MENU

玄関をおしゃれにリノベーションするアイデアと施工事例18選!メリットや注意点、費用相場も紹介

「玄関はどのようにリノベーションをすればよいのだろう?」「費用の相場やリノベーションの際の注意点が知りたい」

玄関のリノベーションを検討ししている方の中にはこのような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

家のドアを開けて一番に足を踏み入れる玄関は、それほど大きな面積を占めるわけではありませんがマイホームの顔ともいえる重要な場所です。

しかし玄関が狭い、ごちゃごちゃする、といった悩みやストレスを抱えている人は多く、実際にリノベーションの要望に挙げる人は少なくありません。

本記事では、玄関のリノベーションをする際のアイデアや事例を紹介します。また、リノベーションの費用相場や玄関をリノベーションする際の注意点も紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

この記事の監修者
西村 一宏

一級建築士
西村 一宏

ゼロリノベの取締役。一級建築士としての豊富な現場経験と元大学講師としての深い専門知識をもとに、設計施工の責任者を務める。リノベーション・オブ・ザ・イヤーなど建築関連アワードの受賞数は20以上。業界の既成観念に囚われない最適なアプローチで施主のニーズに応えている。

目次

リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから

玄関をおしゃれにリノベーションする4つのアイデア

リノベ後の広々玄関

初めて玄関をリノベーションする方の中には、どのようにリノベーションすればよいか悩む方も多くいます。ここでは、玄関をおしゃれにリノベーションする4つのアイデアを紹介します。

  • 玄関の照明にこだわる
  • 玄関の床素材にこだわる
  • 窓を設置して自然光を取り入れる
  • シューズインクローゼットで収納場所をつくる

玄関リノベーションの際の参考にしてください。

 玄関の照明にこだわる

現在、玄関に取り付けられている照明が古い場合は玄関の雰囲気に合う照明に変更することでおしゃれな雰囲気を作ることができます。

例えば、玄関の足元に間接照明を取り付けることで高級感のある雰囲気を作り出せるでしょう。

照明ひとつで玄関の雰囲気は大きく変わるため、おしゃれな玄関にリノベーションしたい場合は照明にこだわってみてください。

玄関の床素材にこだわる

玄関の土間に使用する床素材にこだわることで玄関をおしゃれにリノベーションできます。

玄関の床素材にはタイルやコンクリート、モルタルなどさまざまな種類があります。

例えば、タイルは色や模様、形などのバリエーションが豊富であるため、自分の求める雰囲気の玄関を作り出すことができるでしょう。

また、床素材をコンクリートやモルタルにすると無機質な色合いと質感からクールな印象を作り出せます。

玄関の雰囲気をガラリと変えたい場合は、床素材にこだわることもおすすめです。

 窓を設置して自然光を取り入れる

床の仕上げなどにこだわったとしても、薄暗い空間であるとおしゃれに見えません。

そのため、日の光が当たらない作りの玄関の場合は、窓を設置して自然光を取り入れることで明るい印象の空間を作ることができます

また、設置する窓を開閉できるものにすると、風通しもよくなります。窓の設置により梅雨の時期などにカビの発生を抑えられるメリットも得られるでしょう。

 シューズインクローゼットで収納場所をつくる

靴がごちゃごちゃしている玄関はおしゃれには見えません。

そのため、自宅に靴が多い方は玄関にシューズインクローゼットを設置するのがおすすめです。

来客者の死角となる場所にシューズインクローゼットを設置することでスッキリとした雰囲気の玄関になるでしょう。

また、コートやカバンなどの収納も可能となるため、自宅のリビングが広々と使用できます。

玄関をリノベーションする3つのメリット

住まいのリノベーションを考えるときにはリビングやキッチンが優先され、玄関は後回しにされがちです。しかし玄関をリノベーションすると、以下のようなメリットを得られます。

