【2026最新】おしゃれなリノベーション事例20選|真似したいアイデアと成功のポイント

「おしゃれなリノベーションにしたいけれど、どんな事例を参考にすればいいの?」と迷っていませんか。
この記事では、暮らし方・広さ・テイスト別に、おしゃれなリノベーション事例20選を紹介します。キッチンや床、照明、収納など、空間づくりのヒントもあわせて解説するので、理想の住まいをイメージする参考にしてくださいね。

一級建築士
西村 一宏
ゼロリノベの取締役。一級建築士としての豊富な現場経験と元大学講師としての深い専門知識をもとに、設計施工の責任者を務める。リノベーション・オブ・ザ・イヤーなど建築関連アワードの受賞数は20以上。業界の既成観念に囚われない最適なアプローチで施主のニーズに応えている。
リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから
【暮らし・目的別】真似したいおしゃれなリノベーション5事例
おしゃれなリノベーションは、見た目を整えるだけでは完成しません。仕事、趣味、家族やペットとの時間など、日々の過ごし方に合う空間をつくることで、住まいはもっと心地よく、自分らしいものになります。
ここでは、「どんな暮らしを叶えたいか」から参考にできる、おしゃれなリノベーション事例を紹介します。
在宅ワークがはかどる、ワークスペースのある家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
長く住めるように可変性を残しながら、63㎡をゆるやかに区切ってほぼワンルームに。バルコニーからの自然光が玄関にまで届く明るい空間です。キッチンは壁付けのL字型でLDKを広々と。ワークスペースは夫婦それぞれに、土間玄関とキッチン横に設けました。
※費用は引き渡し当時の金額です
こんな人におすすめ: 在宅ワークの場を確保しながら、すっきり開放的に暮らしたい人
真似したいポイント: ワンルーム的な抜けを活かしつつ、造作家具で仕事・収納・ディスプレイの役割を整理すること。
下原本や雑貨を“しまう”だけでなく、“飾って楽しむ”ための造作本棚が印象的な住まいです。
ご夫婦の遊び心を随所に散りばめ、日常を少し特別にする空間に仕上げました。
土間アトリエで楽しむDIYを楽しむ家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
施主様のリクエストは”土間のあるインダストリアルな空間”。アウトドア用品の収納やDIYができる空間として、玄関土間にアトリエを設けました。家族が増えても柔軟に対応できるゆとりを残した住まいに、施主様お手製のダイニングテーブルやテレビボードが並びます。
※費用は引き渡し当時の金額です
こんな人におすすめ: アウトドア用品をすっきり収納しながら、DIYやものづくりも楽しみたい人
真似したいポイント: 玄関横に土間アトリエを設け、収納・作業・趣味の拠点をまとめること
ホームパーティーを楽しむ、キッチンが主役の家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
料理とお酒が好きなご夫婦は「おもてなし」がしやすい空間を目指して、大人数でも作業しやすいL字キッチンとカウンター、レストランのようなダイニングソファを造作。食事の後はリビングに移動して大画面のプロジェクターで憩う、そんな大人の寛ぎ時間までデザインされています。
※費用は引き渡し当時の金額です
こんな人におすすめ: 料理やお酒を楽しみながら、友人を気軽に招ける家にしたい人
真似したいポイント: キッチンとダイニングを一体化し、食事も映画鑑賞も楽しめる“おもてなし空間”をつくること
猫と心地よく暮らす、キャットウォークのある家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
3匹の猫ちゃんとの暮らしを考慮したプランニングを施しました。行き止まりのない回遊動線は人も猫ちゃんも快適に。収納を兼ねたダイニングのキャットウォークは歩く猫ちゃんも見守る施主様も楽しめるポイント。家族のベッドであるロフトは猫ちゃんが上下運動することができます。
※費用は引き渡し当時の金額です
こんな人におすすめ: 猫と快適に暮らしながら、デザイン性や収納力も妥協したくない人
真似したいポイント: 収納とキャットウォークを一体化し、人も猫も回遊しやすい動線をつくること



