リノベーション費用はこうして抑える!コスパ良く理想の家を作る方法【実例あり】

リノベーション費用を抑えるには、短期的な視点と長期的な視点のどちらを重視するかが重要です。部分リノベや表層リノベは初期費用を抑えやすく、スケルトンリノベは将来的な安心につながります。
この記事では、リノベーションの種類ごとの特徴をはじめ、リノベーション費用を抑えるポイントを解説します。

一級建築士
西村 一宏
ゼロリノベの取締役。一級建築士としての豊富な現場経験と元大学講師としての深い専門知識をもとに、設計施工の責任者を務める。リノベーション・オブ・ザ・イヤーなど建築関連アワードの受賞数は20以上。業界の既成観念に囚われない最適なアプローチで施主のニーズに応えている。
リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから
「短期視点」と「長期視点」で変わるリノベ費用の抑え方
リノベーションの費用を抑える方法は、「短期的視点」と「長期的な視点」のどちらを重視するかによって大きく異なります。リノベーションには主に3つの種類があり、それぞれコストや特徴が違うためです。
ここではリノベーションの種類ごとの特徴と費用対効果の違いについて詳しく解説します。
リノベーションの主な種類と特徴
- 部分リノベーション(短期的コスパは◎)
住まいの一部だけを新しい素材や設備に交換する方法。デザインや機能をピンポイントで改善でき、初期費用を抑えやすいのが特徴です。
- 表層リノベーション(短期的コスパは◎)
壁紙や床、キッチンや浴室など「見える部分」だけをまとめて改修する方法。全体の印象を大きく変えられますが、配管や断熱材などの「見えない部分」は手を加えません。
- スケルトンリノベーション(長期的に◎)
室内を一度スケルトン(骨組み)状態にし、配管や断熱材など見えない部分まで徹底的に改修する方法。費用はかかりますが、長期的な安心とコストパフォーマンスに優れています。
長期的なコスパ重視なら「スケルトンリノベーション」
長く快適に住み続けたい場合や、将来の修繕リスクを減らしたい場合は、スケルトンリノベーションがおすすめです。
この方法は、表面的な美しさだけでなく、配管や断熱材といった普段見えない部分まで一新します。
初期費用は高くなりますが、将来的な修繕や追加工事のリスクを大きく減らせるため、結果的にトータルコストを抑えられるケースが多いです。
とくに築年数が経過した物件では、見えない部分の老朽化が進んでいることも多いため、まとめて工事をしておくことで無駄な出費を防げます。

SUUMOやHOME’Sといった物件サイトで見かける「リノベ済み物件」の中には、表層リノベーションしか行っていないものが実は多いんです。見えない箇所の代表格が「配管」。マンション配管の寿命はステンレスの配管でない限り15年〜30年と言われており、住んでいたら修繕の時期がやってくるでしょう。
せっかく工事するなら、見えない部分も一括で対応した方が無駄なコストを抑えられるのは明らかです。
築浅物件なら「部分リノベーション・表層リノベーション」も選択肢
築浅物件の場合は、配管や断熱材などのインフラ部分がまだ新しいため、部分リノベ−ションや表層リノベ−ションでも十分にコストパフォーマンスを得られます。
必要な箇所だけを効率よく改修できるので、無駄な工事費をかけずに済みます。
ただし、築浅物件は物件価格が高めなことが多いので、リノベーション費用だけでなく、物件費も含めて全体の予算をしっかり確認しておきましょう。



