中古マンション×リノベで考える間取り|将来の子ども部屋に備えたい夫婦は必見

夫婦ふたりでのマンション住まいを検討している方は、間取りをどのように考えていますか。
「今は賃貸マンションに夫婦ふたりで住んでいるけれど、子どもが生まれたら手狭になりそう」
「中古マンションの購入を考えているけれど、何LDKが正解なのだろう」
今も大事にしたい。でも将来のこともきちんと考えて、家族構成やライフスタイルの変化が訪れても快適さを失わないためには、どのような住まいが理想なのでしょうか。
そこで今回は、将来を見据えた住まいを検討するふたり暮らしの夫婦に向けて、中古マンション×リノベの住まいを提案します。余白を取り入れた事例の紹介や、間取り設計の考え方をレクチャーするので、住まいをつくるヒントとしてぜひ、参考にしてみてください。
・夫婦ふたり暮らしの広さと間取りが分かる中古マンション事情
・マンションリノベで大切にしたい“余白”を残すという考え方と実践のコツ
・多様なライフスタイルに寄り添える間取りのアイディア実例
中古マンション事情|データで見る夫婦ふたり暮らしの広さと間取り

東京23区内で、夫婦ふたり暮らし向けに人気のある中古マンションの間取りは2LDKで、専有面積は55〜60㎡が一般的とされています。また、東京都23区における中古マンションの平均専有面積は、2023年時点で約66㎡と報告されています。
2LDKはマンションだけでなく、アパートやコーポなどといった集合住宅でも多く採用されており、中古マンションの選択肢としても多いです。

とはいえども、この広さや間取り、家族が増えると手狭になるのでは?と思いませんか。
今は夫婦ふたり、将来は子どもが増えると想定した際に、子ども部屋に備えた間取りをどのように計画すれば良いのでしょうか。
将来に備える“余白”ある間取り|マンションリノベの考え方


一般的にはコンパクトとされる60㎡台の広さでも、家族の人数分の個室がなくても、“余白”を残す設計によって『今の快適さ』に加え『将来の柔軟性』も手に入れられます。
子どもの誕生だけでなく、人生には5年後、10年後にもさまざまな変化が訪れます。だからこそ、住まいも「引っ越す」「買い替える」といった発想にとどまらず、将来の暮らしに寄り添える柔軟性があると安心です。
ここでいう“余白”とは、「とりあえずつくったけれど使われない部屋」や「最初から完成された間取り」ではありません。家族の形や働き方が変わったとき、子どもが独立したとき。暮らしの節目に合わせて空間の使い方を変えていけるスペースこそが、リノベーションの“余白”を指します。
LDKの数や広さにとらわれすぎず、長く住み続けられる住まいを設計すること。そのための選択肢として、中古マンション×リノベーションは、夫婦ふたり暮らしにとっての今と未来に強い住まい方だといえるでしょう。
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使い方を変えられるマンション間取りの3つコツとは


リノベーションでは“余白”が大事ではあるものの、実際にどのように余白をつくればいいのでしょうか。ここでは、間取りの工夫のコツを3つ紹介します。
①仕切りのない空間を広めに確保する
主にLDK内に10〜12畳程度のスペースを設けておくと、将来の間取り変更がしやすいです。必要に応じて仕切りを加えて子ども部屋やワークスペース、寝室へと変化させられます。
その下準備として、カーテンレール用下地を天井に施したり、コンセント位置や照明スイッチの配置・数を考えたりしておくと、のちのちのスペースの割り当てがスムーズです。



特に在宅勤務やリモートワークといった働き方の場合、ワークスペースは欲しいですよね。将来的にはスタディスペースに変化させたり、デスクの幅を広くしたりして、作業スペースとしても兼用するアイディアもありますよ♪
②可動式の間仕切りや建具で区切りを変えられる仕組みにする
壁を立ててしまうと、後から不要になって取り払ってしまう際にもったいないと感じますよね。そこで引き戸やパーテーション、もしくはカーテンなどを使えば、普段は開け放っておいて広く使うことができ、閉じれば個室のような空間として活用できます。特に床にレールをつけない吊り下げ式の建具であれば、開け閉めがスムーズです。床にレールがないことで掃除もラクになりますよ!
フレキシブルに使える区切りを設けることで、ライフスタイルの変化に強い柔軟性のある住まいになります。


