リビング間取りをおしゃれにするアイデア6選!インテリアのコツも紹介
住まいの顔ともいえるリビングは、自分自身や家族がリラックスできる空間にしたいですよね。
それに加えて、訪れたお客さんや友人にも褒められるおしゃれなリビングにするためには、どのような方法が考えられるのでしょうか。
今回は、リビングの間取りをおしゃれにしたい方に向けて、間取りとインテリアの両面からのアイデアを提案します。
間取りを考えるのが苦手な方や、インテリアのセンスに自信がない方でも大丈夫!ちょっとしたアイデアで間取りがグッとおしゃれに変化します!
本記事の内容と実例を参考に、素敵なリビングをつくっていきましょう。
間取り編|リビングをおしゃれにするアイデア6選!
まずはじめに、リビングの間取りでおしゃれにするために取り入れたいアイデアを6つ紹介します。
以下の順に説明しますので「これが素敵!」と感じたらぜひ、おうちの間取りに取り入れることを検討してみてください。
- 小上がり
- ホームシアター
- ワークスペース
- インナーテラス
- 壁面収納
- ロフト
小上がり
小上がりとは、居室の中で段差で区切られたスペースを指し、床から少し高くなっているのが特徴です。
リビングの一部に設置することでおしゃれな印象になるだけでなく、下記のように様々な用途で活用できます。
キッズスペース
子どもが小さいうちは、子ども部屋の代わりにキッズスペースを設けるのがおすすめ。常に目配りできるのがメリットです。
それだけでなく“遊び場”と“それ以外”を分けることで、リビング全体におもちゃが散らかって片づけるのが大変なこともなくなり、子どもから見てもお片づけが簡単になります。
ただし、小上がりは段差があるため、乳幼児の場合には落下の危険性も。
段差の高さを検討すると同時に、キッズスペースで過ごす際には大人が目を離さないことが大前提です。
客間(寝室)
客間として部屋を設けても、来客時以外は使わず結局は物置状態…となるのはありがちですが、小上がりは寝室としても使用可能。
カーテンレールを取り付けることで個室空間にもなるので、急な来客時にも慌てずに対応ができます。
和室
リビングの中でも、表情を変えおしゃれな印象にしてくれるのが“和”のスペース。
小上がりを畳敷きにして、くつろぎタイムにゴロリと寝転がってみたり、時にはローテーブルを置いて家族で食事を楽しむのもいいですね。
リラックスな気持ちにさせてくれる和空間を、小上がりを活用してつくってみるのも素敵です。
家事スペース
「リビングで洗濯物を畳んでいたら子どもに踏まれた!」
「家事室が欲しかったけれど予算の都合で難しい」
そんな方は、小上がりを活用して家事スペースにしましょう。
ここに収納ボックスやチェストを設置し、洗濯物を畳んだらそのまま収納の流れにすれば、家族の衣類もすっきり収まります。
ただし、収納スペースを取りすぎると作業スペースが窮屈になったり、モノが溢れている印象になったりするデメリットも。
家族の動線をみながら、何をしまう場にするのかを考える必要があります。
小上がりの段差が高いタイプは、大容量の収納ができるものもあります。シーズンオフのものや、子どものおもちゃ、収納場所に困る思い出のものなど…。痒い所に手が届くような収納スペースは、家事をする上でも大助かりです!
ホームシアター
映画を自宅で楽しむための設備をホームシアターといいます。
リビングの空間がまるで映画館のようになるなんて、おしゃれですよね。
映画好きの方だけでなく、家族のくつろぎ時間を充実させるためにも、ぜひ導入したい設備です。
ホームシアターではテレビ鑑賞も可能ですが、壁面の角度によっては見づらい場合もあります。
導入の際には施工前に設置場所を確認しておきましょう。
ワークスペース
リモートワークや在宅での仕事をする際にリビングにワークスペースがあると、仕事とプライベートを分けることができ、集中力が高まります。
デスク用の椅子やステーショナリーにもこだわると、おしゃれ度も一気にアップ。
家族との距離感も適度に保てることから、ワークスペースはリビング近くに配置するのがおすすめです。
インナーテラス
おしゃれなリビングに欠かせないポイントは、開放感や明るさ。
リビングとのつながりを持たせられるインナーテラスは、さらに室内を広く見せてくれます。
縁側のような感覚で陽の光を感じたり、天気の良い日には読書や物干しをしてみたり、観葉植物を置いてグリーンを育ててみたり…。
おしゃれさだけでなく、実用性も高いインナーテラスは多用途に活用できます。
壁面収納
おしゃれなリビングは、いつでもすっきりと片付いていると思いませんか。