築浅物件は価格が高くなりがちなので、「築古のリフォーム・リノベ済み物件」も実はおすすめですよ!リノベ済みといっても全体的な改修をしているとその分、費用も高くなってしまいます。狙い目としては最低限の水回り設備の交換がされている物件です。浴室やトイレ、キッチンなどの費用がかかる設備を既存利用することで、コストを浮かせることができるます。
リノベーション費用を抑える6つのポイント
リノベーションで理想の住まいを実現するには、費用を抑えつつ満足度を高める工夫が欠かせません。
「とにかく安く」を考える前に、どこにお金をかけ、どこでコストダウンできるかを見極めることが大切です。
1.優先順位を明確にする
限られた予算のなかで満足度を高めるには、リノベーションで「何を一番に叶えたいか」を最初に決めましょう。
たとえば「キッチン重視」「収納力アップ」「趣味空間の確保」など、家族の希望を洗い出し、優先順位をつけることで、不要な工事や過剰な設備投資を防げます。
また「全部やりたい」を避け、後回しできる部分は思い切って削ることも大切。
優先順位を明確にすると、業者との打ち合わせもスムーズになり、無駄な追加費用を抑えられます。
2.既存設備・間取りを活かす
リノベーション費用が大きく膨らむ原因の一つが、間取り変更や設備の総入れ替えです。
既存の間取りや配管、使える資材・設備を活かすことで、解体・工事費用を大幅に削減できます。
【具体例】
・キッチンや浴室の位置を変えない
・壁や床、収納など使える部分は再利用
・古い建具や素材をリペアして活用
間取り変更や水回りの移動は、数十万〜数百万円の差が出ることもあります。設計段階で「残せる部分」をプロと相談しましょう。
3.設備・材料のグレードを選ぶ
設備や内装材のグレードを見直すことで、費用を調整できます。
高級グレードにこだわりすぎず、必要十分な機能・デザインを選ぶことがコスパ向上のポイントです。
【具体例】
・床材や壁紙は部分的にグレードを下げる
・水回り設備はショールームで実物を確認し、必要な機能に絞る
リノベーション会社などのおすすめに流されず、自分たちに必要な仕様を見極めましょう。
4.DIYやセルフリノベーションの活用
一部の内装や塗装、棚の設置などはDIY対応することで工賃を抑えられます。DIYは材料費のみで済み、家族で楽しみながら進められるのも大きなメリット。ただし、電気・水道工事などは必ず専門業者に依頼し、安全や仕上がりを最優先しましょう。
分離発注には要注意!
工事ごとに専門業者へ直接発注する、「分離発注」という方法があります。これはコスト削減につながる場合がある一方で、工程管理や業者間の調整、トラブル対応など、多くの手間と責任が発注者自身にかかります。
「分離発注=コスト削減」と短絡的に考えるのは危険であり、十分な知識や時間がない場合は、一括発注やプロへの依頼を検討するのが無難です。
5.補助金・減税制度を活用する


