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タワーマンション購入で後悔した理由10選!タワマン購入の落とし穴と対策

タワー マンション 後悔画像

見晴らしや立地の良さ、充実した共用施設、防犯性の高さなど、人が羨む条件にもかかわらず、憧れのタワーマンションをせっかく購入したのに、後悔してしまう人も中にはいるようです。

この記事では、タワーマンションを購入して後悔する主な理由を挙げ、具体的な対策を詳しく解説します。

現在、後悔して悩んでいる人、これからタワーマンションの購入を考えている人は必見です。

目次

タワーマンション暮らしには合う、合わないがある!

以下のグラフで見てもわかりますが、そもそも全ての方がタワーマンションを購入後に後悔するわけではありません。タワーマンションを買って後悔したと回答した人は約3割です。

タワーマンション暮らしには合う、合わないがある!
データ引用:住まいの教科書

全体からすれば少数ながら、なぜ後悔を抱いてしまうのでしょうか。関係してくるのは、タワーマンションに暮らす方の志向性や価値観、そして相性が密接に絡んでいるからです。

実際にタワーマンションに暮らして後悔していることは、購入前には思いもよらなかったことでしょう。今振り返って、購入前はどのような志向だったかを思い出してみると、タワーマンション暮らしがもともと合わなかったのかもしれません。

タワーマンション暮らしが合う方 

都市型ライフスタイルを好む

都心に住み、職住近接の生活環境でビジネスもプライベートも重視。
通勤に時間をかけることなく効率の良い暮らしをしたい。

高いセキュリティを求める

オートロックや監視カメラ、常駐管理方などの確かなセキュリティを希望。
安心や安全が約束された暮らしがしたい。

共用設備を利用したい

レストラン、ラウンジ、フィットネスルーム、ゲストルーム、キッズルームなどの設備の充実を重視。
ホテルライクな環境を楽しみたい。

近隣付きあいを避けたい

近隣住民との交流はなるべくしないライトな付き合いを希望。
必要最低限の人間関係で暮らしたい。

眺望や夜景に高い価値観を持つ

高層階に住むことによって、ステータスを感じたい。
タワーマンションならではの眺望の良さを重視したい。

タワーマンション暮らしが合わない人

のびのびした子育てがしたい

上層階へいくほど、自然と触れ合う外遊びへのハードルは高くなる。
全体的に静音生活が好まれるため、子どもの行動に日々配慮しなければならない。

災害や防犯に不安が大きい

高層階は災害時の避難や移動などの非常時に困難を抱える可能性あり。
停電や断水でのエレベーター停止、上階までの給水運搬が大変などのリスクがある。

近隣や地域とコミュニケーションをとりたい

マンション内や地域社会との交流など、会合以外で顔を合わせる接点が少ない。
コミュニケーションの機会をあえてつくらず、遠ざける環境にある。

ルールのある中でも柔軟に生活したい

ゴミ出しや来客対応、騒音、ペットの飼育など、他のマンションよりいちだんと厳しい傾向にある。
管理会社の権限が強く、緩やかなルールやルール変更を求めたりすることは難しい。

毎月の出費を増やしたくない

毎月、充実した設備にかかる管理費や大所帯の建物にかかる修繕積立金を払うため、ランニングコストがかかる。
戸建てや中規模までのマンションにも同費用はかかるが、タワマンの方が高い。

タワーマンションを買って後悔した理由10選

タワーマンションを買って後悔する理由10選

都市部で高い方気のタワーマンション。魅力的で理想の暮らしだったはずが、いざ暮らしてみたら、「こんなはずではなかった」と後悔するケースもあります。いったい、どんな点でギャップを感じて後悔してしまうのでしょうか。

タワーマンションでの暮らしにはどのような落とし穴があったのかよくある原因をまとめてみたのでこれからタワーマンションの購入を考えている方は参考にしてください。 

購入後にストレスとなった落とし穴の原因

エレベーターの待ち時間や外出する際の移動距離が長い

通勤・通学の時間帯、災害時など、大所帯ゆえにエレベーターの混雑が発生。
長時間待ちが起こり、高層階ほど移動に時間がかかって外出が億劫になってしまう。

管理費・修繕積立金の高く、長い目で見ると負担に感じる 

特にタワーマンションは建物の規模が大きく、共用部の設備が充実している分、管理費や修繕積立金が高めな設定。
他のマンションよりランニングコストは高くつく。

思ったよりも共用施設を利用しない

フィットネスルームやゲストルームなど、魅力的に見えた設備の使用頻度が低い。
支払う固定費が高い分、使用頻度のバランスに疑問がわきやすい。

近所付き合いが希薄に感じやすい

タワーマンションはプライバシーが守られる反面、住民同士の交流が少ない。
災害時に助け合える関係が築きにくくなり、不安を抱えやすい。

災害時の避難に不安が残る

停電時にエレベーターが止まれば、階段での移動が特に高層階では大変。
高齢者や子育て世帯には体力的にも心理的にも大きな負担となりやすい。

外遊びや自然に触れられる機会が減った

高層階では地上との距離があり、子どもが気軽に外遊びをする環境にない。
自然とのふれあいがすぐできにくいため、子育てのイメージと違うと感じやすい。

ペット飼育や生活音の制約があり、落ち着いて暮らせない

住人が多い分、他のマンションよりも生活音やペット飼育にルールが厳格になる傾向。
他にも生活環境に些細なクレームが発生しやすい傾向で、暮らしに窮屈さを感じやすい。

資産価値への過度な期待があった

絶対値下がらない保証はなく、周辺環境や需給の変化で資産価値が下落する状況。
売却時や賃貸時に希望額で成立しない可能性もあり。

ブランド力やステータス意識が先行して、暮らし心地が二の次だった

タワーマンションへの憧れと期待感が大きかったゆえに、実際に暮らし始めて自分の価値観に合ってなかったと気づく。
ステータスを感じられる一方で、ランニングコストの妥当性や近隣住民との関わりなどが盲点に。
「実際に住んでみてどうか」のリアルな観点を忘れがちになるので、冷静さも忘れずに判断したい。

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タワーマンション購入後に「理想」と「現実」のギャップが生まれるのはなぜ? 

