おしゃれなタイルリノベーション事例や費用・ポイントを徹底解説
「タイルを使ったおしゃれなリノベーションがしたいけど、どんなデザインにすればいいだろう」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
タイルリノベーションのデザインに悩んだら、いろいろなリノベーション事例を見て、構想を膨らませるのがおすすめです。
また、タイルリノベーションは水回りだけでなく、さまざまな部屋で行えます。
上記画像のように、トイレやお風呂といった水回りだけでなく、リビングでもタイルでおしゃれな空間にリノベーションできます。
この記事では、部屋ごとのタイルを使ったリノベーション事例や、費用をわかりやすく解説していきます。
<この記事でわかること>
- タイルの種類
- タイルを使ったリノベーション事例
- タイルリノベーションのメリット・デメリット
- タイルリノベーションを検討するポイント
- タイルリノベーションの費用相場
- おしゃれなタイルリノベーションを成功させるポイント
この記事を最後まで読むと、おしゃれなタイルリノベーションとはどのようなものかがわかり、実際に成功させるポイントがわかります。
リノベーションで自宅をおしゃれにしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
一級建築士
西村 一宏
東洋大学ライフデザイン学部講師。リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。
タイルの種類(素材)
おしゃれなリノベーションとして人気なタイルは、使用する材料によって雰囲気が異なります。
そのため、好みの雰囲気やスタイルによって、タイルを使いわけるのがおすすめです。
タイルの素材は大きく分けて以下の3種類があります。
タイルは種類によって使用できる場所が異なるため、タイルリノベーションを考える場合は、タイルの種類によって理解を深める必要があります。
たとえば、磁器質のタイルは吸水性が低く、強度が強いためお風呂やトイレなどの水回りによく使われます。逆に、吸水性の高い陶器質のタイルは調湿性があるため、LDKなどに採用されることが多いです。
よりタイルへの理解を深めるために、まずはタイルの種類を見ていきましょう。
1-1.陶器質
陶器質のタイルは、粘土や石灰を原材料にしたタイルです。
1,000℃〜1,200℃で焼いて作られ、ほとんどの場合、釉薬と呼ばれるガラス質のコーティングが施されます。
コーティングされているため汚れに強く、デザインや色が豊富です。
陶器質のタイルは吸水性が高く強度が弱いため、基本的に水回りや床への使用はおすすめできません。
水回りに陶器質のタイルを使用した場合、冬場に膨張して割れる危険性があるため、使用場所に注意してくださいね。
しかし、陶器質のタイルは調湿性が高いため、LDKや寝室に採用すると湿度調整に役立ちます。
夏は空気中の水分をタイルが吸収することで、ジメジメを解消します。
冬はタイルに蓄えていた水分を空気中に放出するため、乾燥の対策に役立つでしょう。
【特徴】色やデザインが豊富
【性質】吸水性がある・汚れに強い
【向いている場所】LDK・寝室
1-2.せっ器質
せっ器質のタイルは、粘土や長石を原料にしたタイルです。
1,200℃前後で焼いて作られ、ほとんどのタイルは釉薬でコーティングされず、素焼きの状態になっています。
せっ器質のタイルが使用されることの多いのは、外壁や玄関の床などです。
せっ器質は吸水性が低く強度も高いため、頑丈に作らなくてはいけない床や壁によく使用されます。
ただし、陶器質のタイルに比べてやや吸湿性が高いため、水回りへの使用はおすすめできません。
【特徴】素朴な風合い
【性質】吸水性が低い・強度が高い
【向いている場所】床・壁
1-3.磁器質
磁器質のタイルは、石英や長石を原料にしたタイルです。
1,200℃〜1,350℃で焼いて作られ、丈夫で汚れに強く、叩くと金属のような音がします。
吸水性が低いため、水分を吸って膨張する心配がありません。
そのため、磁器質のタイルはキッチンや洗面所の壁、お風呂の床などの水回りに使用されることが多いです。
強度が強く、摩耗の心配が少ないため、幅広い用途で使用できます。
ただし、タイルは水で濡れると滑りやすくなります。
水回りの床材として使用する場合は、ノンスリップ加工と呼ばれる滑り止め加工がされているものを選びましょう。
【特徴】緻密
【性質】吸水性がほぼない・汚れに強い・強度が高い
【向いている場所】水回り
