住宅ローンの固定金利のメリット3選!変動金利との違いや今後の動向も解説

「固定金利のメリットは?」「変動金利とどう違うの?」と疑問を抱いている方も多いでしょう。
住宅ローンを利用するうえで、「固定金利にするか変動金利にするか」は多くの人が悩む問題です。
そこでこの記事では、住宅ローンにおける固定金利のメリットやデメリット、変動金利との違い、今後の金利動向を詳しく解説します。住宅ローンの利用を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
住宅ローンの固定金利とは?仕組みをやさしく解説

まずは、住宅ローンの固定金利について、仕組みや変動金利との違いを解説します。固定金利について理解できていない方は確認しておきましょう。
- 固定金利とは金利が一定のプラン
- 変動金利との違いは?初心者向けに比較
- 金利が固定される期間とは?全期間型と期間選択型
- 固定金利はなぜ「安心」と言われるのか
固定金利とは金利が一定のプラン
固定金利とは、借りたときに決めた金利がずっと変わらない仕組みです。例えば、金利1.5%で35年借りた場合、毎月の返済額も最後まで一定になります。金利が上がっても返済額に影響がないため、将来の支出計画が立てやすくなります。そのため、家計の見通しを安定させたい人に向いた安心感のあるプランです。
金利の変化を気にせずに返済を続けたい人におすすめです。
変動金利との違いは?初心者向けに比較

住宅ローンの金利には、固定と変動の2種類があります。違いは「金利がいつ変わるか」にあります。以下の表で比較してみましょう。
項目 | 固定金利 | 変動金利 |
---|---|---|
金利の変化 | 借入時からずっと変わらない | 定期的に見直される可能性がある |
月々の返済額 | 一定で計画が立てやすい | 将来的に上がる可能性がある |
初期金利 | 変動より高めの傾向 | 固定より低めの傾向 |
固定金利は、例えば「年1.3%」で契約した場合、35年間ずっと同じ金利が続きます。毎月の返済額が変わらないため、家計の計画が立てやすいです。
一方で変動金利は、例えば「年0.5%」で始まることもありますが、金利は半年ごとに見直されるため、返済額が増える可能性があります。景気や政策の影響を受ける点に注意しましょう。
金利が固定される期間とは?全期間型と期間選択型

固定金利には、全期間固定のタイプと期間を選択するタイプに分かれます。自分に合うタイプを知るには、それぞれの特徴を比較して理解することが大切です。
項目 | 全期間固定型 | 固定期間選択型 |
---|---|---|
金利の固定期間 | 借入開始から完済まで | 最初の○年間(例:3年・10年など) |
金利の変動 | 一切変わらない | 固定期間終了後に変動金利に切り替わる |
返済額の安定性 | ずっと一定 | 一時的に安定するが将来変わる可能性あり |
借入当初の金利 | やや高めに設定される傾向がある | 全期間型より低くなる傾向がある |
全期間固定型は前述したとおり、借りたときに決めた金利が返済終了までずっと変わりません。例えば、3,000万円を年1.5%の固定金利で35年借りると、月々の返済は約9万円で一定です。金利が上がっても返済額は変わらないため、家計の見通しが立てやすくなります。
一方、固定期間選択型は「最初の数年間」だけ金利が固定され、その後は変動金利に切り替わります。例えば10年固定なら、最初の10年間は返済額が一定ですが、その後は変動金利に切り替わります。
借り始めの金利が低めに設定されることが多く、初期の負担を抑えやすい特徴があります。
固定金利はなぜ「安心」と言われるのか
固定金利は、借りたときの金利が返済終了まで基本的に変わらないため、「安心」と言われます。金利が上がっても影響を受けず、返済額が一定なので家計の見通しを立てやすくなります。
特に、教育費や老後資金を計画的に準備したいご家庭にとっては心強いでしょう。変動型より最初の金利は少し高めですが、返済額が急に増えない安心感を重視する方に向いています。
住宅ローンにおける固定金利のメリット3選