リノベーションには、国や自治体の補助金・減税制度が活用できる場合があります。
省エネ改修、バリアフリー、耐震補強など、条件を満たせば数十万円単位の補助が受けられることも。
自治体ごとに制度や条件が異なるため、事前に公式サイトや業者に確認を。また、申請時期や手続きも要チェック。早めに準備するようにしましょう。
6.複数社から見積もりを取る
リノベーション費用は、会社によって大きく異なります。必ず複数社(3〜5社程度)から見積もりを取り、内容と金額を比較しましょう。
見積もりの比較は価格だけでなく、工事内容・保証・アフターサービスも要確認です。
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リノベーション費用を抑えるための依頼先選び
リノベーションの依頼先には、主に4種類に分けられます。それぞれの特徴とコスト傾向を見ていきましょう。
依頼先 | 特徴 | コスト傾向 | 向いている人 |
---|---|---|---|
リノベーション会社 | 設計・施工を一括で対応。ワンストップ型なら物件探しや資金計画もサポート。手間を省きコスト管理がしやすい。 | ワンストップ型は中間コストを抑えやすい。設計・施工のみ型は内容次第で幅がある。 | 予算管理や手間を減らしたい人、まとめて相談したい人 |
設計事務所 | デザイン性や自由度が高く、独自の空間提案が得意。施工は外部業者に委託が多い。 | 設計料が別途かかるため、総額は高めになりやすい。 | デザインや間取りに強いこだわりがある人 |
リフォーム会社 | 水回りや部分リフォームの実績が豊富。短納期・低コストで対応可能な場合が多い。 | 比較的ローコスト。部分的なリノベに向く。 | 設備更新や表層リフォームを希望する人 |
工務店 | 地域密着で柔軟な対応。戸建て・マンションの構造補強や性能向上も得意。 | 施工内容によるが、コストパフォーマンスが高い場合が多い。 | 構造や断熱など性能面も重視したい人 |
それぞれ強みが異なるため、どこに依頼すれば最も費用を抑えられるかは、希望するリノベーションの規模や内容によって変わります。
注目したいのは「ワンストップリノベーション会社」!
リノベーションの依頼先には、さまざまな選択肢がありますが、とくに注目を集めているのが「ワンストップリノベーション会社」です。
物件探しから設計・施工、アフターサービスまでを一括でサポートしてくれるため、費用や手間を抑えたい人にとって、有力な選択肢となっています。
ただし、ワンストップリノベーション会社にも、ほかの依頼先とは異なる特徴があります。ここでは、利用する際に知っておきたい、主なメリットと注意点を整理して紹介します。
ワンストップリノベ会社を利用するメリット
- 中間コストを抑えやすい
物件探しから設計・施工まで一括管理のため、複数業者に頼むより中間マージンが少なく、総費用を抑えやすい。
- 手間と時間が大幅に減る
窓口が一本化され、打ち合わせや手続きがスムーズ。進行管理やスケジュール調整も簡単。
- 予算オーバーのリスクが低い
物件費用とリノベ費用をまとめて管理できるため、全体予算の見通しが立てやすい。
- 物件選びの失敗が少ない
プロの視点でリノベ向き物件を選べるため、「買った後にリノベできない」などのトラブルを防ぎやすい。
ワンストップリノベ会社を利用するデメリット・注意点
- 会社ごとに費用や品質に差がある
自社施工か外部委託かでコストや仕上がりが変わるため、会社選びは慎重に。
- 物件やデザインの選択肢が限定されることもある
自社で扱う物件やデザインプランに限りがある会社もあるため、その際は希望通りにならないことも。
- 途中で会社変更がしづらい
一括契約のため、担当者との相性や提案内容に不満があっても他社に切り替えにくい。
リノベーション費用差が出る具体的なポイント
リノベーション費用は、工事内容や選ぶ素材によって大きく変動します。


とくに「間取り変更・水回り移動」と「壁・床・キッチン・浴室・造作」は、費用差が生まれやすい代表的なポイントです。
間取り変更・水回り移動
- 間取り変更
部屋の壁を取り払う、間仕切りを追加するなどの大規模な間取り変更は、1㎡あたり2万〜5万円程度が目安。
たとえば、50㎡のマンションで大幅な間取り変更をおこなうと、100万〜250万円ほどかかる場合があります。
なお、ゼロリノベでは、暮らしや予算に合わせて選べる3つの料金プランをご用意。明確な料金設定ですので、詳しくは下記をご覧ください。
- 水回り移動
キッチンや浴室、トイレなどの水回りを移動する場合、1箇所あたり30万〜100万円以上かかることが多く、移動距離や床面積が広いほど費用も増加します。とくにマンションでは配管の制約もあるため、事前確認が重要です。
壁・床・キッチン・浴室・造作
- 壁・床の仕上げ
壁紙(クロス)貼り替えは1㎡あたり1,000〜2,000円程度、無垢フローリングへの貼り替えは1㎡あたり1.5万〜2.5万円が目安。たとえば、20㎡のリビングなら、壁紙で2万〜4万円、フローリングで30万〜50万円程度となります。
- キッチン・浴室
システムキッチンの交換は、標準グレードで50万〜120万円が一般的ですが、メーカーやグレード、オーダーメイドの内容によっては200万円以上かかることも。こだわりたい人は、事前に価格帯をしっかり確認しましょう。
浴室のユニットバス交換は60万〜150万円が一般的。広めのキッチンや浴室では、面積が大きいほど費用も上がります。



