内容
10万〜20万円・防水効果を高める
・塗装の塗り替え
・床材の交換
・屋根の設置
20万〜50万円・ベランダの増設
・ベランダの撤去工事
・パーゴラやサンシェードの設置
・照明の設置
50万〜100万円・ガラスフェンスの設置
・ウッドデッキの全面リフォーム
・アウトドアリビング(キッチン)の設置
100万円以上・ベランダの全面改装
・高機能ガラスルーフの設置
・ドッグラン機能の導入
・散水栓の設置

ベランダリフォームで最も気になるのは費用面。上記図のように、価格帯によってベランダリフォームの工事内容は異なります。

100万円以上となると、大規模な工事ができ仕様や用途も広く変更できるものの、その分の負担は当然増えます。“やりたい・叶えたい”理想は膨らみますが、増築や新たな設備の設置となれば、既存の壁に負担がかかることも。

事前に施工会社へ、壁の強度を確認してもらってからの工事を検討しましょう。

ベランダリフォームの施工事例4選

事例①室内とのつながりで空間全体の心地よさを高める

ゼロリノベのリノベーション施工事例

会話が生まれる小窓
リノベーション事例
CONCEPT

玄関に入るとベランダまで抜ける広々としたリビング・ダイニング/日差しが気持ちいいインナーバルコニー/使いやすさにこだわった合計約5mの二の字型キッチン/遊び心のあるオーク材パーケットフローリング

基本情報
建物タイプマンション
広さ58.8m²
築年月1985年05月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

室内とのつながりで空間全体の心地よさを高める
室内とのつながりで空間全体の心地よさを高める
谷川

大きな開口部を活かし、室内と外の境界をゆるやかにつなげた住まい。ベランダから差し込む光や風を取り込むことで、室内にいながらも開放感を感じられる空間に仕上がっています。ベランダリフォームでは、このように「室内とのつながり」を意識することで、空間全体の心地よさを高めることができます。

事例②ベランダと室内を一体的に使う

ゼロリノベのリノベーション施工事例

インナーバルコニーのある生活
リノベーション事例
CONCEPT

シンプルモダンなゆったりとしたワンルーム。玄関、WIC、水まわり、ワークスペースと無駄のない回遊動線でストレスフリーな生活を実現します。横長の造作デスクや食卓を兼ねるキッチンなど、機能性もデザイン性も高い設備を採用することで、大人の上質空間に。

基本情報
建物タイプマンション
広さ75.37m²
築年月2003年11月
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

事例②ベランダと室内を一体的に使う
事例②ベランダと室内を一体的に使う
谷川

視線の抜けと採光を意識し、ベランダと室内を一体的に使えるように設計された住まい。外の光を取り込むことで、限られた空間でも広がりを感じられるのが魅力です。コンパクトな住まいでも、ベランダとの関係性を工夫することで、体感的な広さを高めることが可能です。

事例③外部空間と調和する設計で光や風を感じながら過ごす

ゼロリノベのリノベーション施工事例

広がるバルコニーとのつながり
リノベーション事例
CONCEPT

憧れのコンクリート躯体表しに、広いルーフバルコニー。家族の今を楽しく快適にする工夫はもちろんのこと、家族の今後も見据えた間取りが実現しました。広い玄関土間は、今は便利な収納スペース。仕切れば子ども部屋になるよう可変性を持たせ、子どもたちの成長を見守っています。

基本情報
建物タイプマンション
広さ67.65m²
築年月1977年07月
リノベ費用1000万〜1500万円
居住人数4人

※費用は引き渡し当時の金額です

事例③外部空間と調和する設計で光や風を感じながら過ごす
事例③外部空間と調和する設計で光や風を感じながら過ごす
谷川

外部空間と調和する設計により、光や風を感じながら過ごせる住まい。ベランダからの自然光が室内全体に広がり、時間帯によって表情が変わるのも魅力です。ベランダリフォームでは、こうした“外の要素をどう取り込むか”が、空間の質を左右する重要なポイントになります。

