【中古リノベのロードマップ】中古物件を購入し、リノベーションが、完成するまでの全工程
はじめての中古購入&リノベーションを考えている全ての方へ。何から始めて良いか分からない、失敗したくない、そんな不安を感じている方に役立つ完全ガイドを公開。大きな買い物だからこそ、プロに頼りながら理想の住まいを叶えましょう。
物件の選び方から、お金のこと、間取りのことなど、知りたいことを聞けるイベントやセミナーを開催しています。どなたでも無料でご参加可能。ご自身の知りたいテーマに沿ってお選びいただけます。
STEP1
情報収集
まずは、リノベーションに関する基礎知識を押さえることからスタートしましょう。情報を得る方法としては「本や雑誌、ネット」「リノベ見学会」「セミナー」が有効です。中でも短時間で効率よく情報収集ができるのは、リノベーション会社が実施する「家づくりセミナー」。基本を網羅したい場合にぜひ活用したいですね。
「住まい」を見直すきっかけは人それぞれですが、どんな住まいがあなたにとってベストな選択なのかを吟味することはとても重要です。
「新築には手が出ないけれど中古物件を買って本当に大丈夫?」
「賃貸を続けるよりも購入した方がお得なの?」
「住宅ローンは足かせにならない?」
そんな疑問に頭を巡らせている場合は、ゼロリノベのセミナーを受けてみることをおすすめします!
自分たちの暮らしの中における「住まい」の位置付けを再認識するきっかけにもなりますよ。経済的な面でも住宅費用は生涯にかかるお金の中でも大部分を占めますから、早めに検討しておいて損はありません。
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STEP2
要望整理
どんな暮らしがしたいか、好みの間取りやテイストも含めて理想を洗い出し、優先順位をつけましょう。SNSでリサーチしたり、リノベーション会社の施工事例を見てイメージするのがおすすめです。
STEP3
資金計画
家族や自分の貯金額を確認し「予算」を検討しましょう。人生には住宅以外にも様々なお金が発生し、予期していない出費があることも。FPなどのプロに相談しながら、無理のない返済プランを算出することが大切です。
住宅購入において「予算」は最重要基盤です!
住宅ローンのシミュレーションサイトや年収別の予算表など、概算できるものは多くありますがどれもあくまで目安。同じ家族構成や年収帯でも、家庭によって支出は異なりますし、子どもの教育費をどれだけ用意しておきたいかも家庭ごとの価値観に左右されるため、正確な適正予算を知るためにはやはりFP(ファイナンシャルプランナー)に客観的に試算してもらうほかありません。
そのため、ゼロリノベではセミナーを受けていただいたお客様には無料でFP相談をご案内しています。
予算に不安や疑問を残したまま購入に踏み切るのはもってのほか!必ず納得してから次のステップに進んでほしいので、ゼロリノベではすべての工程でセールスはありません。
そもそも住宅ローンに縛られてやりたかったことを諦めたり、家を購入することが将来の足かせになってはならない。そんな思いからゼロリノベは「大人を自由にする住まい」をコンセプトに掲げています。
家を購入したその先の暮らしこそが本番!その先の未来が幸せでないと意味がないのです。
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【賃貸vs購入】後悔しない家選びの結論
- 10年後に人生の選択肢が広がるのはどっち?
- これからの日本の家賃は上がる?下がる?
- 購入派の主張に欠けているものとは?
- 数年後の住宅価格相場を見極める方法
- 賃貸でも購入でも安心な住宅予算の算出方法
将来の住まい選択を考えている人はぜひ一度参加してみください!参加は無料、途中退席もOKです。
STEP4
会社選定
リノベーションの依頼先としては「リノベ専門会社」「大手住宅会社のリフォーム部門」「リノベ済み物件販売専門会社」「建築設定事務所」4つのタイプがあります。
それぞれ特徴が異なりますが、デザインとコスパのバランスが良いのは「リノベ専門会社」。
各社のサイトを見たり、気になる会社があれば直接会うなど、納得がいくまで時間をかけて相性を見極めることが大切です。
リノベーション専門会社は、デザインや設計に独自性を出し、自信を持っている会社が多くあります。中でも強く推奨したいのが「ワンストップリノベーションサービス」を提供している会社です。
資金計画の相談から物件探し、リノベーション設計〜工事完了・アフターサービスまでをワンストップで行い、窓口や担当を一貫してまとめている形態を指します。各工程でのコミュニケーションロスや連携ミスが起こりにくいため、お客様の要望を実現しやすいというのが特徴です。
実は、ゼロリノベは当初リノベーション設計のみを行い、中古物件仲介と施工を外部の会社に委託していました。しかし、段々とワンストップでないことのデメリットが浮き彫りになっていきました。安心予算を超える中古物件を仲介され、リノベーション費用を削らなければならなくなったり、設計担当の意図通りの仕上がりになっていなかったり、といった不具合です。
そうして試行錯誤する中で、お客様の要望の実現と品質を追求した結果、ゼロリノベがたどり着いたベストな形が「ワンストップサービス」でした。
ゼロリノベのサービスの流れや料金について詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください!
