6人家族の間取りは何LDKが正解?必要な広さと失敗しない考え方を解説!

「6人家族」と聞くと。「大家族だなあ珍しい」と感じるでしょうか?
でも実際には「夫婦+子供4人」だけでなく「祖父母+夫婦+子供2人」というパターンもあり、6人家族は意外と多いというのが実情です。
6人家族で暮らす住まいを考えるとき、多くの人が最初に悩むのが
「何LDKが正解なのか」「どれくらいの広さが必要なのか」という点ではないでしょうか。
家族の人数が多い分、「部屋数が足りなくならないか」「リビングは狭くならないか」「将来、子どもが成長したあとも暮らし続けられるか」といった不安を感じやすくなります。
この記事では、6人家族が本当に暮らしやすい間取りの考え方を、具体的に解説していきます。
物件購入からリノベーションまでワンストップで手掛け、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」を何度も受賞したゼロリノベだからこそお伝えできる事例もご紹介しています!
ぜひ最後までご覧くださいね。
6人家族の間取りとは?考えるべき前提
6人家族の住まいづくりで大切なのは、「人数=部屋数」で単純に考えないことです。
確かに人数が多い分、部屋数は重要ですし多くしたくなるものですが、それ以上に大切なのが次の3点です。
- 家族構成(大人は何人、子どもは何人か)
- 子どもの年齢差・性別
- これから10年・20年後の暮らし方
たとえば「夫婦+子供4人」と「祖父母+夫婦+子供2人」では、同じ6人家族でも必要な間取りは大きく異なります。
間取りそのものよりも6人家族の生活に必要な広さをきちんと確保することが重要だともいえます。
まずは「今」だけでなく、将来どう暮らしたいかを前提に考えることが、後悔しない間取り選びにつながるでしょう。
6人家族に必要な広さの目安
6人家族が暮らすうえで、最低限の目安とされる広さは 約70㎡前後 です。
ただしこれは「とりあえず住める」レベルであり、決して余裕がある広さではありません。
部屋数を確保しようとすると、リビングが狭くなったり、収納が足りなくなったりするケースも多く見られます。
実際に「暮らしやすい」と感じやすいのは、100〜130㎡程度 の住まいです。
この広さがあれば、
- 家族全員が集まれるLDK
- 個室や将来分けられる部屋
- 十分な収納スペース
をバランスよく配置しやすくなります。
6人家族の場合、「広さ」は快適さに直結する要素と言えるでしょう。
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6人家族に多い間取りタイプ
① 4LDK〜5LDKの間取り
最も多く選ばれているのが、4LDK〜5LDK の間取りです。
- 夫婦の寝室
- 子ども部屋(2〜3部屋)
- 予備室(将来の個室、書斎など)
といった形で、「今は共有」「将来は個室」と使い分けられる点が特徴です。
すべてを最初から個室にしなくても、将来壁作れるような下地を入れておく、ドアをあえて作らないなど、可変性のある間取りにしておくことで、長く暮らしやすい住まいになります。
② 6LDK相当の間取り
一人ひとりに個室を用意したい場合は、6LDK相当の部屋数が必要になります。
ただし注意したいのは、部屋数を増やしすぎると、LDKが狭くなりがちな点です。
6人家族の場合、「個室の数」よりも家族全員が集まれる空間の質を重視したほうが、満足度が高くなるケースも少なくありません。
③ 二世帯向けの間取り
祖父母を含めた6人家族の場合は、二世帯を意識した間取りも選択肢になります。
- 生活スペースを階で分ける
- 水回りを分ける or 共有する
- 玄関を共有・分離する
など、暮らし方に応じた設計が必要です。
完全分離でなくても、ほどよい距離感を保てる間取りにすることでプライベートを確保することが出来、同居のストレスを軽減できます。
6人家族の暮らしやすさを左右するのはLDK!
6人家族の間取りで、最も重要と言っても過言ではないのが LDKの広さです。
6人家族の場合、18〜24帖程度 のLDKがあると、ゆとりを感じやすくなります。
食事をするのはもちろん、朝の身支度やくつろぎタイム、夕飯後に家族が集まって会話するなど、日常の行動が6人分重なるため、LDKが狭いと生活ストレスにつながりやすくなります。
個室は将来仕切ることができますが、LDKは後から広げるのが難しい空間です。
そのため、「部屋数が少し足りないかな?」と感じても、LDKの快適さを優先した間取りのほうが、結果的に満足度が高くなることが多いのです。
6人家族の間取りで失敗しやすいポイント
6人家族の間取りを決める際に失敗しやすいポイントは次の3つです。
それぞれをチェックして快適な生活が送れる間取りを考えてみましょう。
① 収納不足
6人分の暮らしでは、物の量が想像以上に増えます。
一番多くなるのはやはり衣類ですが、子供たちの学用品や部活動の道具、各部屋に設置したい季節家電などもありどうしても収納スペースが必要になることが多いです。
これらを見越して、各部屋+共用収納(ファミリークローゼットなど)を計画することが重要です。
② 家事動線が悪い
家族の人数が多いほど、洗濯・掃除・料理の負担も大きくなります。
そのため、キッチンからパントリーまでの動線や、洗濯機のある洗面所から室内干しや物干しスペース、収納への洗濯動線などの家事が行われるスペースをコンパクトにまとめることで、日々の負担を大きく減らせます。
③ 将来を考えていない間取り
一番失敗しやすいのが、「今」のみを考えて作る間取りです。
子どもは必ず成長し、いずれ家を出ていきます。
その際に、空き部屋をどう使うかや老後の生活動線など、夫婦2人になったときの暮らしはどうなるか考えてみてください。
今必要な部屋数の確保も大切ですが、こうした将来を想定して部屋の用途を変えられる間取りにしておくことが大切です。
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6人家族は「一人一部屋」が正解?
結論から言うと、必ずしも一人一部屋である必要はありません。
特に子どもが小さいうちは、「兄弟姉妹で部屋を共有」「リビング学習を中心にする」「将来仕切れる部屋を用意する」といった考え方のほうが、家全体を広く使えます。
「今すぐ個室」ではなく、将来どう分けるかを考えることが、6人家族の間取りでは重要です。
6人家族の間取りを考えるチェックリスト
あらためて、間取りを検討する際のチェックポイントを整理してみましょう。
✅LDKは6人が集まっても窮屈でないか
✅将来、部屋を仕切ったり用途変更できるか
✅収納は「今」だけでなく「将来」も足りそうか
✅家事動線はシンプルか
✅家族構成が変わっても住み続けられるか
これらを一つずつ確認していくことで、後悔の少ない間取りに近づきます。
リノベーションで叶える、可変性のある家
ここまで6人家族の間取りに関して、必要な広さや部屋数、注意すべきポイントについてお話してきましたがいかがでしょうか?
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広さの確保で可変性は作れる!ゼロリノベの手掛けるリノベーション厳選事例5選
リノベーションってどれくらいのことが出来るの?という方のために、ゼロリノベで実際に施工したリノベーション事例をご紹介します!
4LDKや5LDKの事例だけではありませんが、100㎡以上の広さ必要な広さが確保できていれば後は自由にできるというポイントを押さえています!ぜひご参考になさってくださいね。
【CASE①】フロアごとに動線をまとめた使いやすい4階建ての家

