【最新】定額制リノベーション会社一覧|各社の特徴と選ぶ際のポイントも解説!
定額制リノベーションは予算が立てやすく、内装や設備のオプションがある程度決められている場合が多いため、選択肢を絞りやすいことなどがメリットです。
さまざまな会社が定額制プランを提供しているため、この記事では定額制リノベーション会社をまとめてみました。
また、会社選びのポイントについても解説していますので、各会社の比較検討の参考にしてみてください。
定額制リノベは「自由設計型」と「パッケージ型」に分かれる
会社ごとに特徴はありますが、リノベーションは、自由設計型とパッケージ型の2種類に分かれます。それぞれの特徴は下記の通りです。
1.自由設計型のリノベーション
自由設計型は、キッチン、お風呂、トイレ、ドア、ドアノブ、コンセント、スイッチ、フローリング材など、あらゆるものから選んでいくことができるのが特徴です。
より自分たちの目指したい雰囲気や設備へのこだわりがある場合は、自由設計を選ぶのがおすすめ。「せっかく自分たちの住まいを自由にできるなら色々やってみたい!」と感じている方は、自由設計が向いていると言えます。
2.パッケージ型のリノベーション
パッケージ型は、使用できる設備が会社ごとに決まっていたり、テイストに合わせて最初から部材が決まっているリノベーションです。
最初から選べるものが限られているため、迷いも少なく進めることができます。住まいや設備へのこだわりがそこまでない場合は、パッケージ型でも満足のいくリノベーションができるでしょう。
予算や施工期間に限りがあるという方にとっても、パッケージ型はおすすめです。
定額制リノベーション会社一覧
定額制リノベーションを提供している会社を、まとめてみました。
※情報は、各会社のサイトを参考にしています。(※2024年11月19日時点)
会社 | タイプ |
---|---|
ゼロリノベ | 自由設計型 |
イメチェン・ネクスト | 自由設計型 |
リノデュース | パッケージ型、自由設計型の要素あり |
ミサワホーム | 自由設計型・パッケージ型 |
ReBITA(リノサポ) | パッケージ型、一部自由設計型の要素あり |
ASSY (toolbox) | パッケージ型 |
住友不動産「新築そっくりさん」 | パッケージ型、自由設計型の要素あり |
JS Reform(日本総合住生活) | パッケージ型、一部自由設計の要素あり |
詳しい内容については、各社のWebサイトにてお確かめください。
各社の基本情報は、下記にまとめてあります。
1.ゼロリノベ
ゼロリノベでは、パッケージではなく自由設計。「大人を自由にする住まい」をコンセプトとし、不動産仲介、リノベーション設計・施工までをワンストップで提供しています。
使用や設備を制限せず、顧客のライフスタイルや好みに合わせた、完全オーダーメイドのリノベーションが可能です。また、リノベーション協議会の基準を満たすだけでなく、「独自の施工基準」を追加で設けて、より高い施工品質を追求しています。
料金プランは3つ。フルリノベーション(スケルトン工事)は420万円からが基本料金で、広さや仕様により変動します。また、戸建ての場合は1㎡あたり2万円の追加費用が発生します。詳しくは、以下の通りです。
ゼロリノベの3つの料金プラン
注文住宅のように、ゼロから自由な空間をつくれるフルリノベ『BASIC』と『PLUS』 スケルトン工事せず、既存を生かした部分リノベ『ECO』いずれも、選べる仕様/設備が決められておらず、世の中にある設備や素材から自由に選べることが特徴です。
*物件探しをせず、リノベーションのみの場合、420万円→520万円となります。
*BASICプランの請負金額は平米数に関わらず860万円(税別)が最低価格です。
*ECOプランは場合により300万円以下でも承れます。リノベーションのみの場合1,000万円が最低価格となります。
*戸建ての場合は1㎡あたりの単価が+2万円となります。
*420万円は、面積に関わらずフルリノベ(スケルトン工事)に必要な費用です。解体に伴う費用、配管工事や電気配線などが含まれます。
ゼロリノベ評判や口コミが気になる方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:【2024最新】ゼロリノベの評判・口コミの全貌!体験者が語る本当の実力とは?
