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スケルトンリノベは家づくりの新常識|リフォームとの違いや予算計画の立て方を大公開

スケルトンリノベは家づくりの新常識|リフォームとの違いや予算計画の立て方を大公開

中古マンションを購入してリノベを検討している方は、予算を抑えつつも、デザインや快適さにもこだわりたいと考えているのではないでしょうか。

本記事では、安心して任せられるリノベ会社を探しているあなたに向けて「リノベーションとリフォームの違い」や『スケルトンリノベ』ならではのメリット・デメリット、費用相場やゼロリノベ独自の料金形態までをやさしく解説します。

間取りも設備もゼロから見直せるスケルトンリノベの魅力や、後悔しないための予算計画の立て方を知りたい方は必見!
中古マンション×スケルトンリノベの特徴を知って今後の家づくりにぜひ、役立ててください。

目次

リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから

「スケルトンリノベ」とは?まずは基本をおさらい

「スケルトンリノベ」とは?まずは基本をおさらい

スケルトンリノベとは、柱や梁だけを残し、全てをつくり変える大がかりな施工のことをいいます。間取り変更の自由度が高く、配管や配線も刷新できるので『新築同様の価値』を持たせられるのが最大の魅力です。

「リフォーム」との違いは“つくり方”にある

リノベーションとよく似た言葉に『リフォーム』があります。リフォームは“修繕”を意味し、現状回復をすることを目的としています。リノベーションは“刷新・再生”を意味し、暮らしに合わせてつくり変えることで“生活の質の向上”を目的としています。
例えば壁工事でみると、壁材を新しい材質に変更するリフォームに対して、仕切り壁を取り払って間取りを変更をしつつ、壁材を部屋の雰囲気に合わせた他の材質に変更するのがリノベーション。

このように、『ゼロの状態にプラスαを付け加え、新たな価値を生み出す』のがリノベーションの魅力です。

なぜ“スケルトン”が家づくりの新常識なのか?

なぜ“スケルトン”が家づくりの新常識なのか?
(※)参照: 国土交通省「既存住宅市場の整備・活性化に向けて

かつて「リノベーション」といえば、表面的な内装変更や設備交換が主流でした。しかし近年は、構造躯体だけを残してゼロからつくり直す“スケルトンリノベーション”を選ぶ人が急増しています。その背景には、共働きや在宅ワーク、ライフスタイルの多様化により、中古住宅の既存の間取り・設備では暮らし方に合わない人が増えていることが挙げられます。

また、国土交通省の調査によると、2023年時点で居住中の住宅ストック5,567万戸のうち、築43年以上の住宅(1980年以前建築)は約1,181万戸、全体の2割を超えます(※)。水道管・配線・断熱材といった“目に見えない部分”の老朽化は、単なるリフォームでは解決できません。その点、スケルトンリノベなら、配管や断熱といった根本部分まで刷新が可能です。

暮らしの自由度だけでなく、安全・安心を最大化するための選択肢として、今、スケルトンリノベは家づくりの新常識となっているのです。

部分リノベでは解決できない課題とは?

中古住宅のリノベーションには、スケルトンリノベ(フルリノベ)と、部分リノベがあります。費用を抑えたい場合や、設備の状態が良好な場合には有効な部分リノベですが、住まいを本質的に改善するためには限界があります。

  • 間取り変更での限界→壁を取り払えない、配管の位置を変えられない
  • 設備面での限界→配管・断熱材などの“見えない部分”の老朽化までに手を施せない
  • 性能面での限界→防音・耐震などの“アップグレード”は、表面上のリノベーションでは対応しづらい

このような“限界”に対しても、スケルトンリノベなら、間取りの再設計や設備の見直し、住宅性能のアップグレードの改善も可能です。

物件自体の古さや、暮らしに合わないといった問題を根本的に解決するには、ゼロから見直すスケルトンリノベが最適解だといえます。

スケルトンリノベのメリット・デメリット

スケルトンリノベのメリット・デメリット

メリット①間取りも内装もゼロから設計できる

スケルトンリノベーションは枠組みだけを残して内装や設備を設計・工事を行います。そのため、リノベーションの自由度が高く、空間の可能性が広がります。
中古の物件を新築の状態のようにもでき、今の家の雰囲気やイメージが好きならば、それを残しつつ現代にマッチした設備などを加え、生活のレベルを上げることが可能です。

また、家族構成などライフスタイルの変化がある場合にも、間取りを自由に変更できるため、自分たちの家族の状況に合った環境を作り出せます

メリット②設備・配管まで刷新できる

スケルトンリノベーションでは、物件を一度骨組み状態にするため、壁や床に隠れた普段は目に見えない部分も確認したうえで、リノベーションが進められます。
隠れていて普段目に入らない場所は、カビや腐食などが起こっていても気付きにくく、放置すると劣化が進行します。しかし、骨組み状態で劣化状態を事前に確認すれば、適切な方法で寿命を延ばすことが可能です。また、老朽化した動線や配管の劣化具合も確認できます