  • 家全体の雰囲気を変えられる
  • 収納スペースを拡張できる
  • エコな住宅を作ることができる

それぞれ確認していきます。

家全体の雰囲気を変えられる

リノベで明るくなった玄関

「家の顔」ともいえる玄関をリノベーションすると、家全体の雰囲気を変えられます。

たとえば暗い玄関の壁紙を白に張り替え照明を明るいものに変更すれば、家全体の雰囲気が明るくなります。一方で明るいシーリングライトから間接照明へと切り替えると落ち着いた家を演出できるでしょう。

その際には、玄関から続くリビング、ダイニングなどほかのお部屋との雰囲気を合わせることも大切です。玄関だけを独立させて考えると、住まい全体の統一感を損なうため注意しましょう。

収納スペースを拡張できる

リノベで収納力が上がった玄関

玄関のリノベーションの際に収納スペースを拡張することも可能です。家族の人数が多くて玄関にはいつも靴が散乱している、ベビーカーや自転車の置き場所がないといった場合には、収納を増やす玄関リノベーションで解決できます。

片付いた玄関で来客を迎えられるようになり、好印象を与えられでしょう。。

エコな住宅を作ることができる

玄関のリノベーションは、エコな住宅づくりにつながるのが最初のメリットです。

窓や玄関ドアなどの開口部からは、冬の暖房時には約60%の熱が流出し、夏の冷房時には約70%の熱が流入するといわれています。

しかし玄関の形状を変えることで断熱性や気密性などを高めれば、外気の影響を受けにくくすることが可能です。

外気温の影響が小さくなると、冷暖房効率が上がるため、光熱費の削減にもつながります。

【参考】一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会

玄関をリノベーションするときの6つのポイント

玄関リノベーションで押さえておきたいポイントは6つあります。

  • 玄関ドアを交換する
  • 玄関の床の素材を変更する
  • 玄関の収納を追加する
  • 玄関を広げるリフォーム
  • 段差をなくしてバリアフリー化する
  • 土間を設置・拡張する

どのような内容か、順番に見ていきましょう。

玄関ドアを交換する

玄関ドアの交換や変更は、お家の雰囲気を簡単に変えられるリノベーションのひとつです。デザイン性の向上はもちろん、将来的な車イスでの利用を想定し、開き戸を引き戸に変更するなど利便性を高められます。

ただし、マンションの場合は玄関ドアは共用部分になるため交換はできません。室内に面した側の色は変えられるケースがあるなど、マンションによってルールが異なります。リノベーションに際しては管理規約や利用細則をよく確認しておきましょう。

玄関の床の素材を変更する

玄関で使用される床材の種類には、コンクリートやモルタル、タイルなどがあります。既存の床材を変更することでも、玄関のイメージを刷新できます。

たとえばテラコッタタイルを張れば南欧風になります。反対にタイルを剥がしてコンクリートで仕上げればインダストリアルな玄関にイメージチェンジすることも可能です。

玄関の収納を追加する

玄関にものがあふれている場合は、収納を追加するとスッキリした玄関になります。既存の靴箱のスペースに、天井まである壁面収納を造作すると、収納力を大幅に高められるでしょう。

スペースが狭い場合の玄関収納は、玄関から上がってすぐの廊下に収納を設置するのもおすすめです。廊下側にはブーツやサンダルなど、季節とあわない履きものを収納するようにすれば、利便性も損ないません。

玄関を広げることを意識する

玄関を広げると、家全体が広く開放的な印象になります。広さに余裕を持つことで、ベビーカーや車椅子の出し入れ、荷物の受け取りといった動作が楽になるためメリットです。

スペースを広げ、シューズクロークを設けるのもおすすめです。洗面所と隣接させる形のウォークスルータイプにすれば、帰宅後靴と上着を脱ぎ、そのまま洗面所に向かえるようになるのでおすすめです。

