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独身女性がマンション購入後に後悔した4つのポイント。マンション購入のメリットや失敗しないコツを解説!

音楽家の施主様のために、リノベーションされたおうち。仕事とプライベートを切り替えるための工夫が随所にされています。

マンション購入を検討している独身女性は増加傾向にあります。しかし、マンション購入後に後悔した…という声があるのも事実。

本記事では、独身女性がマンション購入後に後悔しやすいポイントを解説。マンション購入のメリットや失敗しないコツも紹介するので、一歩踏み出せずにいる独身女性の方はぜひ参考にしてください。


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よくあるご質問

独身女性がマンションを購入するメリットは?

独身女性がマンションを購入するのは、以下のようなメリットが理由として考えられます。

  • 賃貸よりも経済的で、長期的な住宅費を抑えられる
  • 生活の変化に応じて資産として柔軟に活用できる
  • 将来の住まいや生活の不安を軽減できる

詳細はこちらをご覧ください。

マンションを購入する独身女性の年齢層は?

マンションを購入する独身女性の年齢層は30代後半から40代前半が多くなっています。30代後半から40代前半でマンション購入を決断する独身女性が多くなる理由としては、以下のようなポイントが考えられます。

  • 収入が安定し、資金計画が立てやすくなる
  • 勤続年数が長くなり、ローン審査に通りやすい
  • 将来の住まいやライフスタイルについて真剣に考える時期に入る
独身女性がマンションを購入した後に後悔するポイントとは?

独身女性のマンション購入でよく聞かれる、後悔したポイントは以下の4つです。

  • 毎月のローン返済が思ったより厳しい
  • ライフスタイルの変化に対応できなかった
  • いざ売却しようと思っても売れない
  • 近隣住民とのトラブルで住み心地が悪い

詳細はこちらをご覧ください。

独身女性がマンション購入で失敗しないためのポイントは?

独身女性がマンション購入で失敗しないためのポイントは、以下の点が挙げられます。

  • 無理のない返済計画を立てる
  • 資産価値も考慮して物件を選ぶ
  • マンション周辺の環境を確認する
  • 可変性のある間取りを検討する

詳細はこちらをご覧ください。

目次

住まい選びやリノベに役立つ

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【 資料内容 】

  • 中古マンション選びで重要な11の項目別に紹介

中古マンションを購入する際に押さえておきたい注意点とは?不動産のプロである宅建士監修のもと、必ず確認するべき観点をチェックリストとしてまとめました。耐震性や管理状態、立地や周辺環境までもれなく網羅。物件探しや内覧の際にぜひお役立てください!

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マンション購入した女性の平均年収は?

「一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会」によると、マンション購入時の年収は、500万円台が25.4%で最多。400万円台が19.1%、300万円台が15.3%と続きます。

出典:一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会
マンション購入に関するアンケート

国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査(P14)*」によると、女性正社員の平均給与は413万円という結果に。このことから、平均給与を超えたあたりでマンション購入に踏み切る女性が多いといえるでしょう。

※参照元:国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査

マンション購入者の女性比率は5年間で約2倍増

リクルートが発表した「2023年首都圏新築マンション契約者動向調査」によると、首都圏の新築マンション契約者のうち、独身女性の割合は11%となっています。

2016年から2021年の5年間で約2倍に増加し、その後は横ばいを維持。今後も需要が続く、または増えていくことが考えられます。

参考:株式会社リクルート 『SUUMOリサーチセンター』2023年首都圏新築マンション契約者動向調査をもとに、ゼロリノベが作成

事実、住宅購入からリノベーションまでワンストップでサポートしているゼロリノベでも、近年独身女性からマンション購入、リノベーションに関する相談が増加。

とくにリモートワークの普及により、住環境の快適さを重視する人が増えたことが、購入を後押しする要因のひとつとなっています。

しかし、満足のいくマンション購入には、適切な知識とデータが不可欠です。自身のライフスタイルや将来設計に合った選択をするために、慎重な検討が求められます。

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独身女性のマンション購入時の年齢層&決断理由は?

