リノベーションの躯体現し事例3選|メリット・デメリット詳しく解説

「躯体現しってどんな感じなのかな?」
「躯体現しのリノベーション事例を見て検討したい。」
そう思っていませんか?
「躯体現し(くたいあらわし)」という言葉は聞き慣れず、具体的にどのような内装なのか、マンションでもできるのか、わかりにくいと感じる方も多いと思います。
躯体現しのリノベーションとは、天井・梁・壁・柱など、建物を支える構造部分をあえて隠さずに見せる仕上げのことです。
コンクリートのラフな質感や、年月を重ねた建物ならではの表情を活かせるため、素材感のある空間や、インダストリアルな雰囲気が好きな方に選ばれています。
躯体現しには、空間に一点ものの表情をつくれる、天井を高く見せられる場合があるなどのメリットがあります。
リノベーションで躯体現しをしたらどんな空間が作れるかを具体的にイメージできるように、この記事では次のような事例を紹介しています。

一方で、最上階の天井や外壁に面する壁では断熱仕様の確認が必要なこと、解体後までコンクリートの状態がわからないこと、配線やダクトの見せ方まで考える必要があることなど、事前に知っておきたい注意点もあります。
そこでこの記事では、あなたがリノベーションで躯体現しをするべきなのか判断するとともに、具体的な空間をイメージできるように、以下の内容についてお伝えします。
- リノベーションの躯体現しとは何か
- 躯体とは何か
- 躯体現しの実例
- リノベーションで躯体現しをするメリット
- リノベーションで躯体現しをするデメリット
- リノベーションで躯体現しがおすすめの人
- リノベーションで躯体現しをする際の注意点
- 理想通りの躯体現しを実現するためのリノベーション会社選びのポイント
この記事を読めば、躯体現しが自分たちの暮らしや物件に合うかを判断し、理想の空間づくりに向けて次の行動を考えられるようになります。
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リノベーションの躯体現しとは
はじめにリノベーションの躯体現しとはどんな物なのか、詳しく解説します。「躯体」がどんな物なのか、リノベーションで躯体現しをするとはどういうことなのかについて理解すると、躯体現しをするかどうか判断がしやすくなります。
そもそも躯体とは
「躯体」とは、建物の構造を形づくる部材の集まりの総称です。基礎・柱・梁・壁面・床などで構成されていて、建物に加わる力を支える役割があります。
躯体は使う材料により、以下のように区分されます。
- 木造
- 鉄筋コンクリート(RC造)
- 鉄骨造(S造)
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) など
マンションの場合は、主に鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などがあります。その中でも壁や柱、梁などの組み合わせ方には種類があり、「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があります。
「ラーメン構造」は柱と梁で建物を支える構造です。室内に柱や梁の出っ張りが現れやすい傾向があります。
「壁式構造」は、壁で建物を支える構造です。室内に柱や梁の出っ張りが現れにくい傾向があります。
マンションでコンクリート躯体を現す場合、躯体はコンクリートを表面に見せることを前提に施工されていないことが一般的です。そのため見せることを目的に作った打ちっぱなしの壁とはまた違う、比較的ラフな表面の場合が多いです。
戸建ての場合、多くは木造で建てられており、代表的な工法には「在来工法」と「2×4(ツーバイフォー)工法」があります。
「在来工法」は柱・床・梁で組み立てる工法で、天井の躯体現しが可能です。
一方、2×4(ツーバイフォー)工法は、規格材と構造用面材を組み合わせ、壁・床・天井で建物を支える工法です。構造・断熱・防火に関わる部位が多いため、天井や壁を現しにできるかは、建物の仕様を確認したうえで判断する必要があります。
◎構造についてより詳しくは、「マンションの壁の構造」について書かれたこちらの記事をご覧ください。
リノベーションの躯体現しとは
リノベーションの躯体現しとは、建物の構造部分である「躯体」をあえて覆い隠さず、マンションではコンクリートを露出させて、内装の一部として活かす仕上げのことです。