モノが多い住まいであっても、上手に“魅せる収納”ができているのが、おしゃれなリビングをつくるコツです。
そこで提案したいのが「壁面収納」。
リビングで散らかりがちな小物類を規則的に納められ、魅せたいモノと隠したいモノを分けられるのがメリットです。
収納に困る書籍や絵本類も、壁面収納を活用することにより、お気に入りの本は表紙が見えるようにしまえるので、読書家のいる家庭にもぴったりな収納方法です。
ロフト
リビングの空間にメリハリをつけてくれるロフトは、半個室のような、いわば“0.5部屋”ともいえるプライベートスペースです。
キッズスペースやアトリエ、ワークスペース・書斎、寝室としても活用できるため、特に吹き抜けや天井が高いリビングでは、さらにおしゃれさが際立ちます。
リビングよりも高い位置にあるため、空調の循環や階段の段差の高さにも留意して設計したいところです。
インテリア編|リビングをおしゃれにするための5ステップ
リビングをおしゃれにするためには、間取りだけでなくインテリアでも工夫ができます。
ここでは、5つのステップを順追って説明します。
- テーマの決定
- ベースカラー(アクセントカラー)の決定
- インテリアコーディネート&レイアウト
- 照明の計画
①テーマの決定
単刀直入に「どんなリビングにしたい?」と問われても、なかなかすぐに答えが出ませんよね。
ですが“ナチュラル”や“北欧”に“リゾート”そして“モダン”など「好きなインテリアのテイストは何?」と聞かれると、イメージが湧きやすいはずです。
好みのスタイルやテーマがあると、インテリアにまとまりができおしゃれな印象がアップします。
「インテリアのテイストがよくわからない」方は、インターネットの検索で【インテリアのテイスト】と調べてみてください。あとで見返すと、自分の好みの系統が見えてきますよ。
以下に、それぞれのスタイル別に実例をまとめていますので、テーマ選びの参考にしてくださいね。
②ベースカラー(アクセントカラー)の決定
リビング間取りのテイストのイメージが湧いてきたら、つぎにベースとなるカラーを決めましょう。
ベージュやホワイトは最もベーシックで、どのようなテイストにも馴染んでくれます。
さらにおしゃれな印象にするには、アクセントカラーやプリントの壁紙を取り入れるのがイチオシです。
例えばキッチンの背面の壁紙にビタミンカラーを入れてみたり、テレビボードの背面だけグレーカラーの立体感のある壁紙を入れてみたり…。
リビング全体のカラーをビビットな色合いにするのも個性的ですが、ベースをシンプルに、アクセントに遊び心のあるカラーを取り入れるのもおしゃれですよ。
③インテリアコーディネート&レイアウト
インテリアとは、室内に施す装飾や家具を指します。
インテリアショップに行くと、サイズとデザインだけを見て選びがちですが、そうすると、全体でみたときに“ちぐはぐ”な印象になってしまいます。
最初に決めた「テーマ」に沿って、素材感やカラーを吟味してから選ぶようにしましょう。
モノトーンなら定番の白・黒・グレーでまとまりが出やすくなりますし、北欧インテリアならくすみカラーのような控えめな色合いで雰囲気が出ます。
家具についてもロータイプとハイタイプのものがあるので、部屋の広さを加味しながら選ぶと良いでしょう。
オーダー家具なら、既製品よりも高値にはなりますが、寸法はシンデレラフィットでかつ、空間のイメージにもぴったり合うのでおすすめです♪
家具選びは、お店で見るのと実際に配置するのとで、ギャップを感じる場合がありますよね。家具と素敵に暮らす事例やポイントを知りたい方は、コチラから詳細な情報をご覧いただけます。
④照明の計画
インテリアと聞くと、家具や装飾小物をイメージしますが、照明の計画も含みます。
おしゃれな家具やデザイン性の高い空間にできたとしても、照明計画がきちんとされていないと、リビングの雰囲気が台無しになるといっても過言ではありません。
照明は適切な明るさや色、光の広がり方をみながら数や配置場所、種類をプランニングすることが求められる大切な要素です。
検討している照明の種類が既にある方は、設計の段階でしっかりと施工会社に伝えておきましょう。
リビングの間取りをおしゃれにする自信がない人はどうすればいい?
ここまでは、リビングをおしゃれにするためのアイデアを「間取り」と「インテリア」の両面から説明しました。
「言っていることは分かるけれど、リビングの間取りとインテリアの両方を考えるなんて難しい!」
そう感じる方のほうが多いのではないでしょうか。
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実例|おしゃれを取り入れたリビングの間取り5選!