ここでは、独身女性がどのような理由でマンション購入を決断したのかを、一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会が2024年に実施した「マンション購入と暮らしに関するアンケート調査」の結果をもとに詳しく見ていきます。

30代後半〜40代前半でマンションを購入する独身女性が多い

調査結果によると、マンション購入した女性のうち、35〜44歳の割合が全体の44%を占め、最も多い層となっています。

出典:一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会
マンション購入に関するアンケート

さらに、この年齢層で購入した女性の80.5%が未婚*であることもわかっています。

※参考:同調査「① 初めてマンションを購入した時の自身の状況」内の質問「Q2.はじめてマンションを購入した時のステータスを教えて下さい。」

マンション購入を決断した理由

30代半ばから40代前半でマンション購入を決断する理由として、以下のポイントが挙げられます。

  • 収入が安定し、資金計画が立てやすくなる
  • 勤続年数が長くなり、ローン審査に通りやすい
  • 将来の住まいやライフスタイルについて真剣に考える時期に入る

とくに3つ目の理由として、「ライフスタイルが変わっても大丈夫」という考え方が、購入の決め手になるケースも。たとえば、「将来的に結婚や転職などで住環境が変わったとしても、売却や賃貸に出すことで資産活用できる」という視点を持つ女性が増えています。

また、最近では コンパクトな間取りや、資産価値が維持しやすい立地のマンションを選ぶ傾向も強まっています。このような選択をすることで、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応しながら、資産としての安定性も確保できるのです。

これらの要素が重なり、「今こそ購入を検討すべきタイミング」と考える女性が増えていると言えるでしょう。

独身女性のマンション購入の価格帯は?

では、実際にマンションを購入した女性の価格帯はいくらでしょうか。

出典:一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会
マンション購入に関するアンケート

調査によると、3,000万円台が41.9%と最も多く、次いで2,000万円台が25.2%、4,000万円台が15.2%と続きます。

3,500万円を毎月8万円のローン、ボーナス返済なしで計算すると完済まで36年程になるので納得の価格帯ですね。

マンション購入時の頭金はどれくらい必要?

マンション購入を考えるとき、「頭金はいくら必要なのか?」と気になる人は多いでしょう。

結論として、頭金は必須ではありません。金融機関によっては、頭金なしのフルローンを組むことも可能なため、自己資金がなくても購入できるケースがあります。

ただし、ローン審査の条件によっては、頭金を用意することで有利になることもあります。

頭金を用意するメリットは、主に以下の2つが挙げられます。

  • 月々の支払いを抑えられる
    頭金を入れることで借入額が減り、その分月々のローン返済額も少なくなります。ただし、賃貸に住みながら頭金を貯めるのは大変なため、「物件価格を抑える」「購入後に資金が貯まったらリノベーションする」など、別の工夫をする方法もあります。
  • ローン審査で有利になる
    頭金があると、金融機関から「計画的に資金管理ができる」と判断され、審査の通過率が上がる可能性があります。とくに、転職直後などで信用力に不安がある場合や、より良い条件でローンを組みたい場合は、ある程度の自己資金を用意すると安心です。

ただし、「頭金を貯めるまで購入を先延ばしにする」ことが最善とは限りません。金利や物件価格の動向も考慮しながら、自分に合った資金計画を検討しましょう。

独身女性がマンション購入前に感じる3つの不安と対策

前述したように、マンションを購入する独身女性は増加傾向にあります。しかし、実際に購入した人も、決断する前にはさまざまな不安を抱えていました。

ここでは、購入前に多くの女性が感じた3つの不安と、その解決策について解説します。

もしものときに住宅ローンを払えなくなる不安

マンション購入をためらう大きな理由のひとつが、「病気やケガなどで収入が減少し、住宅ローンの支払いが難しくなるのでは?」という不安です。とくに独身の場合、頼れる家族が限られるため、慎重になるのは当然でしょう。

しかし、このリスクに備えるために、多くの住宅ローンには「団体信用生命保険(団信)」が付帯しています。団信には、がんや特定の病気と診断された場合にローン残債がゼロになるもの、働けない期間の返済が一時免除されるものなど、さまざまなプランが用意されています。

また、最近では「就業不能保障付き住宅ローン」など、より幅広いリスクに対応する商品も増えています。

無理のない返済計画を立て、団信の保障内容をしっかり確認することで不安を軽減できるでしょう。

一人暮らしで住む場所を固定することへの不安

「住む場所を固定すると、環境の変化に対応しにくなるのでは?」と悩む人も少なくありません。とくに、治安や近隣環境が気になる女性にとっては大きなポイントです。

しかし、実はこの不安こそ分譲マンションならではのメリットで解消できる場合が多いです。

最近のマンションは、セキュリティが強化されており、以下のような設備が整っていることが一般的です。

  • オートロック・防犯カメラ・モニター付きインターホンなど、不審者の侵入を防ぐ対策
  • ダブルロックやディンプルキーなど、ピッキング防止機能を備えた鍵
  • 管理人やコンシェルジュの常駐により、不審者対応やトラブルの相談が可能
  • 宅配ボックスの設置で、非対面で荷物を受け取れる安心感

