1LDKリノベーションは誰に向いてる?特別な1LDK事例も含めて徹底解説!

自宅やマンションの間取りを、1LDKにリノベーションしたいに向けて費用や相場、事例を交えてご紹介します。
ご紹介する1LDKリノベーションの特徴を理解すれば、自分にその間取りが合っているか、リノベーションが必要かどうかがわかります。
ぜひこの記事を住まいづくりの参考にお役立てください。

一級建築士
西村 一宏
ゼロリノベの取締役。一級建築士としての豊富な現場経験と元大学講師としての深い専門知識をもとに、設計施工の責任者を務める。リノベーション・オブ・ザ・イヤーなど建築関連アワードの受賞数は20以上。業界の既成観念に囚われない最適なアプローチで施主のニーズに応えている。
リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから
1LDKの間取りとは?

1LDKとはリビング、ダイニング、キッチンに加え1部屋(通常寝室)を指します。そのため、人数としては、1〜2名程度で暮らすのがおすすめです。また、現在子供が小さく将来子供部屋が必要な場合は、55㎡〜65㎡程度の専有面積があると後々余裕をもって個室を追加することができるため、物件探しをする場合は広さについて確認をしておきましょう。
1LDKリノベーションは誰に向いている?

1LDKリノベーションは、オシャレにシンプルに、効率的に暮らしたい1~2名暮らしの場合におすすめです。
部屋をつなげるリフォームに向いている人
同じ1LDKにするにしてもリフォームの方が向いている人もいます。それは、費用をなるべく抑えたい方や、空間のデザイン性を重視しない方、水回り設備が今のままでも問題ない方などです。
これらに該当する場合は、空間全体にアプローチするリノベーションではなく、壁を壊して部屋をつなげる部分リフォームが費用を抑えられるためおすすめです。
詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

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1LDKにしたリノベーション費用の面積別一覧表

*一般社団法人リノベーション協議会からピックアップした事例の費用相場
*各金額は平米毎の「費用上位4事例の平均〜費用下位4事例の平均」
実はリノベーションの費用は3LDK→1LDKなどのように、間取りの変更内容で決まるのではなく、専有面積(㎡)と工事規模(表層かスケルトンか)、入れる設備によって決まります。
そのためまずは、リノベーションを検討している物件の広さ(㎡)を確認することをおすすめします。
また今回は、一般社団法人リノベーション協議会に登録しているリノベーション会社の施工事例の中でも、1LDKにしたリノベーションの費用から相場を面積ごとに算出しました。
結果としては、50㎡の物件でも268万円で施工可能であり、こだわれば1,100万円以上の費用がかかることがわかりました。
大幅に費用が異なる「表層リノベーション」と「スケルトンリノベーション」の違いについては以下の表をご覧ください。
| 表層リノベーション | スケルトンリノベーション | |
| 工事範囲 | 壁紙・床・設備など“見える部分”を中心に刷新 | 壁・床・天井・配管・電気配線まですべて解体して一新 |
| 構造部分(柱・梁) | 触らない | 残して内側をすべてスケルトン化 |
| 目的 | 見た目・使い勝手の改善 | 間取りの自由設計・性能の向上(断熱・配管・耐震など) |
| 向いている人 | 設備はまだ使えるが印象を変えたい人 | 間取りを根本から変えたい・長期的に快適性を上げたい人 |
リノベーションについては以下の記事も参考にしてください。

1LDKリノベーションのデザイン・間取りのポイント
1LDKをリノベーションする際は、デザインや間取りのポイントを押さえておくことでより快適な空間づくりにつながります。
例えば、空間を広く見せたい場合は仕切りをなくしゆるやかなゾーニングにすることや間仕切りをガラスにすることで解放感を維持できます。また生活感を隠したいときは壁面収納のほか家電や洗濯機を隠す収納により見せないなど、見せる部分と隠す部分を明確にしてゾーニングするといった工夫が大切です。
間取りについて考える際は、生活動線を意識するとよいでしょう。キッチン→洗面→寝室→リビングがぐるっとつながるプランであれば移動が楽で使いやすいです。生活動線や採光などを考慮し、限られた空間でも快適さや開放感を重視することが大切です。
1LDKリノベーションの費用を抑えるコツ
1LDKリノベーションの費用を抑えるには、以下の点が挙げられます。
- 既存の間取りや構造(ラーメン構造など)をいかす
- 部分リノベーションや必要最小限の工事で済ませる
- ワンストップ型のリノベーション会社を利用し、物件選びから相談する
中古マンションを1LDKリノベーションする場合、部分リノベーションだけで間取り変更可能なマンションを選べばコストカットにつながります。
また、変更しやすい構造の物件を選ぶことも重要です。マンションは「壁式構造」「ラーメン構造」の2種類の構造でできています。柱や梁で建物を支えるラーメン構造は、間取り変更がしやすく、自由度が高いため、費用を抑えることにつながります。
水回りの移動を抑え、必要最小限の工事で仕上げるのも費用を抑えるコツのひとつです。
必要最小限の工事で1LDKへと変えられる間取りかを判断することが難しい場合、私たちゼロリノベのようなワンストップリノベーションを行う企業に相談しましょう。
施工会社とともに物件から選ぶワンストップリノベーション企業に相談することで、無駄な費用を抑えることが可能です。ワンストップリノベーションを行う会社が知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

