フルリフォームとは?フルリノベーションとの違い|判断基準はココ!築年数別リフォーム内容の目安も

「築年数が古くなってきたのでフルリフォームを検討している」
「設備の古さや老朽化が随所で目立ってきたので一新したい」
新築や築浅な家であっても、いずれはぶつかる『リフォームの壁』。部分的なリフォームで済む場合もあれば、家全体に修繕が必要な場合もあり、どのように直したらいいか、頭を抱えてしまいますよね。
そこで今回は家全体をリフォームする『フルリフォーム』について、そのタイミングや判断基準、そして築年数別に分けたリフォーム内容の目安を解説します。
既存の家をフルリフォームするだけでなく、中古マンションを買ってリフォームする選択肢についてもレクチャーするので、リフォームの最適解を知りたい方はぜひ、参考にしてください。
zoomで聞くだけ、画面・音声OFF・セールスなし
\ゼロリノベの無料オンラインセミナー/

中古物件を購入・リノベして
「小さいリスクで家を買う方法」
安心な予算計画、家の探し方・作り方、リノベーションの考え方まで住まいづくりについて余すことなくお伝えしています。
情報収集段階の方から具体的に検討されている方までどんな方でも大丈夫です!お気軽にご参加ください!
フルリフォームとは

フルリフォームとは、家の大規模改善をする工事のことを指します。
床や壁、天井を全て取り除き“躯体”と呼ばれる骨組みだけの状態にし、家を一新させることをいいます。
フルリフォームとフルリノベーションとの違い
リフォーム→老朽化した住まいを新築に近い状態に近づける、修繕の要素が強い原状回復工事
リノベーション→既存の住まいの価値を上げる、再生の要素が強い“生活の質の向上”を目的とした工事
リフォームと似ている言葉が『リノベーション』。リフォームと比べると、その意味は異なります。
リフォームは、修繕や設備変更を目的とした『原状回復』のための工事です。対してリノベーションは、住まいの価値を上げるための『生活の質の向上』を目的とした工事のことをいいます。

それぞれの意味を捉えた上で、リフォームとリノベーションのどちらを選択するかを決定すると良いですね。
zoomで聞くだけ、画面・音声OFF・セールスなし
\ゼロリノベの無料オンラインセミナー/

中古物件を購入・リノベして
「小さいリスクで家を買う方法」
安心な予算計画、家の探し方・作り方、リノベーションの考え方まで住まいづくりについて余すことなくお伝えしています。
情報収集段階の方から具体的に検討されている方までどんな方でも大丈夫です!お気軽にご参加ください!
判断基準はココ!築年数別リフォーム内容の目安


ここでは、既存の家(マンション)をリフォームするにあたって、築年数別に行うべきリフォーム内容の目安を紹介します。
築10年~築20年|住まいや暮らしの中で「あれ?」が増える時期
築10年~築20年のリフォーム内容の目安
・外壁や屋根の塗り替え
・給湯器の交換
・水栓やビルトイン食洗器の交換
・クロス交換 など
「最近給湯設備の調子が悪い」
「外壁に小さなヒビワレを発見した」
築10年以上経過すると、水回りをはじめとする設備機器の劣化や内装(クロス)のヨゴレ・キズ、外壁や屋根のダメージなどがみられ始めます。
“1つ壊れ始めると一気にほかの調子も悪くなる”とよく言われるのは、設備機器や家電などにおいても、耐性年数を10年目安に設定しているものが多いからでしょう。
これらの劣化や故障などは「あれ?」と感じたらできるだけ早期に対処するようにしましょう。だましだましにすると、修理が難しくなったり修繕費用が高額になったりする可能性があります。
築30年~|目に見える劣化やはっきりとした故障箇所が出てくる時期
築30年以上のリフォーム内容の目安
・外壁や屋根の塗り替えもしくは修繕や交換
・耐震補強工事(状態や管理状況による)
・断熱工事
・キッチンやトイレ、ユニットバスなどの設備交換や配管工事 など
築30年の住まいでも、定期的なメンテナンスや修繕が行われていれば、全く問題はなく十分快適に過ごせます。
リフォーム内容の目安として補足すると、耐震性においては1981年6月以降に施工されたマンションであれば、震度6強~7程度の地震でも倒壊しない強度が定められています(※新耐震基準)。
とはいえ、マンションの場合は国土交通省のガイドラインに沿って、12年に一度のサイクルで大規模修繕工事を行うことを推奨しています。なぜなら見た目ではそれほど劣化を感じなくても、ダメージはどんどん進行していき、これを先送りにすることはマンションの寿命にも大きく影響するからです。
マンションでは築年数や耐震基準よりも、大切なのは管理状況。
既存の中古マンションに住んでいる方も今一度、修繕履歴や管理状況を改めてチェックしておきましょう。
築50年~|適切なリフォームでより長く愛着をもって過ごしたい時期
築50年以上のリフォーム内容の目安
・耐震補強工事(耐震補強工事(状態や管理状況による)
・断熱工事・外壁の修復や屋根の葺き替え
・キッチン、トイレ、浴室などの設備機器の新設や配管工事
・間取り変更 など
「さすがに築50年レベルになれば修繕は厳しいのでは?」と、築年数だけに捉われるとマイナスイメージを持ちがちですが、適切なリフォームを施すことでより長く過ごせます。
リフォームの内容目安の中でも、築50年となると間取り変更を検討しても良いでしょう。使わなくなった部屋の壁などを取り除いて、大きなLDKにしたり、趣味部屋にしたりするのも◎。
住み慣れた地域や環境での住まい。まだまだ愛着をもって長く住みたいなら、しっかりとしたリフォームを施し安心して長く住み続けたいですね。




