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リノベにTRYする価値がある!中古物件でしかできないこと

新築物件しか興味のない方にも価値ある情報

「物件を購入するなら絶対新築がいい」
「中古物件と新築物件のどちらにするか迷っている」
「中古物件を購入してリノベーションしたい」

住宅の選択には人それぞれの考えがあります。どの選択をするかで人生の過し方も変わってくる可能性さえあるでしょう。

購入の場合には、まず、誰にもある分かれ道としては「新築物件か、中古物件か」の選択になります。

購入物件を決めるまで、多くの方は何をどう悩んでいるのでしょうか。選ぶ基準として何があるのでしょうか。

今回は中古物件の購入を選択した方をクローズアップして探っていきます。中古物件に興味のある方はもちろん、新築物件しか興味のない方でも参考になるはずです。ぜひ、ご覧ください。

目次

「新築思考」の終焉!?新築・中古物件の検討割合は拮抗しつつある

「新築思考」の終焉!?新築・中古物件の検討割合は拮抗しつつある
出典:ゼロリノベ施工事例 日差しが降り注ぐおおらかな家

購入の風向きは中古物件へ流れつつある近況

同世代はどの住宅を検討しているのか。物件購入を検討し始めると、周りが気になりませんか。

直近のデータとなる2023年を見ると、戸建て・マンションにかかわらず、新築・中古物件を検討する数字は拮抗しています。数年前の数字と比べ、中古物件の人気が高くなっているといえるでしょう。

「新築思考」の終焉!?新築・中古物件の検討割合は拮抗しつつある
出典:リクルートSUUMOリサーチセンター『住宅購入・建築検討者』調査(2023年)P8より抜粋 

原因として考えられるのは、もともと跳ね上がっていた昨今の新築物件価格に、建築費や人件費などの値上がり分もさらに上乗せされたことから、中古物件に目が向けられた側面が考えられます。新築物件が高すぎて手が届かないレベルになると需要は下がり、在庫のだぶつきが起こります。結果、供給数が調節され、市場に出回る数が減り、余計に中古物件が注目されているのではないでしょうか。

特に首都圏では、新築マンションが新築戸建てを上回る価格になっていると連日のニュースで伝えられています。もはや、新築物件を求めることはお祭り騒ぎに巻き込まれしまうようなものかもしれません。中古物件への流れは当分変わらないでしょう。中でも、中古マンション熱が高まっていることは、状況からしても容易に想像できることです。

新築物件を選ぶ理由は情緒的、中古物件を選ぶ理由は実利的

新築物件を選ぶ理由は情緒的、中古物件を選ぶ理由は実利的
出典:ゼロリノベ施工事例 森のカフェに暮らす

選ぶ視点がわかれば今の見方が変わるかもしれない

新築物件と中古物件。単に建物や設備などが新しい・古い、価格が高い・安いだけの違いではないことが多くあります。例えば、供給数や立地などの違いもよく挙げられることです。

物件購入者は本当にそれらを知ってから選択しているのでしょうか。実際、どのような視点で選択しているのかがわかるデータがありますので、確認してみましょう。

「中古住宅にしなかった理由」、「中古住宅にした理由」というデータでは、以下のように出ています。

新築物件を選ぶ理由は感覚的

「中古住宅にしなかった理由」のデータを見る限り、新築物件を選んでいる理由は「気持ち良い」という感覚的なことが圧倒的な理由だとわかります。

続く理由には、「中古物件の価格が妥当なのかわからない」、「リフォーム費用などで割高になる」と思っていることが挙げられています。確証が得られたわけでない“何となく”感覚で中古物件を避けているのではないでしょうか。データの上位3回答を見ただけでも、新築信仰といわれる部分「新しいほうがいいから」の感覚がよくわかる結果です。

新築物件の最強といえるメリットは、新築の定義でもある「誰も入居したことのない建物で築後1年未満の物件」ですが、「中古住宅にしなかった理由」は、まさに新築だから味わえる新しさやキレイさを求めるあまりの感覚に支配されてしまっているのかもしれません。