ゼロリノベの施工実績を
インスタグラムでチェック!
リノベ後の暮らし/ルームツアーや
リノベの裏側もチェックできます!
2.イメチェン ネクスト
イメチェン ネクストは、オーダーメイド型リノベーションに強みを持つ企業で、築年数の古いマンションや戸建てをターゲットとした定額制のリノベーションサービスを提供。設計から施工、アフターサービスまでを一貫して手がける点が特徴です。
高品質な素材と施工を提供しつつも、コストパフォーマンスを重視。提案から施工完了までのスケジュールが効率化されています。
3.リノデュース
リノデュースは、中古不動産購入+リノベーションのワンストップサービスを提供しています。パッケージ型の明確な料金設定、間取り変更の自由度、提案力が高いのが特徴です。
基本プランをベースに、顧客の要望に応じたカスタマイズが可能で、デザイン性と機能性を兼ね備えた提案をしてくれます。
また、ワンストップサービスの強みを活かし、リノデュースでリノベーションを行った場合、「仲介手数料無料」というのも魅力です。
4.ミサワホーム
ミサワホームは、40年以上の実績を持つ住宅建築・リフォーム会社で、年間13,000件以上のリフォームを手がけています。独自の建築技術や「蔵のある家」などのアイディアを活かし、生活スタイルに合ったリフォーム提案が得意です。
マンション・戸建て問わず、スケルトンリノベーションから部分改修まで対応。収納や導線を重視した、機能的なデザインを提案してくれます。
10年保証や24時間365日対応のサポート体制で、リフォーム後も安心です。
5.ReBITA(リノサポ)
ReBITA(リノサポ)は、住まいのリノベーションを中心に、建物一棟単位での再生や、分譲リノベーションマンション「RENOA(リノア)」シリーズを提供する企業です。
長年培った技術で中古物件の価値を引き出し、都市型の生活に合った、デザインと機能性を兼ね備えた住まいを提案するのが得意です。
6.ASSY (toolbox)
ASSYは、リノベーション素材のオンラインショップ「toolbox」が提供する定額制リノベーションパッケージです。
シンプルで機能的なデザインを採用し、DIYや素材選びを楽しむ住まいづくりを目指しています。
特に、3回の打ち合わせでプランを決定するスムーズなプロジェクト進行と明確な価格設定で、効率的にリノベーションを進めたい方に人気です。
7.住友不動産「新築そっくりさん」
「新築そっくりさん」は、住友不動産が提供する定額制フルリフォームサービス。築年数の長い建物を新築同然に改修し、11万棟を超える実績があります。
専門チームによる耐震補強や断熱改修などの技術が強みで、住まいの安全性と快適性を向上。
「契約金額=支払金額」の安心設計で、工事中の不測の事態でも追加費用がかからないのも大きな魅力です。
8.JS Reform(日本総合住生活)
JS Reformは、日本総合住生活(JS)が提供するリフォームブランドです。分譲住宅やUR賃貸住宅向けの定額制リフォームを提供し、スケルトンリフォームから部分リフォームまで幅広く対応しています。
予算管理がしやすい、専有面積に基づいた㎡単位の価格設定(1㎡あたり約8.8万円が目安)。スケルトンプランでは内装や設備を一新し、間取りの自由設計も可能。ベーシックプランでは、現行の間取りを活かして改修します。
「自分に合った」定額制リノベ会社を選ぶ3つのポイント!
