“寒い・汚れる”を解決!今どき土間リフォームで叶える便利で自由な暮らし

古民家や昔ながらの住宅で多く取り入れられてきた土間。しかし“寒い”や“汚れる”イメージを持つ方が多いのではないでしょうか。ですが今、実はリフォームで土間を取り入れる人が増えてきています。
その人気の理由は、土間がおしゃれで多目的に使える空間だからです。
土間を暮らし方に合わせて取り入れれば、暮らしにさらなる豊かさをもたらしてくれるに違いありません。
その一方で、費用やメンテナンスが気になる方も多いはず。
そこで、これまで数多くの土間リノベーションを手掛けてきた会社だからこそ伝えられる、土間リフォームのメリット・注意点・費用・実例をまとめて紹介します。玄関を暮らしの一部として活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
「玄関を広げて使える空間にしたい」ニーズが急増中

年齢29歳以下を「Z世代」、30歳以上を「非Z世代」と定義し、世代間の住宅設備や家具・家電に対するニーズの違いを分析したところ、玄関ではなく土間から入るスタイルの家に抵抗がないと回答したのは、全体として73%以上にものぼることが分かりました。

この調査結果から、玄関を単なる“靴棚”から『多機能で使える空間にしたい』というニーズが多いことが読み取れますね。
そもそも土間とは?リフォームで人気が再燃する理由


土間とは昔の日本家屋によく見られた、玄関と居室の間に作られた土足で歩けるスペースのことです。昔の土間は基本的に地面とほぼ同じ高さで、床は土のままであることが多く、一段高い場所に作られた居室と区別される場所でした。
現在では、日本家屋だけでなく、戸建てやマンションなど様々な住まいで土間が取り入れられています。
土間リフォームのメリット


玄関まわりのリフォームとして土間をつくるメリットには、主に以下の4つが挙げられます。
①汚れやすいモノの置き場になる
土間を設けることで必然的に玄関スペースが広くなるため、靴はもちろん、自転車やベビーカー、スーツケースやアウトドア用品などの大きめのアイテムの収納に困らなくなります。また屋外で使って汚れたものを室内にもちこみたくない時にも土間は大活躍。汚れた物をそのまま置けるのも土間の魅力と言えるでしょう。
ベランダと違い屋根があるため、スペアタイヤや脚立など、風雨にさらされると困る物の収納スペースとしても最適です。
②空間のメリハリが出ておしゃれに見える
一般的な室内の床材と異なりコンクリートやタイルを用いることが多いため、ゾーニングの効果があります。そのため、空間にメリハリが出ておしゃれな雰囲気を演出できます。
さらに段差をつけることによって、天井との高さを確保でき開放感が生まれるというメリットも。
③アウトドア・ペット・子育てとも好相性
土足で入れるためDIYや自転車の整備などで使う作業場や、ペットがくつろぐスペースとしても土間は活躍します。さらに室内でありながら汚れに強く掃除がしやすいため、趣味の観葉植物を置く場所としても重宝します。
室内のアウトドアスペースとしてマルチに使える土間は、天候に左右されることのない子どもの遊び場としても一役買ってくれるでしょう。
④回遊動線の起点にもなる
土間からの動線 | メリット・用途 |
土間 → シューズクローク → パントリー → キッチン | 買い物帰宅後の荷物収納がラク。靴や上着を片付けてからすぐキッチンへ |
土間 → 洗面所・脱衣所 → ファミリークローゼット | 子どもが外遊び後、リビングを通らず着替え・手洗いできて衛生的 |
土間 → 書斎・在宅ワークスペース | 来客や通勤帰りに直接ワークスペースへ。家族の生活音と分離できる |
土間からスムーズに複数の場所へアクセスできる設計は、共働き世帯や子育てファミリーに特に人気。
動線の交差を減らすことで、ストレスのない暮らしが実現できます。
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玄関が変わると暮らしが変わる!どんな人におすすめ?


ここでは、土間リフォームが向いている暮らし方や人を3つ挙げます。
育ち盛りの子どもがいる子育てファミリーの暮らし
家事に育児に忙しい子育てファミリーには、玄関に広めの土間や土間収納を設けると効果的です。
広めの土間空間があると家族全員分の靴がおさめられて散らからないだけでなく、来客が来た時にも置き場に困ることがありません。また間口を広めに取っておけば、忙しい朝などのお出かけ時でも玄関が混み合うことなく、子どもの身支度を手伝ってあげられます。
ベビーカーや子どもの外遊びグッズ、ペットのお散歩グッズを置いておく場所としても重宝します。
アウトドア派な暮らし
アウトドアが趣味の人は、アイテム収納を兼ねた作業場としての土間空間があると、使い勝手がグッと上がります。
土間はもともとエクステリアで使われる素材でできているため、空間に取り入れるだけでアウトドアの雰囲気を楽しむことができ、キャンプや登山、釣りやサーフィンなどの趣味用品の収納にも最適です。
さらにギアのお手入れや作業場としても活用でき、汚れに強く掃除がしやすいため、泥のついた登山靴などをその場で水洗いすることも可能です。
植物に囲まれる暮らし
土間は植物がお好きな方にもおすすめです。
植物が好む日当たりの良い窓辺や、バルコニー側に土間仕様のインナーテラスを設ければ、水やりや鉢の植え替えなど、汚れや床が傷んでしまうことを気にせずお手入れがはかどります。
広い庭を作ることが難しいマンションの場合でも、土間を活用した坪庭や縁側など半野外スペースを作ることで緑を楽しむ暮らしが実現できるでしょう。
実例で見る!ゼロリノベの“広がる玄関”アイデア集【4選】