段差をなくしてバリアフリー化する

玄関のリノベーションの際に段差をなくしてバリアフリー化しておくと、将来の負担を減らせます。

ただし日本の住宅の玄関には、上がり框(かまち)が設けられていることがほとんどです。古い家では30cmほどの高さがあることもあるため、その場合には間にもう一段設けて階段状にして段差を小さくする、あわせて手すりを設置するなども検討しましょう。

土間を拡張する

玄関を拡張し、広い土間のある玄関にするのもおすすめのリノベーションです。

外に置くしかなかった三輪車や自転車を屋内で保管できるようになれば、劣化しにくくなります。土間の片隅に手洗いを設ければ、手を洗ってから家に入れるので衛生的です。

マンションの場合、土間からそのままバルコニーに出られるように工夫すれば、庭のような感覚で活用できるようになるでしょう。

 玄関をリノベーションする際の注意点とは?

玄関をリノベーションする際の注意点を3つ紹介します。

  • マンションの場合は音に注意する
  • 共用部の変更はできない
  • 後悔しないためにリノベーションの基礎を勉強する

それぞれ確認していきます。

 マンションの場合は音に注意する

マンションは多くの入居者が1つの建物内で生活を送ります。そのため、他の入居者に迷惑がかからないように配慮を持ってリノベーションすることが大切です。

リノベーションをする際は大きな音が発生してしまう作業はなるべく避けれるようにしましょう。また、どうしても大きな音が発生するリノベーションをする場合は、事前に周囲に住む入居者にあいさつをしておくようにしましょう。

共用部の変更はできない

マンションのリノベーションは、共用部分の変更が認められていない場合がほとんどです。

一般的に玄関のドアは共用部分に含まれます。そのため、既存の玄関のドアのデザインが気に入らないという理由でドアを付け替えるリノベーションをしてはいけません

マンションには戸建て住宅にはないルールがあるため管理人に規約を確認してからリノベーションしましょう。

 後悔しないためにリノベーションの基礎を勉強する

リノベーションで後悔しないためには、自身でリノベーションの基礎知識を勉強することも大切です。

リノベーションの基礎を勉強することで資金計画や業者の選び方などの際に正しい選択が可能となります。

「リノベーションコーディネーター」などリノベーションに関する知識をつけられる資格は多数あるため、リノベーションの前に基礎知識を身につけておきましょう。

また、不明なことがあればインターネットで調べたり、リノベーション会社に相談したりすることでも知識は身につけられます。正しい知識を身につけることでリノベーション後の後悔を防ぐことができるでしょう。

【厳選】玄関のリノベーション事例8選

中古マンションのリノベーション後の玄関

ここからは、実際に玄関をリノベーションした事例を8つ紹介していきます。

玄関をリノベーションすることで生まれるメリットや活用方法もご紹介するので、検討する際の参考にしてみてください。

【事例1】家自体を広く見せてくれる広い玄関

スクロールできます

リノベーション前は、一般的な大きさの玄関でしたが、リノベーションをして元の3倍以上の広さになりました。

作り付けのオープンシェルフは、何十足も靴を並べられる大容量となっています。いくら広い玄関にしても、脱いだ靴で埋まっていると雑然として全く広く感じられません。

造りつけのオープンシェルフがあることで、脱いだらぱっと置くだけで整理整頓が完了します。リノベ後も変わらぬきれいさを保てる優れものです。

全体的にシンプルな造りであるため、ギャラリーのようにオブジェや絵画を飾るのにも適しています。アートに触れると生活が豊かになり、飽きたら別の物にすれば変化を楽しめます。季節ごとのお花を置くなど、住む人の個性を示せる場所になるでしょう。

また、玄関を入るとリビングまで遮る物のない縦長の視界が開けているので、奥行きのある家に感じられます。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

gallery entrance
リノベーション事例
CONCEPT

ウッド調アイテムとモルタルやタイルで温かみとインダストリアルな雰囲気を演出したリノベーション。限られた平米数を最大限に活用するために試行錯誤し、最終的に効率的な間取りを実現。寝室もパイプスペースの制約を克服し、広々とした空間を確保しました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ62.74m²
築年月1996年07月
リノベ費用500万〜1000万円
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