タワーマンション購入後に「理想」と「現実」のギャップが生まれるのはなぜ? 

タワーマンションに暮らして後悔し始めると、「もっと慎重に考えればよかった」と思うかもしれませんが、どれだけ考えても予期しないことも当然あるでしょう。

「理想」がそのまま「現実」とならない原因はどこにあったのか。なぜ、「理想」と「現実」のギャップが生まれてしまうのか。違和感の元となるギャップの正体に迫っていきます。

購入後にますます広がる違和感やギャップ

イメージ先行が生む非日常感への先入観と過度な期待

不動産広告で強調される、眺望や日当たり、立地の良さなどの「理想的なライフスタイル」。イメージに惹かれ、現実の生活とのギャップを見落として過度な期待を抱いてしまい、そのまま購入すると、日常生活との開きが埋めきれなくなる。

物件価値に対する思い込みと過大な期待 

「タワーマンションは資産価値が下がらない」という思い込みを持ちやすい。実際は周辺環境の変化や市場の影響で価格が下落する可能性や眺望や採光といったメリットが逆にデメリットになり、査定に影響する場合もあり。

管理費・修繕積立金の負担と共用施設の使用頻度のバランス

豪華な共用施設が多いタワーマンションでは、管理費や修繕積立金が高くなる傾向だが、実際に使う機会が少ないと、支出に不満を覚えやすい。将来的に増額されれば、予想外の出費が増え続ける不安や不満が溜まる可能性あり。

コミュニティの希薄さやエレベーター渋滞による災害時の不安

毎日の通勤・通学時間帯はエレベーター待ちが発生する上、住人同士の会話も希薄で日々のストレスにつながりやすい。コミュニティが希薄ゆえ、災害時にも助け合いができないのではと不安が募りやすい。

購入前後ライフスタイルが変化

子育て問題、ペットの飼育問題、親との同居・介護問題など、購入後でライフスタイルが変化すると、住み替えを検討する場合もあるが、思うように進まず、今の環境での暮らしづらさが発生する。

結論:憧れや理想ではなく、地に足着いた現実感も忘れずに
「理想」と「現実」のズレが大きければ大きいほど、落胆度合いも大きく、購入後に後悔や失望も深くなりがち。ギャップを少なくするには、理想ではなく、現実の暮らしを直視することが重要になる。

タワーマンション購入後に後悔した場合はどうすれば?売却や賃貸で解決?

実際に購入して住み始めてから後悔が生じてしまったら、どのように対処すればよいのでしょうか。不動産購入という大きな買い物では、住宅ローンを抱えているらめ、すぐ手放せないという難関が多くの人に待ち構えます。

もし、購入後に後悔してしまったら・・・。過酷な現実に、考えられる限りの具体的な対策について解説していきます。

焦らず、慎重に、順を追って検討

後悔している問題をリストアップ

まずは問題整理。後悔している点、例えば人間関係、管理費、設備トラブルなどを原因とともに整理しながら、
「解決が難しい問題」と「時間が経てば解決しそうな問題」に分けて現状を把握。

実行可能で、すぐできそうな小さな改善策を列挙

解決できそうな問題として、リフォーム、管理人への相談、隣人との関係改善、コミュニティ参加などがある。
対策を実行しつつ1〜2年様子を見ることがおすすめ。

売却や賃貸に出すことで、引っ越しを検討

どうしても解決できない場合は、費用や手間はかかっても精神的負担の軽減につながるため、売却や賃貸で引っ越しを検討するのも一つの選択肢。

住宅ローンが残っている場合は、負担を少なくするため、無理せず、金銭面の目途が立ってからがおすすめ。

不動産会社などの専門家に相談

どうしても解決できない場合のもう一つの対策として、不動産会社などの相談窓口へ駆け込むこともおすすめ。
自分では思いつかないような解決方法が見つかるかもしれず、専門家の見方を参考にすることで突破口が開ける可能性もあり。

結論:現状分析から売却・賃貸まで各種ある解決の糸口
後悔の原因を明確にした後、ケースに応じた小さな対処法を個々に試し、最終的には売却・賃貸へとつなげる考え方を持つだけでも、精神的な助けになる場合もあり。

起きたことは後戻りできないものの、売却・賃貸へとつながれば、結果的に「利益や収益」になる可能性も出てくるでしょう。

まとめ

タワーマンションの購入後に後悔するのは、「実際に住んでみて理想と現実のギャップ」を実感するからです。

夢が詰まったタワーマンションの購入。後悔しないためには、暮らしが本当にこの先何十年も合っているかという視点が重要です。購入前にあらかじめリスクを考えることは、物件選びにおいて重要な観点になります。

外観や設備などの見た目やブランド力だけで決めてしまわず、一度冷静になって「自分たちにはどんな暮らしがあっているのか?」「自分たちがストレスに感じる環境や条件は何か?」を整理してみることをおすすめします。

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  • 大月知香

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

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