新築物件を選ぶ理由は情緒的、中古物件を選ぶ理由は実利的
出典:国土交通省 住宅局  平成24年度 住宅市場動向調査報告書  P26

中古物件を選ぶ理由は具体的

一方、「中古住宅にした理由」のデータを見ると、「新築住宅にこだわらなかった」ことが圧倒的な理由になっています。物件自体の良さや満足度に注視していることもうかがえるのではないでしょうか。

続く理由には、「予算的に手ごろだった」、「リフォームで快適に住める」という、具体的な計画性を持った意思が感じられる項目が挙げられています。

新築物件を選んだ方たちが挙げている「中古住宅にしなかった理由」にありますが、古さゆえの汚さや設備の不具合など、中古物件に抱きがちなマイナスイメージを、中古物件を選んだ方たちは「リフォームで快適に住める」という前向きな意思によって中古物件の購入を決めていることが読みとれ、この視点が圧倒的な違いです。

リフォームをすれば手間や時間、何より費用もかかりますが、物件購入予算とリフォーム費用を併せた現実を見据えていることがうかがえます。

新築物件を選ぶ理由は情緒的、中古物件を選ぶ理由は実利的
出典:国土交通省 住宅局  平成24年度 住宅市場動向調査報告書  P26

いつかは必ずやって来る!新築物件が中古物件になる日

新しさの喜びも束の間、一瞬で中古物件扱いの衝撃

新築物件でも、購入契約をしたら住んでも住まなくてもその日からすぐ中古物件になること、たとえ購入されずに誰も住まなくても、築1年が経てば中古物件扱いになることはご存じでしょうか。設備がどんなに新しくても中古物件になるのです。

売却する時の資産価値にも影響することになります。「中古物件でも築浅なら大丈夫」と思うかもしれませんが、極端にいえば、住んでしまうと築1日で売り出そうとしても、価格は新築より値下がりすることが必至で、何千万円もの値下がりになる場合もあり、大げさではありません。

それだけ、新築物件には新築だからというだけで価格が上乗せされています。中古物件となった時点での価格差が生まれるため、「新築プレミアム」といわれているのはそういう理由です。

せっかく新築物件を手にしても、直後から「中古物件」になってしまうという残酷な現実。住宅の品確法という法律で定められていることもあり、仕方のないことですが、新築物件と呼ばれるのはほんの短い期間になります。新築物件を購入するなら、すぐ中古物件扱いになってしまう事実を知った上で購入しましょう。

「築浅物件」は新築同様の中古物件とも言える!?

優れた中古物件なら、迷う価値あり!?
出典:ゼロリノベ施工事例 大らかな時間の流れる家

新築物件を超える中古物件なら、検討しない手はない

住んでしまうと築1日でも中古物件になってしまうこと、未入居でも1年未満で中古物件になってしまうことは結構な衝撃ではないでしょうか。価格も驚くほど下落してしまう場合があり、そうなったら、中古物件として呼び名が変わっていても、新築同様の物件がある可能性はなきにしもあらずでしょう。

例えば、新築物件で3000万円したとして、数ヵ月や1年も経たないうちに中古物件として500万円や1000万円の値下がりがあったら、どうでしょうか。気持ちが揺らぎませんか。

「中古物件になった」というこだわりを捨て、建物や立地などが気に入れば、そのまま住むことが可能になるのです。新築物件≒築浅物件ということで、もし、これだけの価格差があれば、新築にこだわる必要がどこにあるでしょうか。

さらに、新築物件をしのぐ使い勝手や設備、環境などが整った中古物件があるとしたら、新築物件と迷っている場合ではないかもしれません。

ゼロリノベでは中古マンション他、物件情報についての参考記事をたくさんご用意していますので、ご一読ください。 

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中古物件が気になり始めたら確認したいこと|中古物件の不安材料の一覧表付き