【事例2】インダストリアルな雰囲気の土間玄関

スクロールできます

流行のインダストリアルな雰囲気を持った玄関と変化しました。インダストリアルは辞書で引くと「工業の」「産業の」などと書いてあります。そこから派生して、リノベーションでは、使い勝手がよくシンプル、少し無骨で男前というイメージを指しています。

土間の色合いとゴツゴツ感、機能的な使い勝手のよさは、正にインダストリアルな玄関といえるでしょう。リノベーションで設置した、むき出しの電球もよい雰囲気を出しています。

玄関を土間にすると「外内の中間のスペース」ができるので、さまざまな用途が生まれます。

例えば、たくさんの買い物袋を抱えて帰ってきたときもドサッと荷物を置いたり、お子さんの部活道具を置いたりする場所にもなります。

お砂場遊びの道具も躊躇なく置くことができ、DIYするときは床の汚れを気にせずに作業できるでしょう。

また、土間玄関は、ちょっとした椅子を置いてご近所さんとおしゃべりをするのもおすすめです。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

天空ベッドルームのある家
リノベーション事例
CONCEPT

光の入らない以前の住まいの不満を解消しつつ奥様の「小上がりがほしい」を叶えるため、個室をつくらず浮遊感あるベッドを設置。LDKに造りつけたカウンターは、ダイニングテーブルや調理時の作業台などフレキシブルに活躍しています。

基本情報
建物タイプマンション
広さ56.7m²
築年月1999年02月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

【事例3】収納にもこだわった玄関

スクロールできます

宅配便で大きな物が届いたとき「この場に収納があったら・・・」と思ったことはありませんか?

リノベーションで玄関を入ってすぐの大容量ウォークインクローゼットを設置しました。棚は可動式なので、大物はもちろんこまごまとした物を置いておくこともできます。

カーテンで仕切れば玄関先からクローゼットの中を見られることはありません。クローゼット内は土間エリアと室内履きエリアの両方があるので、収納した物を室内から取りに来るときも便利です。

また、玄関自体を見ると非常に幅広のつくりになっています。靴を脱いだり履いたりするとき座る部分が広いので、朝の玄関前渋滞が起こりにくく、スムーズな1日の始まりを迎えられるでしょう。

お子さんが小さい内はベビーカーを広げたり、お外遊びのおもちゃを用意したり、意外と玄関で過ごす時間は長く、その場が快適であるかはとても重要です。リノベーションで小さなストレスを1つ1つ減らし、笑顔で子どもと向かい合う余裕を作りだします。

このような玄関とつながった大容量クローゼットは、家全体の動線を考えて設置しなければ使い勝手が悪くなり、最悪の場合、使わなくなってしまいます。

リノベーション設計前の段階で、プランナーやコーディネーターに作りたい旨を伝えるとよいでしょう。玄関と収納を広く取る分、居室は狭まってしまうので、バランス感覚も必要です。プロの意見を聞いて、相談しながらリノベーションを進めると安心です。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

好きなものを選んだ家
リノベーション事例
CONCEPT

シンプルで手間のかからない家事を重視したリノベーション。キッチンに迷い、見積もりを比較した結果、コストと実用性を考え壁付キッチンを選択。好きなグレーとモルタルの雰囲気を取り入れ、好みどおりのリノベーション空間に仕上がりました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ48.6m²
築年月1977年08月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

【事例4】デザインと機能性を併せ持つ玄関

スクロールできます
余白のひととき
余白のひととき
余白のひととき

ミニマリストな夫婦が暮らすデザインと機能性を併せ持つ玄関は、従来の玄関を拡張して広々とした空間を確保。土間玄関の脇には衣類と靴を置くことができるウォークスルークローゼットを造作。ウォークスルークローゼットから書斎、キッチンに抜けられるようになっており、無駄のない生活動線も魅力です。玄関を入ると洗面があり、手を洗って室内に入れるのも便利ですね。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