また、将来的に住み替えの可能性がある場合は、資産価値が落ちにくいエリアを選ぶのも重要です。交通アクセスがよく、人気のある立地を選べば、賃貸や売却の選択肢も広がります。

マンションが売れなかったらどうしようという不安

将来、住み替えや資金確保のためにマンションを売りたいと思ったとき、「本当に売れるのか?」と不安に感じる方も多いでしょう。マンションをスムーズに売却できるかどうかは、立地や市場の需要、管理状況に大きく左右されます。

【売れにくいマンションの特徴】

  • 駅や商業施設から遠く、利便性が低い
  • 築年数が古く、修繕計画が不透明
  • 管理が行き届いておらず、共用部の劣化が目立つ

【売れやすくするためのポイント】

  • 購入時に人気エリアや資産価値が維持されやすい物件を選ぶ
  • 管理組合が機能しているか、修繕計画がしっかりしているかを確認
  • 売却を考える際は、適切な価格設定やタイミングを見極める
  • 実績があり、信頼できる不動産会社に相談する

このように、事前に資産価値を意識したマンションを選ぶことで、将来的な売却リスクを軽減できます。

また、売却の成功には不動産会社選びも重要です。売却実績が豊富で、適正な査定をしてくれる会社を選ぶことで、スムーズな売却につながります。

マンションの売却についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

参考記事:マンションを早く・高く売るためのコツ11選!売却の流れやNG行動

住まい選びやリノベに役立つ

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住宅ローンに縛られず、趣味や旅行だって楽しみたい。自分のライフスタイルに合った間取りで豊かに、自由に暮らしたい。
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【 資料内容 】

  • 中古マンション選びで重要な11の項目別に紹介

中古マンションを購入する際に押さえておきたい注意点とは?不動産のプロである宅建士監修のもと、必ず確認するべき観点をチェックリストとしてまとめました。耐震性や管理状態、立地や周辺環境までもれなく網羅。物件探しや内覧の際にぜひお役立てください!

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独身女性がマンションを購入する3つのメリット

独身女性がマンションを購入するメリットには、以下のような点が挙げられます。

  • 賃貸よりも経済的で、長期的な住宅費を抑えられる
  • 生活の変化に応じて資産として柔軟に活用できる
  • 将来の住まいや生活の不安を軽減できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

賃貸よりも経済的で、長期的な住宅費を抑えられる

マンションを購入すると、生涯賃貸で家賃を払い続けるよりも、長期的な住宅費を抑えられる可能性があります。

たとえば、頭金なしで4,000万円のマンションを35年ローン(固定金利1.65%)で購入した場合と、月10万円の賃貸物件に住み続けた場合を試算すると、35年後には支払家賃の総額が住宅ローンの総返済額を約377万円上回る結果となりました。

マンション購入のシミュレーション※nom.comの「賃貸とマイホーム比較」シミュレーターでシミュレーションした結果
※支払い家賃は現在10万円、2年ごとに更新(更新料1カ月分・値上げ率3%)で試算
※住宅ローンは借入金額4,000万円、返済金利1.65%(固定金利)、返済年数35年で試算

35歳で購入したと仮定し、35年後は70歳。賃貸であれば引き続き家賃を払い続ける必要がありますが、持ち家ならローン完済後は維持管理費や固定資産税のみで済みます。

長期的に考えると、購入の方が経済的なメリットを得やすいと言えるでしょう。

ただし、管理費・修繕積立金・固定資産税などの維持費もかかるため、物件選びの際には資産価値の維持しやすさも考慮することが重要です。

ライフスタイルに応じて資産として活用できる

「せっかく購入しても、ずっと住み続けるかわからない」と考える方も多いですが、マンションは自身の資産となるため、住み替えが必要になった際も売却や賃貸に活用できます。

たとえば、資産価値の高いマンションを購入していれば、売却時の価格でローンを完済できる可能性が高く、住み替えの負担を抑えられます。また、売りたくない場合は賃貸に出して家賃収入を得る選択肢もあります。