STEP5
物件探し
住みたい街やエリア、物件の広さなど希望を洗い出し、物件探しをスタート。自分で探す手段もありますが、希望のリノベーションが叶うかが重要になってくるため、物件探しからプロの視点で判断してくれる「リノベ会社」に依頼するのが近道です。
中古物件探しに最も重要なのは「変えられない部分の見極め」と「管理状態」。戸建てかマンションかによってもチェックポイントが異なるため、プロからのアドバイスに頼るのが良いでしょう。
中古物件は管理状態によって個体差があり、どれも千差万別です。だからこそ「安心して長く住める」かどうかを見極めることが非常に重要です。
ここでもやはり「ワンストップ」の会社に頼めるかどうかで変わってきます。なぜなら、不動産会社は不動産を売ることが仕事なので、売ってしまえば終わりです。たとえ建物に欠陥があっても購入したお客様の責任となってしまうんですね。
一方で、私たちのようなリノベーション会社は購入した物件のリノベーションを行うわけですから、「売る」視点ではなくて「住む」視点で建築視点でも不動産視点でも建物の耐久性や安全性のチェックを怠りません。おすすめできない物件の場合にははっきりNOもお伝えします。そこが最も大きな違いですね。
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「中古物件の見極めかた」
- 中古って本当に大丈夫?
- 資産性がないんじゃない?
- いつまで住めるの?
- 地震が来たら危ないのでは?
- リノベーションでどこまで綺麗になる?
そんな不安を抱える方にぴったり!安心して住める中古物件の見極め方を伝授します。
STEP6
物件申し込み
ここぞという物件に出会った時の「決断力」と「スピード」が大切です。そのために、自分たちのマスト条件や優先度は常に整理しておきましょう。
中古物件は一点もの、かつ水物なので「待っていれば理想の物件が出てくる」ということはありません。自分たちが設定した理想の条件にもっとも近い物件が出てきた際に、買い逃すことがないようにしましょう。
気に入った物件だった場合、内見に行った当日に申し込みをすることがほとんどです。書類記入などはもちろんサポート致しますのでご安心ください!
STEP7
住宅ローン申し込み
住宅ローンの種類や金利タイプは銀行によっても異なり、どの種類が良いかは家族やパートナーの経済状況や雇用形態によります。あらかじめ、家族やパートナーで話し合い、分からないことは積極的にプロに聞きましょう。
住宅ローンの申し込みには必ず審査が必要です。
借入先の銀行によっても審査条件は異なりますので、どの借入先がよいかはFPさんやおうちナビゲーター(ゼロリノベの物件仲介担当)に相談して決めてくださいね。
また、審査には時間がかかりますので、借入先の候補が決まったらできるだけ早めに申し込みしておくのが賢明です。
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STEP8
売買契約
申込後、正式に物件を購入するため、売主と買主の両方が立ち会って不動産売買契約の手続きを行います。
不動産の売買契約とは、売主が建物や土地の財産権を買主に移転することを約束し、買主がその代金を支払うことを約束する契約を指します。
具体的には①重要事項の説明 ②不動産売買契約の締結 ③手付金の支払いを行います。所要時間は約2時間程度を見積もっておくとよいでしょう。
重要事項の説明とは、宅地建物取引業法に基づく説明義務で、宅地建物取引士の有資格者が不動産の取引条件等について説明することを言います。契約当日に必要なものをこちらにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
STEP9
リノベプラン作り
「リノベプラン作り」はリノベの醍醐味です!リノベーションはリフォーム(修繕)ではなく新しい価値を吹き込むこと。「どんな家に住みたいか」ではなく「どんな暮らしがしたいか」を家族で話し合っておくことが大切になります。現状の不便や不満と同時に、理想形を伝えることを忘れないようにしたいですね。
リノベーションでできることは主に以下のようなものがありますので、前提として把握しておくと良いでしょう。
①間取りの変更 | 間取りにあわせるのではなく、生活に合わせた間取りが可能 |