③“縦”の空間を利用した工夫をする
床面積を最大限に使うことも大切ですが、空間全体を存分に使うなら“縦”(高さ)にも着目してみましょう。ロフトや段差を使って区分けすると、空間にメリハリができ、必要に応じた機能を併せ持つ余白になります。例えばロフトを子どもの寝室にし、下の空間はスタディスペースやワークスペースにすれば空間にムダができません。
ある程度の天井高のあるマンションであれば、居室としてだけでなく、収納スペースとしても活躍してくれますよ。


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可変性のあるマンションリノベの間取り実例5選


ここでは、ゼロリノベが手がけたリノベーション事例の中から、「今の暮らし」と「将来の変化」のどちらにも対応できる、可変性のあるマンションの間取りを5つご紹介します。子ども部屋・ワークスペース・趣味の空間など、多様なライフスタイルに寄り添えるアイディアをぜひ、あなたの住まいにも取り入れてみてください。
多目的に使えるワークスペースと高さを生かしたロフトのある間取り








共寝期はキッズスペース、個室が必要になったらベッドとして使用できるロフトをリビング内に設置。家族で過ごす時間が豊かになるような、縦の空間を有効活用したレイアウトが特徴です。完全リモートワークの施主様のため、リビングの一角に3mのデスクを造作し、親子で並んでの作業が可能です。


インダストリアルなインテリアに心躍るキッズスペースがある間取り








開口部で風通しを改善し心地よく、インダストリアルな雰囲気の中に、遊び心と機能性を兼ねた住まいです。リビングにはピアノを設置した隣にPCスペースを。キッズスペースには、ポップなカラーのアクセントウォールや黒板塗装で子ども心がくすぐられます。


LDKの小上がりを寝室に。フレキシブルな使い方が叶う「招待する家」








”お客さんを呼べる家”をコンセプトにし、開放的なLDKにゲストが気兼ねなく宿泊できる小上がりを設けています。充実の収納量を備えた小上がりは、将来部屋数が必要になった際には夫婦の寝室として使用を考えているそう。固定概念に捉われない、フレキシブルな使い方を叶えた住まいです。


楽しみながら用途を考えられる余白のある間取り






「幼少期に実家の和室でゴロゴロしていたのを自宅でも叶えたい」という思いから、畳の小上がりを採用。小上がりには床下収納とカウンターを造作。コンパクトな部屋に圧迫感を出さないよう、寝室に室内窓を設けたのがポイント。クローゼットには空きスペース(余白)を設けており、将来家族が増えた際には個室として活用を検討。直近ではジム部屋にしようかと、施主様が楽しみながら余白の用途を考えているようです。


夫婦それぞれが趣味を楽しめる空間のある間取り








「家事がしやすい家ということと、夫婦それぞれの趣味を楽しめる空間がほしかった」という奥さまの要望から、推し活グッズの収納場所と、ゲーム・音楽・アウトドアが趣味のご主人の個室や収納スペースを確保。それに加え、将来子ども部屋としても使えるリビング続きの土間スペースも設けられ、多様な趣味やライフスタイルの変化にも対応できる住まいです。マンションの広さは60.52㎡とコンパクトですが、機能性と夫婦の“好き”がたくさん詰まった充実の間取りです。





ゼロリノベが手掛けたワークスペースや子ども部屋の事例もぜひ、ご覧ください♪
まとめ|中古マンション×リノベで将来に備えた余白ある間取りを


住まいの形に悩む夫婦に向けて、将来を見据えた余白のある間取りについて、実例も交えて解説しました。
東京都23区での夫婦ふたり住まいは、60㎡台の2LDKが平均的です。しかし将来的に子どもの誕生やライフスタイルの変化が訪れた際に、快適さを損なわずに家族が過ごすために必要なのは将来のための『余白』です。余白を設けておくことで、将来、居室やワークスペース・ゲストルームなどといった様々なスペースへと変化させられます。
ゼロリノベでは、暮らし方に合わせて住まいを心地よく変えていける、そして未来の選択肢が広がる家づくりを提案しています。余白をつくる住まいづくりに共感した方は、まずは無料セミナーで家づくりのヒントを見つけることから始めてみてください。


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