ただし、すべての物件が将来的に売却・賃貸できるわけではないため、以下のような点をチェックして購入することが重要です。

  • 人気の立地かどうか(駅近・再開発エリア・商業施設の充実度)
  • 資産価値が維持されやすいか(管理組合の運営状況・修繕積立金の適正性)
  • 賃貸需要があるか(単身者やファミリー層向けの間取りか)

また、売却の際には信頼できる不動産会社に依頼し、適正な査定を受けることで、スムーズな資産活用が可能になります。

将来の不安を軽減、満足度の高い暮らしができる

高齢になると賃貸住宅への入居が難しくなるケースがあります。これは、大家側が孤独死などのリスクを懸念するためです。

そのため、若く健康で働けるうちにマンションを購入し、自己資産として確保しておくことは、将来の住まいの安心につながります。

また、調査結果では、マンション購入後に「心の余裕ができた」「毎日が楽しく充実している」といった満足度の高い声も多く挙がっています。

出典:一般社団法人女性のための快適住まいづくり研究会
マンション購入に関するアンケート

さらに、購入したマンションはリノベーションなどで自分好みにカスタマイズもできるため、より満足度の高い暮らしを実現できます。

独身女性がマンション購入後に後悔したポイント

マンションを購入してから後悔しないためには、経験者の体験談を参考にするのがおすすめです。

独身女性のマンション購入でよく聞かれる後悔のポイントは、以下の4つです。

  • 毎月のローン返済が思ったより厳しい
  • ライフスタイルの変化に対応できなかった
  • いざ売却しようと思っても売れない
  • 近隣住民とのトラブルで住み心地が悪い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

毎月のローン返済が思ったより厳しい

資金計画が甘いと、月々の支払いが想定以上に負担になることがあります。とくに、以下のケースでは厳しくなることが多いです。

  • 家賃よりも高額なローンを組んでしまった
  • 早期完済を目指し返済額を高めに設定した
  • ボーナスをローン返済に充てている、ボーナスが支給されなかった
  • 頭金を多く入れすぎて、手元に現金が残らなかった

また、固定資産税や修繕積立費といった維持費を見落とし、予算オーバーするケースもあります。そのため、しっかりと返済計画を立てることが重要です。

ライフスタイルの変化に対応できなかった

購入当初のライフスタイルに合わせすぎると、将来的に住みにくくなることがあります。

  • 結婚や同居で手狭になった
  • 転職や転勤で通勤時間が長くなった
  • ペットを飼いたくなったが、ペット不可の物件だった

購入時は、将来の変化に対応できる間取りや立地であるかを考慮することも大切です。

いざ売却しようと思っても売れない

マンションは資産価値が下がる可能性があるため、売却時に思った価格で売れないこともあります。

  • 需要の少ないエリアを選んでしまった
  • 駅から遠く、利便性が低い
  • 管理状態が悪く、資産価値が下がっていた

購入時に将来的な売却を見据え、立地や管理状態をよく確認する必要があります。資産価値の高い物件を選ぶことが重要です。

近隣住民とのトラブルで住み心地が悪い

住んでみないとわからない近隣環境が原因で、後悔するケースもあります。

  • 騒音問題
  • ゴミ出しや共有スペースのマナーが悪い
  • 住民同士のトラブルが多い

近隣住民の様子は住んでみないと分からない部分はありますが、事前に周辺環境をチェックし、昼夜の状況を確認することで、多くのトラブルは避けやすくなります。

独身女性がマンション購入で失敗しないためのポイント

ここからは、前章で紹介したような、後悔を防ぐためのポイントを4つ紹介します。

  • 無理のない返済計画を立てる
  • 資産価値も考慮して物件を選ぶ
  • マンション周辺の環境を確認する
  • 可変性のある間取りを検討する

物件選びで失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。

無理のない返済計画を立てる

ローン返済額は、生活に無理のない範囲に抑えることが重要です。目安としては、手取り年収の20%をローン返済に充てるのがおすすめです。

また、マンション購入後は以下の維持費も発生するため、ローン返済額と合わせて総額を考える必要があります。

  • 固定資産税:毎年支払う不動産にかかる税金
  • 都市計画税(該当する場合):市街化区域内にある不動産に課税される税金
  • 修繕積立費・管理費:マンションの維持管理費(多くは毎月支払い)
  • 駐車場・駐輪場代:使用する場合に発生