スケルトンリノベーションをする場合
費用を抑えるならば、表層リノベーションがおすすめですが、物件が古い場合は、排水管からの漏水リスクもあるため、床下まで全て新品になるスケルトンリノベーションも検討しましょう。
スケルトンリノベーションは例えばマンションの場合、コンクリートの箱の状態にまで内装を解体、撤去し、全てを新品に入れ替え、間取りも自由に変更するリノベーションです。
床下まで新品になり水回りのや間取りの大幅変更も可能なため、費用は表層リノベーションよりも高くなります。
物件の築年数が20年前後以上であり、一度も排水管関係を取り替えていない場合は、漏水リスクが高まっているため、水回り設備の交換や間取りを変更するリノベーション時に同時に交換することをおすすめします。
あとで床下の排水管のみ変更しようとなると、せっかくキレイにはったフローリングを切断して床下の排水管を交換することになる場合もあります。
配管について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

リノベーションの費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

賃貸に出す物件のリノベーションは費用をもっと安くすることが可能
賃貸に出す物件のリノベーションの場合、下記の方法で費用を抑えることが可能です。
- 材料や設備を安いものから選ぶ
- セルフリノベーションを行う
材料や設備を安いものから選ぶ
リノベーション費用を決めるポイントは大きく分けて4つあります。
床や壁、キッチン、お風呂などの設備、造作です。これらはリノベーションの工事費用の大きな部分を占めているため、選び方によって、費用を大きく下げることができます。
リノベーションの費用を抑える方法については、こちらの記事をご確認ください。
セルフリノベーションを行う
セルフリノベーションとは、業者や職人に頼らず、自分でリノベーションをすることを指します。
DIY好きの人が好んで室内すべてを行う場合もありますが、リノベーションを部分的に自分で行い、費用を削減する場合にも行われます。初心者でも行える箇所はあり、場合によっては数十万円規模の減額も可能です。
より詳しくは、こちらの記事をご確認ください。

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リノベするなら知りたい7つの知識
リノベーションで、自分たちの理想を100%叶えるためには住まい手に寄り添う作り手の存在が不可欠。
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1LDKにリノベーションした8つの事例
ここでは、もともとの様々な間取りから1LDKの間取りにリノベーションした事例を広さ順にご紹介します。
- 39.1㎡キッチンを大移動したリノベーション
- 46.62㎡2つの部屋を広々LDにしたリノベーション
- 48.6㎡夫婦2人の1LDK+ウォークインクローゼットのリノベーション
- 55.45㎡古い建物のテクスチャ感を楽しむリノベーション
- 58.8㎡で夫婦2人のカフェのようなリノベーション
- 59.96㎡将来は2LDKにもなるリノベーション
- 68.3㎡夫婦+子供1人の大空間リノベーション
- 72.2㎡空間を贅沢に使ったバリアフリーリノベーション
事例①:広さ39.1㎡キッチンを大移動したリノベーション

もともとは2Kの間取りの物件でした。こちらの事例の工夫点は、水回りを1つの空間にぎゅっとつめこんで、その分リビングダイニングを友人を招いてもくつろげるほどの広さを確保した点です。

お施主様の声
「友人を呼べる部屋というのが希望でした。空間を広く使い、コの字型のカウンターキッチンにして、人と話しながら、テレビを見ながら、作業ができるように設計していただきました。リビングの大きなソファ、朝日が差し込む窓のあるベッドルームも気に入っています。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
「人を呼べる家」をテーマにリノベーション。対面キッチンにはカウンターを造りつけ、招いたゲストと目線を交わしながら作業ができたり、ソファを置いたリビングでのんびり。プライベート空間は間仕切りしつつも室内窓により光が回る、心地よい住まいとなりました。
※費用は引き渡し当時の金額です
事例②:広さ46.62㎡2つの部屋を広々LDにしたリノベーション