においや湿度に配慮した壁材、傷がつきにくい素材を選び、猫との暮らしを心地よく支えています
ホテルライクな空間で、ゲストを迎える家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
“人が集える場所”をコンセプトにした一人暮らし男性のお住まい。グレートーンで統一したお部屋は、ホテルやバーのように落ち着く空間です。来客に配慮した設計でゲストはもちろん、住まい手にとっても居心地のよいお部屋が実現しました。アートのような美しい天然石やタイルが気分を高めてくれます。
※費用は引き渡し当時の金額です
こんな人におすすめ: 料理やホームパーティーを楽しみながら、ホテルやバーのような非日常感も味わいたい人
真似したいポイント: 色数をグレーと黒に絞り、天然石など質感のある素材を主役にして空間を演出すること
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【広さ別】暮らしに合うおしゃれなリノベーション5事例
マンションの広さ別に、おしゃれなリノベーション事例を紹介します。広さを活かしたゆとりある空間づくりから、コンパクトな住まいを快適に使う工夫まで、自宅に近い広さの事例を参考にしてみましょう。
【97㎡】家具が主役になる、余白を活かした住まい
ゼロリノベのリノベーション施工事例
デンマーク駐在中に名作家具の魅力に取り付かれた施主様のために、家具を展示作品に見立てて美術館のような家づくりを。壁構造を活かしてドアを設けずに壁でゆるやかに空間を区切り、白い塗装の壁と白いタイルの床で光の反射を誘って、家具が美しく見える空間に仕上げました。
※費用は引き渡し当時の金額です
おしゃれに見える理由: 白い壁とタイル床で空間をプレーンに整え、97㎡のゆとりと余白を活かして、名作家具を主役として際立たせているから。



ゆとりあるキッチンは大きな作業台と回遊しやすい動線を備え、家族が自然と集まる場所になっています。
【66㎡】ロフトが楽しい、秘密基地のような家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
子どもたちとの貴重な時間を大切にする、4人家族のためのワンルーム。2つのロフトはベッドと収納を兼ねます。人気のヘリンボーン張りのフローリングを叶えるため、ダイニングキッチンはクラフト感が楽しめるOSB合板で仕上げました。
※費用は引き渡し当時の金額です
おしゃれに見える理由: 天井高を活かしたロフトと、チーク材のヘリンボーン床が、66㎡のワンルームに立体感と温かみを添えているから。



ハンモックや室内干しにも使える天井の金物など、暮らしに合わせて楽しめる工夫を散りばめました。
【53㎡】4人と猫3匹が心地よく暮らす、可変性のある家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
家族が寄り集まって暮らす団地のノスタルジーを求めた施主様に、家全体が回遊動線でどこにいても家族がつながる間取りで応答。家の中心に配置したダイニングと、下部がWICのロフトの寝室のまわりを自由に動き回れます。黒板の壁やロフトに散りばめた小窓など、楽しく遊べる住まい。
※費用は引き渡し当時の金額です
おしゃれに見える理由: ロフトで上下の空間を活用し、黒板壁や造作収納を暮らしのアクセントにすることで、53㎡でも遊び心と収納力を両立しているから。
【48㎡】ルーフバルコニーで広がる、3人家族の家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
家族3人が暮らす48㎡はロフトにより上下の空間を有効活用し、延床面積を拡張。広々としたルーフバルコニーをセカンドリビングと位置付けることで、室内は最低限の広さで完結します。モルタルで仕上げのキッチンや在来バスルームで、都会的な印象に仕上げました。
※費用は引き渡し当時の金額です
おしゃれに見える理由: ルーフバルコニーをもう一つのリビングとして取り込み、ロフトで上下の空間も使うことで、48㎡とは思えない伸びやかさを生んでいるから。
【44㎡】高低差と室内窓で広がる、夫婦のコンパクトハウス
ゼロリノベのリノベーション施工事例
お子さんの巣立ちを機にマンションリノベを選択したご夫婦。「自分たちのスタイルに合う、コンパクトでも素敵な家に」というご希望がありました。限りある広さを効率的に使えるよう、高低差をつけ空間にメリハリをもたせることで、さまざまな景色が楽しめるよう計画しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
おしゃれに見える理由: 高低差と室内窓で視線と光を通し、白を基調に整えることで、44㎡でも奥行きと抜けのある空間に見せているから。



