【リノベ事例20選】在宅ワークスペースはこう作る!3つのパターンと費用やおしゃれなデザイン空間をつくるコツを紹介

テレワークによる在宅勤務の機会が増えたことで、
「リモート会議中に家族の声が入らないようにしたい」
「ワークスペースにする部屋はないが集中できる空間を作りたい」
「在宅勤務をしながら子どもの様子も確認したい」
など、快適に仕事ができる環境にリノベーションしたいと考えている人が多いのではないでしょうか?
ワークスペースは、大きく分けて「個室」「半個室」「オープンスペース」というタイプがあり、家族構成や家の状況に合わせて選ぶことができます。
しかし、部屋が余っているから「個室」、余分な部屋がないから「オープンスペース」といった選び方をしてしまうと、使い勝手が悪くて結局使用しなかったということもあり得ます。
そうならないためにも、この記事では以下の内容について解説しています。
- リノベーションできるワークスペースのタイプは3種類
- ワークスペースを個室にするメリット・デメリット
- ワークスペースを半個室にするメリット・デメリット
- ワークスペースをオープンスペースにするメリット・デメリット
- 【タイプ別】ワークスペースのリノベーション事例
- ワークスペースのリノベーションで失敗しない2つのポイント
ワークスペースのタイプは流行りや見た目の好みというよりも、ライフスタイルやワークスタイルに合わせることで、リノベーションの失敗を防ぐことができます。
自分に合ったワークスペースのタイプを選び、仕事の効率をアップさせたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。
リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから
リノベーションできるワークスペースのタイプは3種類
冒頭でも紹介したように、ワークスペースには「個室」「半個室」「オープンスペース」の3種類があります。

個室は1つの部屋をワークスペースにするというイメージですが、半個室・オープンスペースはイメージしにくい方もいるかと思います。
ワークスペースをリノベーションする時のイメージが持てるように、各タイプの特徴について解説していきます。
1-1.個室

個室の最大の特徴は、1つの部屋をワークスペースにすることで、仕事に集中できる環境が作りやすいことです。
特にリモート会議が多い方は、家族の声や生活音が気になることはありませんか?
リモート会議の度に家族に静かにしてもらうのは難しいと思うので、会議が多いという方は個室がおすすめです。
また、個室の場合は収納を多く作ることができるので、参考資料や書類が多い・プリンターなどの機材を使用するという方にもおすすめです。
片付ける手間や資料を取りに行く手間が省けるので、仕事の効率アップが期待できます。
【個室がすすめな人】
- リモート会議が多い人
- 収納が多めに必要な人
ただし、個室は光熱費がかさむなどのマイナス面もあるので、メリット・デメリットについて詳しく知りたい方は「2.ワークスペースを個室にするメリット・デメリット」を確認してください。
1-2.半個室

半個室は、画像のようにワークスペースの一部をパーテーションなどで仕切ることで、仕事の空間を確保しながら家族との時間も大切にできるのが特徴です。
特にお子さんがいると、「目が離せない…でも仕事に集中したい」という場面が多いのではないでしょうか?
個室のような静かな環境というわけではありませんが、半個室なら何かあった時にすぐに対応できるので、安心して仕事に集中することができます。
お子さんも、安心した環境で過ごせるので一石二鳥ですね。
パーテーションを本棚や棚にすると収納を増やすこともできるので、収納が欲しいのに狭い空間しか確保できないという方にもおすすめです。
【半個室がおすすめな人】
- 家族の気配を感じながら仕事をしたい人
- まとまった収納が欲しい人
ただし、半個室はリモート会議で生活音が入ってしまうといったマイナス面もあるので、メリット・デメリットについて詳しく知りたい方は「3.ワークスペースを半個室にするメリット・デメリット」を確認してください。
1-3.オープンスペース