リノベーションしたわが家のキッチンは、ゼロリノベの標準仕様。機能的には十分で、費用も手頃に抑えられたので満足です。
取手の部分だけ木材に変更したのですが、意外と見た目の変化がつきやすくておすすめですよ!
- 造作家具・オーダーメイド
造作家具の費用は、小規模な棚で数万円、大型収納やキッチン設備などを含むと、数十万円~数百万円程度まで幅があります。既製品に比べて設計料、職人の手間賃、材料費などが追加されるため、コストは高めです。



ゼロリノベは、安心予算に応じたリノベーションのプランニングが得意ですので、予算調整のための工夫やアイデアは積極的に担当のプランナーに聞いてみてください!困った時にはプロの知恵を借りるのが一番です。
ローン・資金計画で費用を抑える
リノベーション費用を抑えるためには、工事費そのものだけでなく、ローンや資金計画の立て方も重要なポイントです。
自分にあったローンを選び、無理のない資金計画を立てることが、リノベーション費用を賢く抑えるコツです。
ローンの種類と選び方
リノベーションで利用できるローンは、主に「住宅ローン」と「リフォームローン」の2種類があります。
- 住宅ローン
物件購入と同時にリノベーションをおこなう場合に利用でき、金利が低く借入期間も長め。リノベ費用をまとめて借りられる「一体型ローン」もあり、総返済額を抑えやすいのが特徴です。
- リフォームローン
すでに所有している住宅のリノベーションに利用できます。審査が比較的早い反面、金利は住宅ローンより高めで、借入期間も短くなる傾向があります。
ローン選びのポイント
- 物件購入+リノベの場合は、「住宅ローン一体型」がもっとも低金利でおすすめ。
- すでに住宅を所有している場合は、複数のリフォームローンを比較し、金利や手数料、返済期間をしっかり確認しましょう。
- 補助金や減税制度と組み合わせることで、さらに負担を軽減できる場合があります。
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リノベするなら知りたい7つの知識
リノベーションで、自分たちの理想を100%叶えるためには住まい手に寄り添う作り手の存在が不可欠。
頼れる最適なパートナーの見つけ方、大満足の自宅リノベを成功させるためのコツを伝授します。持ち家リノベを検討されている方はぜひご参加ください!
500万円以下でここまでできる!部分リノベの実例5選
リノベーション費用を抑える方法の一つが「築浅物件+部分リノベ」です。
ここでは500万円以下の施工事例を5つ紹介します。
特徴的な造作壁が唯一無二のワンルーム
ゼロリノベのリノベーション施工事例
不要な壁と建具を取り払ってできたワンルーム。月のような形にくり抜かれた曲面が印象的な間仕切りは、光や風を通しながら生活空間と寝室を優しく区切っています。シンプルな空間の中にひとさじの遊び心を添えました。
※費用は引き渡し当時の金額です
開放感のあるワンルームには一目見たら忘れられない印象的な間仕切り壁が。
採光と風通しを優先し、無駄な壁や部屋を作らないことでさらにコストダウンにもなります。
仕上げの塗装もDIYにすることで愛着が深くなり、さらに減額することが出来ました。
わざと「空けた」空間が心地よい部屋
ゼロリノベのリノベーション施工事例
木格子でゆるやかに空間を区切った、光と風が通る心地よいワンルーム。キッチンから続く収納棚とデスク、ベンチなどの家具はDIYがお好きな施主様による造作。DIYで家を育てていけるよう、シンプルな空間に「余白」を残したお住まいにしました。
※費用は引き渡し当時の金額です
2LDKの洋室を取り払って一人暮らしに適したワンルームに変更した事例です。
一部の設備を既存利用しつつ、一新した床材や造作キッチンでフルリノベしたような設えになりました。
お施主様趣味のDIYで好きに飾っていけるよう、部分リノベでシンプルに仕上げています。
ビビッドなアクセントカラーが部分リノベの満足感をアップ
ゼロリノベのリノベーション施工事例
鮮やかな造作カウンターが目を引くお住まい。アールに丸みを帯びたデスクは、仕事にもダイニングにも大活躍。掃除しやすい床材を部分的に採用し、植物や犬猫と暮らしやすい工夫を施しました。パリのアパルトマンをイメージしたビビッドな配色が、職住一体の生活をエンパワーします。
※費用は引き渡し当時の金額です
