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おしゃれショップの空間づくりを自宅に応用|リノベーションショップ実例5選

おしゃれショップの空間づくりを自宅に応用|リノベーションショップ実例5選

ショップやカフェに足を踏み入れたとき、「こんな空間に暮らしたい」と感じたことはありませんか?リノベーションによって生まれ変わったお店には、素材の魅せ方や光の使い方、空間の余白など、自宅づくりにも応用できるアイデアがたくさん詰まっています。

この記事では、全国の「リノベーションショップ」5店舗を紹介します。いずれも古い建物を活かしながら、個性あふれる世界観を生み出した空間ばかり。自宅リノベのヒントとして、デザインや素材の使い方に注目してみてください。

目次

リノベショップとは?人気の理由と魅力

「リノベショップ」とは、古い建物をリノベーションして新しい価値を生み出した店舗のこと。古民家や倉庫、オフィスなどを再生することで、唯一無二の世界観を持つ空間が生まれます。

こうしたショップが人気を集める理由は、“新しすぎない美しさ”や“時間の積み重ねを感じる空気感”。素材の質感や照明、余白の使い方などの工夫は、自宅リノベの参考にもなります。限られた空間でも居心地よく、個性を演出するヒントが詰まっています。

リノベショップから学ぶ、自宅リノベのアイデア

リノベーションによって生まれ変わったショップには、素材の使い方や照明計画、空間の余白など、暮らしに応用できるアイデアがたくさん詰まっています。ここでは、実際のショップ事例を通して、自宅リノベに活かせる考え方やポイントを見ていきましょう。

1. 素材の質感を生かす、“経年美”を楽しむ空間づくり

リノベショップでは、あえて古材やモルタル、鉄などの素材感を残すことで、深みのある空間を演出しています。新しいものを足すより、既存の魅力を引き出す発想は、住宅リノベでも活かせます。

2. 照明とディスプレイで“見せる空間”をつくる

ショップのような空間には、照明計画が欠かせません。スポットライトや間接照明を使って陰影をつくり、アートや植物を引き立てることで、自宅にもギャラリーのような雰囲気を生み出せます。

3. カフェや雑貨店に学ぶ“居心地”のデザイン

ショップでは「滞在したくなる」空間演出が大切。家具の配置や動線、色使いのトーンをそろえるだけで、自宅にも自然な居心地が生まれます。

おしゃれショップのリノベーション実例5選

ここからは、全国の中でも特にデザイン性が高く、暮らしの参考になるリノベショップをご紹介します。
どのお店にも、“古さを消さずに活かす”工夫や、“心地よさを形にする”発想が詰まっています。素材、光、余白、植物…その一つひとつの使い方が、自宅リノベのアイデアにきっとつながります。

【東京・新木場】CASICA|古材とアートが響き合う複合ショップ

CASICA(カシカ)は、築40年の木材倉庫をリノベーションして誕生した複合施設。 「生きた時間と空間を可視化する」をコンセプトに、インテリア、食器、植物などを取り扱うセレクトショップのほか、カフェ、ギャラリー、スタジオが併設されています。 国籍や時代を問わず選ばれたアイテムが並び、訪れる人々に多様な文化や歴史を感じさせる空間となっています。

熊田

素材感を残した空間や自然光、緑の取り入れ方、多機能なゾーニングは自宅にも応用可能です。
古材や鉄骨を活かした家具配置、植物で彩る窓辺、居心地の良い空間分けなど、温かみと個性のあるインテリア作りに役立ちます。

店舗情報

店名CASICA/カシカ
住所東京都江東区新木場1丁目4−6(Googleマップ
公式HPhttps://casica.tokyo/

【東京・谷中】花重谷中茶屋|歴史ある花屋を新しい形に再生

引用元:https://architecturephoto.net/213683/

「花重谷中茶屋」は、創業150年の老舗花屋を再生した“花屋兼カフェ”です。歴史ある木造建築を活かしながら、現代的な要素を取り入れてリノベーションされました。花や緑に囲まれた店内では、四季折々の花を眺めながら、ドリンクや軽食を楽しむことができます。古材や梁をそのまま残した空間は、時間の流れを感じさせつつも居心地の良さがあり、「花を買う」「眺める」「くつろぐ」を同時に味わえる特別な場所です。

熊田

店内では植物が自然に空間に溶け込み、古材や木材、鉄骨の素材感が温かみを演出しています。
自宅に活かすなら、窓辺や棚に植物を置き、家具やパーティションでゾーンをゆるやかに分けると、視線の抜けと居心地の良さを両立できます。
古材やヴィンテージ家具をアクセントに加えれば、歴史感と個性のあるカフェ風インテリアが再現可能です。

店舗情報

店名cafe & bar 花重谷中茶屋
住所東東京都台東区谷中7丁目5−27(Googleマップ
詳細HP花重リノベーションについて

【兵庫・芦屋】archipelago|素材と余白を大切にしたセレクトショップ

引用元:https://squareup.com/jp/ja/townsquare/stores-archipelago

兵庫県丹波篠山市にある「archipelago」は、暮らしにまつわる器や雑貨、服、本などをセレクトするライフスタイルショップです。もともと農協の倉庫として使われていた建物を改修。天井の高さや木格子壁、古材の質感を活かした空間は、地域の風土を感じながら洗練された暮らしを提案しています。店内では、作家ものや服飾アイテム、コーヒー豆やジャムなど、多彩な商品が並び、非日常的で温かみのある時間を過ごすことができます。