中古マンションを買ってフルリフォームをするのもアリ


既存の家をフルリフォームするよりも、中古マンションを購入してフルリフォームしたほうがいい人は、現在の家に対しての不満がある方や、家族構成の変化により住環境や生活を見直そうと考えている方、自由度の高い間取りを求めている方などがあてはまります。
新たな住まいを購入することで、エリア・立地や周辺環境、展望といった変更ができない部分の希望を叶えられたり、間取りの自由度を上げられたりとメリットは多くあります。
しかし、リフォームではなく購入となると、ハードルが高く感じてしまうのも事実ですよね。
フルリフォームか中古住宅を購入するかは、費用の比較や、将来的に見て快適な暮らしがイメージできるかによって、最適解は変わります。



暮らしを想像した上で、リフォーム計画をゼロから考えるのは難しいですよね……。
そこで、中古住宅をリフォームすることを考えるあなたにおすすめなのが、リノベーション会社のゼロリノベ。
丁寧なヒアリングでお客様の理想を引き出しながら、それをカタチにする提案力が特徴のリノベーション会社です。
また、ゼロリノベは単なるリノベーションの施工会社ではありません。
資金計画や住宅ローン、中古物件の目利き、空間設計、工事まで全ての工程に対応する「ワンストップリノベーションサービス」を提供しています。
『物件のみ』『リノベーションのみ』『物件購入+リノベーション』と、お客様に合わせたスタイルで自由な住まいを提案します。



現在ゼロリノベでは、中古マンションの購入を考えている方向けの無料セミナーを開催中です!zoomで聞くだけ、セールスは一切なし!安心して住める中古物件の見極め方を知りたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪
zoomで聞くだけ、画面・音声OFF・セールスなし
\ゼロリノベの無料オンラインセミナー/


築35年でも大丈夫?中古物件の見極めかた
- 中古って本当に大丈夫?
- 資産性がないんじゃない?
- いつまで住めるの?
- 地震が来たら危ないのでは?
- リノベーションでどこまで綺麗になる?
そんな不安を抱える方にぴったり!安心して住める中古物件の見極め方を伝授します。



住まい選びやリノベーションに役立つ「失敗しない中古マンション購入前のチェックリスト80」も好評です♪ダウンロードはもちろん無料なので、ぜひこちらもお役立てください。
住まい選びやリノベに役立つ
資料無料ダウンロード
住宅ローンに縛られず、趣味や旅行だって楽しみたい。自分のライフスタイルに合った間取りで豊かに、自由に暮らしたい。
そんな「大人を自由にする住まい」を叶えるためのヒントをまとめた資料集です。ぜひお役立てください。


失敗しない中古マンション
購入前のチェックリスト80
【 資料内容 】
- 中古マンション選びで重要な11の項目別に紹介
中古マンションを購入する際に押さえておきたい注意点とは?不動産のプロである宅建士監修のもと、必ず確認するべき観点をチェックリストとしてまとめました。耐震性や管理状態、立地や周辺環境までもれなく網羅。物件探しや内覧の際にぜひお役立てください!
\セールスも一切なし/
フルリフォームをするメリット・デメリット
フルリフォームのメリット | フルリフォームのデメリット |
・住み慣れたエリアで住み続けられる ・戸建ての場合は建て替えよりも費用が抑えられる ・既存の家を一新することで性能が向上し生活が豊かになる ・ライフスタイルの変化に合わせた間取りに変えられる | ・工事内容によりリフォーム費用が大きく膨らむ可能性がある ・仮住まいが必要になる ・管理規約や構造によっては希望のリフォームができない可能性がある |
フルリフォームにはメリット・デメリットの両方が存在します。
特に費用については、工事内容によってはリフォームよりも新たに中古マンションを購入したほうが良いケースもあります。
ですが、自分や家族が納得して暮らせる住まいのカタチを、自身だけの考えで模索するのはとても難しいことではないでしょうか。
「住み慣れた家の近くで中古物件が買えるなら購入もアリかな」
「住まいについてアドバイスをもらえる身近なアドバイザーがいたらいいのに」
このように感じるあなたへ。実はゼロリノベ、リノベーションだけでなく、中古物件に特化した物件探しのポータルサイト『スムナラ』も運営しているんです。