例④ベランダを“使う場所”としてだけでなく“つながる場所”にする

ゼロリノベのリノベーション施工事例

みんなが集うリビング、そしてベランピング
リノベーション事例
CONCEPT

人を招いて食事やお茶をすることが好きな施主様のため、広々としたリビングダイニングに。ぬくもりが感じられる木のキッチンは天板をステンレスにすることで、空間をピリッと引き締めます。愛犬が走り回れる広いルーフバルコニーのあるお住まいへ。

基本情報
建物タイプマンション
広さ84.36m²
築年月1997年02月
リノベ費用1500万円〜2000万円
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

谷川

外部空間と調和する設計により、光や風を感じながら過ごせる住まい。ベランダからの自然光が室内全体に広がり、時間帯によって表情が変わるのも魅力です。ベランダリフォームでは、こうした“外の要素をどう取り込むか”が、空間の質を左右する重要なポイントになります。

事例④ベランダを“使う場所”としてだけでなく“つながる場所”にする

ベランダリフォームはDIYできる?

ベランダリフォームを検討する際、「DIYでできるのか、それとも業者に依頼すべきか」で迷う方は多いのではないでしょうか。最近ではDIYの情報も増えており、手軽に始められるリフォームもあります。また、DIYでできる範囲を知ることで、無駄な費用やトラブルを防ぐことができます。

一方で、施工内容によっては専門的な知識や技術が必要になるため、判断を誤るとトラブルにつながる可能性もあります。ここでは、DIYでできることと業者に依頼すべき工事の違いを解説します。

DIYでできるベランダリフォーム

ベランダリフォームの中には、比較的手軽にDIYで対応できるものもあります。

具体例

  • ウッドパネルやタイルの設置
  • 人工芝の敷設
  • 簡易的なフェンスや目隠しの設置
  • サンシェードの取り付け

これらは既製品を活用することで、特別な工具がなくても施工できるケースが多く、費用を抑えられるのがメリットです。また、自分の手で空間をつくることで愛着が湧く点もDIYならではの魅力といえるでしょう。

業者に依頼すべきベランダリフォーム

一方で、以下のような工事は専門業者に依頼するのが基本です。

具体例

  • 防水工事や塗装
  • 屋根(テラス)の設置
  • フェンスの固定工事
  • ベランダの増設・撤去

特に防水に関わる工事は、施工不良が雨漏りや建物の劣化につながるため注意が必要です。見た目は問題なくても内部で劣化が進むケースもあるため、安全性を考えるとプロに任せるのが安心です。

DIYと業者、どちらを選ぶべき?

判断のポイントは「安全性」と「長期的なコスト」です。

DIYは初期費用を抑えられる反面、施工ミスによって修繕費用がかさむ可能性があります。一方で業者に依頼すれば費用はかかるものの、耐久性や仕上がりの安心感があります。

迷った場合は、まずはDIYで対応できる範囲から始め、構造や防水に関わる部分は専門業者に任せるといった“使い分け”が現実的です。

谷川

ベランダリフォームは「どこまで自分で行うか」を見極めることが重要です。安全性を確保しながら、無理のない範囲でDIYを取り入れることで、コストと満足度のバランスを取ることができます。

ベランダリフォームの注意点

さいごに、ベランダリフォームをする上での注意点を3つ挙げます。

建築確認申請が必要なケースがあることに留意する

ベランダリフォームでは、設備の取り付けやベランダを増築する際に、行政に対して『建築確認申請』が必要な場合があります。建築確認申請とは建築物を建てる前に、その計画が建築基準法や関連法令に適合しているかを、確認するための申請のことをいい、これにより『合法な建物が建設されること』が保障されます。