寝室を一段上げ、床下まで収納に活用することで、限られた面積を最大限活かしました。
【テイスト別】理想の雰囲気が見つかる、おしゃれなリノベーション10選
好みのテイストから、おしゃれなリノベーション事例を探してみましょう。色や素材、照明、家具の組み合わせをそろえることで、住まい全体に統一感が生まれます。ここでは、定番から個性派まで、理想の雰囲気づくりの参考になる10事例を紹介します。
ジャパンディ|静けさと温もりで“ととのう”住まい
ゼロリノベのリノベーション施工事例
家族が集う広々としたリビングを中心に、サウナやⅡ型キッチンを配置しつつ猫ちゃんの居場所まで丁寧に設計。余白を生み出すグレートーンの空間は、心地よい静けさとぬくもりを併せ持ち、暮らすほどに味わいが深まります。サウナがととのえてくれるジャパンディテイストの住まいが完成しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: グレーなどの落ち着いた色をベースに、木や自然素材、余白のある家具配置で、和の静けさと北欧の心地よさを両立する。
和モダン×クラフト|手仕事と上質な素材が響き合う住まい
ゼロリノベのリノベーション施工事例
お互いの感性を尊重し合い、こだわりを詰め込んだ住まい。ショールームで見惚れた上質なアイランドキッチンや、自ら仕上げた珪藻土壁、空間に誂えた造作家具など、細部まで意匠を追求しました。それぞれのライフスタイルに寄り添う、動線と住み心地を兼ね備えた空間です。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: 木や左官などの素材感をベースに、造作家具やお気に入りの一点ものを重ねて、空間に自分たちらしい深みをつくる。



小上がりや土間も取り入れ、旅館のようにくつろげる空間も魅力的です。
モダンナチュラル|眺望と手仕事を楽しむ、ゆとりある住まい
ゼロリノベのリノベーション施工事例
二人で過ごす時間を最優先に、眺望を活かした贅沢な空間構成。リビング横のワークスペースは、視線が抜ける絶妙な配置で繋がりを演出しました。ゆとりあるキッチンや浴室が、日常に潤いを与えます。家事動線も徹底追求した、遊び心と快適さが同居する住まいです。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: 明るいベースカラーで余白をつくり、木の質感や自分たちで手を加えた家具・収納で温かみを添える。
和モダン|旅館の路地のような、静けさを楽しむ住まい
ゼロリノベのリノベーション施工事例
開放感あふれるワンルームに、静けさを纏う和モダンの意匠を構築。既存設備を賢く生かしつつ、旅館の路地を思わせる廊下や小上がり、籠もれる書斎を配置しました。家事動線もスマートに整え、余白と美意識が心地よい丁寧な暮らしを叶える住まいです。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: 木や和の素材を基調に、余白のある空間と間接的な光で、落ち着きと奥行きを演出する。