出典:ゼロリノベ
上記の画像のように、梁・柱・壁などの躯体を覆っている仕上げ材を取り除き、コンクリートの表情を活かすことで、オリジナリティあふれる一点ものの内装になります。
マンションでは、天井・梁・壁・柱などに躯体現しを取り入れられる場合があります。
壁の一部だけを躯体現しにしたり、梁のみを現したりと、取り入れる範囲はさまざまです。
なお、「躯体現し」は「躯体表し」や「躯体あらわし」と表記されることもあります。マンションリノベーションでは、コンクリートの壁・梁・柱・天井を見せる仕上げを指すことが一般的です。
ただし、実際に現しにできる範囲は、物件の構造、断熱材の位置、天井裏の設備、管理規約などによって異なります。特に最上階の天井や外壁に面する壁は断熱性能に関わるため、施工会社に確認したうえで検討しましょう。
躯体現しの実例
躯体現しの事例を3つご紹介します。
躯体そのままを活かした壁面

壁面を躯体現しにしたリノベーション事例です。




ゼロリノベのリノベーション施工事例
メゾネットかつ壁構造を活かすため、リビングとDKを完全に分け、それぞれを豊かな空間に。リビングの壁面はあえて接着剤の跡を残した躯体現しで、下部をグレーに塗装してほどよく荒く。窓からの緑の眺めを楽しみながら家事ができるよう、キッチンのシンクを窓向きに設計しました。
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コンクリート・タイル・木材・金属など、素材を感じられる空間

壁と天井、梁、柱までを躯体現しにしたリノベーション事例です。




ゼロリノベのリノベーション施工事例
開口部つきの間仕切りや腰壁で生活感を隠しつつ、窓の眺望を最大限に活かしたワンルーム。リビングを広くとるために他の要素は端に寄せ、コンパクトでも開放感ある空間にしました。硬い印象の素材と色味で全体をクールにまとめ、自分らしい空間を細部まで追求した住まいです。
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コンクリート剥き出しでグレイッシュな空間

こちらは部分的に躯体現ししたリノベーション事例です。天井の大部分と壁の一部を躯体現しでコンクリート剥き出しにしました。







ゼロリノベのリノベーション施工事例
「緑に囲まれた古民家での暮らしに憧れていた」という施主様。観葉植物を置いて気兼ねなくお世話できるよう、窓辺にはタイル貼りのインナーテラスを計画。棚には古材を使用したり、仕上げの一部にサイディングボードを取り入れて、経年変化の楽しめる住まいとしました。
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リノベーションで躯体現しをするメリット
リノベーションで躯体現しをするメリットについて詳しくお伝えします。メリットは以下のとおりです。
- 一点物の無骨なかっこよさ
- 天井をむき出しにして、開放感をつくれる場合がある
- リノベーション費用を抑えられる場合がある
それぞれ見ていきましょう。
一点物の無骨なかっこよさ

出典:ゼロリノベ
リノベーションで躯体現しをする一番のメリットは、無骨なかっこよさが得られることです。
躯体現しでは以下のようなオリジナルの味が出ます。
- 表面の凹凸
- 表面の線
- グレーのムラ
- クロスのボンドの跡
- 工事のメモ書き
内装は基本的に量産されたクロスを貼って仕上げることが多く、壁一面同じ柄になりますが、躯体現しではそうはなりません。
オリジナルの味を一点物の内装デザインとして楽しめるのが、躯体現しの一番の魅力です。
天井をむき出しにして、開放感をつくれる場合がある
マンションでは、コンクリートの躯体とは別に、仕上げ用の天井をつくる「二重天井」になっている場合があります。
二重天井の仕上げ天井を解体して躯体現しにすると、その分だけ天井が高くなり、室内に開放感が生まれる可能性があります。
実例をご紹介しましょう。
【リノベーション前】