おしゃれなリビング間取りの事例1
緑茶が似合う小上がりがモダンなリビング
お酒と食が好きなご夫婦が毎日を過ごすリビングでシンボルとなるのが、旅館のようにくつろぎながら食事を楽しめる“小上がりダイニング”。ゆったりと足を伸ばせる掘りごたつ式で、間接照明を仕込むことでリラックス感が増しています。圧迫感を抑えるため、家具の配置は最低限にしており視覚的にも広々。食卓と家族の会話が彩り溢れるような、豊かな暮らしが思い描ける間取りです。
>>この事例をもっと詳しく見る
おしゃれなリビング間取り事例2
天板と地形の住まい
「人を呼べる家」をテーマにした、みんなでくつろげるおしゃれなワンルーム。お部屋のどこにいても繋がりを感じる大空間ながら、高低差や素材使いによって居場所の「気分」を切り替える仕掛けが散りばめられています。段差がある箇所でもスロープがつけられていることで、ロボット掃除機が使用できいつでも清潔な空間に。白壁にはプロジェクターで投影が可能。テレビは斜めの壁掛けで、どこからでも見えるような工夫がされています。
おしゃれなリビングの間取り事例3
小さなお部屋
リビングにロフトとワークスペース、スタディスペースが揃ったリビングの間取り。ロフトは室内に高低差が生まれるので、空間の有効活用だけでなく、階段のある軽やかな遊び場を演出しています。子どもに個室が必要になった際には、ロフトにベットを設置できるようにと、将来を見据えた余白づくりも入念に。ワークスペースのデスクは3mあり、親子で使用可能。家族で過ごす時間が豊かになりそうです。
おしゃれなリビングの間取り事例4
おもいやりのインナーテラス
広々としたインナーテラスは、インドア派のご夫婦が植栽を眺めながらくつろげる憩いの場所に。開放的なフローリングから続く土間が特徴的です。将来家族が増えても部屋を増やせるように、ライフステージに合わせて変化できる住まいになっています。
おしゃれなリビングの間取り事例5
魅せる暮らし
白とグレー、ステンレスを基調にした大空間ワンルームにあるのは、レイアウト変更を楽しみながら暮らすための余白。アパレルのお仕事に就くご夫婦の衣服はディスプレイのように魅せつつ、雑多なものを隠すための収納もしっかり確保。洗練された、生活感のない住まいが実現されています。
リビング間取りでよくある質問
- 狭いリビングでもおしゃれに魅せるにはどうすればいい?
-
コンパクトなリビングの間取りをおしゃれにするには「統一感」がキーポイントです。まずは、家具は必要最小限で抑えるよう心がけ、スペースに“余白”をもたせましょう。家具と床・建具の色味を統一し、できるだけナチュラルでシンプルに統一することで、空間を広くみせられます。また、家具だけが目立って浮いてしまい、圧迫感が出るのを防ぐためにはロータイプの家具を選ぶと◎。家具の素材感や形(ガラス天板の軽やかなテーブルやベンチタイプのソファ)や、アクセントカラーの配置で個性がキラリと光りますよ。間取りの工夫としては、家具で面積をとられない「壁面収納」や、リビングにプラスアルファが加わる「インナーテラス」の設置がおすすめです。
- 垢抜けない部屋になる原因は?
-
垢抜けない部屋になる原因の一つとして「バランスの悪さ」が挙げられます。床材のデザインと家具類のテイストが合っていなかったり、新しく購入した家具と既存の家具のテイストがバラバラだったり、空間の中に色数が多かったり…。一つ一つのアイテムや家具はおしゃれなのに、統一感がないことで垢抜けない印象になってしまいます。また、壁面収納や飾り棚といった“魅せる収納”スペースにモノを置きすぎると、生活感が丸出しとなり、センスがないようにみえてしまうことも。「テイストをまとめること」「リビング内のカラー配置は3~5色まで」と、2つのルールに沿うだけでも、垢抜けない部屋がおしゃれな部屋に変化しますよ。
谷川家族共用のリビングは、最も散らかってしまいがちなスペースです。間取りがいくらおしゃれでも、生活感が出すぎてしまうと、ちぐはぐな印象になってしまいます。「統一感」と「バランス」を意識した家具選定やインテリアが、おしゃれなリビングに近づける一番のキーポイントになるのではないでしょうか。
まとめ
リビングは「間取り」と「インテリア」の両面からのアイデアとコツさえあれば、おしゃれになります。
- キッズスペースや収納、客間や寝室としても使える万能な小上がり
- 夫婦や家族での時間を有意義にするホームシアター
- 子どものスタディスペースとしても活用できる家族共用のワークスペース
- コンパクトなリビングの間取りでもOK!外とのつながりがプラスの空間を生むインナーテラス
- お気に入りの小物や書籍をおしゃれにしまえる壁面収納
- リビングの高低差を活用した秘密基地感覚のロフト
今回紹介した間取りの6つのアイデアは、リビングをおしゃれにするのはもちろんのこと、どれも実用的で、空間に余白や異なった表情をつくってくれます。
住まいの立地や広さ・テイストによってこれらの取り入れ方は変わるので、デザイン・設計・施工すべてにおいて精通している、住まいのプロフェッショナルに施工を依頼してくださいね!
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