普段は目にしない場所も確認できるため、リノベーション後に安心した住まいを実現できます。

メリット③「余白」と「可変性」で、未来の暮らしにもフィット

スケルトンリノベの大きな魅力は、「今の暮らしにぴったりの住まい」を実現できるだけでなく、将来の変化にも柔軟に対応できる設計ができる点です。
家族構成や働き方は、10年後には変わっている可能性がありますよね。さらに、趣味や介護といった“空間の使い方”もまた、変わるかもしれません。

そんなときに空間に余白を持たせた設計なら、壁を追加したり、造作の仕切りをつくったりするだけで新しい暮らしにも対応できます。

デメリット①費用が掛かる

スケルトンリノベーションは、家を骨組みの状態にするため、工程・工事の規模が大きくなります。そのため、部分的なリフォームよりも費用がかさみます。さらに、建物の老朽化が激しく、補修しなければいけない部分が多い場合には、その分工事費が必要です。戸建ての場合は、建替えるほうが安く済む場合もあるでしょう。
さらに、工事中はその建物には住めないため、仮の住まいが必要です。仮の住まいを確保するためにも、追加の費用がかかります。

デメリット②工事期間が長くなる

スケルトンリノベーションは工事の規模が大きいため、その分長い工事期間を設ける必要があります
スケルトンリノベーションは骨組みの状態からリノベーションするため、最初の打ち合わせの段階から多くの時間を必要としたり、実際に作業を始めて解体し終わった後に気づいたりすることもあるでしょう。また、普段は見えない部分などに、想定外の問題があるかもしれません。
そういった場合には、緊急の打ち合わせやプラン変更など、工事にかかる期間が延びてしまいます。


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気になる費用は?スケルトンリノベの予算計画の立て方

気になる費用は?スケルトンリノベの予算計画の立て方

ここでは、気になる費用の予算感と内訳を、一般的なケースとゼロリノベの料金プランに沿って説明します。

スケルトンリノベの平均費用は?60㎡で見る相場感

60㎡の中古マンションをスケルトンリノベする場合、予算は1,200万〜1,800万円前後(設計・施工込み)が一般的です。スケルトンリノベでは、既存の間取りや構造はそのままに、壁紙や床材・水回り設備など、目に見える部分だけを新しくする「表層リノベ」よりも300万〜500万高くなるイメージです。

谷川

1,200万円~1,800万円。この数字だけみると、大体の相場は分かっても、金額には大きな幅がありますね。

ゼロリノベの費用体系と“安心予算”の仕組みで予算計画を立ててみた

ゼロリノベでは、必要な広さもデザインも、最初に決めた予算のまま。
「最初の見積もりは安かったのに、続々と追加費用が発生して不安…」といった心配をなくす、完全定額制です。

ゼロリノベの予算計画はこう進む!

ヒアリングで“理想の暮らし”を言語化
 まずは、「どんな暮らしをしたいか」「何を大切にしたいか」を丁寧にヒアリング。将来のライフプランや住まい方の希望を明確にします。

第三者FPが“安心して返せる金額”を算出
 家計全体(教育費・老後・趣味・余白資金など)を踏まえて、ファイナンシャルプランナーが中立の立場で予算を設計します。

“安心予算”の中で設計・デザインを調整
 上限が明確だから、追加費用の心配なし。必要な広さ・素材・デザインも、すべて安心予算の中で最適化。

60㎡なら、たとえばこんな金額に

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あなたのお住いシュミレーション】で、60㎡の場合のリノベ費用を算出してみました。
ご希望やイメージしている㎡数を入力して、あなたもぜひシュミレーションしてみてください。

ゼロリノベ 選べる3つの料金プラン

注文住宅のように、ゼロから自由な空間をつくれるフルリノベ『 BASE』と『PLUS』 スケルトン工事せず、既存を生かした部分リノベ『LIGHT』明確な料金設定と、自分らしい選択肢で、納得のいく住まいを実現できる3つのプランをご用意しました。

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費用の目安がわかると、安心してリノベ計画が立てられる!

家づくりをする上で、最も不安要素となるのが予算ですが、先に予算を決めておくことで、予算オーバーしにくくなります
“安心予算”を知ることで、最終的にはマイホーム購入後の人生を楽しめる、金銭的余白のある自由で豊かな暮らしが待っています。

住まい選びやリノベに役立つ

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住宅ローンに縛られず、趣味や旅行だって楽しみたい。自分のライフスタイルに合った間取りで豊かに、自由に暮らしたい。
そんな「大人を自由にする住まい」を叶えるためのヒントをまとめた資料集です。ぜひお役立てください。

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後悔しないために知っておきたい注意点とQ&A

スケルトンリノベはどこまで壊すの?

基本的に、床・壁・天井・配管・電気配線などをすべて骨組みの状態にします。構造躯体(柱・梁)を残した状態にリセットすることで、間取り・断熱・設備などを一から見直せます。目に見えない劣化も確認できるため、長く安心して暮らせる家に再生できるのが、スケルトンリノベの最大のメリットです。

工事期間はどれくらい?仮住まいは必要?