タイルの種類(デザイン)
タイルの素材には大きく分けて3つの種類があると紹介しました。
実は、タイルのデザインは、それよりももっとたくさんの種類があります。
タイルのデザインは室内の雰囲気を大きく左右するため、おしゃれなタイルリノベーションを成功させるためには、タイルのデザインについても知っておきたいですよね。
そこで、ここからは人気なタイルデザインを厳選して3種類紹介します。
それぞれの特徴や向いている場所についてお伝えしますので、ぜひ読み進めてみてください。
2-1.コラベルタイル
コラベルタイルは、イスラム教圏でうまれた、ランタン型のつるっとしたタイルです。
エキゾチックでアンティーク感があり、女性に好まれることが多いことから、商業施設のメイクルームなどでもよく見かけますよね。
色使いや組み合わせが着物に通じる部分が多いといわれており、デザインの美しさから、高い人気を誇っています。
洗面所に使用すると、おしゃれなブティックのような雰囲気を演出できるでしょう。
【特徴】アンティーク調の色使いが多い・エキゾチックな雰囲気
【向いている場所】洗面所・キッチン
2-2.モザイクタイル
モザイクタイルは、5cm以下のタイルを組み合わせて作られたタイルです。
陶器質や磁器質、せっ器質以外にも、ガラスや石才、ミラーなど、さまざまな素材で作られています。
色や素材の違う組み合わせのものや、デザイン性が高いもの、丸い形のものなど、バリエーションが豊富なことも特徴です。
ワンポイントとして壁にモザイクタイルを取り入れると、インテリアがグッとひきしまります。
【特徴】形や色、デザインのバリエーションが豊富
【向いている場所】室内にワンポイントで取り入れる
2-3.サブウェイタイル
サブウェイタイルは、ニューヨークやパリの地下鉄などでよく見かけるタイルデザインです。
メトロタイルとも呼ばれ、シンプルでインテリアに馴染みやすいため、人気となっています。
表面に光沢があり、耐久性が高いものが多いことから、水回りに採用されることが多いです。
【特徴】光沢がある・耐久性が高い
【向いている場所】水回り・室内の壁
場所別にタイルのおしゃれなリノベーションを事例付きで紹介
タイルの種類はわかったけど、実際にリノベーションするとどんな風になるか、まだぼんやりとしている人が多いですよね。
そこで、より明確に想像できるようにタイルリノベーション事例を紹介します。
気に入った事例があれば、ぜひリノベーションの参考にしてくださいね。
3-1.キッチン
壁付けのコンパクトなキッチンには、ネイビーのサブウェイタイルが採用されています。
木目調のキッチンカウンターにネイビーのサブウェイタイルがアクセントになり、カフェのような雰囲気を演出しています。
食器の取り出しや片付けも簡単に行える備え付けの造り棚も設置してあり、利便性・デザイン性の高いキッチンです。
●種類:サブウェイタイル
●設置場所:キッチンの壁面
●築年数:1991年
3-2.お風呂
大きい窓が印象的な清潔感のあるお風呂に白のタイルを採用しています。
白いタイルを選ぶことで、清潔感と広さが際立っていますね。
画像のお風呂では、ホワイト系の細長いタイルを使用した、清潔感のある雰囲気になっていますね。
●種類:ボーダータイル
●設置場所:お風呂の壁面
●築年数:1979年
3-3.トイレ
印象的なタイル使いのトイレでは、モザイクタイルを使用しました。
壁の下半分は前面タイルに、真ん中ほどからはタイルをちりばめるようにデザインが施されています。
個性的なデザインも、ネイビーを選ぶことで落ち着いた印象にまとまっています。
●種類:モザイクタイル
●設置場所:トイレの壁面
●築年数:1993年
3-4.リビング
映画『パディントン』の世界観をリノベーションで再現しています。
リビングの腰壁にデザイン性の高いトルコタイルをポイント使いし、お気に入りの家具とコーディネートされています。
家具やファブリックの色調をタイルと合わせることで、シックななかにも温かみを感じる、居心地のいい空間になりました。
●種類:トルコタイル
●設置場所:キッチンの壁面
●築年数:1973年
3-5.洗面所
洗面所は、海外を彷彿させるラグジュアリーな空間をコンセプトにリノベーションを行っています。
アンティーク調の洗面所には、コラベルタイルを採用しました。
木目調の洗面台とコラベルタイルで、外国のホテルのような雰囲気を演出しています。
●種類:コラベルタイル
●設置場所:洗面所の壁面
●築年数:1991年
タイルリノベーションの費用相場
タイルの事例を見たことで、リノベーションにタイルを取り入れる決心をした人もいるのではないでしょうか。