②デザインの刷新 | 床・壁・天井などの素材も好みや手持ちの家具に合わせられる |
③生活動線の最適化 | 無駄のない動線を作ることができる |
④家具や収納の造作 | 家具や収納もオリジナルにできる |
⑤配管の一新 | リノベと同時に配管交換をすれば効率もよく経済的 |
⑥照明計画 | 部屋の印象を左右するアイテムのため、プロにも相談したい |
私も自宅をリノベしたのですが、リノベプランづくりは本当に楽しい時間でした(笑)今、振り返って思うのは、やはり大切なのは「メリハリをつける」ことだと思います。
私の場合は何よりも家族の集まるリビングが主役と考えていたので、床材にはこだわりました。結果的にリビングの床材が一番高かったですね(笑)その分、キッチンは造作せずに標準仕様のシステムキッチンを採用。機能も充分で申し分ありません。
ゼロリノベの設計はデザイン性はもちろんですが、やはり「安心予算」に収める予算コントロール力にも長けています。予算とのバランスを考えながら、最適な空間設計を実現できるので、プロの引き出しを上手に活用して理想の住まいをつくりあげていってください!
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「小さいリスクで家を買う方法」
安心な予算計画、家の探し方・作り方、リノベーションの考え方まで住まいづくりについて余すことなくお伝えしています。
情報収集段階の方から具体的に検討されている方までどんな方でも大丈夫です!お気軽にご参加ください!
STEP10
工事契約・着工
工事前に近隣挨拶をしてから着工するのがルールです。いつ行くのか、何を伝えるかなどを把握してからお伺いしましょう。また、挨拶には手土産を持参するのが良いですね。予算は500~1,000円前後。リノベーション会社が用意してくれることもあるので、相談してみましょう。
いつ? | 工事スタートの一週間前が目安 |
---|---|
誰に? | マンション:上下左右斜めの合計8戸 戸建て:立地による |
何を伝える? | ・リノベーション工事の開始日時と終了日時 ・工事の時間帯と曜日 ・工事の内容と騒音について ・緊急連絡先(依頼主と施工会社) ※不在時には上記内容を明記した書類をポストに投函 |
フルリノベーションの場合には、まず解体工事をして躯体のみの状態(スケルトン)にします。
リノベーションあるあるなのですが、実は壊せない壁がある、図面では見えていなかった梁が見つかったなど、この段階で初めてわかることも。その場合は、プランの調整や変更を行います。
スケルトン状態になったら、いよいよ住まいをつくりあげていくリノベーション工事に着手します。
工事期間中に、現場を見ながら工程が計画通りに進んでいるかを確認したり、サンプルを当てて色決めをしたり、取り付けるパーツの高さを決めたりと、何度か現場打ち合わせを行います。
STEP11
工事完了
完了したら引き渡し前の検査です。オーダー通りに仕上がっているか、冷静に確認することが大切ですので落ち着いて対応しましょう。
全ての工事が完了したら自社検査と施主検査を行います。ゼロリノベの自社検査では、業界で定められた検査項目に「独自の施工基準」を追加で設けて施工品質を追及しています。
お客様が直接見ることができない「見えない箇所」まで確認を行い、給排水管や電気配線といった住まいの基本機能(重要インフラ)に対して、その安全性を提供したいと考えているからです。
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STEP12
引き渡し
引き渡しの時期が決まったら早めに引越しの準備をしましょう。引き渡し後に引越しをしていよいよ新生活がスタートです!
全ての工事が終わったら、現地でお部屋の鍵をお返しして引き渡し完了となります。ガスの開通やネットの手配など、すぐに新居での生活が始められるよう事前に準備しておきましょう。
また、引き渡し後には借入先の銀行からローン実行の手続きをする必要があります。支払い期限がありますので注意しましょう。
万が一、入居後に困ったことがあればアフターサポートを利用してくださいね。
リノベ後の自由な暮らしを、ぜひ楽しんでください!
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