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【中古か新築か】どっちも選べないからこそ知る、本当のメリット・デメリット

「家を購入するなら中古と新築、どっちを選ぶ?」

物件購入を考える時、中古と新築のどちらにするか、多くの方は迷う問題かもしれません。

迷うこことなく「新築に決まっているでしょう!」と即答する方、ちょっと待ってください。「中古を選ぶ理由がわからない」という方、少しだけで良いので立ち止まってみてください。

新築がベストかどうかを客観的に判断するためにも、もう一度、中古のメリット・デメリットについても理解しておくことをおすすめします。実は知らなかっただけで、中古でも意外とメリットが多いものですよ。

中古と新築、どっちかを選びきれていない人にこそ読んでほしい、本当のメリット・デメリットをご紹介します!

目次

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中古と新築で迷う理由は?新築に引けを取らない中古物件の5つのメリット

中古と新築でどっち?と迷うのは、それなりに新築に負けない理由が中古にあるからです。中古というと、デメリットばかりが気になってしまうかもしれませんが、新築にはないメリットが中古にはあります。

中古のメリットを知ると、新築を検討していた気持ちに変化が現れるかもしれません。早速、見ていきましょう。

【メリット①】新築に比べて価格が安い|これだけの費用の差が出る事実

下記のデータを見てみてください。首都圏では、新築マンションに比べて中古マンション、新築戸建てに比べて中古戸建てのうほうが購入しやすい価格であることがわかります。新築との差額は数百万円~数千万円になることも。差額が手元に残るのであれば、その分、リノベーション費用や引っ越し費用、仲介手数料などの諸経費に回すことが可能です。あるいは、住宅ローンの負担を減らすため、借り入れ予定金額に回すことも考えられるでしょう。

【メリット①】新築に比べて価格が安い|これだけの費用の差が出る事実
以下データを元に作成
※出典:首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024 年 11月|株式会社不動産経済研究所
※出典:首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024 年 12月|株式会社不動産経済研究所
※出典:首都圏 新築分譲マンション市場動向 2025 年 1月|株式会社不動産経済研究所
※出典:東京カンテイ プレスリリース:中古一戸建て住宅平均価格
※出典:東京カンテイ プレスリリース:新築一戸建て住宅平均価格

新築と中古の物件価格については、こちらもぜひご覧ください!

【メリット②】新築に比べて立地が良い|利便性の高いエリアにある優位性

中古物件は一般的に、駅やバス停に近かったり、病院や学校、商業施設に近かったりと、利便性の高いエリアにあることが多いとされています。なぜなら、建物を建てる際にはより利便性のよい立地から順番に埋まっていくからです。

子どもの学区でエリアを限定して探すこともあるかもしれませんが、同じ条件で新築を探すと価格が上がっていたり、競争倍率が激しくなったりする場合があり、すぐ見つからない可能性があるでしょう。中古のほうが優位な立地条件で建つ物件が多いため、見つけやすくなりますよ。

【メリット③】新築に比べて管理状態がわかる|新築では予想できない今後の劣化具合

中古はすでに建てられて時間が経過している状態であるため、大事にメンテナンスされているのか、不具合はどのくらいの程度なのかなど、過去の管理や修繕の履歴から、今後も適切に管理されていく可能性が高いかどうかを予想することができます。

建物の寿命は、「管理状態」によって大きく左右されます。新築では、今は新品さらさらで大丈夫だとしても、数年が過ぎてから建物に何らかの異変が発覚する場合があるのです。

【メリット④】新築に比べてコミュニティに馴染みやすい|新築ではゼロからのスタート

近隣住民がすでにいるため、何でも聞ける状態にあり、新しい住人として心強いコミュニティがある環境にあります。できあがっている環境に沿っていけば、すぐそこの住人として馴染んでいける日常が待っています。何もないところからのスタートよりは前例があるために安心感があり、わからないことは聞く・話しかけるという姿勢で臨めば、温かく迎えてくれるでしょう。

【メリット⑤】新築に比べて間取りの自由度が段違い|住み心地と資産価値を上げる

中古には価値がない?そんなことはありません。資産価値を上げるための重要な要素となるのがリノベーションです。購入価格以上の価値を生み出す可能性を持っています。リノベーションは単に内装や設備などを新しくすることだけでなく、暮らしやすさや生活満足度までもアップさせてくれるからです。

また、新築マンションや建売は一般的に受け入れられやすい規格的な間取りが決まっていますよね。しかし、欲しい部屋の数も効率的な動線も家庭によってさまざま。そんな自分たちにジャストフィットな間取りや動線を叶えたいならリノベーションがおすすめです。注文住宅よりも費用を抑えながら、間取りやデザインの自由度は注文住宅と遜色ないからです。

中古と新築、実際にはどっちの方が購入されている?