実際にリノベーションを行うとなると、どのくらい費用がかかるのか気になりますよね。
タイルリノベーションの費用相場は、1㎡あたり18,500円〜40,000円です。
タイルは種類によって費用は異なりますが、1㎡あたり3,500円〜20,000円で購入できます。
そこに施工費用の5,000円〜15,000円/㎡、既存のクロスや床材の撤去費用10,000円が加わります。
たとえば、4畳のキッチンをもっとも安い費用で壁全面タイルにリノベーションする場合、
タイル費用:約3,500円×18㎡=63,000円
工事費:約5000円×18㎡=90,000円
撤去費:10,000円
合計:163,000円
となり、4畳のキッチンをタイルリノベーションする場合は、163,000円かかります。
小さいタイルを選ぶと作業時間が長くなり、施工費用が高くなってしまうため要注意です。
タイルリノベーションの費用を抑えたい人は、大きいタイルを使うと施工費用を抑えられますよ。
タイルを使ったリノベーションのメリット・デメリット
実例をみて、「おしゃれでかわいいから、絶対タイルリノベーションをしたい!」と思った人もいるのではないでしょうか。
しかし、ここでタイルリノベーションを決めてしまうと、のちのち後悔するかもしれません。
なぜなら、タイルリノベーションはメリットだけでなく、デメリットもあるからです。
たとえば、タイルは衝撃に弱く、重いものを落としたら割れてしまう可能性があります。
また、タイル自体の耐久性は高いですが、目地は劣化してしまうため、定期的にメンテナンスが必要です。
このように、デメリットを知らずにタイルリノベーションをすると、思わぬ落とし穴があるかもしれません。
そこでここでは、タイルリノベーションのメリット・デメリットを紹介します。
5-1.タイルを使ったリノベーションのメリット
タイルを使ったリノベーションのメリットの1つは、デザインやカラーバリエーションが豊富なことです。
自分でオリジナル性をだせるため、好みのテイストを取り入れられます。
そのほかにも、以下のようなメリットがあります。
それぞれ見ていきましょう。
5-1-1.デザインやカラーバリエーションが豊富
タイルの魅力として最初に挙げられるのは、デザインやカラーバリエーションが豊富なことです。
タイルは原材料によって3種類に分けられ、それぞれの種類ごとに風合いが異なります。
いろいろな種類やカラーを組み合わせられるので、世界に1つだけのインテリアをコーディネートできます。
タイルには幅広いデザインやカラーがあるため、自分好みのタイルを見つけられるでしょう。
5-1-2.掃除が簡単
タイルは掃除が簡単で、日々のメンテナンスが楽ちんです。
壁紙の場合、汚れてしまうと水拭きではなかなか汚れが取れません。
水拭きしている間に、壁紙が破けてしまうこともあります。
しかしタイルの場合、万が一汚れてしまってもさっと水拭きするだけで汚れがとれます。
5-1-3.ひっかき傷がつきずらい
タイルは耐久性が高く、傷がつきづらいという特徴があります。
ペットを飼っている人は、ペットが壁をひっかいて、壁紙に傷ができてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
タイルの場合は、ペットが壁をひっかいても、傷をつくことがほとんどありません。
5-1-4.水回りの壁材として適している
タイルは、耐水性・耐火性・耐熱性に優れているので、水回りの内装材として最適です。
また、耐久年数も70年〜100年といわれているため、短期的・長期的なメンテナンスの負担が軽減できます。
とくに、キッチン周りは水や火を使い、油によって汚れやすい場所なので、タイルを採用すると日々のメンテナンスの負担も減るでしょう。
タイルと並んでキッチンに採用されることの多いキッチンパネルは、耐水性や防汚性に優れていますが、耐久年数が10年〜20年といわれています。
そのため、キッチンパネルの場合は、定期的に取り替えのメンテナンスを行わなくてはいけません。
タイルは、水回りのメンテナンス負担を減らしたい人に最適の壁材です。
5-1-5.メンテナンス費用を軽減できる
タイルは、定期的なメンテナンスを必要としないため、メンテナンス費用を削減できます。
壁紙の寿命は10年とされていますが、タイルの寿命はその7倍以上の70年〜100年です。
タイルは壁紙のように定期的な張り替えを行う必要がありません。
目地が劣化したり剥がれてしまっても、部分的な修理ですむため、壁紙よりもメンテナンス費用を軽減できます。