2LDKの間取りを思い切って大改革しました。2つの部屋は仕切りを取り払って広々LDに。反対に元々LDだったところは寝室と玄関から続く廊下として間仕切りをしました。日が差し込む場所をどの生活時間で感じたいかによってもプランが変わってきますね。


お施主様の声
「結構わがままを言ったと思いますが、想像に近いものをあげていただきました。リビングを広くとりたかったから、他を端に寄せました。
2つの窓を壁の仕切りなく見えるこのプラン気持ちいいと思い、見た目の広さを重視しました。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
開口部つきの間仕切りや腰壁で生活感を隠しつつ、窓の眺望を最大限に活かしたワンルーム。リビングを広くとるために他の要素は端に寄せ、コンパクトでも開放感ある空間にしました。硬い印象の素材と色味で全体をクールにまとめ、自分らしい空間を細部まで追求した住まいです。
※費用は引き渡し当時の金額です
事例③:広さ48.6㎡夫婦2人の1LDK+ウォークインクローゼットのリノベーション


もともとは2LDKの間取りの物件でした。こちらの事例の工夫点は、思い切って浴室をシャワールームにしたことです。これにより、キッチン設備に費用を注げるようになり、空間の広さもリビングダイニングで確保することができました。


お施主様の声
「キッチンが広くなって、料理が段違いにしやすくなったので、お酒や料理をすぐ出して食べて飲んで、足りなくなったらすぐ取り出して、みたいに楽しんでます。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
シンプルで手間のかからない家事を重視したリノベーション。キッチンに迷い、見積もりを比較した結果、コストと実用性を考え壁付キッチンを選択。好きなグレーとモルタルの雰囲気を取り入れ、好みどおりのリノベーション空間に仕上がりました。
※費用は引き渡し当時の金額です
事例④:広さ55.45㎡古い建物のテクスチャ感を楽しむリノベーション


こちらも2LDKの間取りをLDと寝室を入れ替える形で大きく変更した空間設計です。既存の建具をそのまま残して活かすことで、コストダウンも叶えつつ和の趣と独特の風合いを醸し出すデザインとなりました。


お施主様の声
「リビングに続く隠し扉になっている玄関の棚、縁側みたいな空間が欲しくて作ってもらった小上がりの寝室、リビングの壁のまだらになる塗装、凹凸のあるキッチンのタイル、たくさんのこだわりをリクエストして叶えてもらいました。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
躯体の塗り分けや間仕切りで陰影にメリハリをつけ、表情豊かな住まいに。既存の古い建具を再利用し、新旧が融合した空間を演出しました。ホームシアターを楽しむスクリーンや、縁側のような小上がり、隠し扉など、施主様の遊び心あふれるリクエストを詰め込んでいます。
※費用は引き渡し当時の金額です
事例⑤:広さ58.8㎡夫婦2人のカフェのようなリノベーション


もともとは3LDKの間取りの物件でした。工夫点は、寝室とウォークインのスペースを最小限にして、キッチンやその他の空間を広く確保したことです。これにより、開放的で、でも料理にはこだわれる空間になりました。


お施主様の声
「ひとつの空間で音楽をずっと聴いていてもとぎれないし、夫婦どちらかが離れた場所にいても、緩やかに仕切られているだけだから、大きい声を出せば聞こえるから話せるし、とても住みやすいです。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
玄関に入るとベランダまで抜ける広々としたリビング・ダイニング/日差しが気持ちいいインナーバルコニー/使いやすさにこだわった合計約5mの二の字型キッチン/遊び心のあるオーク材パーケットフローリング
※費用は引き渡し当時の金額です
事例⑥:広さ59.96㎡将来は2LDKにもなるリノベーション


3LDKのお部屋を仕切りを大胆に取り払った1LDKに。キッチン横の小上がりは見守りながらお子様を遊ばせることが出来るスペースとして活躍しています。将来的には壁を設置してもう一部屋増設することも可能です。