オープンスペースは画像右端のように、リビングなどの部屋の一角に机などを置くだけなので、個室や半個室にする広さがない場合でも手軽にワークスペースが作れるのが特徴です。
リビングの一角ならリビングやダイニングのテーブルでもいいような気がしますが、仕事のたびに準備をしたり片付けたりするのは面倒ですよね?
その手間を省いて仕事効率を上げるためにも、一角にワークスペースを設けるのは大切なことです。
オープンスペースタイプは生活空間にワークスペースがあるので、一人暮らしの方やリモートワーク中は1人の時間が多いという方におすすめです。
また、個室や半個室タイプのように多くの収納を作ることが難しいケースもあるので、PCだけで仕事が完結するという方に向いています。
【オープンスペースがおすすめな人】
- ひとり暮らしの人
- ひとりの時間が多い人
- PCのみで仕事が完結する人
ただし、オープンスペースはオンオフの切り替えが難しいなどのマイナス面もあるので、メリット・デメリットについて詳しく知りたい方は「4.ワークスペースをオープンスペースにするメリット・デメリット」を確認してください。
ワークスペースを個室にするメリット・デメリット
まずはワークスペースを個室にするメリット・デメリットをお伝えします。個室が自分に合っているか判断する際に参考にしてください。

ワークスペースをどのスタイルにするか決まっている方は「5.【タイプ別】ワークスペースのおしゃれなリノベーション事例」の内容を確認してください
それでは、各メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
2-1.〈メリット①〉仕事に集中できる
ワークスペースを個室にする最大のメリットは、自分だけの空間で集中して仕事ができるということです。
特にリモート会議が多いという方は、家族の声や生活音が入らないように、その都度部屋を変えたり、家族に静かにしてもらうというのは現実的ではありませんよね。
リモート会議が多い方は、いつでもスムーズに会議が始められる環境が理想的なので、家族の生活も守りながら仕事に集中したい方は個室がおすすめです。
2-2.〈メリット②〉収納を多く作ることができる
仕事で参考資料を使ったり、書類の保管・プリンターなどの機材を使用するという方は、収納を多く作る必要があります。
特に仕事の関係上、資料や書類が増えていくという方は、他のタイプに比べて多くの収納を確保しやすい個室がおすすめです。
収納が多いと整理整頓もしやすいので、仕事の効率アップにも繋がります。
2-3.〈メリット③〉オンオフのメリハリがつく
ワークスペースとして完全に生活空間と分けることで、オンオフのメリハリをつけやすくなります。
リビングで仕事をしていると、「汚れが気になってついつい掃除をしてしまう」「子どもやペットの相手をして仕事が進まない」といった方は、仕事だけに集中できる空間があるといいかもしれません。
2-4.【デメリット①】光熱費がかさむ
ワークスペースを個室にすると、その分光熱費がかかってしまいます。一般的な6畳の部屋をワークスペースにした場合、1年間の電気代は約2万円程度です。
もちろん契約している電力会社や、エアコンの種類・使用時間・設定温度により光熱費は変わりますが、だいたいこれくらいの電気代が一般的です。
在宅ワーク分の光熱費も含めて給与に上乗せしてくれる会社もありますが、そうでない場合は自己負担なので、仕事をしているのにマイナスになるのはデメリットではないでしょうか。
2-5.【デメリット②】家庭環境によっては使いにくい
以下のような方は、ワークスペースを個室にしても使わなくなる可能性があるのであまりおすすめできません。
- 一人暮らし
- 在宅ワーク中に1人の時間が多い
- 在宅ワーク中に育児をする必要がある
個室は集中しやすい環境を作ることができますが、そもそも一人で過ごす時間が多いという人は、あまり個室にするメリットはありません。
どうしても収納が多く必要だという場合は別ですが、収納する物が増えるわけでなければ、半個室でも十分な収納を確保することができます。
また、個室にするとお子さんの様子を確認することができないので、結局リビングで仕事をしているというケースもあります。
せっかくリノベーションしたのに使わないというのはもったいないので、本当に個室が必要かどうかじっくり検討してみてください。
ワークスペースを半個室にするメリット・デメリット
次に、ワークスペースを半個室にするメリット・デメリットをお伝えします。半個室が自分に合っているか判断する際に参考にしてください。