5-2.タイルを使ったリノベーションのデメリット
タイルを使ったリノベーションの大きなデメリットは、初期費用が高いことです。
リノベーション費用が高くなるため、予算内で納める工夫をする必要があります。
ほかにも、タイルリノベーションには以下のようなデメリットがあります。
5-2-1.強い衝撃で割れてしまう可能性がある
タイルは優れた耐久性をもっていますが、衝撃に対しては弱いため注意が必要です。
重い物や角がとがったものを落としたら、割れてしまう可能性があります。
洗面所の床材にタイルを採用する場合、スキンケア中にガラスボトルの化粧水を床に落とすと、タイルが壊れてしまうかもしれません。
また、室内の壁材としてタイルを使用している場合も、子どもが勢いよく家具をぶつけると、ひび割れてしまう可能性があるため注意しましょう。
5-2-2.定期的に目地のメンテナンスが必要
タイル自体の寿命は70年〜100年といわれています。
しかし、目地材は、汚れやカビが付着しやすく、審美性が損なわれるだけでなく、カビによる健康被害がでる可能性があります。
タイルを長い間きれいに保つには、定期的なメンテナンスが必要です。
5-2-3.リノベーション費用が高い
タイルは他の内装材に比べてリノベーション費用が高い傾向にあります。
以下の画像は、壁紙とタイルを使用する場合にかかる材料費です。
例えば、4畳のキッチンをもっとも安い金額で張り替える場合
壁紙:800円×18㎡=14,400円
タイル:3,500円×18㎡=63,000円
となり、材料費だけでもタイルの方が壁紙よりも48,600円高くなります。
タイルリノベーションをするときは、費用が高くなることを頭に入れておきましょう。
5-2-4.足や腰に負担がかかる
タイルは硬さがあるため、足や腰に負担がかかります。
床が硬いと衝撃が吸収されずに身体に伝わるため、膝や足首、腰に不安がある人は床材にタイルを採用するのは控えましょう。
また、キッチンなどのように立っている時間が長いところへ床材として使用すると、身体に負担がかかります。
立ち仕事が多い場所は、クッションフロアなどの柔らかい床材を選びましょう。
5-2-5.冬は寒さが気になる
タイルは熱伝導率が高く、冬は寒さが気になる可能性があります。
床材として使用する場合、夏はひんやりとして気持ちいいですが、冬はスリッパを履かないと寒さを感じやすいです。
冬はスリッパやカーペットを使ったり、床暖房を導入したりして寒さ対策をしておきましょう。
タイルリノベーションをするか検討するポイント
タイルリノベーションをするときは、以下のポイントを抑える必要があります。
このポイントは、タイルのデメリットに対する改善・対策ができるかどうかの基準になります。
すべてのポイントを満たす場合は、満足いくタイルリノベーションができる可能性が高いでしょう。
しかし、1つでも満たさない項目がある場合は、リノベーション後に不満が募る可能性があります。
項目ごとに詳しく解説していくので、タイルリノベーションをしたいと思っている人は、必ずチェックしてください。
6-1.使用場所に合わせたタイルを選ぶ
タイルは衝撃に弱く、使用場所によってタイルの種類を変えなければ、衝撃によって破損する可能性があります。
たとえば、3種類の中でもっとも耐久性の低い陶器のタイルは、床材に適しません。
日々の摩耗や衝撃によって、破損する恐れがあるからです。
もし床材としてタイルを選ぶなら、強度の高い磁器タイルや耐久性やデザイン性が優れた塩ビタイルがおすすめです。
タイルリノベーションをするときは、使用場所に適したタイルになっているか確認しましょう。
6-2.定期メンテナンスを行えるか
タイルリノベーションをするときは、定期メンテナンスが実施できるか検討しなくてはいけません。
タイル自体の耐久年数は70年〜100年ですが、タイルを固定する目地は10年〜20年で経年劣化してしまいます。
そのため、目地のゴミやカビなど、定期的にメンテナンスを行う必要があります。目地のゴミやカビなど
タイルリノベーションをするときは、目地の定期メンテナンスがあることを覚えておきましょう。
6-3.リノベーション費用を確保できるか
タイルリノベーションは、費用を十分に確保できるか確認することが大切です。
先ほども述べたように、4畳のキッチンをリノベーションする場合、タイルと壁紙では、タイルの方が材料費だけで48,600円高くなります。
タイルによって費用は異なるため、想定していた費用よりも高くなる可能性も考えられます。