さらに、ローン期間も考慮する必要があります。多くの金融機関では完済時の年齢を75〜80歳に設定しているため、30~35年の長期ローンを組む場合は40代半ばまでが購入の目安となります。

たとえば、年収400万円の場合、返済比率20%を守るなら借入額の目安は約2,100万円(35年ローン・金利1.5%・元利均等返済)で、毎月の返済額は約5.6万円です。

これを20年ローンに短縮すると、毎月約8.9万円となり、返済負担が大きくなります。「年収別のローン返済額早見表」を参考にしながら、ローン期間と借入額のバランスを見極め、無理のない資金計画を立てましょう。

資産価値も考慮して物件を選ぶ

将来売却を視野に入れるなら、資産価値の高い物件を選ぶことが重要です。

下記のグラフを見てわかるように、通常マンションは築年数とともに資産価値が低下し、築後25年を超えたあたりで価格が安定する傾向があります。

参考:首都圏中古マンション・中古戸建 地域別・築年帯別制約状況【2023年01〜03月】
東日本不動産流通機構 (1頁) を元に作成

新しいマンションを購入したからといって、売却時に高く売れるとは限りません。そのため、購入時には以下の点を気を付けてみましょう。

  • 交通&生活の利便性が高い
  • メンテナンスが行き届いている(修繕を実施している)
  • 眺望やデザイン性のある物件

これらの要素を考慮することで、将来売却をする際に有利になることも。

とはいえ、マンションの資産価値は、売却時の経済情勢や人口の変化などによって変動するため、「高く売れる」と過信して購入するのではなく、もし値崩れを起こしても問題ないように、無理のない返済計画がやはりポイントになってきます。

マンション周辺の環境を確認する

安心して暮らすには、マンション購入前に昼夜の周辺環境を確認し、治安や生活の利便性をチェックしましょう。とくに、以下の点を確認すると安心です。

  • 最寄り駅までの道の明るさや安全性
  • 近隣の騒音や住民の雰囲気
  • スーパーや病院、コンビニなどの利便施設の有無

また、マンションによっては自治会活動が活発だったり、地域の自治会への加入が求められることもあります。普段は助け合える仕組みですが、価値観が合わないとストレスに感じることも。事前に雰囲気を確認しておくと安心です。

可変性のある間取りを検討する

将来のライフスタイル変化に備え、間取りの変更が可能な物件を選ぶのもポイントです。

  • 仕切りのない広いリビングがある
  • 可動式の間仕切りを使える設計
  • 部屋数を変更しやすい構造

たとえば、仕事部屋を作りたい、家族が増えたときに対応したいといった場合に、間取りを柔軟に変えられる物件なら安心です。内装やリノベーションのしやすさも考慮しておくと、長く快適に暮らせるでしょう。

【弊社事例】独身女性のマンション購入+リノベーション

最後に「独身女性のマンション購入者の事例を知りたい!」という人のために、ゼロリノベで中古マンションを購入+リノベーションをされた事例を厳選してご紹介します。

事例1:クラシカルな私だけの空間

「昔から憧れだった」という大きな本棚のある部屋。取り払うことができない構造壁に装飾を施し、大きなアートのように。

スクロールできます
ウィリアム・モリスのクロスで
クラシックな印象のワークスペース
ウィリアム・モリスのクロスで
クラシックな印象のワークスペース
躯体壁に施したモールディングは
家具を引き立てる額縁のよう
躯体壁に施したモールディングは
家具を引き立てる額縁のよう
窓には断熱対策に二重サッシを採用
サンルームにもなり一石二鳥
断熱対策に二重サッシを採用
サンルームにもなり一石二鳥
あえて暗めに仕上げたことで
レトロ感のある喫茶店のような雰囲気に
あえて暗めに仕上げたことで
レトロ感のある喫茶店のような雰囲気に
床は遮音マットとフローリングを施工
深みのある色合いで上質さをプラス
床は遮音マット+フローリングを施工
深みのある色合いで上質さをプラス

物件情報

建物タイプマンション
広さ61.46m²
築年月1994年11月
リノベ費用500万 ~ 1000万円
工期1.5ヶ月
※費用は引き渡し当時の金額です

施主様の声(一部抜粋)

Q:住まい購入のきっかけと会社選びについて教えてください

以前は賃貸アパートに住んでいたのですが、高い家賃の支払いと木造の暑さ・寒さ、お隣さんへの生活音の気遣いなどがネックでした。漠然と購入について考えてはいたものの、やはりお金の不安が大きくて。
そんな時にInstagramでゼロリノベさんを知りセミナーに参加、2〜3日後にはファイナンシャルプランナーさんとの面談で、お金の不安が解消されました。

Q:どんなプランニングを希望されましたか?