ワークスペースをどのスタイルにするか決まっている方は「5.【タイプ別】ワークスペースのおしゃれなリノベーション事例」の内容を確認してください。
それでは、各メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
3-1.〈メリット①〉仕事と育児を両立しやすい
半個室は、個室のように完全に仕切られた空間ではないので、ワークスペースを確保しながらもお子さんの様子を確認することができます。
特に、お子さんが一人で遊べる年齢・きょうだいや友達と遊べる年齢であれば半個室がおすすめです。
何かあった時にすぐに対応できるという安心感もあるので、仕事に集中しやすいというメリットにも繋がります。
3-2.〈メリット②〉省スペースでも収納を確保できる
部屋の広さの問題で、十分なワークスペースが確保できないという人も多いのではないでしょうか?
半個室であれば、仕切りを棚や本棚にすることで、収納スペースを十分に確保することが可能になります。
書類や資料が増え続けるという人には不向きですが、ある程度の収納があれば足りるケースが多いので、半個室でもしっかりと収納することができます。
手の届く範囲で仕事に必要な道具や資料を取り出すことができるので、効率よく仕事をしたいという人にもおすすめです。
3-3.〈メリット③〉低コストでも仕事と生活空間を分けられる
先ほど紹介したような棚・本棚を仕切りにする場合は、商品の購入費用と転倒防止対策の費用だけで、ワークスペースを作ることができます。
転倒防止対策は、自分で行うと意味のない場所に固定をしている場合もあるので、プロの目線で行ってもらうと安心です。
転倒防止対策として家具を固定する費用は、家具1個につき3,000円程度なので、費用を抑えてワークスペースを作りたい人にもおすすめです。
3-4.【デメリット①】リモート会議で生活音が入ってしまう
背中側が壁になるようにリノベーションすることもできるので、家の様子がリモート会議で写ってしまうことはありませんが、個室のように音を最小限に抑えることはできないので、会議中に生活音が入ってしまいます。
- リモートワーク中は1人の時間が多い
- 子どもは自分の部屋で遊んでいる
- 会議中はミュートにしていることが多い
という場合は問題ありませんが、そうでない場合は生活音が気になるかもしれません。
リモート会議のたびに部屋を移動しているのであれば、仕事効率を上げるためにも個室がおすすめです。
3-5.【デメリット②】家庭環境によっては仕事に集中できない
リモートワーク中に家族が常にいる場合は、半個室タイプでは仕事に集中できないかもしれません。
家族とのコミュニケーションが取りやすいというメリットはありますが、静かな環境の方が集中しやすい・話し声や生活音が気になってしまうという人には不向きです。
リノベーションで個室を作ることができる人や、育児を他の人に任せられる環境であれば、個室の方が集中して仕事に取り組めます。
ワークスペースをオープンスペースにするメリット・デメリット
ワークスペースオープンスペースにするメリット・デメリットをお伝えします。オープンスペースが自分に合っているか判断する際に参考にしてください。