ここでは実際にゼロリノベで施工した事例を、前述した暮らし方別に5つ紹介します。
遊び心あふれる“飛び石”がアクセントの土間空間





帰宅して玄関からそのまま洗面所へと向かえる動線は、お子さまのいる家庭にも嬉しい間取りですよね。ドア前に全身鏡があるのも、身支度をスムーズにしてくれるアイデアです。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
シンプルで開放的な空間を目指したリノベーション。55㎡の広さを最大限に活かすため、広い土間を設け、モノトーンのオーク材床とモルタルキッチンで統一。遊び心あふれる飛び石の動線が水回りへと続きます。こだわりの家具や照明が映える、洗練されたデザインが魅力です。
※費用は引き渡し当時の金額です
アウトドアグッズを置いても余裕あり|モノが多くても広々な土間玄関





アウトドアグッズをたくさん入れても、収納に余裕のある土間空間。来客時に見えにくいのも、ママ思いの設計で◎
ゼロリノベのリノベーション施工事例
寝室はコンパクトに、家族で過ごす場所は広々と。LDKには腰壁をモルタル、本体を木で造作した主役級のキッチンを。腰壁は調味料が置けるニッチを忍ばせました。2つの寝室の間仕切り壁は梁下の高さにすることで、空調を1台で完結。広々とした玄関土間には遊び心で懸垂バーを。
※費用は引き渡し当時の金額です
ゲストハウスのような佇まいの土間空間





玄関から見てすぐにオープンな洗面所があり、すぐに手洗いができます。可動式の棚には雑貨や趣味のものなど、ディスプレイするのが楽しくなりそうですね♪
ゼロリノベのリノベーション施工事例
広いエントランス・ロビーがゲストハウスのような家。土間で空間を分け、ベッドルームを完全にオフの生活空間に。開放的なレイアウトとコンパクトな水回り。土間にはガレージ風の空間を作り、プロジェクターとスクリーンを設置して非日常を楽しむスペースにしました。
※費用は引き渡し当時の金額です
丁寧な暮らしが描ける住まい





まるでギャラリーの一画にいるような、心地よさを感じます。グリーンが好きな施主様。窓辺に置かれたグリーンは、家族を明るく出迎えてくれるようです。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
「緑に囲まれた古民家での暮らしに憧れていた」という施主様。観葉植物を置いて気兼ねなくお世話できるよう、窓辺にはタイル貼りのインナーテラスを計画。棚には古材を使用したり、仕上げの一部にサイディングボードを取り入れて、経年変化の楽しめる住まいとしました。
※費用は引き渡し当時の金額です
土間リフォームの費用は“素材×広さ”で変わる
土間の素材例 | 特徴 | 施工単価の目安(㎡あたり) |
モルタル仕上げ(※) | シンプル・無機質で人気 | 約3万〜6万円 |
タイル仕上げ | デザイン性が高く高級感あり | 約5万〜10万円 |
コンクリート打ちっ放し | 工業的でラフな印象 | 約4万〜8万円 |
フローリング調塩ビシート | 水・汚れに強く安価 | 約2万〜5万円 |
上記の表は、土間リフォームの素材別施工単価の目安一覧です。
最も安価なのは塩ビシートで、水・汚れに強いです。コンクリートは耐久性が高く水はけも良いため、掃除がしやすく、アウトドア用品や汚れやすいモノの収納に適しています。しかし、ひび割れが発生する可能性があるため、メンテナンスにおいての検討が必要です。モルタルはコンクリートよりも柔らかく加工しやすい特徴がありますが、こちらもひび割れが発生しやすい傾向にあります。タイルはデザイン性が高く水に強い特徴がありますが、冷えを感じやすいデメリットも。
デザイン性や費用、お手入れの面、そして“どんな使い方をするか”のバランスを考慮して素材を検討しましょう。



下記の『お客様の声ページ』では、実際にゼロリノベでリノベーションをしたお客様の体験談や、その後の暮らしについてのアドバイスを集めています。土間リフォームのヒントとして、こちらもぜひチェックしてみてくださいね♪