出典:ゼロリノベ
【リノベーション後】

出典:ゼロリノベ
こちらの事例では、天井を躯体現しにしたことで、以前よりも天井が高く見え、のびやかな印象の空間になりました。
ただし、天井を現しにしても、必ず天井高が大きく変わるわけではありません。
もともと躯体に近い位置で仕上げられている直天井の場合は、見た目の印象は変わっても、高さが大きく変わらないことがあります。
また、二重天井の場合も、天井裏にあった配線・換気ダクト・配管などが露出するため、これらをどう見せるかまで考える必要があります。
天井をむき出しにするリフォームでは、天井高だけでなく、照明の位置、ダクトレール、換気設備の納まりまで含めて計画することが大切です。
リノベーション費用を抑えられる場合がある
躯体現しは、壁や天井の仕上げ方によって、リノベーション費用を抑えられる場合があります。
一般的に壁や天井を仕上げる際は、既存のクロスを剥がし、下地を整え、新たにボードやクロスを施工します。
一方、躯体現しでは、解体後のコンクリートを仕上げとして活かせる状態であれば、壁紙や天井材などの仕上げ材を減らせることがあります。
内装の仕上げにかける費用を抑えられれば、その分をキッチンや浴室などの設備、家具、収納計画に充てることもできます。
ただし、躯体の状態によっては、補修や塗装が必要になることもあります。躯体現しを取り入れる際は、希望する仕上がりを施工会社に共有したうえで、全体の費用を確認しましょう。
リノベーションで躯体現しをするデメリット
続いて、躯体現しのデメリットをお伝えします。
躯体現しは、コンクリートや素材そのものの表情を楽しめる一方で、断熱・結露・音・設備の見え方など、住み心地に関わる確認事項があります。
特に、最上階の天井や外壁に面する壁を現しにする場合は、デザインだけでなく、室温や結露への影響も踏まえて検討することが大切です。
リノベーションで躯体現しをする主なデメリットは、以下の3つです。
- 寒さや結露が気になる場合がある
- 音が気になる場合がある
- 解体するまで躯体の状態がわからない
それぞれ見ていきましょう。
寒さや結露が気になる場合がある
躯体現しにする場所によっては、冬の寒さや夏の暑さ、結露が気になる場合があります。
特に注意したいのは、最上階の天井や、外壁に面する壁です。これらの場所には、室内の温度を保つために、躯体の内側に断熱材が施工されていることがあります。
断熱材や内装下地を取り除いて躯体を現すと、外気の冷たさや暑さが室内に伝わりやすくなる可能性があります。冬は室内と外気の温度差によって結露が発生しやすくなり、放置するとカビの原因になることもあります。
ただし、最上階や角部屋だからといって、一律に躯体現しができないわけではありません。
断熱材が躯体の外側に施工されている場合や、壁の一部・梁だけを現す場合など、物件の断熱仕様と設計によっては取り入れられるケースもあります。
躯体現しを希望する場合は、現しにしたい壁や天井に断熱材が施工されているか、断熱性能をどう確保するかを、施工会社に確認してから判断しましょう。
音が気になる場合がある
躯体現しをした住宅では、音の聞こえ方が変わることがあります。
天井や壁の仕上げ材、天井裏の吸音材などを取り除くと、上階の足音や生活音、配管を流れる水の音、換気ダクトを通る音が以前より気になりやすくなることがあります。
特に天井を躯体現しにする場合は、仕上げ天井で隠れていた配線・配管・換気ダクトなどが露出するため、設備を通る音を意識しておくことが大切です。
ただし、音の伝わり方は躯体現しの有無だけで決まるものではありません。床や壁の構造、配管の位置、上下階や隣住戸の暮らし方なども影響します。
音に敏感な方や在宅時間が長い方は、躯体現しにする範囲を慎重に検討しましょう。すべてを現しにするのではなく、音が気になる場所だけに下がり天井を設ける、配管まわりに対策を施すなど、設計で対応できるケースもあります。
解体するまで躯体の状態がわからない

出典:ゼロリノベ
躯体現しにすることを決めてリノベーションしても、壁や天井のコンクリートの状態は、実際に解体してみないとわかりません。そのため、想像していたような表情のコンクリートが現れるとは限りません。
そもそも躯体は見せるために作られていないので、表面が荒かったり凹凸がある場合があります。また、工事の時のメモ書きがされていたり、取り払った壁紙のボンド跡がひどく残って取れない事態も考えられます。
躯体現しにしてみたら、自分が思っていたようなコンクリートの表情ではなかった、ということも十分に考えられます。躯体現しを取り入れる際は、そうした素材の個性も含めて楽しめるかを考えておくとよいでしょう。
また、躯体の表面が荒れていたり、細かなコンクリートの粉が落ちやすかったりする場合には、防塵塗装やクリア塗装などで表面を保護することがあります。
コンクリートの質感をそのまま残すのか、白やグレーに塗装して整えるのかによって、空間の印象は大きく変わります。
希望する施工事例の写真を施工会社と共有し、解体後に想定と異なる状態だった場合に、どのような仕上げにするかまで事前に決めておくと安心です。
リノベーションで躯体現しがおすすめの人
メリット・デメリットを踏まえた上で、リノベーションで躯体現しがおすすめの人は以下のとおりです。
- コンクリート打ちっぱなしの内装にしたい人
- 天井の開放感や、素材感のある空間をつくりたい人
それぞれについてお伝えします。
コンクリート打ちっぱなしの内装にしたい人
躯体現しは、コンクリート打ちっぱなしの内装にしたい人におすすめです。中古マンションで、既存の躯体コンクリートの表情を活かした打ちっぱなしの内装にしたい場合は、躯体現しが基本的な方法です。