ワークスペースをどのスタイルにするか決まっている方は「5.【タイプ別】ワークスペースのおしゃれなリノベーション事例」の内容を確認してください。
それでは、各メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
4-1.〈メリット①〉手軽に安くワークスペースが作れる
オープンスペースは机を置くだけでワークスペースになるので、どのタイプよりも手軽で安くできるのが最大のメリットです。部屋数や部屋の広さに制限がある方でも選びやすいタイプです。
特に、一人暮らしの方やリモートワーク中は1人の時間が多いという方は、ワークスペースを作り込む必要がないので、机を置くだけでも十分に仕事部屋になります。
仕事用の机があれば仕事道具をその都度片付ける必要もないので、スムーズに仕事に取り組めるのもメリットです。
4-2.〈メリット②〉家族の様子を確認しながら仕事ができる
オープンスペースは仕事と生活の空間が同じなので、目が離せない年齢のお子さんがいる方におすすめです。
特に動き始めのお子さんは、転んだりぶつかったり何でも口に入れてしまうので、ハラハラすることが多いかと思います。オープンスペースなら、事故につながらないように仕事中も側で見守れるので安心です。
また、お子さんがリビングで勉強をするというご家庭でも、すぐに子どもの質問に答えることができるのでとても便利です。
4-3.〈メリット③〉模様替えがしやすい
簡単に設置できるオープンスペースタイプは、模様替えも机を動かすだけなのでとっても簡単。部屋の模様替えが好きという方は、断然オープンスペースがおすすめです。
オープンスペースの位置だけでなく、部屋の雰囲気や趣味に合わせて机を替えることもできるので、その他のタイプに比べて手軽に新しい雰囲気を楽しむことができます。
模様替えで雰囲気が変わるとモチベーションも上がるので、良い仕事に繋がりそうですね。
4-4.【デメリット①】オンオフの切り替えが難しい
個室や半個室のように、生活空間とワークスペースにはっきりとした区別がないので、ついついダラダラしてしまうという人にはおすすめできません。
リモート中に会社で管理してくれているのであれば問題ないかもしれませんが、自分で管理するワークスタイルの場合は、テレビやゲームなどの誘惑に負けない心が大切です。
誘惑に負けてしまいそうという人は、個室や半個室でしっかりとワークスペースと生活空間を分けることをおすすめします。
4-5.【デメリット②】リモート会議には不向き
半個室同様、個室のように音を最小限に抑えることはできないので、会議中に生活音が入ってしまいます。
- 一人暮らし
- リモートワーク中は1人の時間が多い
- 子どもは自分の部屋で遊んでいる
- 会議中はミュートにしていることが多い
このような方はオープンスペースでもリモート会議に影響はありませんが、そうでない場合は会議中に相手に迷惑をかけてしまうかもしれません。
リモート会議が多い・時間が長いという人は、個室やリビングから距離のある場所に半個室のワークスペースをリノベーションすることをおすすめします。
4-6.【デメリット③】収納が少ない
オープンスペースは生活の空間がメインということもあり、個室や半個室に比べると収納スペースが少なくなってしまいがちです。
収納スペースが足りないと、どんどんワークスペースが散らかって使いにくさを感じたり、人が来た時に煩雑な状態が丸見えになってしまうので、収納が必要な人にはオープンスペースは不向きです。
個室を確保するほど部屋に余裕がないという場合は、省スペースでも収納も確保できる半個室がおすすめです。
【タイプ別】おしゃれな書斎・ワークスペースのリノベーション事例20選
自分の環境に合ったワークスペースがわかっても、どんな仕上がりになるのかイメージがわかないという人も多いのではないでしょうか?
ワークスペースの完成イメージがわかると、リノベーションを依頼する時に自分の好みや理想を具体的に伝えることができるので、実際にリノベーションを行った事例を紹介していきます。
5-1.[個室]玄関横のオフィスのような贅沢書斎
![例:[個室]玄関横の贅沢書斎](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation6-1.png)
こちらは、もともとあった間取りをそのまま利用した個室のワークスペースです。半個室やオープンスペースとは違い、自分好みのテイストにできるのが魅力的。今回はブリティッシュパブのような内装に仕上がりました。
個室は圧迫感が出てしまいがちですが、こちらはソファが置けるほど広さも十分で、デスクの後ろ側(画像左)に室内窓を付けているので、開放感のあるつくりになっています。
事例ではエアコンを取り付けられましたが、構造上取り付けられない場合は要注意。空調を調整できるように、窓や室内窓といった開口部を作ることをおすすめします。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
共働きのご夫婦は、家事に時間を取られたくないといい「ラクな家」をリクエスト。キッチンとパントリー、WICをひとつながりにして、家事動線を短縮できるよう計画。個性ある素材を用いて、家の中でも”非日常”を味わえるようなエッセンスをプラスしました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-2.[個室]開閉可能なフレキシブル空間


こちらの事例は、リビング横に贅沢に配置された個室の書斎です。リビングの音が気になる場合などは引き戸を閉めて個室に。ガラスの引き戸を開け放てば、広さと開放感が得られ半個室に早変わり。
ガラスになっているため閉めてもリビングの光が届くため、完全に壁で仕切った個室よりも圧迫感がないのもメリットです。
限られた空間の場合は、開閉できる仕様にすることで作業時以外は引き戸を開けてLDKを広くするなど、フレキシブルに使い分けることができます。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
仕事がテレワークになり、家時間が増えたことがリノベーションのきっかけ。書斎はガラス戸で仕切ることで、音を遮りつつも開放感を持たせ、お部屋のアクセントに。戸を閉めても互いの気配が感じられます。色数を絞ることで、こだわりの家具たちがぐっと引き立つ空間になりました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-3.[個室]室内窓から明るい光が差し込む書斎
![例:[個室]室内窓から明るい光が差し込む書斎](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation7-1.png)
こちらの事例は寝室と一体になった個室型のワークスペース。寝室は寝るときにしか使用しないため、一角をワークスペースにすることで、個室でありながら広い空間が取れます。エアコンや換気などの空間効率もあがるのも嬉しいポイント。
大きな室内窓から光を取り込めるので、明るく心地よく作業が進められます。アイアン素材の室内窓や扉のブラックの差し色が、LDK全体のデザインを引き締めてくれています。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
自宅で働く夫妻が好きな要素を積み上げて彩った空間。フルオーダーでこだわり抜いたモールテックスのキッチンがあれば、料理の時間も楽しみに。真四角ではない形の物件ならではの「つながり」を意識した動線で、広いお部屋の中でも常にちょうどいい距離感で過ごせます。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-4.[個室]防音室を完備した仕事部屋