下記のデータを見てください。首都圏では、すべての住宅種別の中で、中古マンションの成約件数が多くなっています。次に続くのは新築マンションですが、成約件数の違いは歴然としています。戸建てを見ても、中古のほうを選択していることがわかります。

中古と新築、実際にはどっちの方が購入されている?
以下のデータを元に作成
参照:株式会社不動産経済研究所 首都圏 新築分譲マンション市場動向 2022年のまとめ
参照:株式会社不動産経済研究所 首都圏 新築分譲マンション市場動向 2023年のまとめ
参照:株式会社不動産経済研究所 首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024年のまとめ

実際、どんな理由で中古物件を購入している?

予算的に見て手頃」という理由が圧倒的な割合を占めています。多くの方が価格を重視している様子がうかがえるでしょう。初めから新築にこだわらないということも大きな理由となっています。

価格データを見ると、1,000~3,000万円ほどの開きが新築と中古の間にはあります。これだけの開きは、住宅ローンの金利を踏まえればもっと大きな差がつきます。価格が手頃という理由が最大メリットといっても過言ではないでしょう。

実際、中古をどんな理由で購入?
出典:令和5年度 住宅市場動向調査報告書  国土交通省住宅局  P26

中古物件購入における、気になるデメリットは?

価格重視で見る時、気になる諸費用やリノベーション費用

物件自体の価格が安いことは良いことです。ただし、懸念されることとして、「中古物件の価格はお手頃だったとしても、諸費用やリノベーション費用を考えると、新築と同じ価格になってしまうか、それ以上になってしまうのでは?」という疑問が浮かぶかもしれません。具体的に中古物件購入やリノベーションにかかる費用を見ていきましょう。

諸費用について

中古マンション購入の諸経費でいえば、価格の7%〜10%ほど。3000万円の物件では210万〜300万がプラスされると考えられます。ざっと10%と考えておくと安心でしょう。

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リノベーション費用について

ゼロリノベでは、以下のような費用を目安としています。プランは同じでも、それぞれの設計による間取りや暮らしは違うものです。目安として費用を知れば、希望するリノベーションはどのくらいで実現するのかがわかるでしょう。

参考:ゼロリノベHP「サービス|料金」

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品質重視で見る時、気になる不安への対策

価格はお手頃でも、品質や暮らしやすさの部分で安心できなければ元も子もありません。第三者の手を借り、品質を確かめたり、使いやすい間取りに変更したりできれば、安心を得ることが可能です。

インスペクションで欠陥の不安をカバー

専門家が目視して、建物検査や住宅診断を行うのがホームインスペクションです。費用は5~8万円ほどで、耐震診断をするとさらに費用はプラスされます。マンションのような共同住宅の場合は、物件ごとで実施されていることもあるため自費で行うことはほとんどありません。

一方、戸建て住宅の場合には、劣化状態にかなり個体差があるためホームインスペクションを実施することを強く推奨します。

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リノベーションで暮らしやすさを一新

床材や壁紙の張り替え、水回りの設備替えなどはリフォームの範囲ですが、間取りまで大幅に変えるとなるとリノベーションの範囲になります。部分的・表面的な改修だけではなく、家事効率を良くする動線や部屋が散らからないような適材適所の収納など「暮らしやすさ」を追求するのがリノベーションです。

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データで紐解く、絶対に新築がいい!と思う理由は?

実際に購入するのは中古が多いと知っても、それでも新築がいい!という方が新築を選んでいる理由は何でしょうか。

以下のデータで見ると、「新築の方が気持ちが良いから」圧倒的にこの1点に絞られます。「リフォーム費用などで割高になる」「隠れた不具合が心配だったから」というのが次点の理由に続き、想定される不安を避けての選択だということを示しているでしょう。

これまで見てきたように、多くの不安・気になる点は改善できるにもかかわらず、新築がいい!という選択は、日本人に根づく、新築信仰1と深くかかわっているのかもしれませんね。

中古と新築、絶対に新築がいい!と思う 理由は?
出典:令和5年度 住宅市場動向調査報告書  国土交通省住宅局  P26

一方で、新築であることの最大のデメリットは?