出典:ゼロリノベ
このようにコンクリート打ちっぱなしと塗装を一緒に楽しむことも可能です。

出典:ゼロリノベ
梁だけをコンクリート打ちっぱなしにしてもおしゃれですよね。
天井の開放感や、素材感のある空間をつくりたい人
躯体現しは、天井を高く見せて開放感を出したい人や、コンクリート・木・タイル・金属など、異なる素材を組み合わせた空間をつくりたい人にも向いています。
たとえば、天井だけを躯体現しにして壁は白く仕上げれば、空間が暗くなりすぎず、コンクリートの素材感をアクセントとして取り入れられます。
梁だけを現す、壁の一部だけを現すなど、躯体現しは全面に取り入れなくても楽しめます。
「コンクリートの無骨さは好きだけれど、住まい全体が冷たい印象になるのは避けたい」という方は、木材、ファブリック、ラグ、間接照明などを組み合わせると、落ち着きのある空間に仕上げやすくなります。
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リノベーションで躯体現しをする際の注意点
ここからは、躯体現しを取り入れる前に確認しておきたい注意点をお伝えします。注意点は以下のとおりです。
- 床の躯体現しは、管理規約と遮音性を確認して慎重に判断する
- 露出する配線・ダクト・スイッチの位置まで計画する
それぞれ見ていきましょう。
床の躯体現しは管理規約と遮音性を確認して慎重に判断する
マンションの床をコンクリートのまま見せる仕上げは、管理規約や遮音性能の条件を確認したうえで、慎重に判断する必要があります。
床は階下への音に直結しやすく、マンションではフローリングの遮音等級や床材の仕様が管理規約で定められていることも少なくありません。
床の仕上げを撤去してコンクリートを露出させると、歩行音が階下へ伝わりやすくなる可能性があります。
コンクリートのような素材感を床にも取り入れたい場合は、土間風タイル、モルタル調のフロアタイル、モルタル仕上げなどを選ぶ方法があります。
床は見た目だけでなく、暮らしやすさと階下への影響まで考えたうえで、仕上げを選びましょう。