こちらは、音楽をお仕事にされているお施主様のために防音スタジオをワークスペースとして作った事例です。
性能はもちろんデザイン面も大切にするため、ユニットタイプではなく完全造作で仕上げています。
海外の住宅やギャラリーのようなパーケットフローリングが毎日の気分を上げてくれます。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
音楽家の施主様のために完全造作の防音スタジオを設置。残りのスペースを家具マニアでもある施主様の趣味を満足させるシンプルで上質な住空間に仕立てました。スタジオの音響とリラックスして聴くリビングの音響を分け、仕事とプライベートを上手に切り替えて生活できる住まいに。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-5.[個室・オープン]WICの奥にある隠れ家スペース


玄関横の洋室を2つに区切り、オープンタイプのWICとその奥にあるワークスペースに変更した事例です。
広々ワンルームの中に隠れている個室は、秘密基地のようなワクワク感と集中できる環境を両立させています。
窓も確保しているので優しい日の光が落ち着く温かい空間です。
リビングの窓際にもデスクと椅子を置いてオープンな作業スペースとしています。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
太陽の光がたっぷり入る3面採光の部屋をおおらかなワンルームに変え、日の当たる寝室やテラスを内包させた住まい。印象的な躯体梁とパーケットの素材感がマッチしてリズミカルな印象に。ご夫婦にとって馴染みのあるリノリウムを床材に採用し「自分たちらしさ」もプラスしました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-6.[個室]窓辺に設けたコンパクトスペース
![個室:[個室]窓のあるコンパクトスペース](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation1.png)
こちらは、省スペース型の書斎事例です。コンパクトな空間を個室化すると、圧迫感や閉塞感が出ないように設計することがポイントです。
事例は出窓がある場所に書斎をもってくることで、明るさや風通しが確保できるようにしています。個室の場合は、壁の色などを思い切り自分好みに冒険してみるのもよいでしょう。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
共働きのご夫婦が「朝を丁寧に贅沢に」をテーマにリノベーション。自然光を活かすガラスの間仕切りと最小限の間取りで、ルーフバルコニーの景色を楽しめる設計。早起きしてゆっくり過ごせる朝型ライフスタイルを実現しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-7.[個室]夫婦それぞれのデスクを完備
![例:[個室]夫婦それぞれのデスクを完備](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation4-1.png)
こちらの事例は、同じ空間に夫婦それぞれの二つ分のデスクと収納スペースが確保した個室のワークスペースです。
互いの視線が干渉しないように工夫されているため、同じ空間にいても各々が作業に集中することができます。奥はベッドルームに続いており、生活動線を無駄なく有効活用しているのも特徴です。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
ご夫婦ともにリモートワークで働く施主様。昭和のオフィスのようなデザインがお好きということで、どこか懐かしさを感じる仕上げや素材を取り入れました。限りある広さを有効活用するため、ワークスペースは1箇所にまとめつつ、充実の広さをもたせています。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-8.[半個室]玄関横の集中スペース
![例:[半個室]玄関横の集中スペース](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation14-1.png)
こちらの事例は、右上写真のリビング奥がワークスペースになっています。完全な個室ではありませんが、リビングでの生活音の問題を最小限に抑えることができます。
「生活音の問題を解決したいが間取りなどの関係で個室は難しい」というケースもあると思いますが、半個室は自由度が高いので、リビングから離れた場所にリノベーションすることが可能です。
玄関の真横にワークスペースを設けたので、夜遅くに帰宅した際でも寝ている家族を起こさずに軽く作業することもできるのだそう。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
2大きくて真っ白なアイランドキッチンがあるLDKで家族団らん。一角には箱を意識した小上がりの寝室があり、回遊動線でリビングからも書斎からもアクセスできます。回遊動線はキッチン、パントリー、水回りも。ストレスフリーで暮らせる、家族のためのリノベーション。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-9.[半個室]リビングと緩やかにつながる