お施主様の声
「大まかに、LDKと寝室、将来子ども部屋にできる空間づくりをお願いしました。 今は3人で寝ていますが、息子に個室が必要になったら、我々夫婦は小上がりで寝るようにして、カーテンで間仕切りするか壁を立てられるようにしていただいてます。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
広々としたルーフバルコニーを家族のコミュニケーションの中心になるように、LDKはもちろん、寝室からもアクセス可能なプランニングに。木と白を基調にした空間は、カラフルなインテリアと合わせたミッドセンチュリーモダンな印象に仕上げました。
※費用は引き渡し当時の金額です
事例⑦:広さ68.3㎡夫婦+子供1人の大空間リノベーション


もともとは3LDKの物件でした。こちらの事例の工夫点は、リビングダイニングを最大限確保するために、寝室を最低限寝るだけの空間とし、床下にも収納をつけた点です。一般的な間取りでは見ることのできない大きな1LDKとなりました。なお、将来お子様が大きくなったら個室を作る予定です。


お施主様の声
「空間に、畳の部屋とか小部屋とか作ると狭くなるので、それがないようにしたいなっていうのはありました。小上がりみたいのも良いなとちょっと思っていたのですけど、そういうのを置いちゃうと将来の自由度が狭くなるし、将来への 自由度が確保できたのでイメージ通りだし満足しています。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
家族の変化に合わせて変えられる自由な間取りを希望されたNさまご家族。大きなワンルームのように広々したLDKには将来個室も増設可能です。キッズスペースに施した黒板塗装で、子どもの自由な創造性をいつでも発揮できます。家族の会話が自然と増える楽しい住まいです。
※費用は引き渡し当時の金額です
事例⑧:広さ72.2㎡空間を贅沢に使ったバリアフリーリノベーション


3LDKの広いお部屋をフルフラットにして、間仕切りは寝室のみの1LDKにリノベーションしました。空間を贅沢に使うことで、単にバリアフリーを叶えるというだけではない憩いの空間を作り出しました。合わせて趣味のスペースとして活用できる広々とした土間も注目ポイントです。


お施主様の声
「バリアフリーという視点を多く取り入れました。段差を極力なくして、扉は引き戸、玄関やトイレ、浴室は広めにスペースを取り、廊下幅は車椅子でも使いやすく…ということをお願いしました。アウトドアの趣味があるので、キャンプ道具を収納できる棚と土間もリクエストしました。」
ゼロリノベのリノベーション施工事例
長く住み続けられる家を希望されたご夫婦。車椅子でも動き回れるよう、段差のないフルフラットの床に、水まわりは広くとりつつ建具は引き戸に。開放的ながら、しっかりと休める寝室を確保し、生活リズムの異なる夫婦が気を遣わずに過ごせるよう計画しました。
※費用は引き渡し当時の金額です
リノベ費用を算出して施工事例を見てみる
ゼロリノベでは業界では新しい「定額制」でのリノベーションを行っています。下記はリノベーション費用のシミュレーターです。リノベーション予定の平米数から、リノベーション費用のおおよその金額を算出します。また、その金額とマッチする施工事例を紹介しているので、ぜひお試しください!
1LDKリノベーションのメリット・デメリット
1LDKリノベーションのメリットデメリットは、それぞれ下記の通りです。
メリット
・部屋が細かく分かれていないので意思疎通しやすい
・掃除がしやすい
・空間を見渡せるので開放感がある
デメリット
・プライベートは確保しにくい
・住まいが広すぎると冷暖房に時間がかかる
・物が多いと収納しきれない可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1LDKリノベーションのメリット①:部屋が細かく分かれていないので意思疎通しやすい


1LDKにリノベーションすることで会話の意思疎通がしやすくなります。2LDKや3LDKと比べ、部屋が細かく分かれていないことで、少し大きな声を出せば相手に声が届きます。
1LDKリノベーションのメリット②:掃除がしやすい


掃除がしやすかったり、掃除の手間が省きやすいのも1LDKの特徴です。例えば、上図のように段差をなくした1LDKなら、お掃除ロボットが部屋の隅から隅まで掃除をしてくれるのでホテルライクな生活が可能になります。
掃除の手間を省き、効率的に暮らしたいなら1LDKの間取りを検討していみてはいかがでしょうか。
1LDKリノベーションのメリット③:空間を見渡せるので開放感がある