中古物件が気になり始めたら確認したいこと|中古物件の不安材料の一覧表付き
出典:ゼロリノベ施工事例 「あったか」「便利」「快適設備」心地よい我が家へようこそ

不安材料を解消していくことで中古を検討物件へ

「中古住宅にしなかった理由」のデータにも挙げられている「中古物件の価格が妥当なのかわからない」、「リフォーム費用などで割高になる」をはじめ、「隠れた不具合が心配だった」、「耐震性や断熱性など品質が低そう」など、不安に思っていることがあるのなら、中古物件を仲介する不動産会社やリノベーション会社に確認することで不安は解消されます。

「中古住宅にしなかった理由」に挙がっていた不安材料と解消に向かう確認方法について一覧表にしました。新築物件にはない中古物件ならではの不安材料ですが、一つ一つ確認をして活けでしょう。

スクロールできます
中古物件の不安材料確認方法
中古物件の価格が妥当なのかわからない主に築年数、エリア、広さで相場が決まりますが、土地が値上がったとか人気があるエリアでも相場に違いは出ます。仲介する会社に依頼して、過去3~5年分の相場価格を見てください。物件価格÷広さ=㎡単価で比べましょう。
リフォーム費用などで割高になるどんな施工を想定しているかにより、何十万~何千万円までと予算は変わります。希望する具体的なプランがあれば、リノベーション会社に相談しましょう。
隠れた不具合が心配ホームインスペクション※という、物理的瑕疵を調査する方法があります。もし、瑕疵が見つかった場合、物件を諦めるか、リノベーションをするかの選択になるでしょう。
耐震性や断熱性など品質が低そう
給排水管などの設備の老朽化が懸念
見た目がきたないなど不安物件を諦めるか、リフォームで済むのか、リノベーションになるのかの選択となるでしょう。
間取りや台所等の設備や広さが不満
保証やサービスが無いと思った一般的には契約不適合責任義務があり、売主が業者では2年、個人では6ヵ月となっています。最近は特約で「引き渡しから3カ月以内」という場合もあり、仲介業者への詳しい確認が必要でしょう。
その他売却理由や周辺環境、修繕履歴、新旧耐震基準、接道、再建築不可物などの確認も必要でしょう。
※ホームインスペクション:専門家が行う住宅診断

どの不安材料も、専門家と一緒に内覧することでかなりの割合で解消できるものです。仲介業者でも、営業マンと一緒ではわからない問題が多くあります。ホームインスペクションのできる専門家や宅建資格のある専門家、建築士など、建物構造を把握できる専門家と内覧したいものです。

内覧を申し込む前の問い合わせで聞いてみましょう。

新築以上の新価値を見出せるのは「中古物件でしかできないこと」

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出典:ゼロリノベ施工事例 風と光が抜けるリビングがある暮らし

不安を安心に変えるのはリフォームでなく、リノベーション

中古物件で大きな不安材料となっている要素は3つに分けられるでしょう。「リフォームやリノベーション費用」、「建物や設備の不具合」、「保証やサービス」についてです。

もともと、リフォームやリノベーション費用が念頭にあって予算オーバーになることを心配して物件価格が気になっているのでしょうし、各所の不具合や保証も不明なゆえ、中古物件自体に懸念を抱いてしまうと考えられます。

3つの不安材料を解消できるのは、ずばり「リノベーション」しかありません。リフォームではデザイン上の刷新や設備の取り替えくらいしかできません。見えない部分の変更や間取りなどの大きな変更は、リノベーションでしかできないからです。

新築よりももっと暮らしやすく、質の向上を目指すリノベーションは、新築物件を施工する以上の価値観や資産価値を生み出せるだけでなく、施工後の保証もリノベ会社で設定されているので安心です。