日本の既存住宅の間取りが好きではなかったので、当初はスケルトンリノベーションを前提としていましたが、物件価格が予算をオーバーしてしまったので部分リノベにしました。
大きな間取り変更はしていませんが、寝室のクローゼットを取り払って狭かった洗面室を拡張し、玄関を広くするためWICはコンパクトにしていただきました。
広いワンルームにしたかったのですが、物件の契約をする前にリビングの壁が躯体壁で撤去できないことはわかっていたのでデザインとして活かすことに。


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事例2:音楽と共に暮らす家

音楽家の施主様のために、リノベーションされたおうち。仕事とプライベートを切り替えるための工夫が随所にされています。

スクロールできます
音楽家に欠かせない防音室は「完全造作」
大切に使ってきた家具を引き立てる
シンプルな内装
エントランスを拡張
機材の運搬もスムーズに
淡→濃色のグラデーションを利用し
昼夜の意識を切り替え

物件情報

建物タイプマンション
広さ78m²
築年月2002年08月
リノベ費用1500万 ~ 2000万円
※費用は引き渡し当時の金額です

施主様の声(一部抜粋)

Q:家を買おうと思ったキッカケは?

職業柄防音室が必要なのですが、賃貸では防音室つきの部屋がなかなか見つからなかったり、車で機材を運ぶため駐車場が必要だけど都内近郊では駐車場代が高いんですよね。
それなら駐車場付きの中古住宅を安く購入して、フルリノベーションで防音室をつくりつつ、もともと好きだった家具やインテリアを楽しみたいと思い、購入に乗り出しました。

Q:住宅購入にあたり不安はありましたか?

個人事業主なのでそもそも住宅ローンを組めるのか、返済が苦しくない資金計画はどれくらいなのかということと、大前提の防音室を入れることができる部屋が見つかるか、という不安がありました。

Q:その不安はどのようにして解消されましたか?

お金の面はゼロリノベさんに紹介していただいたファイナルプランナーさんに相談できたことで解消されました。
物件も、築年数などの条件をあまり限定しなかったので予算に合う部屋がスムーズに見つかりました。


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事例3:愛猫との快適な暮らし

愛猫と心地よい暮らしを実現。部屋のどこにいても、猫ちゃんを見ていられるようにしたい…という願いを叶えたリノベーション事例です。

スクロールできます
部屋の3方向にキャットウォークを設置
デッドスペースになりがちな
勾配天井の空間を「前室」に
キッチンとサニタリーを隣接
双方からアクセスでき掃除もラクに
白を基調とした空間
キッチン腰壁や猫用ステップは古材を使用

物件情報

建物タイプマンション
広さ58.5m²
築年月1999年12月
リノベ費用1500万 ~ 2000万円
※費用は引き渡し当時の金額です

施主様の声(一部抜粋)

Q:家を買おうと思ったキッカケは?

コロナ禍で仕事が在宅メインになり、家で過ごす時間が増えたことがキッカケになりました。
リノベーションにはもともと興味があって、猫と過ごす時間を充実させたかったんです。

Q:物件探しはいかがでしたか?

会社と猫の病院へのアクセスのしやすさを条件に、エリアを広く見ていました。
立地や階数は「猫眺望」を重視して、少し高いところで、猫が窓の外から動くものを見て楽しめるようにしたかったんです。
この辺りは駅の周りに小さいながら、生活に必要なお店が揃っていて便利ですし、落ち着いた街並みや近くに公園があるところも気に入っています。

Q:中古×リノベを検討している方へ先輩としてアドバイスするなら?

もう絶対にやった方がいいと思います!
自分が心地よく過ごせる空間は、その人にしか作り出せないと思います。
既存の物件では叶えられない自分だけの空間をリノベーションで作って、幸せな時間を過ごしていただきたいです。


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事例4:景色が味わえる家

ワンルームの空間に、日々の小さな喜びと癒しを感じられるおうちにリノベーション。何気ない日常も彩る、「家で景色が味わえる」部屋に仕上げました。

スクロールできます
シンプルな素材と余白を意識
こだわりの家具と照明が引き立ちます
おこもり感のあるワークスペース
対照的に解放感あるLDKでオン&オフを区別
ルーバーで間仕切りされたベッドスペース
取り外せばイメージを変えられる工夫も
ルーバーを使うことで解放感あるワンルームに
通気や採光が確保できるのも魅力

物件情報

建物タイプマンション
広さ61.02m²
築年月1982年11月
リノベ費用1000万 ~ 1500万円
※費用は引き渡し当時の金額です

施主様の声(一部抜粋)

Q:家を買おうと思ったキッカケは?