ありそうでなかった“リフォーム前の家・リノベ向き”の物件情報や、リフォームせずに今の住まいの売却する相談もできる『おうちナビゲーター』のいるポータルサイトです。
物件売買、リノベ設計、建築工事は全てゼロリノベで行なっているため、住まいに関すること全てにノウハウがあります。
両方必要な住み替えにも対応しており、基本のやり取りが1社で済むのでとても便利ですよ。



リフォーム(リノベーション)の相談はゼロリノベへ、中古住宅の購入など不動産に関することはスムナラへ!運営会社が一緒なので、どちらのご相談もまるっと承ります♪
ゼロリノベの豊富な施工実績もぜひチェックしてみてください。リノベーションの新しい可能性を発見できる事例が揃っています♪


【デザイン受賞多数】
ゼロリノベのリノベーション施工事例
マンションや戸建て、リノベーション費用、テーマ(北欧、モダン、ナチュラルなど)やこだわり(壁面収納、ホームシアターなど)など、詳細な条件で事例を検索できますので、ぜひ見てみてください!
\200以上の事例を掲載!/
zoomで聞くだけ、画面・音声OFF・セールスなし
\ゼロリノベの無料オンラインセミナー/

中古物件を購入・リノベして
「小さいリスクで家を買う方法」
安心な予算計画、家の探し方・作り方、リノベーションの考え方まで住まいづくりについて余すことなくお伝えしています。
情報収集段階の方から具体的に検討されている方までどんな方でも大丈夫です!お気軽にご参加ください!
フルリフォームでよくある質問まとめ
最後に、フルリフォームでよくある質問をまとめました。
- フルリフォームをする上での注意点は?
-
フルリフォーム(フルリノベーション)は構造上、抜けない壁があります。間取り変更や水回りの移動をする前に、建物の構造の確認を施工依頼先に確認してもらう必要があります。それに加えマンションの場合、基本的には専有部分でしかリノベーションできない“管理規約”のルールが存在します。こちらも併せて確認をし、希望のリフォームができるかをしっかり判断しておきましょう。
ゼロリノベジャーナルリノベーションやリフォームで撤去できる壁・できない壁の見分け方|壁をなくす費用や注意点も解説 | ゼロ… リノベーションやリフォームで壁を撤去したい場合、事前に撤去できる壁とできない壁を理解しておくことが大切です。本記事では、撤去できる壁・できない壁の見分け方ととも… - フルリフォームは住みながらでもできる?
-
フルリフォームでは、家全体を骨組みだけの状態にして再生を図るため、住みながら工事を進めるには、ほとんどが困難です。住み替えや現在賃貸住まいの場合には、退去のタイミングは余裕を持っておくようにしましょう。仮住まいの準備については、自己解決するよりも、施工依頼先に相談しながら決定するのがスムーズです。
- リフォームでもローンや補助金は使える?
-
リフォーム(リノベーション)に対しては、国や都道府県のみならず、市区町村で様々な補助金を提供しています。特に耐震補強やバリアフリー、省エネの部門においては充実しています。さらにリフォームによって、所得税や固定資産税が安くなることもあるので、補助金を使ってお得にリフォームを検討しましょう。
谷川2025年3月現在の補助金情報は、以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ゼロリノベジャーナル中古住宅をリフォームしないで住むのは可能?するべき理由や箇所を解説!費用や補助金情報も | ゼロリノベ… 新築住宅に比べて、費用を大幅に抑えられるのが中古住宅。「住みたいエリアは決まっているけれど、新築住宅だと予算オーバーしてしまう」そんな場合でも、中古住宅なら手が…


みんな、リノベしてみてどうだった?
- リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
- 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
- リノベ後の住み心地や満足度は? etc…
ゼロリノベで住まい探しやリノベーションをしたお客様の体験談やその後の暮らしやアドバイスを集めた「お客様の声ページ」をぜひチェックしてみてください。皆さんと同じ目線からのリアルな声がたくさん見つけらるはずです。