ゼロリノベのリノベーション施工事例
とにかく広い家に住みたいご主人と、家事を効率化したい奥様。4階建ての戸建てに施したのは、LDKをワンフロアに凝縮させて家事動線を効率化しつつ書斎や寝室を上下階に分配する縦のゾーニング。石材や各所に仕込んだ間接照明により、モダンで高級感のある住まいが完成しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
こちらは4階建ての家を効率的に間取りを配置することでより広く感じるようリノベーションしたお家です。
静かな環境を保ちたい寝室と身支度がしやすいようにWICは4階に、家族の生活の中心になるLDKや水回りはまとめて3階に、集中したい仕事部屋や客間は2階にそれぞれ広さを確保しました。
4階建てという一見不便そうな建て方のお家もゾーニングとして利用することでそれぞれを快適な空間にすることが出来ます。
【CASE②】自由な部屋の使い方を楽しむ家

ゼロリノベのリノベーション施工事例
外に広がる豊かな緑を窓からふんだんに取り込む設計で、都心なのに軽井沢のような住まい。リビングから書斎までの広がりが感じられ、自然光が室内全体に行き渡るように、間仕切り壁を高さ1.5mに抑えました。浴室は在来工法で、窓から緑越しに夜景が楽しめる癒やしの空間。
※費用は引き渡し当時の金額です
こちらは元は4LDKでしたが、一番景色の良いところにバスルームを移動し。2つのアトリエと2つのWICを確保した贅沢なスペースの使い方をした間取りになりました。
リノベーションは自分の生活をイメージしながら空間作りができるので、理想を実現しやすいです。
パターンにはまらない自由なお家づくりを考えるならぜひリノベーションをおすすめします。
【CASE③】あえてお部屋を取り払った広々LDKの家

ゼロリノベのリノベーション施工事例
森のような一面のグリーンが、家族の時間を豊かに彩ります。スタイリッシュな引き戸で間仕切りしたサンルームはお部屋の主役。広い玄関土間は大空間をオンとオフに分け、家族みんなが快適に過ごせます。子ども部屋の増設も視野に入れ可変性を残した、植物との共生を楽しむ住まいです。
※費用は引き渡し当時の金額です
こちらは5つのお部屋とLDKがあった物件を、3つのお部屋とゆるくつながる大空間LDKにリノベーションしたお家です。
家族の共有空間を広くすることで自然と集まりやすくリラックスした時間を過ごすことが出来ます。
LDに面したサンルームは気温の良い時期は窓を開けてセカンドリビングとして使用することも可能です。
まとめ
今回は「6人家族の間取り」をテーマに、必要な広さの目安や6人家族に多い間取りタイプ、失敗しやすいポイント、一人一部屋が必要かどうかなどについて詳しく紹介してきました。最後にこの記事で押さえておきたいところをまとめます。
6人家族の間取りは「余白」と「変化」が鍵
- 広さの目安は100〜130㎡前後
- 間取りは必ずしも1人1部屋ではなく4LDK〜5LDK中心に将来の可変性を考えるのがおすすめ
- 家事動線はできるだけコンパクトにまとめる
- 重視すべき点はLDKの広さ・収納の量・部屋同士の可変性
6人家族の間取りづくりで大切なのは、人数に合わせて詰め込むことではなく、変化に対応できる余白を残すことです。
今の暮らしだけでなく、10年後、20年後の家族の姿を想像しながら、長く快適に住める間取りを考えてみてください。
予算やデザインに迷ったら、プロに聞くのが一番です。もし、「予算は抑えつつニーズにマッチしたリノベーションをしたい」と思ったら、物件選びからリノベーションまでワンストップでサポートしているゼロリノベにぜひご相談ください!
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