熊田

倉庫の持つ木材や板壁、扉などの素材をできる限り残し、天井高7m以上の開放感ある空間に仕上げています。
自宅に応用するなら、古材や板材を家具や棚に取り入れ、視線を抜く高さのある収納や間仕切りで空間の広がりを演出するのがおすすめです。

店舗情報

店名archipelago/アーキペラゴ
住所兵庫県丹波篠山市古市193−1(Googleマップ
公式HPhttp://archipelago.me/

【熊本・九品寺】KUHONJI GENERAL STORE|地域と暮らしをつなぐ雑貨店

引用元:https://aster-dw.jp/shop_design/5286/

熊本市中央区九品寺に位置する生活用品道具店です。もともと築48年の資材置き場をリノベーションし、金物やDIYパーツ、照明、雑貨、植物など、暮らしに関わる多彩なアイテムを取り揃えています。店内はシンプルで清潔感のある空間に、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが厳選して配置されており、訪れる人々に新たな発見と楽しさを提供しています。

熊田

鉄製のサッシやドア、モルタル、ブロック、構造用合板など、さまざまな仕上げの壁を採用し、素材の質感を活かした空間づくりがされています。
自宅インテリアに活かすには、真鍮製のペーパーホルダーやペンダントライトなど、素材の経年変化を楽しめるアイテムを取り入れることで、空間に重厚感と温かみを加えることができます。

店舗情報

店名KUHONJI GENERAL STORE
住所熊本県熊本市中央区九品寺4丁目1−6(Googleマップ
公式HPhttps://9gs.theshop.jp/

【東京・白金台】YAECA HOME STORE|シンプルと素材感が響き合うショップ

引用元:https://harumari.tokyo/spot/11826/

「YAECA HOME STORE」は、東京都港区白金に位置するライフスタイルショップで、フランス人家族がかつて住んでいた築50年の一軒家をリノベーションして店舗に改装した空間です。店内では、YAECAのアパレルや雑貨、フランスのアンティーク家具などが品よく並び、ナチュラルでアットホームな雰囲気が漂っています。中庭からの自然光が差し込み、まるでギャラリーのような空間が広がっています。

熊田

無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインと、自然素材の温かみが融合したショップ。木やアイアンなど異なる素材をバランスよく組み合わせ、ゆったりとした余白と中庭から差し込む自然光が心地よい空間を生み出しています。

自宅リノベでは、素材の質感を活かしながら家具や小物を最小限に揃え、中庭や窓からの光を取り入れることで、ショップのような落ち着きと上質感を演出できます。

店舗情報

店名YAECA HOME STORE
住所東京都港区白金4丁目7−10(Googleマップ
公式HPhttps://www.yaeca.com/

自宅でショップの雰囲気を再現する3つの実践テクニック

ショップの魅力を自宅で再現するには、具体的な手法を意識することが大切です。ここでは、素材・照明・収納の3つの視点から、自宅でも簡単に取り入れられる実践的なテクニックをご紹介します。少しの工夫で、おしゃれなショップの雰囲気を自宅に再現できます。。

① 素材で“空気感”をつくる

ショップ空間の魅力は、素材の組み合わせにあります。木・アイアン・ガラス・リネンなど、異素材をバランスよく組み合わせることで、空間に立体感と温かみが生まれます。

自宅でも、無垢材のテーブルにアイアン脚を合わせる、壁一面だけ塗装やタイルで仕上げを変えるなど、素材の質感で印象を変えるだけでショップのような雰囲気になります。

② 照明で“印象”をコントロールする

店舗デザインで最も重要とされるのが「照明計画」です。照らす位置や明るさを工夫することで、同じ空間でもまったく違った印象を与えます。

自宅では、ダウンライトで“光と影”をつくる、ペンダントライトで“見せ場”を演出する、フロアライトで“くつろぎ”を感じさせるなど、明るさを均一にしすぎないことがポイント。光の重なりが、ショップのような奥行きを生みます。

③ 余白を残して“見せる収納”を楽しむ

おしゃれなショップは、モノが多くてもすっきり見えます。その理由は、余白を意識したディスプレイにあります。

棚の上に並べるアイテムを減らす、壁にアートを一枚だけ飾る、そんな“引き算の美学”を意識すると、自宅も自然とショップライクに。収納は「隠す」だけでなく、「魅せる」場所としてデザインすると、空間全体にリズムが生まれます。

まとめ|おしゃれショップのような空間で暮らしを楽しもう

ショップのリノベーションには、空間づくりのアイデアが詰まっています。素材選び、光の演出、空間の余白。そのどれもが、日々の暮らしを豊かにするヒントです。お気に入りのショップのように、“自分らしい空間”をリノベーションで叶えてみませんか?

この記事の執筆
  • Kumada_Takayuki

    本サイトの品質管理責任者。ヤフーを退職後、海外で飲食とホテル事業で起業。海外の事業を売却後、日本でメディア事業会社を立ち上げて10年目。これまでの自社メディア運営で得たノウハウを軸に、企業のオウンドメディア運営を中心にWEBマーケテ...

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