こちらの事例では間取りは大きく変えず、Rを活かした造作のカウンターやビビッドな配色を取り入れることで新しさを感じさせる仕上がりになっています。
造作カウンターは下に収納スペースを作っているのでおしゃれなだけではなく利便性もUP⤴
デザインが思いつかないという方にも設計士が細かく好みやライフスタイルをヒアリングした上で、合うものをご提案いたします。
取捨選択をしてコストダウンなお家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
「家に家族の思い出を刻みたい」という施主様の思いに応え、LDKにこだわりを詰め込んだ家に。一生をともに過ごす家具やアートが映えるよう、カラートーンは木×白×グレーで統一。パーケットフローリングの貼り方や造作ドア、キッチンの取っ手など細部の工夫も。
※費用は引き渡し当時の金額です
家族と過ごすLDKと書斎の改修を中心にリノベーションし、寝室とお風呂、トイレはほとんどいじらずコストダウンを目指しました。
配分のメリハリを意識したことで「この部分は譲れない」という希望がしっかりと見えてきます。
仕切りにもなる背板のない本棚、手頃なキッチンを設置しつつもアクセントになる部分を変更など、随所に遊び心を取り入れています。
そのまま活かす、がぴったりハマるデザインの家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
使用できる設備はなるべく再利用しつつ、デザインに統一感とアクセントを。シンプルな空間に、陰影浮き立つキッチンの腰壁を造作し、既製品にはない個性を演出。ワークスペースに黒枠の室内窓を配置することで、空間を引き締め、表情のある空間に仕上げています。
※費用は引き渡し当時の金額です
シンプルなデザインの室内はそのまま使える設備は採用し、デザイン性の高いキッチンの腰壁やアクセントになる室内窓の黒枠などポイントを押さえることで自分たちだけのお城になっています。
予算内で収まるよう、安くて質もよい材料を考えたり、DIYで進めれる部分は家族の楽しみにとっておくことでワクワクしながらもコストを抑えることが出来ます。
少しづつ手を入れることでさらにお気に入り度が高くなりますね。
1000万円以下でもスケルトンリノベーションは可能?おしゃれな実例4選
リノベーション費用は抑えたいけれど、スケルトンリノベーションでどうしてもやってみたいという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは1000万円以下でスケルトンリノベーションができた施工事例を4つ紹介します。
【ROY受賞】すべてを取り外し、大胆に再構築したデザイン性の高い部屋
ゼロリノベのリノベーション施工事例
ゆったり仕切るワンルームは、猫も自分も居心地の良い空間。大胆にも設備や家具を斜めに配置する仕掛けで、居場所によってさまざまな景色が楽しめるように目線を設計しています。造作ワードローブで陰影を演出し、「ちょっと暗くて落ち着く部屋」を叶えました。
※費用は引き渡し当時の金額です
こちらはなんと、お部屋全体の設備や家具を斜めに再構成したデザインの事例です。
シンプルなデザインでも配置を少し変えるだけで、不思議な感覚の居住空間が演出できます。
もちろん利便性も高く、広くオープンな空間の中でも目線を変えてエリア分けすることで気分も変えつつすぐ移動できるようになっています。
懐かしさのある「土間」がある家
ゼロリノベのリノベーション施工事例
仕事と日常をゆるやかにつなぐ「奥行き」のある住まい。玄関を開けると地続きで広がる土間空間には、仕事や家事の舞台となる大きなセンターテーブルを造作。土間を抜け履物を脱いで上がれば、くつろぎの場であるリビングへ。生活に奥行きが生まれる空間を目指しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
古書のオンライン販売を副業として行なっているお施主様が望まれたのは昔の駄菓子屋さんや煙草屋さんのような、広い土間に商品が並んだ先に住空間があるようなイメージのリノベーション。
広い空間の緩やかな仕切りが、生活の中でも仕事とプライベートを切り替えられるようになっています。
ゼロリノベがおすすめしている「安心予算」よりも下回るようプランニングすることで、心も貯金も余裕が出来ました。
安心予算についてはこちら