変動金利との違いをお伝えしましたが、固定金利にはいくつかの以下のメリットがあります。固定金利にするかどうか悩んでいる方は参考にしてみましょう。
毎月の返済額が一定
住宅ローンの固定金利は、毎月の返済額が変わらない点が大きなメリットです。例えば月々10万円と決まっていれば、将来の支出が予測しやすく、家計も立てやすくなります。
金利が上がっても返済額が増えないため、急な負担増に悩まされる心配もありません。教育費や老後の貯金を計画的に進めたい方には、支出が安定する固定金利が向いているでしょう。
将来の金利上昇に強い
固定金利を選ぶと返済中の金利が変わらないため、家計の見通しが立てやすくなります。例えば、将来金利が1%上がった場合、変動金利で借りた人は返済総額が大きく増えることもありますが、固定金利の人は影響を受けません。
毎月の支払いが一定なので、教育費など長期の出費がある家庭にとっては安心です。現在は金利が低水準ですが、将来の上昇リスクに備える意識も大切にしましょう。
返済計画が立てやすい
固定金利は借りたときの金利が最後まで変わらないため、返済額がずっと一定になります。例えば、月々の返済額が10万円と決まっていれば、将来の支払い額もはっきりしており、家計の見通しが立てやすくなります。
変動金利のように景気や政策によって金利が上がる心配も少ないため、長期の住宅ローンを安心して組みたい方に向いています。特に収入が安定しているご家庭にはおすすめです。
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住宅ローンにおける固定金利のデメリット

固定金利にはデメリットもあります。金利の高さや、途中で変更しにくい点などを解説します。メリットだけで判断せず、デメリットも理解したうえで選択するかどうか判断しましょう。
金利が高い
固定金利は返済額が変わらない安心感がありますが、変動型よりも金利が高めに設定されます。例えば2025年時点では、固定が約1.5%、変動金利は0.5~0.7%が一般的です。
景気が安定していて金利の上昇が見込まれないときは、固定金利がわずかにもったいなく感じられるかもしれません。家計への影響をシミュレーションしてから選ぶようにしましょう。
金利が下がっても恩恵なし
固定金利は借りたときの金利が最後まで続くため、途中で金利が下がっても返済額は変わりません。例えば、金利2%で35年固定にした場合、10年後に1%台になっても、自動的に支払いが減ることはありません。
特に景気の悪化で金利が下がったときは、その差が広がりやすくなります。安心して返済を続けたい人には向いていますが、将来の金利変動によるメリットは期待しにくい面もあります。経済動向を考慮して選びましょう。
途中で変更しにくい
固定金利は、途中で金利タイプを変えるのが難しい点に注意しましょう。例えば、金利が下がったときに変動型にしたくても、簡単には変更できません。切り替えるには「借り換え」という手続きが必要で、今のローンを一旦終わらせて新しいローンに申し込む形になります。
金利の動きを見て柔軟に対応したい人にとっては不便に感じるかもしれません。長く同じ金利で払うことに不安がないか、契約前にじっくり考えておきましょう。
住宅ローンの固定金利が向いている人の特徴

住宅ローンのメリットとデメリットをお伝えしましたが、「自分は固定と変動のどっちがいいんだろう」と迷っている方も多いでしょう。ここでは、固定金利が向いている人の特徴を解説します。
毎月の支出を安定させたい人
固定金利を選べば、借入時の金利が完済まで変わらないため、月々の返済額も一定になります。毎月の返済額が10万円と決まっていれば、将来の生活設計が立てやすくなります。
特に子育て中の家庭や共働き世帯では、教育費や生活費を見越した計画が必要な場面が多いため、支出が読める安心感は大きいでしょう。万が一、金利が上がっても返済額が増えないため、長期的な安定を重視する人にはおすすめです。
将来の金利上昇が不安な人
将来の金利上昇が心配な人には、固定金利の住宅ローンが向いています。固定金利は、借りたときの金利が最後まで変わらないため、景気や政策の影響を受けず、毎月の返済額もずっと一定です。
借入時の金利が1.5%でも、10年後に3%に上がった場合、固定金利なら返済額は変わりません。変動金利を選んだ人は、将来の金利次第で返済額が増えるリスクがあります。家計の見通しを立てやすく、安心して返済を続けたい人におすすめです。
長期間住む予定がある人
長く住む予定がある人は、固定金利を選ぶと安心でしょう。毎月の返済額がずっと変わらないため、子どもの教育費や老後の準備など将来の計画が立てやすくなります。特に35年など長期間ローンを組む場合、途中で金利が上がると負担が増えてしまいます。
その点、固定金利なら契約時の金額が続くため、将来の金利上昇に不安がある人に向いています。家を買ってから転勤や住み替えの予定がなく、長く同じ家に住みたいと考えている方にはおすすめです。
固定金利は何年がベスト?期間別の特徴