ここで増築として扱われた場合には、建物自体の評価額がアップするため、固定資産税が増える可能性があることを留意しておきましょう。

修繕履歴からベランダリフォームの状況確認をする

ベランダの劣化は目に見えるもの以外は気付きにくいです。リフォームをする前に「いつ」「どこに」「どのように」その箇所が修繕されたのか、履歴を確認しておく必要があります。なぜなら、修繕履歴が分かれば次の修繕時期の目安も分かるようになるからです。

定期的な修繕やメンテナンスを施すマンションに対して、特に中古戸建てであれば、以前のオーナーが記録した修繕履歴のみが頼りです。修繕履歴が不明な際には、リフォームが必要か否かをジャッジしてもらうのが良いでしょう。

建ぺい率と容積率の確認をする

ベランダの拡張や新設を考えた際に、建ぺい率や容積率が規制の範囲に収まっているかの確認が必要です。

建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積を真上から見たときの面積の割合を指し、容積率は、建物の延べ面積の敷地面積に対する割合を指します。これは建物の大きさを制限するために建築基準法で定められている項目で、地域ごとに上限が定められています。ただし、専門的知識を持ったプロでないと判断が難しいので、リフォームの相談をする際に問い合わせてみるのが良いでしょう。

ベランダリフォームでよくある質問

ベランダのリフォームでDIYはできる?

オンリーワンのアイデアを形にできるDIYは、自身でつくりあげることで愛着が湧き充実感も得られます。最近では初心者向けDIYの方法が動画で分かりやすくレクチャーされているので、簡単な施工内容からトライしてみると良いでしょう。ですが、専門知識や技術がなければ、のちにトラブルが起きてしまうことがあります。DIYは既製品を購入するよりもコストを抑えられるのがメリットですが、失敗すると、原状回復のために余計な費用が掛かってしまうことも…。最も安心なのは、施工会社に依頼をしつつも、その中で自身が何かしらの形で思い出の証を残したい旨をリクエストすること。そのような要望にも応えてくれる施工会社を頼りにしましょう。

ベランダは簡単に撤去できる?

今後も全くベランダを使わないと判断したなら、思い切って撤去を検討しても良いかもしれません。ですが、元々あったベランダをリフォームで撤去するなら、外壁へのダメージに考慮する必要があります。なぜなら撤去後に、外壁の腐食などの問題が生じることもあり、補修工事をせざるを得ないケースがあるからです。また、ベランダを撤去することにより、窓は出入りができる状態に…。防犯面での不安や見栄えも悪くなることから、撤去をするよりも、使用できる状態に持っていくリフォームをおすすめします。

施工事例
写真の上で指を動かしてみてください 写真の上でクリックして境界線を動かしてみてください

使わないベランダはリフォームをすることで+αの空間にできる!

本稿では、使わないベランダをリフォームで変化させるアイデアを3つ紹介しました。

ベランダを長く活用できるスペースにするためには、ワークスペース・インナーテラス・アウトドアリビングと、多用途に使える+αの空間にすることが大切です。

リフォームは「どのように使いたいか」を明確にすることで、費用や注意すべき点がみえてくるので、ぜひ自身に合ったベランダリフォームを考えてみてください。

谷川

住まいでの暮らしを想像した上で、リフォームをゼロから考えるのは難しいですよね。ゼロリノベは「資金計画」「不動産仲介」「リノベ設計・工事」まで、住まいに関することを全てひとつの会社でサポートするワンストップのリノベーションを行っています。ベランダのリフォームを考え始めたら、生活の質を向上させてくれるリノベーションも視野に入れながら、まずは情報収集から始めてみましょう♪

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この記事の執筆
  • 谷川 和歩

    子育て・学習、エンタメからビジネスまで、幅広いジャンルの執筆をはじめとし、インタビューや取材も行っています。プライベートでは、建坪20坪あまりの小さな平屋に家族四人で暮らし始めたことで、住宅や暮らし方に興味を持ちました。心配りを...

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