60平米のフルリノベーション費用相場は約1,100万円。施工事例や空間を広く感じさせるポイントを解説。

60平米のリノベーションにかかる費用は、フルリノベで約1,100万~1,200万円、表層リノベで約270万~450万円が相場です。
本記事では、設備ごとの部分的なリノベーションの費用の相場に加えて、ゼロリノベで手掛けた60平米の住まいの施工事例、空間を広く感じさせるポイントについて解説します。
リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから
60平米はどんな家族に向いてる?
60平米の間取りは、主に2LDKや3LDKが多く、夫婦+子ども1〜2人までのファミリーや、2〜3人暮らしに適した広さです。
子どもが小さいうちは4人家族でも十分暮らせますが、4人で最低居住面積水準(50平米)を満たしていても、実際には「やや狭い」と感じる人が多いのが実情。ただし、間取りや収納を工夫すれば快適に暮らすことは可能です。
一方で「70平米以上が理想」と決めつけてしまうと、エリアや予算の制約が大きくなります。
また、一人暮らしの場合は60平米なら十分すぎるほど余裕があり、趣味部屋やワークスペースを持ちたい方にもおすすめできる広さです。
60平米マンションのリノベーション費用相場
60平米のマンションをリノベーションする場合、工事内容や仕上げグレードによって費用は大きく異なります。
- フルリノベーション(スケルトンリノベーション)
約1,100万〜1,200万円前後が目安。工事内容や設備グレードによって金額は変動しますが、一般的な間取り変更や設備一新も含めたリノベならこの範囲が相場です。
- 表層リノベーション(内装の一新や設備入れ替えのみ)
270万〜450万円程度で収まる事例が多く見られます。
その他、物件の状態や施工箇所、デザイン性によって追加費用がかかることもあります。
設備ごとの部分リノベーション費用相場
リノベーションでは、施工する部位や範囲によって必要となる費用が大きく異なります。主な、設備ごとの費用目安は以下の通りです。
- キッチン:60〜180万円
- 浴室:70〜140万円
- トイレ:20〜40万円
- 洗面所(洗面台・クロス・床など):16〜40万円
- クロス張り替え(6畳あたり):10〜25万円
- フローリング全面張り替え(6畳あたり):20〜40万円
※費用相場は60平米規模・2025年時点の一般的な数値参照。また、工事範囲や選択グレードにより金額は変動します。
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【弊社事例】60平米の住宅のリノベーション3選
ここからは、60平米とは思えない居住空間の広がりと明るさを実現している、工夫とアイデアを凝らしたリノベーション事例を3つご紹介します。
1.行き止まりのない開放感のあるリノベーション

ゼロリノベのリノベーション施工事例
風と光を巧みに取り入れた開口設計。優しい大人な二人の雰囲気を表したような配色と、杉や檜を用いた和の素材が魅力。狭い玄関と洗面脱衣室を一体化、寝室からの開口で自然光を確保し、快適な空間を実現しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
2.リビングを広く使ったリノベーション
ソファースペースとしても使える設計に
スタイリッシュでおしゃれな空間
ゼロリノベのリノベーション施工事例
3匹の猫ちゃんとの暮らしを考慮したプランニングを施しました。行き止まりのない回遊動線は人も猫ちゃんも快適に。収納を兼ねたダイニングのキャットウォークは歩く猫ちゃんも見守る施主様も楽しめるポイント。家族のベッドであるロフトは猫ちゃんが上下運動することができます。
※費用は引き渡し当時の金額です
3.収納を確保した可変性あるリノベーション
下はクローゼットで収納を確保
部屋の奥まで光が届きます
ゼロリノベのリノベーション施工事例
61㎡で4人家族に開放感ある家を実現しました。ウォークインクローゼットとロフト式ベッドルームで空間を広げ、リビングはご主人の好み、キッチンは奥様のテイストで整えられています。子どもたちがはしごでロフトを楽しそうに上り下りする姿が印象的なリノベーションです。
※費用は引き渡し当時の金額です
60平米の間取りを快適にリノベーションするポイント
60平米という限られた空間でも、設計や間取りの工夫次第で暮らしやすさや開放感を大きく高められます。床面積以上の広がりや、快適性を感じるためのリノベポイントを紹介します。
デッドスペースを減らす
限られた住まいの面積を最大限に活かすには、デッドスペースをつくらない工夫が大切です。
廊下や部屋の角、家具の裏や天井付近など、普段使っていない「隙間」を有効活用することで、収納力や居住空間がグッと増えます。
- 壁面を使った造作収納や、天井までの高さを活かした棚設置がおすすめ
- ロフト空間や床下などの高さを活かした収納で、空間効率は向上可能
生活動線を意識する
スムーズな家事・動線設計は、日々の快適さを左右します。生活動線を意識して間取りを組むことで、家事効率やストレス軽減にもつながります。
- キッチンと水回り、収納をまとめることや「行き止まりのない回遊動線」を作るのがポイント
- 家族がよく使うスペース同士を近くに配置し、移動距離を短縮することで暮らしやすさが向上
たとえば、小さな子どもがいる家庭では、朝の支度がスムーズに進むように、玄関から洗面所・着替えスペース・リビングが一直線に繋がる動線設計が効果的。
また、キッチンとランドリー、収納が回遊できる動線を確保することで家事の同時進行がスムーズになります。
開放的な間取りで広がりを演出
視覚的な広がりを持たせることで、実際の面積以上のゆとりを感じられます。部屋を完全に壁で仕切るのではなく、腰壁や可動式の仕切りで空間を緩やかにつなげるのも効果的です。
- リビングやダイニングを一体化させ、ひとつながりの空間にすることで開放感が生まれます
- バルコニーや外部空間まで視線を抜けさせる設計や、明るい色の内装を選ぶのもポイント
室内窓や鏡を活用する
室内窓や鏡は、限られた空間に光や広がりをもたらす優れたアイテム。部屋の奥まで自然光を確保したり、視線が抜ける演出もできるのでおすすめです。
- 個室や廊下に室内窓を設けることで、明るさと解放感を両立
- 玄関や廊下、リビングなどに鏡を設置すると、空間に奥行きを感じさせられます
リノベ費用を算出して施工事例を見てみる
ゼロリノベでは業界では新しい「定額制」でのリノベーションを行っています。下記はリノベーション費用のシミュレーターです。リノベーション予定の平米数から、リノベーション費用のおおよその金額を算出します。また、その金額とマッチする施工事例を紹介しているので、ぜひお試しください!
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よくある質問
まとめ
60平米でも、デッドスペースを減らして収納を増やしたり、開放的な間取りや室内窓を取り入れたりすることで、面積以上の広がりと快適さを実現できます。
家族の人数やライフスタイルに合わせて、工夫次第で住み心地の良い家づくりが可能です。
ゼロリノベでは、60平米でも広々とした快適な住まいを数多く手がけてきました。間取りや仕切りの工夫、豊富な施工経験を活かし、家族構成や理想の暮らしに合わせて最適なプランをご提案します。
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