定額制の会社選びだけでなく、リノベーション会社を選ぶときの視点として外せないのが、下記3つのポイントです。
- 事例の雰囲気と施工クオリティ
- 口コミ
- 会社の雰囲気
これらをチェックしたのち、自分たちにマッチする会社かどうかをしっかり吟味していきましょう。
1.事例の雰囲気、「R1基準」を満たしているかどうか
各社の事例が、自分たちの目指しているリノベーションに近いものかどうか、これはほとんどの方が最初にチェックするポイントでしょう。しかし、チェックしにくいのが施工のクオリティです。
実はリノベーションの施工には、リノベーション協議会が設けている「R-1」という統一規格があります。
画像出典:リノベーション協議会
以下は、リノベーション協議会の適合リノベーション住宅の規格説明です。
リノベーション協議会が定める、”優良なリノベーション”「統一規格」に則ったリノベーション(検査→工事→報告+保証+住宅履歴情報の一連のフロー)が施された既存住宅のことです。
適合リノベーション住宅は、きちんと検査をしたうえで必要な改修工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管します。住宅履歴情報があれば、点検やメンテナンスがしやすく、将来売却するときにも役に立ちます。また、万が一の不具合に対してもアフターサービス保証がついてくるので、安心して選べるリノベーション住宅です。対象とする物件によってR1住宅~R5住宅に区分されています。
引用元:リノベーション協議会「適合リノベーション住宅とは」
検討している会社が、適合リノベーション住宅の施工を行ってくれるか(メンテナンスやアフターフォローをしてくれるか)は重要なポイントになります。
2.口コミや評価はどうか
ネットで見かける口コミサイトやランキングは、必ずしも信憑性が高いとは言えません。また、口コミが良い=自分にとって合うか合わないかは、また別の話です。
あふれるネット情報のなかから、信頼できるリノベーション会社を選ぶには、利用者の声や施工事例などを、公式サイトやSNSなど、複数の情報源をもとに見極めることが大切です。
3.スタッフの紹介はあるか
口コミや評価はもちろんのこと、多くの人が最終的に会社を選ぶ決め手を「人」としています。特に施主と作り手の共同プロジェクトであるリノベーションは、設計担当や会社との相性が重要です。
その相性を確かめるための最初の段階として、スタッフ紹介やスタッフブログなどから、どんなスタッフが働いているのかを知ることです。また、インスタグラムやYouTubeアカウントがあれば、そちらもチェックしてみましょう。
ネット情報だけでなく「会って話を聞く」ことも大切!
ネットでさまざまな口コミや評価を集めたものの、どの情報を信じればいいのかわからなくなってくることもあるでしょう。
また、「他の人にとってこの会社は良かったけど、自分はどうかわからない」ということもあります。そんなときにどうすればいいか?それは、実際に検討している会社の人と話してみることです。
リノベ会社を選んだ決め手を聞くと、「話した印象がよかった」「スタッフの雰囲気がよかったから」という方が実に多いです。
実際に話せる場としては、セミナーや相談会、あるいはオープンハウス、オープンルームというものがあります。ここで確認することは、細かい点ではなく、会社のスタッフと話して好印象を抱けるかです。
リノベーションは、買い切りですぐに手に入る商品でもなく、リノベーション会社と一緒に作っていくもの。相性が悪いと、納得のいく家づくりは難しくなってしまいます。せっかくなら、「この人(会社)なら信頼できる!」「この会社に自分たちの家づくりを任せたい!」という視点で選んでみてください。
まとめ
定額制リノベーションは、費用の明確さや手軽さから、多くの方に選ばれるサービス形式です。
選択肢が広がるなかで、自分のニーズに合ったプランや会社を選ぶことが成功のカギになります。
自由設計型では個別の要望を反映しやすく、パッケージ型ではコストパフォーマンスが高いのが特徴。最適な選択をするためには、施工品質や契約内容を事前に確認し、実績や実例を参考にすることが重要です。
あなたの理想の住まい実現に向けて、納得のいく選択をしましょう。
資料ダウンロード(無料)
住宅ローンに縛られず、趣味や旅行だって楽しみたい。自分のライフスタイルに合った間取りで豊かに、自由に暮らしたい。
そんな「大人を自由にする住まい」を叶えるためのヒントをまとめた資料集です。ぜひお役立てください。
家探し、家づくりに役立つ3つのガイドブック
- 余白ある住まいの買い方・つくり方
- はじめての中古購入+リノベ完全ガイド
- 失敗しない中古マンション 購入前のチェックリスト80
住宅ローンに縛られない「安心予算」の考え方から中古リノベの進め方、中古マンション選びのポイントまで目的別に3種類の資料をデジタルガイドブックでご用意。いずれも無料でダウンロードできます。
\セールスも一切なし/