こちらの事例はリビング内に配置されたワークスペースです。壁や建具で仕切れば、LDKと緩やかにつながりつつもメリハリのある空間をつくることができます。
明るく風通しのよい環境は、閉塞感を感じづらいので長い時間作業する場合に適しています。建具も和モダンな分位の揺れガラスを採用。一部に開口を設けたのでリビングの家族の様子を見守ったり、会話することもできます。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
家の中央に島のようにリビングを配し、周囲に土間を廻らせたユニークなプラン。土間もまた、キッチンや収納、ワークスペースなどの機能をもつ生活空間で、ひと筆書きの回遊動線に。「お寺の土間や古い板張りが醸し出す静寂感が好き」という施主様の思いを住まいに落とし込んだ。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-10.[半個室]締め切りすぎない適度な個室空間
![例:[個室]締め切りすぎない適度な個室空間](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation11-1.png)
こちらの事例は、キッチン横に配置されたワークスペース。扉はあえて設けていませんが、リビングからは離れた場所にあるため集中することができます。
アールの壁が印象的で、個室でなくてもお籠もり感のあるワークスペースに。壁を立てているので、収納もたっぷり設けることができました。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
インテリア好きの二人がこだわったギャラリーのような住まい。白を基調とした空間には、可愛い小物を飾るための棚や展示スペースが充実。日常を特別に彩る素敵なリノベーションが実現しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-11.[半個室]リビングが見える島タイプの書斎
![例:[半個室]リビングが見える島タイプの書斎](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation9-1.png)
こちらの事例は、リビングに孤島のように配置されたワークスペース。オンラインミーティングなどに対応できる遮音性はありませんが、室内窓で区切られていることで、作業する際は集中して行うことが可能です。
顔を上げればリビングの様子が見えるので、家族やペットを気にかけながら仕事をしたい、というケースに適したスタイルです。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
気持ちのいい眺望に負けないくらいの開放感!空間に視線の抜けをつくる室内窓や、動線も考慮して斜めに配した造作キッチンは、広さを目一杯感じるための工夫としました。さらに家事楽を極めた動線×収納で作業を効率化。可変性を持たせた大きなワンルームの完成です。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-12.[個室・半個室]離れた位置に二つ設置したそれぞれのワークスペース


こちらの事例は、在宅ワークメインのお二人のために家の中の離れた場所にそれぞれ独立したワークスペースを作りました。
「仕事は扉のある個室でしたい」とのご希望には玄関横のスペースを区切ることで対応。手の届くところに書棚を設けて集中しやすい空間づくりをしています。
LDKの一角に設けたもう一つのワークスペースはバルコニーからの光を透過する格子の間仕切り壁を設けることで空間を緩やかに切り分けました。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
「友人と一緒に気ままに飲める家」「在宅ワークの2人が心地よく過ごせる家」がテーマの住まい。キッチンはお酒がインテリアにもなる印象的なバーカウンターに。外の景色を眺めながら仕事ができるスペースと、集中してこもれる書斎。メリハリのあるワークスペースを設けました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-13.[オープンスペース]デッドスペースを有効活用
![例:[オープンスペース]デッドスペースを有効活用](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation8-1.png)
こちらの事例は、リビングに面したオープン型のスペース。柱で生じたデッドスペースを有効活用して、すっきりと収まるデスクを造作しています。
壁を向きながらの作業は閉塞感があるため、長時間の作業には向かないこともありますが、窓に面しているので、心地よく作業を続けられる空間です。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
変形の部屋を活かした「への字型」キッチンとドナオークのフローリング。独立したワークスペースや広々収納も完備。シンプルで個性的なデザインを追求し、白、木、グレーを基調に上質な空間を実現しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-14.[オープンスペース]多目的に使える幅広の造作デスク


こちらの事例は、非常にシンプルなワークスペースですが、幅広の造作デスクでゆったりと作業することができます。
広々としたLDKの場合、広めのデスクを造作することで、仕事の横で子どもが宿題をしたりと、家族で一緒に使うシーンでも使えるスタイルです。
オープンスペースの場合は、部屋とワークスペースのテイストを合わせることもポイント。家全体が北欧テイストの場合は、ワークスペースも同じテイストにすることで統一感が生まれます。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
空間の半分以上をLDKに。シンプルで自然のぬくもりを感じられる、デンマークのヒュッゲのようなスタイルがコンセプトの家です。LDKは窓三面からの光と風を取り込めるように配置して、床材には北欧家具と相性のいい大判タイルをセレクト。ブルーのアクセント壁も採用しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-15.[オープンスペース]リビングの路地裏のような空間
![例:[オープンスペース]リビングの路地裏のような空間](https://journal.zerorenovation.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/Workspace-renovation12-1.png)
こちらは、玄関とリビングの間にキューブ型のウォークインクロゼット兼ワークスペースを設けたユニークな事例。
オープンではありますが、キューブ型の側面に位置しているので、リビングの路地裏のようなスペースになっています。コンパクトな空間ながら2人並んで作業できるスペースがあり、収納棚も充実しています。空間効率の高いワークスペースの間取りアイデアです。
振り向けば家族とコミュニケーションがとれるような作りはオープンスペースならでは。家族との距離感を大切にしたい場合などはおすすめしたい間取りです。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
コンクリート打ちっぱなしが際立つ空間にロフトを設置。ロフトは壁掛けテレビ、WIC、ワークスペース、ロフトベッドを兼ねる。家電はパントリーに収納し、すっきりしたキッチンがリビングダイニングと一体化。無垢材のウッドワンキッチンが調和するリノベーションになりました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-16.[オープンスペース]オープンだけど半個室のように使える空間