余白のひととき
リノベーション事例
CONCEPT

ミニマリストな夫婦のための、シンプルで洗練された空間。段差のない全面塩ビタイルの床や3つの回遊動線、広いサニタリーとカウンターは家事楽のための工夫です。コンクリートやステンレスなど無機質な素材を基調としつつ、木で造作した引き戸をアイキャッチにしました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ74.2m²
築年月1984年03月
リノベ費用1500万円〜2000万円
工期2.5ヶ月
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

【事例5】広々としたストレスフリーな玄関

スクロールできます
家具美術館な家
家具美術館な家

洋室だった場所の壁を取り払い玄関とつなげて広々とした空間を確保した事例。倉庫や棚を設置したことで、隠しておきたいアイテムを入れることができ、洗練されたシンプルな空間を維持することにつながっています。

玄関は広さがあるので、靴を脱いだり履いたりするときにもストレスフリー。玄関での渋滞も起こりにくいため、気持ちよく出かけられそうです。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

家具美術館な家
リノベーション事例
CONCEPT

デンマーク駐在中に名作家具の魅力に取り付かれた施主様のために、家具を展示作品に見立てて美術館のような家づくりを。壁構造を活かしてドアを設けずに壁でゆるやかに空間を区切り、白い塗装の壁と白いタイルの床で光の反射を誘って、家具が美しく見える空間に仕上げました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ97.21m²
築年月1982年08月
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

【事例6】収納豊富で実用的な玄関

スクロールできます
経年美化
経年美化

元々は和室があった場所にシューズインクローゼットを設けて広々とした玄関スペースを確保。シューズインクローゼットには靴のほか、自転車やベビーカー、身の回りの物を置いておける実用性の高さが魅力です。造作棚にはたくさんの靴を収納可能。玄関を入って右手には小さな収納スペースがあり、鍵などの細々したものを保管するのに便利です。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

経年美化
リノベーション事例
CONCEPT

インダストリアルな素材と用途別の床下収納を活かした設計が魅力。自然とリビングに集まる工夫がされており、素材へのこだわりが光る空間です。タイルや塗り壁など、汚れや経年変化が味になるデザインを採用し、家族の成長と共に味わいが深くなる住まいを実現しました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ59m²
築年月1982年11月
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

【事例7】個性あふれる形の土間玄関

スクロールできます
wood frame
wood frame

元の狭かった玄関をリノベーションして土間へと変更した事例。自転車もラクラク置ける広い土間玄関には、椅子やハンガーラック、本棚などさまざまなアイテムをおいてもゆとりある作りが魅力です。

一般的な玄関でよく見る正方形や長方形ではない個性あふれる形も印象的。室内に入らずとも、土間で友達と話したりくつろいだりして楽しめる空間に仕上がっています。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

wood frame
リノベーション事例
CONCEPT

夫婦はアウトドアが好きだけど元来インドア派。それでも家の中にいるだけでは飽きてしまう。そこで、室内外の境界を曖昧にし、移動や視線の抜けを工夫して、各空間を楽しみやすく飽きのこないビュッフェのような空間デザインを目指しました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ70.54m²
築年月1995年01月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

【事例8】大きな窓を活かして、明るい玄関にしたリノベーション

玄関 リノベーション

リノベーション前は居室だった場所を丸々玄関にしました。

壁と床、家具の色は白で統一したので、光を反射してより広く見えます。物をあまり置かないことで非日常感が生まれ、生活感のないホテルのエントランスホールのような空間がつくり出せます。