1LDKは間取りがシンプルで空間を見渡せるため、開放感があります。2LDKや3LDKの間取りを1LDKにした場合、通常リビングとダイニングを広く確保することが可能なため、広さを感じやすいと言えます。
また、リノベーションで空間全体のテイストも整い、見渡したときの満足感も得られることでしょう。部屋数が多く窮屈に感じている場合は、1LDKの間取りが向いているかもしれません。
1LDKリノベーションのデメリット①:プライベートは確保しにくい
1LDKは2名で暮らす場合、プライベートを確保しにくい間取りと言えます。リビングダイニングがメインで過ごす場所になり、残りは寝室となるためです。
もしプライベートを確保したいという場合は、寝室に机を置けるような作業スペースを確保した設計にすることをおすすめします。
1LDKリノベーションのデメリット②:住まいが広すぎると冷暖房に時間がかかる
1LDKは1つの空間が広くなるため、広すぎると部屋を温めたり冷やしたりするのに時間がかかります。リノベーションする場合は、今まで使っていたエアコンではなく、広くなる分大型のエアコンを設置することをおすすめします。
1LDKは1つの空間が広くなるため、広すぎると部屋を温めたり冷やしたりするのに時間がかかります。リノベーションする場合は、今まで使っていたエアコンではなく、広くなる分大型のエアコンを設置することをおすすめします。
また、窓を二重サッシにするなど、外気の影響を受けにくくすることで、暑い寒いの振れ幅を狭くするなどの工夫を検討してみましょう。
1LDKリノベーションのデメリット③:物が多いと収納しきれない可能性がある
1LDKは物が多いと収納しきれない可能性があります。1LDKは通常寝室などに使用する1部屋しかないためです。服や物が多い場合は、別途ウォークインクローゼットなどの収納のための空間を用意することも検討しておきましょう。
まとめ
リビングダイニングなどを広くゆったり確保できる1LDKリノベーションは、1~2人でオシャレにシンプルに効率的に暮らしたい方に向いています。
部屋が細かく分かれていないため、開放感があり、掃除もしやすいなどのメリットがあります。ただし、プライベート空間や収納スペースの確保などが必要だと感じた場合は、1LDKの間取りにこだわら無いほうがよいでしょう。
費用については、表層リノベーションの方が安く収まりますが、物件で一度も床下の配管を交換していない場合は、漏水リスクが高まっているため、スケルトンリノベーションをおすすめします。
自分にあった間取りのリノベーションで理想の住まいを手に入れてくださいね。






1LDKリノベーションに関するよくある質問
- 40平米のマンションを1LDKにリノベーションする費用は?
-
物件の広さが40平米の場合、表層リノベーションで361万円~466万円。スケルトンリノベーションで684万円~988万円になります。
*一般社団法人リノベーション協議会からピックアップした事例の費用相場
*各金額は平米毎の「費用上位4事例の平均〜費用下位4事例の平均」 - 賃貸することを前提に1LDKリノベーションをする際、費用を抑えるコツは?
-
賃貸に出す物件のリノベーションの場合、下記の方法で費用を抑えることが可能です。
- 材料や設備を安いものから選ぶ
- セルフリノベーションを行う
ゼロリノベジャーナル
セルフリノベーションでここまでできる!DIYできる箇所・費用・コツなどを解説 | ゼロリノベジャーナル セルフリノベーション(DIY)を成功させるコツや注意点を解説。セルフリノベ可能な箇所・費用・日数・難易度・用意するものなども紹介します! - 1LDKの間取りにリノベーションするメリットは?
-
1LDKにリノベーションするメリットは以下のとおりです。
- 部屋が細かく分かれていないので意思疎通しやすい
- 掃除がしやすい
- 空間を見渡せるので開放感がある
編集後記



以前3DKのアパートに暮らしていたのですが、私たち家族だけでなく隣人も、扉を外して押し入れにしまい2LDKまたは1LDKとして生活していました。ライフスタイルにもよりますが、空間はあまり区切りすぎない方が過ごしやすい気がしています。子どもがいる場合でも、「広さ68.3㎡夫婦+子供1人の大空間リノベーション事例」のように、将来個室を作れるようにしておくというのも賢い選択ですね。
「間取り成功のお手本!デンマーク風の作りこみ過ぎないリノベ事例」の記事も参考になります。ぜひご覧になってみてくださいね。



ゼロリノベでは、家族構成や広さに関わらず1LDKの間取りは非常に多くポピュラーです。一口に1LDKといっても空間の在り方はさまざま。施工事例から多種多様な住まいを覗いてみてください!



1LDKは機能性や実用性の高さから需要が高いため、ライフステージに合わせて将来的に売却を考えている人にもおすすめの選択です。資産価値を考えた上での選択としても魅力的だと感じます。