固定金利は、通常10〜35年で組むのが一般的です。ここでは、年数に応じた特徴を解説します。「何年で組むのがいいの?」と疑問に思っている方は参考にしてみましょう。
10年固定:最初の安心とその後の不安
10年固定は「最初の安心」と「その後の不安」が共存するタイプです。10年間は金利が変わらないため、毎月の返済額が一定で家計の見通しが立てやすくなります。教育費や生活費が増える時期にも計画が立てやすい点がメリットです。
将来の金利上昇に備えて、繰上返済の準備や借り換えも検討しておくと安心でしょう。
20年固定:バランス型で選ばれる
20年固定は、金利の安定と返済期間の長さをほどよく両立できるプランです。35年より総支払額を抑えやすく、10年や15年よりも完済までの計画が立てやすいため、40代前後の世代に人気があります。特に、教育費と住宅ローンを両立させたい家庭には合いやすいでしょう。
金利は短期固定よりやや高めですが、返済中の金利変動リスクがなく安心です。完済時の年齢も現実的になり、老後の生活設計も立てやすくなります。収入や借入額とのバランスを見ながら、無理のない年数を選びましょう。
全期間固定:35年安心できる最大のメリット
家計の見通しを立てやすいのが、35年固定の大きな魅力です。金利がずっと変わらないため、月々の返済額も一定で将来の計画が立てやすくなります。例えば、月10万円の返済なら、その金額が35年間変わりません。共働き家庭や収入が大きく増えない方に向いています。
長く住む予定がある方ほど、固定金利の安心感を実感しやすいでしょう。
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固定と変動どっちが得?迷ったときの判断軸

固定金利について詳しく解説してきましたが、「変動金利とどっちがおトクなの?」と疑問を抱いている方も多いでしょう。ここでは、固定金利と変動金利の判断基準を解説します。
「少しでも安く済む方にしたい」「自分にはどちらが合っているんだろう?」と迷っている方は参考にしてみましょう。
借入額・返済期間・家計の余裕で判断は変わる
借入額や返済期間、家計のゆとりによって向いている金利タイプは変わります。例えば、借入額が多く返済が長期にわたるなら、将来の金利上昇に備えて固定を選ぶ人が多いです。
一方で、返済期間が短く支出に余裕がある場合は、変動を選ぶケースもあります。変動金利は、初めの金利が低く、毎月の返済額を抑えやすい点がメリットです。ただし、将来の支出増に耐えられるかを考える必要があります。
年収や家族構成、貯金状況を踏まえ、自分の生活に合った金利を選びましょう。
共働き・単独名義など家計スタイル別の選び方
共働きなら変動金利、単独名義なら固定金利を選ぶ傾向があります。夫婦で収入源が分かれていれば、返済額が一時的に増えても家計への影響は抑えられます。そのため、低金利から始まる変動金利を検討しやすくなります。
一方、1人の収入に頼る家計では返済額が一定のほうが安心しやすく、固定金利が好まれます。育休や転職を予定している人も、返済の見通しが立てやすい固定金利を選ぶことが多いです。
迷ったときは「将来の収入が変わるか」「収入源が複数あるか」に注目して選びましょう。
将来のライフプランをふまえて金利を決めよう
住宅ローンの金利は、将来の生活設計に合わせて選ぶことが大切です。例えば、10年後に子どもが私立中学に進学する予定がある場合、将来の支出が増えるため、返済額が一定の固定金利が安心材料になります。
一方で、共働きでしばらくは収入が安定していたり、数年で売却したりする予定があるなら、最初の負担が軽い変動金利も検討できます。
迷ったときは、5年後・10年後の家計の変化を想像しながら、自分たちの暮らしに合う金利を選びましょう。
住宅ローンの固定金利は今後どうなる?
固定金利について、今後の金利状況やリスクについて解説します。「固定金利にしても大丈夫?」と不安を抱いている方は参考にしてみてください。
- 固定金利は緩やかな上昇傾向
- 長期金利の動向が固定金利に影響
- 金利上昇リスクに備えた対策が必要
固定金利は緩やかな上昇傾向
住宅ローンの固定金利は、今後ゆるやかに上がる可能性があります。2024年に日銀がマイナス金利を解除したことで、金融機関の金利も少しずつ上昇しています。実際、大手銀行の35年固定型は1.9%台から2%程度へ変化しています。
急に大きく上がるわけではありませんが、物価や長期金利の影響を受けやすく、今後もゆるやかな上昇が続くかもしれません。2025年以降は海外の金利や景気動向も関係してくるため、これから住宅ローンを組む人は返済額だけでなく、金利の動きにも注意しておきましょう。
長期金利の動向が固定金利に影響
住宅ローンの固定金利は、10年国債の金利など長期金利の動きに影響を受けやすいです。最近は物価を抑えるために金利が上がる傾向があり、固定金利もじわじわ上昇しています。
それでも、景気や政府の方針で流れが変わるため、今後も上がり続けるとは限りません。固定金利は、借りたときの金利が最後まで変わらない安心感が特徴です。将来の収入に不安がある人や返済額を安定させたい人は、固定金利を選ぶと安心でしょう。
金利上昇リスクに備えた対策が必要
住宅ローンの固定金利は、今後上がる可能性があるため、早めの備えが安心につながります。景気や物価の動きによって、長期金利は今後も影響を受けやすい状況です。現在変動金利を利用している方も、将来の返済額が増える可能性を想定しておきましょう。
金利が上がったときに慌てないよう、固定金利への借り換えや資金計画を早めに検討することが大切です。目先の低金利にとらわれず、長い目で家計を見直しましょう。
固定金利にした人のリアルな口コミと後悔例