写真奥の大きな窓はルーフバルコニーに続いているので、家に帰ったら靴を履き替えずに外に出ることができます。

居室を減らすのは勇気がいりますが、壁を取り払ったことで、太陽光が奥まで届くようになり、家全体がワントーン明るくなるでしょう。

【人数別】玄関のリノベーション事例10選

ここからは一人暮らしと2人以上が暮らす住まいの玄関リノベーション事例をご紹介します。特徴的な玄関が多いので、リノベする際に参考になれば幸いです

【一人暮らし】玄関のリノベーション事例5選

一人暮らしの方の玄関リノベーションの事例をご紹介します。一人暮らしの場合、それほど玄関自体の広さにこだわらなくても収納などを工夫することで快適に住むことが可能です。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

創る家
リノベーション事例
CONCEPT

舞台の大道具製作経験のある夫婦と小さな子どもが暮らす住まい。DIYで家具を追加するための余白を残し、ライフステージに合わせた間取り変更のためのガイドラインを設えました。家族の思い出や趣味を詰め込んだ本棚が主役の、暮らしを楽しむ部分リノベーションです。

基本情報
建物タイプマンション
広さ84.66m²
築年月1984年02月
リノベ費用500万円〜1000万円
工期2ヶ月
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

ミニマムな暮らし
リノベーション事例
CONCEPT

シンプルな機能美が光る、ホテルのようなワンルーム。必要なものだけを選び取り、コンパクトながら気持ちに余白の生まれる上質空間に仕上げました。限られた空間を最大限活かす動線に、落ち着いたトーンのデザイン。削ぎ落とされたミニマムさの中にも懐深さを感じるつくりにしました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ34.56m²
築年月1972年12月
リノベ費用500万〜1000万円
居住人数1人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

旅の思い出を愛猫とともに
リノベーション事例
CONCEPT

愛猫との暮らしを、家事動線にこだわりながら実現しました。旅先で出会ったタイル、漆喰などの無垢材…施主様のさまざまなお気に入りが調和した空間に。LDKの他にも居場所をたくさんつくり、人もペットもゆったり気ままに過ごせるようにしました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ67.19m²
築年月2000年01月
リノベ費用1000万円〜1500万円
居住人数1人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

前室のある住まい
リノベーション事例
CONCEPT

愛猫との心地よい暮らしを実現する住まいへ。デッドスペースになりがちな勾配天井の空間は、玄関とLDKをつなぐ「前室」として、一呼吸おける心地よい居場所に。デザインはシャビーシックなインテリアにまとめ、シャンデリアや手持ち家具が映える空間に仕立てています。

基本情報
建物タイプマンション
広さ58.5m²
築年月1999年12月
リノベ費用1500万〜2000万円
居住人数1人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

用の美のしつらえ
リノベーション事例
CONCEPT

どこか懐かしさのある、昭和レトロ×和モダン。建具など細部のデザインで、お気に入りの家具や雑貨がなじむ和洋折衷を叶えました。限られたスペースにたくさんのものがあるので、工夫したのは収納のつくり。「しまう」「飾る」のバランスが絶妙な、遊び心ある空間となっています。

基本情報
建物タイプマンション
広さ36.32m²
築年月1971年05月
リノベ費用1000万〜1500万円
居住人数1人

※費用は引き渡し当時の金額です

【2人以上】玄関のリノベーション事例5選

2人以上の玄関のリノベーション事例をご紹介します。暮らす人の人数が増えると、玄関にも物が増えるのが一般的。赤ちゃんのいる世帯だとベビーカーの置き場にも考慮してリノベーションする必要があります。

広めに面積をとった玄関や造作の棚、シューズインクローゼットなどを活用し、上手に暮らしているケースは参考になりますよ。

ゼロリノベのリノベーション施工事例

愛猫愛犬との自由な暮らし方
リノベーション事例
CONCEPT

ワンちゃん・猫ちゃんと暮らすご夫婦は、「家族が集まる広いリビングと、ペットの動線をコントロールできる間取り」をリクエスト。ペットたちが自由に動き回れるエリアと、立ち入りを制限するエリアをしっかりと分けました。ポップな色づかいは、家好きの奥様のセンスが光ります。

基本情報
建物タイプマンション
広さ75.01m²
築年月2005年11月
リノベ費用1000万〜1500万円
工期4ヶ月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