物の定位置を決めたことで、掃除や片付けがしやすく、すっきりした空間を保ちやすい住まいに。
竹細工の照明がつくる影や小上がりで過ごす時間が、日常に静かな豊かさを添えています。
ホテルライク|モノトーンと木で整える、心地よい住まい
ゼロリノベのリノベーション施工事例
既存の壁や天井を活用し、モノトーンに木の温もりを添えたモダンでホテルライクな住まい。個室を最小限にして、開放的な土間やLDKを広げ、空間にメリハリを創出。家事動線の短縮や光を採り込む小窓の工夫により、機能性と家族の心地よさを両立させました。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: 白・グレー・黒などの色数を絞り、木の温もりと間接的な光を加えて、無機質になりすぎない上質さをつくる。
南仏プロヴァンス|色と素材が彩る、遊び心のある家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
南仏プロヴァンスを思わせる、色と素材感に包まれた住まい。スギ材をランダムに貼った天井は、遊び心を演出しています。R開口のヌックは夫婦がゲームに没頭したり、コレクションを飾るための特別な場所。回遊動線が家事効率を向上させ、リラックスタイムも大切に過ごせます。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: あたたかみのある色と自然素材をベースに、R開口やタイルなどのやわらかな意匠を加えて、地中海らしい開放感をつくる。
北欧テイスト|白いキッチンを囲む、明るい団らんの家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
2大きくて真っ白なアイランドキッチンがあるLDKで家族団らん。一角には箱を意識した小上がりの寝室があり、回遊動線でリビングからも書斎からもアクセスできます。回遊動線はキッチン、パントリー、水回りも。ストレスフリーで暮らせる、家族のためのリノベーション。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: 白と明るい木をベースに、色数を絞った家具や照明を合わせて、すっきりと温かい印象にまとめる。
カフェ風|L字カウンターでくつろぐ、趣味を楽しむ家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
顔を見ながら食事ができるL字カウンターを設置。ストレージにはスノボやゴルフ用品を収納、有効ボードで服飾品も飾れます。天井を黒くして落ち着いた雰囲気を演出し、キッチンカウンターやベッドルームに個性的なタイルや木毛セメントボードを使用したリノベーションです。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: 天井やタイルに少し深みのある色・素材を使い、カウンターと見せる収納で“行きつけの店”のような居場所をつくる。
ボタニカル×インダストリアル|ガラスとアイアンが映えるワンルーム
ゼロリノベのリノベーション施工事例
多趣味で、住まいに絵になるシーンと機能性の両者を望む施主様のニーズを実現。78㎡もの広さをワンルーム感覚で使える仕様にして、リビングの一角にガラス張りの寝室や浴室、インナーテラスを配しました。効率よく動けて、愛する猫や多肉植物が風景の一部になる空間です。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: ガラス・アイアン・ヘリンボーン床など無機質な素材に、植物や木の質感を重ねて、無骨さとやわらかさを両立する。
ニューヨークスタイル|ガラス間仕切りが映える、朝を楽しむ家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
共働きのご夫婦が「朝を丁寧に贅沢に」をテーマにリノベーション。自然光を活かすガラスの間仕切りと最小限の間取りで、ルーフバルコニーの景色を楽しめる設計。早起きしてゆっくり過ごせる朝型ライフスタイルを実現しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
このテイストを叶えるコツ: 白やグレーをベースに、黒いフレームのガラスや深いアクセントカラーを加え、都会的で洗練されたコントラストをつくる。
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おしゃれな住まいに見せる、部位別リノベアイデア5選
おしゃれなリノベーションは、テイストを決めるだけで完成するわけではありません。キッチンや床、照明、収納、間仕切りなど、空間を構成する要素をどう選び、どう組み合わせるかで印象は大きく変わります。
ここでは、紹介した事例から、真似しやすい部位別のアイデアを見ていきましょう。
1.キッチンを「家具」のように見せる
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キッチンは設備として隠すだけでなく、LDKの主役になる“家具”として考えると、空間全体の印象が整います。
この事例では、グレーと黒で色を統一し、天然石の天板と壁で異なる仕上げを採用。料理をする人にも、招かれた人にも印象に残るキッチンに仕上げています。
「天然石に魅せられて」の事例を見る
2.床で空間の“温度”を決める
床は面積が大きいため、住まいのテイストを決める土台になります。ヘリンボーンのように張り方に表情のある床は、それだけで空間のアクセントに。
この事例では、チーク材のヘリンボーン床に、OSB合板のキッチンを合わせ、ワンルームにクラフト感と温かみを加えています。
「秘密基地house」の事例を見る
3.照明は「明るくする」以外の役割を持たせる
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照明は、部屋全体を均一に照らすだけでなく、くつろぐ場所や飾りたい場所に視線を集めるためのものです。ペンダントライトや間接照明を使い分けると、夜の住まいにも表情が生まれます。
この事例では、アーチ開口のヌックをペンダントライトでやさしく照らし、玄関にもあたたかな陰影をプラス。灯りと素材の組み合わせで、思わず立ち止まりたくなる居場所をつくっています。
「南仏風の楽しさとやすらぎの家」の事例を見る
4.収納を“隠す”と“見せる”で使い分ける
おしゃれな空間を保つには、生活用品をしまう場所まで設計することが欠かせません。一方で、すべてを隠すのではなく、飾りたいものや暮らしの個性が出るものは“見せる収納”にすると、空間のアクセントになります。
この事例では、収納とキャットウォークを一体化。必要な収納量を確保しながら、猫の居場所そのものをインテリアの一部にしています。
「catwalk house」の事例を見る
5.室内窓・間仕切りで、光と抜けをつくる
コンパクトな住まいでは、壁で完全に区切るより、室内窓や抜けのある間仕切りで視線と光を通すと、実際の面積以上に広く感じられます。
この事例では、寝室に室内窓を設け、高低差のある空間にも光と風を届けています。個室としての落ち着きは保ちながら、LDKとのつながりを感じられる工夫です。
「景色が変わる家」の事例を見る
リノベーションをおしゃれに見せる5つの設計ルール
おしゃれなリノベーションは、好きな設備や素材を取り入れるだけで完成するものではありません。暮らし方を起点に、色や素材、家具、照明、収納まで一貫した考え方で整えることが大切です。
ここでは、紹介した事例にも共通する5つの設計ルールを紹介します。
- 暮らし方から住まいのコンセプトを決める
まずは「家で何を楽しみたいか」を言葉にしてみましょう。在宅ワーク、料理、趣味、ペットとの暮らしなど、優先したい時間が決まると、必要な間取りや設備、主役にすべき場所が見えてきます。
- 色・素材・家具の方向性をそろえる
床・壁・建具など面積の大きい部分を基準に、家具や小物まで色のトーンと素材感をそろえると、空間に統一感が生まれます。床と家具を完全に同色にする必要はなく、明るさや温かみなどの“トーン”を合わせるのがコツです。
- 空間の主役を一つ決める
天然石のキッチン、ヘリンボーン床、好きな家具、アートなど、印象に残したい要素を一つ決めましょう。主役が決まると、ほかの内装・家具・照明の選択基準ができ、空間全体が散らかりにくくなります。
- 照明で居場所と陰影をつくる
部屋全体を均一に照らすだけでなく、食卓・読書スペース・飾り棚など、過ごしたい場所に光を重ねると、夜も心地よい空間になります。作業用、くつろぎ用、見せ場用と役割を分けて計画するのがおすすめです。
- 生活感は収納まで含めて整える
おしゃれな状態を保つには、見せたいものと隠したいものを分け、使う場所の近くに収納を設けることが重要です。造作棚や壁面収納を活用し、片付けやすさまで設計しておくと、暮らし始めてからも空間の印象を保ちやすくなります。
おしゃれなリノベーションを実現する前に確認したい3つのこと
理想の事例やテイストが見つかったら、次は「自分たちの住まいで実現できるか」を確認しましょう。デザインにこだわるほど、予算の配分、物件の条件、依頼先選びが仕上がりを左右します。
1.予算は「こだわる場所」に優先順位をつける
おしゃれな住まいをつくるには、すべてに費用をかけるのではなく、暮らしの満足度に直結する部分へ予算を配分することが大切です。
料理や趣味、理想のテイストに合わせて、「ここだけは譲れない」主役を決めましょう。ほかは既製品や既存利用も組み合わせると、予算とデザインのバランスを取りやすくなります。
リノベーション費用は、面積、間取り変更の範囲、水回り設備のグレード、素材・造作の有無などで変わります。予算が限られる場合は、工事範囲に優先順位をつけることが重要です。
2.物件の構造・規約でできることを確認する
「壁を取り払ってワンルームにしたい」「キッチンの位置を変えたい」といった希望は、物件の構造や配管、マンションの管理規約によって実現できない場合があります。
特にマンションでは、リノベーションできるのは原則として専有部分です。窓・玄関ドア・バルコニーなどは共用部分に当たることが多く、個人の判断で変更できません。また、撤去できない壁や移動しにくい水回りもあるため、購入前または設計初期の段階で、希望の間取り・設備が実現できるかを確認しましょう。