こちらは、回遊性のある間取りの通路になるスペースを活かしてワークスペースを作った事例です。
二つの寝室をつなげる通路にスペースを確保しているので、オープンスペースではありますがリビングなどからはすぐに見えず、半個室のように使うことが出来ます。
おこもり感と開放感を両立したワークスペースになりました。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
以前は生活動線や空間の無駄を感じていたというご夫婦。回遊性のある動線計画で人も猫も快適に過ごせるだけでなく、壁や仕切りをできるだけなくすことで視線が抜けて面積以上の広がりが生まれました。3つの部屋を貫くアクセントウォールが住まいの象徴になっています。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-17.[オープンスペース]リビングと一続きにした、夫婦の会話がある空間


こちらの事例は、リビングから一続きの場所にワークスペースを作った事例です。
リビングのソファとは背中合わせになっており、集中したいときはそのままで、会話をしたいときにはすぐに話しかけることが出来ます。
夫婦の距離感を大切にしたい方におすすめのパターンです。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
日中をイメージするLDKは白、夜をイメージする寝室はブルーグリーンで仕上げ、4枚のガラスの引き戸がしっかりと区別します。結婚を機に住まいを購入したご夫婦のため、個室をつくらずLDKとひと続きのワークスペースは、コミュニケーションを遮らず夫婦の距離を近づけます。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-18.[オープンスペース]斜めに区切られた間取りの奥にあるおこもりワークスペース


こちらは部屋全体を大胆に斜めの間取りに作り替えた事例です。
寝室の間仕切り壁から奥へ進めば、オープンスペースなのにおこもり感のある書斎へとたどり着きます。
あえて暗がりに設けることで、日光の影響を受けずにPC作業を行うことが出来ます。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
ゆったり仕切るワンルームは、猫も自分も居心地の良い空間。大胆にも設備や家具を斜めに配置する仕掛けで、居場所によってさまざまな景色が楽しめるように目線を設計しています。造作ワードローブで陰影を演出し、「ちょっと暗くて落ち着く部屋」を叶えました。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-19.[オープンスペース]二人並んで作業できるワークスペース


こちらの事例は、同じスペースにご夫婦が並んで作業できるようにデザインしたものです。
リビング側からは室内窓付きの目隠し壁があるため、ゾーニングはしっかりとしながらも隣で作業していなくてもお互いの存在を感じられるようになっています。
一か所にまとめることでお家全体としては空間を広く使うことが出来るのもポイントです。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
登山が趣味のご主人と、ものづくりが得意な奥様。お二人が好きなことをめいっぱい楽しめるよう、登山グッズを飾りながら収納できるSICや、リビングと一体感のあるデスクなど、趣味スペースを充実させました。自然素材を取り入れた、気持ちの良い空間に仕上げています。
※費用は引き渡し当時の金額です
5-20.[オープンスペース]ルーバーで視線を区切った開放的なワークスペース