設計〜施工完了までは、およそ5〜6ヶ月が目安です。内訳は設計打ち合わせに約1〜2ヶ月、解体・施工工事に約3〜4ヶ月。工事中は住めないため、仮住まいが必要です。ゼロリノベでは引越しや仮住まい時期のスケジュール設計までサポートし、段取りで困らないよう配慮しています。

リノベ後に後悔するケースってある?その対策は?

よくある後悔は「収納や設備を増やしすぎて圧迫感が出た」「子ども部屋のことを考えずに間取りを決めた」「ワークスペースが足りなかった」などです。このような『詰め込み過ぎ』『将来を見据えていない』失敗を防ぐには、「将来変化する可能性」も踏まえた“余白のある設計”が大切です。

ゼロリノベならではの「スケルトンリノベ」が選ばれる理由

ゼロリノベならではの「スケルトンリノベ」が選ばれる理由

さいごに、リノベーションを専門とするゼロリノベのスケルトンリノベが選ばれる理由を3つ挙げます。スケルトンリノベの施工会社の選定に悩む方は、ゼロリノベの特徴を見てぜひ、選択肢の1つにしてみてください。

設計・施工・仲介が一社完結の“オールワンストップ”

ゼロリノベでは、不動産仲介から設計、施工、アフターサービスに至るまで専門の部門を社内に配置し、全工程を “オールワンストップ” で提供することにこだわっています。高い技術と専門性を持つプロフェッショナル集団による“自由な住まい”づくりでは、中古物件の特性の見極めから設計、着工後の想定外に対する安全な対応まで、全てにおいて高品質を約束。
社内の各部門が密に連携しているからこそできる、一社完結のオールワンストップなのです。

第三者FPとつくる「安心予算」からの逆算設計

ゼロリノベでは、まず“どのような暮らしを望んでいるのか”を丁寧にヒアリングします。第三者機関が無料でライフプランを作成し、その上でお客様の価値観に沿った選択肢をシミュレーションします。
目指すのは、マイホーム購入後の人生も楽しめる「金銭的余白のある安心予算」。

この予算を基準にすれば、家も買えて、人生も楽しめて、未来の想定外にも備えられます

自分らしさを実現できる自由設計

完全自由設計だから、間取りも素材もデザインも思うまま。リノベ好きで職人気質の設計集団が、「好き」や「こうしたい」気持ちに真摯に向き合います。一人ひとりの思いと愚直に向き合い、個々の価値観を表現してきた結果、施工事例はバラエティに富んだラインナップに。
暮らしの変化に対応しやすい、可変性のあるプランも得意です。リノベーション業界では珍しく、多数のデザイン賞を受賞しています。


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リノベーションで、自分たちの理想を100%叶えるためには住まい手に寄り添う作り手の存在が不可欠。

頼れる最適なパートナーの見つけ方、大満足の自宅リノベを成功させるためのコツを伝授します。持ち家リノベを検討されている方はぜひご参加ください!

リノベ費用を算出して施工事例を見てみる

ゼロリノベでは業界では新しい「定額制」でのリノベーションを行っています。下記はリノベーション費用のシミュレーターです。リノベーション予定の平米数から、リノベーション費用のおおよその金額を算出します。また、その金額とマッチする施工事例を紹介しているので、ぜひお試しください!

まとめ|暮らしを再設計したいあなたへ“スケルトン”という選択肢を

まとめ|暮らしを再設計したいあなたへ“スケルトン”という選択肢を

表面的なリフォームでは解決できない“見えない不安”を取り除き、自由な間取りや将来の変化に対応できる設計を実現する。そして「いくらまでなら安心して払えるか?」という視点から、人生設計に合わせた予算で住まいをつくる。

スケルトンリノベでは今の暮らしだけでなく、10年後、20年後の未来までフィットする住まいを手に入れられる、まさに家づくりの新常識といえるでしょう。

谷川

ゼロリノベでは、スケルトンリノベを通して『自分らしい豊かな暮らし』を実現している事例が、いくつもあります。気になる方は、ぜひ施工事例をご覧ください。

谷川

さらに、定期開催の【無料オンラインセミナー】や【資料請求】で、自分に合った住まいの選び方を知ることから始めるのもおすすめですよ。


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この記事の執筆
  • 佐藤剛

    ゼロリノベの共同創業者。創業以来、延べ2.5万人に対してセミナーを実施。「大人を自由にする住まい」というコンセプトをサービスの軸に据え、住宅購入という人生で最も大きな投資をするこの瞬間、この重要な選択を通じて人々が自由を感じられる...

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ゼロリノベ口コミ

みんな、リノベしてみてどうだった?

  • リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
  • 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
  • リノベ後の住み心地や満足度は? etc…

ゼロリノベで住まい探しやリノベーションをしたお客様の体験談やその後の暮らしやアドバイスを集めた「お客様の声ページ」をぜひチェックしてみてください皆さんと同じ目線からのリアルな声がたくさん見つけられるはずです。

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