タイルリノベーションをする場合は、費用を多めに用意できるか確認しておきましょう。
6-4.足腰の負担を和らげる工夫ができるか
タイルを床材として使用するときは、足腰の負担を和らげる工夫をする必要があります。
タイルは床材として硬質で、歩いたときの衝撃が直に足や腰に伝わります。
そのため、絨毯やスリッパを履いて生活するといった工夫が必要です。
6-5.寒さ対策はできるか
タイルを床材に使用する場合、寒さ対策をする必要があります。
ほかの床材とくらべてタイルは熱伝導率が高いため、冬はひんやりと冷たくなり、素足で歩けません。
床暖房やホットカーペットを使用するなど、寒さ対策を行えるかどうか確認しておきましょう。
おしゃれなタイルリノベーションを成功させるポイント
ここまで記事を読んだ人は、実際にタイルリノベーションをするかどうか検討できたのではないでしょうか。
そこで、ここからはタイルリノベーションを成功させるポイントを紹介します。
おしゃれなタイルリノベーションを成功させるためには、3つのポイントがあります。
せっかくリノベーションをするなら、自分の理想を実現したいですよね。
上記のポイントを踏まえると、自分が理想とするおしゃれなタイルリノベーションが行えますよ。
タイルリノベーションを行う予定の人は、ぜひチェックしてください。
7-1.どんなデザインにしたいか事前に考えておく
タイルは色や形、素材の種類がとても多いので、どんなデザインにするか事前に考えておきましょう。
事前にデザインを考えておくと、デザイン会社に理想とするタイルリノベーションをスムーズに伝えられます。
<デザインについて事前に考えておくべきこと>
- どこにタイルを使用するか
- どんな雰囲気に仕上げたいか
- 使用したいタイルや色
デザインを考えるときは、インターネットでたくさんの事例を見るのがおすすめです。
ゼロリノベにも、たくさんのタイルリノベーション事例があるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
また、最近ではスマートフォンアプリでリノベーションのシミュレーションが行えます。
7-2.複数の会社に相見積もりを依頼する
タイルリノベーションをするときは、複数の会社に相見積もりを依頼して、費用を確認しましょう。
施工する会社によって費用やサービス内容が異なります。
たとえば、洗面所をタイルリノベーションする場合、
A社はタイルリノベーションとリノベーション後のクリーニング込みで30万円
B社はタイルリノベーションのみで25万
C社はタイルリノベーションと簡易清掃で26万
というように、施工する会社によって、費用やサービス内容が違うことが多いです。
相見積もりをして費用やサービス内容を比較検討することが可能です。
また、リノベーション会社によっては部分的なリノベーションを受けていない会社もあるので、事前に確認しましょう。
7-3.信頼できるリノベーション会社に相談する
タイルリノベーションを成功させるためには、信頼できるリノベーション会社に相談することが大切です。
担当者と相性が合わないと、打ち合わせのときに意思疎通がしっかり行えず、リノベーションに後悔が残るかもしれません。
信頼できるリノベーション会社を見極めるには、以下のポイントに注目してみてください。
<リノベーション会社を見極めるポイント>
- ヒアリングが丁寧
- 施工に融通がきく
- 口コミや評判がいい
- リノベーション事例が好みである
- 納得できる価格設定
上記のポイントを押さえて、信頼できるリノベーション会社にタイルリノベーションを依頼しましょう。
まとめ
この記事では、タイルリノベーションについて紹介しました。
タイルは、おおきくわけて4種類に分けられます。
<タイルの種類>
- 陶器質
- せっ器質
- 磁器質
- モザイクタイル
タイルの種類によって、おすすめできない使用場所があるので注意してください。
また、リノベーションを行う前には、タイルのメリット・デメリットを理解する必要があります。
デメリットを理解しないままリノベーションを決行すると、のちのち後悔する可能性があります。
また、リノベーションを依頼するときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
<タイルリノベーションを成功させるポイント>
- どんなデザインにするか事前に考えておく
- 複数のデザイン会社に相見積もりを依頼する
- 信頼できるリノベーション会社に相談することが大切
上記のポイントを押さえることで、タイルリノベーションを成功に導いてくださいね。