こちらは、ワークスペース自体はオープンスペースですが、ルーバーで間仕切りをすることで視線を区切り、集中しやすい空間デザインを行いました。
完全な間仕切り壁ではないのでアクセントになりつつ、空気と空間の抜け感が演出できます。
バルコニーにそのまま出ることが可能で、作業の合間の気分転換も気軽にできるようになっています。
ゼロリノベのリノベーション施工事例
大容量でディスプレイのようなデザイン性のWICに、ご夫婦のお気に入りを詰め込んで。洗濯後そのままハンガーで収納できる家事動線がストレスフリー。小物を飾るニッチや造作棚、大きな洗面、開放感を感じるハイドアなど、施主様のこだわりが光る住まいです。
※費用は引き渡し当時の金額です
ワークスペースのリノベーションで失敗しない2つのポイント
せっかくリノベーションをするのなら「使いにくかった」といった失敗は避けたいですよね?そこで、ワークスペースのリノベーションで失敗しない2つのポイントについて解説していきます。
- 生活環境に合わせてワークスペースの場所を決める
- 働くスタイルに合わせてワークスペースの大きさを決める
それぞれのポイントから、自分のワークスタイルに合ったワークスペースを見極めていきましょう。
6-1.生活環境に合わせてワークスペースの場所を決める
同居家族の有無や、お子さんの有無など、生活環境に合わせてワークスペースの場所を決めることが大切です。

上記のおすすめの場所はあくまでも参考ですが、なぜおすすめなのかについて説明していきます。
6-1-1.【生活音が気にならない場合】使い勝手の良い場所がおすすめ
リモートワーク中は1人で過ごす時間が多いという人は、周りの音などを気にする必要がないので、自分にとって使い勝手が良いという場所がおすすめです。
例えば、ワークスペースをダイニングに作るとキッチンが近いので、仕事の合間に飲み物を入れたり、隙間時間に家事をするのに導線がスムーズで便利です。
生活と仕事の空間を分けた方が仕事がはかどるという方は、リビングから遠い場所なども選択することができるので、一人暮らしや在宅勤務中は1人という方は、自分にとって使いやすい場所を選ぶと良いでしょう。
6-1-2.【生活音が気になる場合】リビングから遠い場所がおすすめ
リモート会議が多い・生活音が気になると仕事がはかどらないという人は、家族が生活をしている空間から遠い場所がおすすめです。
リビングだけでなく子ども部屋の近くも声が気になることがあるので要注意。できるだけ、家族が過ごす時間が少ない場所にワークスペースを設けることで、リモート会議中に声が入ってしまうという失敗を防ぐことができます。
たとえ個室でも、家族が生活する部屋の近くは音が気になることがあるので、リモートワークの頻度や時間帯、家族構成によって静かな場所を選びましょう。
6-1-3.【子どもの様子を見守りたい場合】リビングやお子さんが過ごす場所がおすすめ
リモートワーク中に育児の必要がある人は、何かあった時にすぐに対応できるように、リビングなどのお子さんが過ごす時間が多い場所がおすすめです。
仕事に集中したいからといってリビングから遠い場所にワークスペースを作ってしまうと、「子どもが頻繁に呼びに来る」「子どもが何をしているか心配」などの理由から、結局仕事に集中できずにリビングで仕事をすることになりがちです。
将来を見据えて、リビングから遠い場所にワークスペースをリノベーションしておいてもよいですが、現時点で目が離せない時期のお子さんがいるという場合は、リビングにも簡易的なワークスペースを設置しておくことをおすすめします。
6-2.働くスタイルに合わせてワークスペースの大きさを決める
使いやすいワークスペースをリノベーションするには、以下の2点がポイントとなります。
- ワークスペースの広さ
- 収納量
例えば、PC1つで仕事が完結する方は、省スペースに机と椅子があれば十分だったりするので、ワークスタイルによってどれくらいのサイズが必要なのかを見極めることが大切です。

大は小を兼ねると言いますが、使わないスペースがあればそれは無駄なスペースになってしまいます。ワークスペースを広くとってしまったばかりに、その他の部屋が小さくなってしまうわけですから、本当に必要なサイズを自分で見極めておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?ワークスペースについて理解が深まり、ご自身の状況に合ったリノベーションのヒントが見つけられたのではないでしょうか。
リノベーションでは間取りの変更もできるので、自分の好みの場所にワークスペースを作ることができます。
しかし、部屋が余っているから「個室」、余分な部屋がないから「オープンスペース」といった選び方をしてしまうと、使い勝手が悪くて結局使用しなかったということもあり得ます。
そうならないためにも、ワークスペースをリノベーションする際は以下の3点をしっかりと抑えておきましょう。
- 家族構成やライフスタイルに合わせてワークスペースのタイプを選ぶ
- 生活環境に合わせてワークスペースの場所を決める
- 働くスタイル合わせてワークスペースの大きさを決める
あなたにとって使いやすいワークスペースがリノベーションできることを心から願っています。
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