日々を編む家
リノベーション事例
CONCEPT

安心予算で無理なく叶えたのは、既存を活かしつつ可変性を意識した部分リノベーション。広い玄関土間に計画したワークスペースは将来個室にでき、今もこれからも暮らしに寄り添う工夫を詰めこみました。施主様が奏でるピアノの音色が、お子さんの感性を育みます。

基本情報
建物タイプマンション
広さ77.3m²
築年月2006年05月
リノベ費用1000万〜1500万円
工期2.5ヶ月
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

創る家
リノベーション事例
CONCEPT

舞台の大道具製作経験のある夫婦と小さな子どもが暮らす住まい。DIYで家具を追加するための余白を残し、ライフステージに合わせた間取り変更のためのガイドラインを設えました。家族の思い出や趣味を詰め込んだ本棚が主役の、暮らしを楽しむ部分リノベーションです。

基本情報
建物タイプマンション
広さ84.66m²
築年月1984年02月
リノベ費用500万円〜1000万円
工期2ヶ月
居住人数3人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

森のカフェに暮らす
リノベーション事例
CONCEPT

緑の眺望と、中古物件ならではの広い間口と天井高を活かして、「森のカフェ」のような住まいを演出。奥様希望のウッドワンのキッチンに合わせて作業台を造作し、家族の居場所となる主役級のキッチンに。子育て中でも生活感をなくせるよう、大容量の収納を確保しました。

基本情報
建物タイプマンション
広さ97.42m²
築年月1982年07月
リノベ費用1500万〜2000万円
居住人数4人

※費用は引き渡し当時の金額です

ゼロリノベのリノベーション施工事例

白にこだわった家
リノベーション事例
CONCEPT

壁や天井はもちろん、換気扇やアイランドキッチン、収納扉なども白で統一し、生活感を排した空間に。建具も天井までのハイドアで統一してすっきり見せました。インターホンや給湯器のコントロールパネルもニッチに収めて扉をつけ、白い壁と同化させる徹底ぶり。

基本情報
建物タイプマンション
広さ75m²
築年月1969年01月
リノベ費用1000万〜1500万円
居住人数5人

※費用は引き渡し当時の金額です

玄関リノベーションの費用相場

玄関をリノベーションするのに、どれくらいの費用がかかるのか気になる人も多くいます。ここでは、玄関リノベーションの費用相場として以下の2つを紹介します。

  • 玄関のリノベーションの費用相場は20~50万円
  • 収納の設置や補修などの場合は10万円前後

玄関のリノベーションをする際の予算確保の参考にしてください。

玄関のリノベーションの費用相場は20~50万円

玄関リノベーションの費用相場は、工事の規模にもよりますが、20万〜50万円程度です。ただし以下のようなケースでは、さらに費用がかかる場合があります。

  • 玄関ドアをグレードの高いものに交換する
  • 開き戸を引き戸に変更する
  • 既存の玄関よりも拡張するために間取りを変更する

大掛かりなリノベーションをする際は100万円ほど予算を確保しておくと安心です。

必要な期間は、玄関ドアや鍵の交換、壁紙の張り替え程度のリフォームであれば当日終わらせることも可能です。

収納の設置や補修などの場合は10万円前後

既存の玄関のスペースをそのまま活かす以下のようなリフォームであれば、10万円前後で済ませられます。

  • 新たに収納建具などを設置する
  • 汚れたクロスを新しいものに交換する

クロスを明るい色に交換するだけでも、玄関の雰囲気を一新できるでしょう。簡易的なリノベーションでも玄関の雰囲気を変えることができます。

リノベ費用を算出して施工事例を見てみる

ゼロリノベでは業界では新しい「定額制」でのリノベーションを行っています。下記はリノベーション費用のシミュレーターです。リノベーション予定の平米数から、リノベーション費用のおおよその金額を算出します。また、その金額とマッチする施工事例を紹介しているので、ぜひお試しください!