リモートワークが増えたことが、住まいを見直すキッカケになりました。
以前は35㎡の賃貸物件に住んでいて、広さに不満はありませんでしたが、ワークスペースもなく私生活との区切りが曖昧になっていたり、家賃もそれなりに高かったので。
このまま家賃を払い続けるよりも…と、購入について自分でいろいろ調べた結果、「買えるかもしれない」と気づき、情報収集をはじめました。

Q:物件探しはいかがでしたか?

ここは3度目の申し込みで購入することができました。
人気のエリアということもあり、申し込みをしても先を越されてしまうことが2度続きました。
場所は実家との距離で絞り込みました。この部屋は日当たりの良さと、大きな道路からは一歩離れていて静かなところが気に入っています。


>>施主様の声&この家をもっと詳しく見る

ゼロリノベの施工事例や利用されたお客様の生の声を聞きたい方は、下記のSNSもチェックしてみてください!

まとめ

独身女性がマンションを購入することは大きな決断ですが、適切な準備をすれば、資産としての活用や満足度の高い暮らしを実現できます。重要なのは、無理のない返済計画を立て、ライフスタイルの変化を見据えた物件選びをすること、そして将来的な資産価値も考慮することです。

しかし、高額な買い物だからこそ「本当に自分に合った選択なのか」と不安に感じる方も多いでしょう。そんなときは、プロのサポートを活用するのが安心です。

ゼロリノベでは、ファイナンシャルプランナーによる資金計画から物件探し、リノベーションまでワンストップでサポート。

毎日開催しているオンラインセミナー、女性のための「小さいリスクで家を買う方法」では、画面&音声オフで気軽に参加可能です。セールスも一切ないので、まずは情報収集から始めてみませんか?

マンション購入やリノベーションについて、どの段階からでもサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!



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編集後記

先日事例取材でお伺いした単身女性のお客様が、「賃貸と購入は費用面でよく比較されるけれど、もっとメリットを感じるのが生活の質の違い。理想の家をつくって本当によかった」と仰っていました。
ゼロリノベでは資金計画からサポートいたしますので、不安な方はぜひ無料のオンラインセミナーで情報収集から始めてみてくださいね。

小野

独身でゼロリノベで中古マンションを購入しました。手取り年収の20%を目安に物件探しとリノベーションをしたら、都内の賃貸と同程度の返済で暮らすことができています。
内装もリノベで自分の好きな空間に改修したので、その後の暮らしが豊かになった気がしています。

この記事の制作体制
  • 大月知香

    ゼロリノベの編集者。大学時代にデンマークへの留学を通して、北欧の人々の住まいに対する美意識の高さに感化される。暮らしにおける「住」の重要性を伝えたいと住宅雑誌の編集を経験。より自分らしく、自由に生きられる選択肢の一つとしてリノ...

  • 下原 弥子

    4年前に中古物件を購入しフルリノベーションを経験。新築注文住宅とは違った要望を叶えられるフルリノベーションの魅力に取りつかれ、現在も最高の我が家を更新し続けるべく家族でDIYと部分リノベにいそしんでいる。「ライターは代弁者」をモッ...

中古物件購入+リノベのすべてがわかる

中古物件リノベのロードマップ

実際にリノベーションしようと思い立っても、どんなステップがあるのかよくわからない?そんなあなたに捧げる完全ガイド特集をご用意しました!

このページを見れば中古物件の購入からリノベーションの完了までの流れがわかるはず。各ステップごとの注意点もお伝えしています。

中古リノベの全体感を把握するために、ぜひ下記よりご参考ください。

みんな、リノベしてみてどうだった?

  • リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
  • 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
  • リノベ後の住み心地や満足度は? etc…

ゼロリノベで住まい探しやリノベーションをしたお客様の体験談やその後の暮らしやアドバイスを集めた「お客様の声ページ」をぜひチェックしてみてください皆さんと同じ目線からのリアルな声がたくさん見つけらるはずです。

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