3.好みの事例に近い施工実績がある会社を選ぶ
「おしゃれ」の正解は一つではありません。北欧、ホテルライク、和モダン、インダストリアルなど、好みのテイストをどのように空間へ落とし込めるかは、会社の設計力や施工実績によって変わります。
会社を選ぶ際は、施工事例を見て、写真の雰囲気だけでなく、間取り・素材・造作・収納・暮らし方まで自分たちの希望に近いかを確認しましょう。物件探しから相談したいのか、購入済み物件の設計・施工を依頼したいのかによっても、選ぶべき会社は異なります。


失敗しない中古マンション購入前のチェックリスト80


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まとめ
おしゃれなリノベーションは、流行のテイストを取り入れるだけでなく、「どんな暮らしを楽しみたいか」から考えることが大切です。気になる事例を参考に、キッチン・床・照明・収納など、真似したいアイデアを見つけてみましょう。
色や素材、家具の方向性をそろえながら、空間の主役をひとつ決めると、住まい全体に自分たちらしい統一感が生まれます。予算や物件の条件も早めに確認して、理想の暮らしを少しずつ形にしていってください。
編集後記



どの事例も、既存のマンションにはない個性があふれていて本当におしゃれでした。しかも、自分たちのライフスタイルにマッチした使いやすさやこだわりが随所に反映されているからとても暮らしやすそう。デザイン性はもちろん、ひとりひとりに合った空間にできるのもリノベーションならではの魅力ですね。
おしゃれなリノベーションに憧れるけれど、こだわると予算内に収まらないのではと悩む方もいるでしょう。「中古マンションをリノベ。お金をかけるところを決めて満足度を上げるには」の記事も参考になるのでぜひチェックしてみてください。



自分一人ではおしゃれな空間を作るのが難しいという方でも設計士に相談することでリノベーション空間や家具、素材選びのアドバイスを受けられるのは心強いですよね。多くの物件を見てきたプロだからこその視点はとても参考になりそうです。