一般的には建造物の躯体部分や給排水設備は2年、内装仕上げは1年の保証などです。リノベ会社ごとの保証となりますので、契約前の確認も重要です。

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新築をも越えられるベストな施工はフルリノベーション

フルリノベーションにTRY

マンションと戸建てではできる範囲は違ってきますが、建物全体にわたって大きく変える施工になります。構造、間取り、設備、断熱材や配管・配線などまで一度に変えることが可能です。印象が全く違う住まいになり、生活動線なども考えられた設計になるため、デザインだけでなく、 住宅性能の向上をも実現できます。費用や工期がかかっても、この先何十年も暮らし続けたい方に最もおすすめするリノベーションです。

表層リノベーションにTRY

間取りはそのままで、壁や床、天井、設備交換など、目に見える部分だけを新しくする施工になります。視界に入る大きな面積部分の施工をするため、他のリノベーション方法より手軽に印象の変化を与えることが可能です。ドアノブ、スイッチ、コンセント、照明、備え付け家具など細かいパーツを取り替えるだけでも部屋の雰囲気が180度変わります。費用や工期を抑えながらも、デザインにこだわった印象を与えたい方におすすめするリノベーションです。

部分リノベーションにTRY

建物や部屋全体を大きく変えるほどではなくても、間取りの一部を変更することで暮らしに変化が生まれる施工になります。建物や部屋の状態が良好な場合に、より効果的な結果をもたらすことが可能です。ピンポイントで新しく活用するスペースを誕生させたり、変化させたりが可能なため、住みながらの施工が実現でき、引っ越し費用の節約にもなります。フルリノベーションに比べると、変化の割に費用がかからず、低予算で満足度を得たい方におすすめするリノベーションです。

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実際にゼロリノベで施工されたお客様の声を集めました。それぞれのストーリーが詰まっています。
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ワンストップのリノベーション会社ならどんな場合も対応可能
出典:ゼロリノベ施工事例 交錯する住まい

ワンストップのリノベーション会社に相談してみることからTRYしよう

ここまで中古物件でリノベーションをTRYする場合ついて述べてきましたが、物件の購入と同時にリノベーションを使用と考えている方、現在の持ち家をリノベーションしようと考えている方、まずは中古物件を購入してから考えようとしている方、立場はそれぞれです。ワンストップのリノベーション会社なら、どんなパターンでも対応可能

ワンストップのリノベーション会社であれば、どんな立場の方にも対応可能になります。どんなアドバイスをもらえるか、一度相談することからまずはTRYしてみませんか。

“あなた”の現状は、どれに該当するでしょうか。

中古物件だからこそ仕上がる、理想のライフスタイルを目指し、今できるベストな選択をしましょう。

“あなたは”どの選択?

まとめ

新築物件や中古物件にかかわらず、購入後やリノベーション後に後悔はしたくないものです。

特に保証や不具合などが心配な中古物件の場合は、自己負担になるものの、事前の建物調査をする方法が一つあります。物件の程度を知ることができる「ホームインスペクション」です。購入の可否、どの程度のリノベーションが必要かの認知ができ、不安材料を取り除くには大変有効な手段となります。

もう一つ、さらに中古物件の不安材料を取り除くためには、「リノベーション」に踏み込むことが必要でしょう。

新築物件には今以上の価値を求めることはできませんが、「フルリノベーション」まで行える中古物件なら、新築時以上に暮らしの質をアップさせ、今以上の付加価値を付けることが可能になります。

これこそ、中古物件でしかできない、新築物件をも超えられる大きな特徴です。

中古物件購入をお考えなら、暮らしの質を向上させる「フルリノベーション」までを含めた検討をおすすめします。

ゼロリノベでは、中古物件購入やリノベーションについての疑問にお答えする無料ガイドブックや無料セミナーをご用意していますので、ぜひ、ご活用ください。

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この記事の執筆
  • 熊田貴行

    本サイトの品質管理責任者。ヤフーを退職後、海外で飲食とホテル事業で起業。海外の事業を売却後、日本でメディア事業会社を立ち上げて10年目。これまでの自社メディア運営で得たノウハウを軸に、企業のオウンドメディア運営を中心にWEBマーケテ...

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