出典:ゼロリノベ
このように土間を作るのもいいですね。
露出する配線・ダクト・スイッチの位置まで計画する
躯体現しにすると、これまで天井裏や壁の中に隠れていた配線・換気ダクト・配管などが見えることがあります。
露出したダクトや金属管を、インダストリアルな空間のアクセントとして活かすこともできます。一方で、何も考えずに露出させると、配線が散らかって見えたり、家具の配置や照明計画に影響したりすることがあります。
たとえば、ダクトレールを活用して照明の位置を調整する、金属管の色味を空間に合わせる、見せたくない設備だけを下がり天井で隠すなど、さまざまな方法があります。
躯体現しを検討するときは、天井や壁を現す範囲だけでなく、照明・コンセント・空調・換気設備をどのように納めるかまで、設計段階で確認しましょう。
理想の躯体現しを実現するためのリノベーション会社選びのポイント
躯体現しでは、デザインの希望だけでなく、物件の構造、断熱仕様、管理規約まで踏まえて計画する必要があります。
希望どおりの空間を実現するために、リノベーション会社を選ぶ際は、次の2点を確認しましょう。
- ワンストップ体制のリノベーション会社が良い
- 丁寧にヒアリングをしてくれる会社を選ぶ
それぞれ詳しくお伝えします。
ワンストップ体制のリノベーション会社が良い
リノベーションで躯体現しの内装を希望する場合は、ワンストップ体制のリノベーション会社を選ぶとよいでしょう。
ワンストップ体制のリノベーション会社とは、物件探しから住宅ローンのサポート、リノベーションの設計、施工まで、住まいづくりの工程を一貫してサポートする会社のことです。
躯体現しは、現しにしたい壁や天井の位置、物件の構造、断熱仕様、管理規約などによって、取り入れられる範囲が異なります。
ワンストップ体制のリノベーション会社に依頼すれば、物件探しの段階から躯体現しを希望していることを共有できます。購入前に、希望する壁や天井を現しにできる可能性があるかを確認しながら、物件探しを進められる点がメリットです。
丁寧にヒアリングをしてくれる会社を選ぶ
躯体現しのリノベーションでは、さまざまな表現ができるからこそ、丁寧にヒアリングしてくれるリノベーション会社を選ぶことが重要です。
躯体現しは、素材の見せ方や、木材・タイル・塗装などとの組み合わせ方によって、空間の印象が大きく変わります。
細かなこだわりやデザインを実現するためには、リノベーション会社に希望をできる限り具体的に伝え、理解してもらったうえで一緒に検討する必要があります。
丁寧にヒアリングしてくれる会社であれば、躯体現し以外にも譲れない条件がある場合に、予算・デザイン・暮らしやすさのバランスを考えながら提案してもらいやすくなります。
詳しくはリノベーション会社について書かれたこちらの記事をご確認ください。
躯体現しを含めた弊社の施工事例はこちらからご覧いただけます。リノベーション会社選びで迷っている方は、ゼロリノベを利用したお客様の口コミも参考にしてください。
躯体現しに関するよくある質問
- 躯体に穴を開けて、棚や照明を取り付けても大丈夫ですか?
-
躯体に棚や照明を取り付けたい場合は、自己判断で穴を開けず、施工会社に確認しましょう。
コンクリート躯体の内部には鉄筋や配管が通っていることがあり、穴を開ける位置や固定方法には注意が必要です。また、マンションでは管理規約によって、躯体への工事が制限されている場合もあります。
棚・テレビ・照明などを取り付けたい場合は、設計段階で希望する位置と重さを伝え、適切な下地や固定方法を検討してもらいましょう。
- 躯体現しを希望する場合、管理規約では何を確認すればよいですか?
-
マンションで躯体現しを取り入れる場合は、工事前に管理規約や工事規約を確認しましょう。
特に、床材の遮音性能、躯体への穴あけ、工事可能な曜日・時間、共用部の養生方法などは、マンションごとに条件が異なります。
希望する工事が規約上問題ないかを確認するためにも、物件購入前または設計前に、施工会社へ管理規約を共有して相談することをおすすめします。
- 躯体現しにした内装は、後から元に戻せますか?
-
躯体現しにした壁や天井を、後からボードやクロスなどで覆うことは可能です。
ただし、再び壁や天井をつくるには、下地や仕上げ材の施工が必要になります。また、露出させた配線・ダクト・照明をどのように納め直すかによって、工事内容や費用は変わります。
将来的に内装の印象を変える可能性がある場合は、躯体現しにする範囲や設備の配置を、設計段階で施工会社に相談しておくと安心です。
まとめ
リノベーションの躯体現しについて理解は深まりましたか?
躯体現しは、コンクリートの凹凸や色ムラ、梁や柱など、建物がもともと持つ表情を内装に活かせる仕上げです。ほかにはない一点ものの空間をつくれることや、天井を高く見せられる場合があることが魅力です。
一方で、最上階や外壁に面する壁では断熱仕様の確認が必要なこと、音や配線・ダクトの見え方に配慮が必要なこと、解体するまで躯体の状態がわからないことなど、事前に確認したい注意点もあります。
躯体現しを成功させるためには、デザインの好みだけで決めるのではなく、物件の構造、断熱、管理規約、予算まで含めて計画することが大切です。
躯体現しに向く物件を探したい方や、自分たちの希望する仕上げが実現できるか知りたい方は、物件購入前からリノベーション会社に相談してみましょう。
ゼロリノベの「はじめての中古購入+リノベ完全ガイド」もお役立てください。
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