まとめ

「家の顔」ともいえる玄関をリノベーションすると、印象を変えられるほか住宅性能を向上できる、活用の幅が広がるなどメリットが豊富です。

目的に沿った玄関にリノベーションをすることで、快適な空間から毎日をスタートできます。

本記事で紹介したアイデアを参考に、自身の希望に沿ったリノベーションをしてください。

なお、ゼロリノベでは、予算とあわせて「理想の玄関」をお聞きしたうえで、設計段階から「その家族にあった大きさ」を熟考し、適切なアドバイス・ご提案が可能です。

「話を聞いてみたいけれども、いきなり担当者と会うのは不安」といったときには、毎週開催しているオンラインセミナー「小さなリスクで家を買う」にぜひご参加ください。

玄関のリノベーションに関するよくある質問

玄関をリノベーションする費用はいくらぐらいかかりますか?

玄関リノベーションの費用相場は、工事の規模にもよりますが、20万〜50万円程度です。ただし以下のようなケースでは、さらに費用がかかる場合があります。

  • 玄関ドアをグレードの高いものに交換する
  • 開き戸を引き戸に変更する
  • 既存の玄関よりも拡張するために間取りを変更する

大掛かりなリノベーションをする際は100万円ほど予算を確保しておくと安心です。

マンションは戸建ての場合とは違いドア交換ができないため注意が必要です。

マンションの玄関をリノベーションで広くすることは可能ですか?

マンションの玄関をリノベーションで広くすることは可能です。土間やシューズインクローゼットなど、間取りから変えることで、広々とした玄関を実現できます。玄関のリノベーション事例はこちらをご覧ください。

玄関をDIYでおしゃれにする際のポイントは?

玄関をDIYでおしゃれにする際は玄関が家全体のイメージとかけ離れていないか考えてリノベーションすることが大切です。

また、DIYでリノベーションする場合に利便性や見た目、広さなど全てを思い通りにできればよいですが、予算の都合上なかなか難しいのも現実です。

そのため。自分好みの玄関を目指しつつ、何を優先したいかを考えてリノベーションすることで理想の玄関に近づくことができるでしょう。

玄関をDIYする場合の費用相場はどれくらい?

玄関をDIYする場合の費用相場は5万円〜20万円程度です。

ただし、購入する材料を高価なものにすると相場以上の費用が発生することがあるため、あくまで目安としてください。

また、DIYをするためには材料費だけでなく道具も必要となるため予算内に収まるか計算しておきましょう。

DIYに適した玄関の床材の選び方は?

DIYで玄関の床をリノベーションする際は、土足に対応しており、濡れても変質しない床材を選ぶようにしましょう。

玄関は土のついた靴で歩くため、傷に強い床材でないとすぐに劣化してしまいます。

また、雨の日は靴が濡れているため、水を吸う床材はカビの発生や変質につながるため、玄関周りには向きません。

玄関は人が行き来する場所であるため、劣化しにくい床材を選ぶことをおすすめします。

この記事の制作体制
  • Chika Otsuki

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

  • リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。

中古物件購入+リノベのすべてがわかる

中古物件リノベのロードマップ

実際にリノベーションしようと思い立っても、どんなステップがあるのかよくわからない?そんなあなたに捧げる完全ガイド特集をご用意しました!

このページを見れば中古物件の購入からリノベーションの完了までの流れがわかるはず。各ステップごとの注意点もお伝えしています。

中古リノベの全体感を把握するために、ぜひ下記よりご参考ください。

ゼロリノベ口コミ

みんな、リノベしてみてどうだった?

  • リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
  • 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
  • リノベ後の住み心地や満足度は? etc…

ゼロリノベで住まい探しやリノベーションをしたお客様の体験談やその後の暮らしやアドバイスを集めた「お客様の声ページ」をぜひチェックしてみてください皆さんと同じ目線からのリアルな声がたくさん見つけられるはずです。

目次