新築の主なメリットとして「新しさ」のほかに「新耐震基準であること」「住宅ローン控除額が大きい」「中古よりも修繕費用が抑えられる」などが挙げられます。

ただし、その裏には意外と見落としがちな新築最大のデメリットが隠れているのです。

それは「新築は1日でも住めば中古になること」「未入居でも建築後1年以上で中古になること」です。つまり、いくら新築とはいえ、建物が建った瞬間から中古として見なされると言えるのです。

たとえ1日経っただけでも、中古物件の仲間入りになれば価格も大幅ダウンになってしまいます。新しさを喜ぶ間もなく、中古になる現実は、新築の最大のデメリットではないでしょうか。

中古と新築、新築を購入しても不満はある?!

株式会社groove agentが運営するゼロリノベと、その品質管理および記事制作を請け負う 株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、新築マンション購入者の男女100名を対象に、「新築マンション購入者を対象にしたライフスタイルに関する実態」についてのアンケート調査を実施しました。

下記はアンケート調査の抜粋ですが、一見すると満足度が高いようにも思えますが、具体的な不満や要望も同時に抱いていることがわかります。

Q. もし、もう一度新築マンションを購入できるならどんな間取りにしたい?

  • 全ての部屋とリビングの間に廊下が欲しい(女性 30代)
  • リビングを通らずにメインベットルームへ行ける間取り(女性 50代)
  • プライバシーがしっかりと守られている間取り(女性 40代)
  • 入った瞬間広く見えるように玄関を広くしたい(女性 20代)
  • L字型のバルコニーが欲しい(女性 60代以上)
  • 対面式キッチンで家族だんらんの時間を充実させたい(男性 40代)
  • リビングの広さを確保し、吹き抜けもしくはメゾネットタイプを希望(女性 30代)
  • ウォークインクローゼットは絶対に欲しい(女性 40代)
  • シューズクローゼットが欲しい(女性 20代)
  • 収納を増やしたい(女性 30代)
  • 自分の書斎が欲しい(男性 40代)
  • 猫のキャットウォークを作りたい(女性 20代)

アンケート調査の詳しい内容はこちら

【最終結論】中古と新築はどっちがいいのか?時代にあった選択肢は中古購入!

首都圏、特に都内でいうと、昨今の新築物件は当たり前に1億円を超えている現状があります。建築材料費の世界的値上がりに加え、職人の人手不足、高性能設備の標準化により、しばらくは新築が値下がる気配はないでしょう。

現状を見る限り、新築を購入できる方はかなり限られてくるのではないでしょうか。新築の値上がりは中古の値上がりにもつながっています。だからこそ、中古を見直す時が来ているのではないでしょうか。

中古のデメリットばかりを見て諦めるのではなく、中古のデメリットをメリットに変える可能性を見つけ、積極的に中古を選んでいくこと、物件を大切にしていくことは、建物に対するリスペクトにもなります。

中古だとしても管理をしっかりし、リノベーションをし、建物にとって良い状態をキープすれば、欧米のように長く受け継がれる物件として残していくことが可能です。

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まとめ

新しい建物を作るのではなく、既存の建物を再生し、活かしていく。

新築か中古かを考えるときには中古のデメリットばかりに目が入ってしまうでしょう。しかし、きちんと調べればそうでもないのです。大切なのは「買っていい中古物件」をしっかり見極めることです。

首都圏を中心に中古物件の購入とリノベーションをワンストップで提供しているゼロリノベでは、資金計画から不動産仲介、リノベーション設計・施工、アフターサービスまで、住まいのすべてを一貫してお手伝いします!

一級建築士、二級建築士、宅地建物取引士、インテリアコーディネーターをはじめ、提携しているファイナンシャルプランナーまで、ゼロリノベスタッフが全力でお一人お一人、お客様を手厚くサポートしていきます。

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  1. 戦後、新しい建物が次々建てられてきた歴史、既存住宅は長持ちしないという思い込み、前の住人が住んだ住宅を嫌う日本人の特性などにより、どうしても新築が良いという価値観を指す言葉。 ↩︎
この記事の執筆
  • 熊田貴行

    本サイトの品質管理責任者。ヤフーを退職後、海外で飲食とホテル事業で起業。海外の事業を売却後、日本でメディア事業会社を立ち上げて10年目。これまでの自社メディア運営で得たノウハウを軸に、企業のオウンドメディア運営を中心にWEBマーケテ...

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