実際に固定金利にした人のリアルな口コミをご紹介します。「なぜ固定金利にしたのか」「どのような状況になったのか」を参考にしてみましょう。
この方は、「ニュースで一喜一憂するのが嫌」と感じ、固定金利を選択したようです。この方の言うように、変動金利の方が基本的に金利は低いですが、経済状況によって利率が変動する恐れがあります。
毎日の経済ニュースで一喜一憂するのはたしかに疲れますし、もし日本の金利が上がれば変動金利も上昇します。その点、固定金利なら金利変動の影響を受けないため、余計なストレスも感じにくいといえるでしょう。
この方は、固定金利にして後悔したものの、全期間ではなく10年固定にしたのが良かったと投稿しています。
固定金利には、全期間金利が固定されているタイプや、選択した期間のみを固定金利にする「固定金利選択型」があります。この方は、10年固定の固定金利選択型にしたようで、10年経過後は変動金利の恩恵を受けられたようです。
このように、固定金利といっても「固定金利選択型」にすれば、一定期間経過後は変動金利にできます。金利タイプを理解し、自分に合うものを選択することが大切です。
この方は、固定金利選択型にして後悔したようです。日本は2024年3月19日にマイナス金利政策を解除しましたが、それ以前までは年0.3〜0.4%で推移しており、非常に低金利で住宅ローンを借りられる状態でした。また、低金利時代が長く続いたこともあり、この時期に固定金利を選択した方で損をした方も少なくありません。
固定金利は金利が変わらない安心感がある代わりに、変動金利より金利が高くなる可能性が高いです。金利を選ぶ際は、現在と将来の経済状況を考慮することが大切だといえるでしょう。
住宅ローンの固定金利に関するよくある質問
固定金利に関するよくある質問をご紹介します。固定金利についての疑問や不安を参考にしてみましょう。
- 今のタイミングで固定金利を選んで損しない?
- 固定にして後悔しないための注意点は?
- 固定金利でも途中で借り換えはできる?
今のタイミングで固定金利を選んで損しない?
2025年時点の35年固定金利は年1.5%前後が主流で、過去と比べてもまだ低めといえます。今後インフレや経済回復が進み、金利が上がれば、固定で借りた人は毎月の支払いが変わらず安心です。
一方、金利が上がらなければ変動のほうが返済総額が少なくなる可能性もあります。将来の金利は誰にも読めません。支出の見通しを立てやすくしたい人は、固定金利を選ぶ価値があるといえるでしょう。
固定にして後悔しないための注意点は?
固定金利で後悔しないためには、将来の収支と金利の変化をふまえて選ぶことが大切です。例えば出産や退職など、家計が変わる時期に合わせて無理のない返済計画を立てましょう。変動金利と返済総額を比べておくと、納得して選びやすくなります。
仮に3,000万円を借りて金利差が0.5%あれば、返済総額が100万円以上変わる可能性もあります。さらに繰り上げ返済を検討している場合は、固定期間中の手数料やルールを事前に確認しておきましょう。固定金利は安心感が魅力ですが、返し方まで考えて選ぶことが重要です。
固定金利でも途中で借り換えはできる?
固定金利でも途中で借り換えは可能です。
ただし、借り換えには手数料や登記費用などがかかります。保証料も戻らず新たに必要になる場合があります。借り換え後も固定型にするか変動型にするかも大切な検討ポイントです。返済期間が短いとメリットが小さくなることもあるため、費用と効果をよく比べましょう。
まとめ:住宅ローンの固定金利のメリットやリスクを理解したうえで金利タイプを選択しましょう
住宅ローンの固定金利は、金利が変わらない安心感が最大の魅力です。毎月の返済額が変わらないので返済計画を立てやすく、予算を管理しやすいのも大きなメリットです。
また、最近はマイナス金利政策が解除され、金利が上昇傾向にあります。変動金利の場合、金利が上昇すれば返済額も増加するため、返済が苦しくなる恐れもあります。その点、固定金利なら金利変動の影響を受けずに返済し続けられます。
固定金利は、変動金利よりも高めの利率に設定されていますが、将来のリスクを考慮すると安定して返済できるといえます。特に、毎月の支出を安定させたい人や、将来の金利上昇が不安な人は固定金利がおすすめです。
ライフスタイルの変化や、将来の経済状況を考慮したうえで金利タイプを選択しましょう。