不要なものを研ぎ澄ましたからこそ光る、静謐美のワンルーム
ゼロリノベのリノベーション施工事例
シンプルな機能美が光る、ホテルのようなワンルーム。必要なものだけを選び取り、コンパクトながら気持ちに余白の生まれる上質空間に仕上げました。限られた空間を最大限活かす動線に、落ち着いたトーンのデザイン。削ぎ落とされたミニマムさの中にも懐深さを感じるつくりにしました。
※費用は引き渡し当時の金額です
入口側に水まわり、奥行きのある部屋の形状から、スタイリッシュで機能的なホテルをイメージして全体を設計した事例です。
リビングとベッドルームの間は格子窓で仕切り、玄関からの目線を避けつつ、シンプルで過ごしやすい動線に。
無駄は省きつつも随所にアクセントを求めることで、おしゃれ度がぐっと上がります。
木のある空間×インダストリアル
ゼロリノベのリノベーション施工事例
ウッド調アイテムとモルタルやタイルで温かみとインダストリアルな雰囲気を演出したリノベーション。限られた平米数を最大限に活用するために試行錯誤し、最終的に効率的な間取りを実現。寝室もパイプスペースの制約を克服し、広々とした空間を確保しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
スペースにゆとりを持たせるため、回遊動線を採用したり、玄関ホールの壁をディスプレイ仕様の収納としたりとアイデア満載の設計が遊び心をくすぐります。
設計段階でパイプのスペースが変更不可能なことがわかりながらも、最大限のゆとりを持てるようデザインしました。
リノベ済みのマンションを見ても「ここはこうしたい」と感じてしまう方には思い切ってフルリノベーションがおすすめかもしれません。
まとめ
リノベーション費用を抑えるには、優先順位を明確にし、不要な工事や過剰な設備投資を避けることが大切です。
複数社の見積もり比較や補助金・減税制度の活用も効果的。また、ワンストップ型リノベーション会社の利用や、物件購入費用も含めて総予算の管理を意識することで、満足度の高い住まいづくりにつながりますよ。




リノベ費用を算出して施工事例を見てみる
ゼロリノベでは業界では新しい「定額制」でのリノベーションを行っています。下記はリノベーション費用のシミュレーターです。リノベーション予定の平米数から、リノベーション費用のおおよその金額を算出します。また、その金額とマッチする施工事例を紹介しているので、ぜひお試しください!
編集後記



費用を抑える5つの手段を見てきましたが、私が一番気になったのは部分的にセルフリノベーションして費用を抑えるという方法。少し大変ですが自分でやった分より愛着のわく空間になりそうですし、寝室や子ども部屋だけなど部屋を決めてやるのもよさそうです。セルフリノベーションの費用・日数・難易度をまとめたこちらの記事もぜひご覧になってみてください。



やりたいことを全部叶えようとすると費用がかさむのは当然。だからこそ、予算コントロールで重要なのかメリハリをつけたプランニングだと思います。要望に優先順位をつけることで、グレードを下げてもよい設備や将来の追加工事に委ねてもよい箇所が明確になりますよ。



人生で1番高い買い物とも言われる住宅購入。その後の人生を大きく左右する選択だからこそ無駄をできるだけ減らしコスパ良く理想の暮らしを叶えたいですよね。ポイントとなる部分を知っているか知らないかで大きな差が生まれます。おすすめのワンストップリノベーションについてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。