みんな、リノベしてみてどうだった?
- リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
- 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
- リノベ後の住み心地や満足度は? etc…
ゼロリノベで住まい探しやリノベーションをしたお客様の体験談やその後の暮らしやアドバイスを集めた「お客様の声ページ」をぜひチェックしてみてください。皆さんと同じ目線からのリアルな声がたくさん見つけられるはずです。
ゼロリノベの3つの料金プランと土間リフォームの関係
ゼロリノベでは、目的や施工範囲に応じて以下の3つのプランを用意しています。土間リフォームでは、玄関まわりだけ施工したい方はLIGHTプラン、家全体と一緒に再設計したい方はBASE・PLUSプランが適しています。
ゼロリノベ 選べる3つの料金プラン
注文住宅のように、ゼロから自由な空間をつくれるフルリノベ『 BASE』と『PLUS』 スケルトン工事せず、既存を生かした部分リノベ『LIGHT』明確な料金設定と、自分らしい選択肢で、納得のいく住まいを実現できる3つのプランをご用意しました。


LIGHTプラン(部分リノベ向け)
LIGHTプランでは部分的な施工(例:玄関・廊下・洗面など)を対象にしており、土間のみのリフォームを希望される方におすすめです。その際の費用は個別見積もりとなります。
BASEプラン(フルリノベの基本プラン)
土間空間も含めて、間取り・配線・断熱などをまるごと見直しが可能。
安心の1㎡単位の完全定額制で「人生のベースとなる家」を安心予算でつくれます。
PLUSプラン(素材・造作の自由度を広げたプラン)
デザイン性や素材にこだわりたい方におすすめの完全自由なフルオーダー設計。
固定料金450万円+(広さ×㎡単価*)=リノベ概算料金(税抜き)とし「安心予算」の範囲内で自由なリノベを楽しめます。


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中古マンション購入前のチェックリスト80

【 資料内容 】
- 中古マンション選びで重要な11の項目別に紹介
中古マンションの見極め方セミナー

【 セミナー内容 】
- 築35年の中古マンションを買っても大丈夫?
- 家の買いどき、外せないタイミングとは?
- 不動産会社の良し悪しが一発でわかる「ある行動」
- あなただけの掘出し物件が見つかる魔法のシート
よくある質問


- 土間は寒くない?注意点は?
-
土間は陰影が出やすいため、柔らかい照明で照らすことで美しい陰影を演出できます。また、素材によっては滑りやすく危険なため、表面仕上げや滑り止めを施すことで安全性も向上します。さらに、冷えや湿度対策として行えることについては、以下の2つがあります。
室温対策
夏場は涼しく快適な土間ですが、前述の通り冬場は冷え込むため寒さ対策をしましょう。土間を作業スペースとして使う場合には暖房設備の導入を検討することをおすすめします。
湿度対策
土間は湿気がたまりやすく寒気の影響を受けやすいため、結露やカビへの対策が必要です。換気の良い場所に土間を設ける、あるいは珪藻土や漆喰など調湿機能のある素材を使うのも効果的です。珪藻土などの自然素材は消臭機能もあるため、玄関やペットの臭い対策にも有効でしょう。 - 子どもやペットがいる家庭でも土間は安全ですか?
-
段差や滑りやすさに注意すれば、子どもやペットにも安全です。滑りにくい素材を選んだり、段差にスロープや框を設けると安心。汚れてもすぐ拭ける床材を選べば、掃除の負担も軽くなります。
- 費用を抑えるコツは?
-
ゼロリノベでは、「全部変える」ではなく「必要な部分だけ変える」という引き算の設計にも対応しています。例えば既存の床や下地が使える場合、素材のみ変更して費用を抑えて、その代わりに土間以外の空間に予算を回すなど「安心予算」をベースにした設計提案が可能です。





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まとめ|土間リフォームは“暮らしの余白”を広げる一手


本記事でのまとめは、以下の通りです。
- おしゃれな見た目と実用性の高さから土間を取り入れる人が増えている
- 土間はゾーニングの効果が高く開放感のある大空間との相性が良い
- 土間に使われる素材は水や汚れに強く掃除がしやすいという利点がある
- 玄関収納やグリーンを置くスペース、アウトドアの作業場など多機能に使えるため、暮らし方に合わせて全体設計をすることがおすすめ
土間だけを新たに付け足すのではなく、居室とあわせてトータルな大規模リノベーションを実施すれば、より統一感のあるデザイン、全体の快適性を考えた設計が可能になります。
ゼロリノベでは土間リノベーションの実績も多く、最適な物件探しから資金計画、リノベーションまでワンストップでサポートが可能です。
土間を第二のリビングにしたい!趣味のスペースにしたい!玄関を変えて暮らしを変えたい方は、ぜひこの機会に土間リフォームを検討してみてくださいね。