丸わかり!浴室リノベーション費用の相場+4タイプの具体例
浴室のリノベーション(リフォーム)を考えている人は、種類や費用など気になることも多いのではないでしょうか。今回は浴室リノベーションについて知っておきたい情報をまとめて見ました。
浴室リノベーションに関する戸建とマンションの違い
浴室リノベーションをする際、ユニットバスは戸建て用とマンション用で分類されています。まずは両者の違いを見てみましょう。
1-1.機能面
戸建て用とマンション用で、機能の優劣は基本的にありません。どちらも同じ素材を使って同じ機能を備えています。サイズが異なるだけの同じ製品と考えて良いでしょう。
1-2.大きさ
戸建て用とマンション用ユニットバスの大きな違いはその大きさにあります。一般的に戸建て用は浴室空間が大きくなるように作られており、天井も高く、ユニットバス全体のサイズも大きくなります。
1-3.ラインナップ
ラインナップにも違いが見られます。戸建て用は、種類はマンション用に比べると少ないのですが、メーカーが力を入れている高機能で高級感のある商品が多い傾向にあります。一方マンション用は種類が多いものの、高級感のある商品は戸建て用より少ないのが特徴です。
1-4.戸建にマンション用を導入できるか?
両者の大きな違いは大きさなので、マンションに戸建て用のユニットバスを導入することはできませんが、戸建て用にマンション用のユニットバスを導入することは可能です。
浴室リノベーションの費用相場はどのくらいか?
浴室のリノベーションをする際にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。リノベーションの内訳は「ユニットバス本体の価格」と「工事費」に分けられます。
ユニットバス本体の価格は、水栓や壁などのデザイン、機能性にこだわればその分価格は上がっていきます。
工事費は、リノベーション前もユニットバスを採用している場合は、単純な交換で済むため比較的費用は抑えられます。一方で在来工法からユニットバスへ変更する場合は解体処分費などがかかる分、費用は高くつきます。
実際の相場としては、マンションの場合80~100万円でリノベーションする人が多く、これより少し抑えたければ60万円から、スペックやデザインにこだわりたい人は120万円ほどを想定しておくと良いでしょう。
戸建て住宅は100~120万円をかけてリノベーションする場合が多く、マンションの場合と同じく、費用を抑えたい場合とこだわりたい場合によってプラスマイナス20万円ほど目安の価格帯が変わってきます。
4種類のシステムバスを比較
浴室をリノベーション(リフォーム)する際には大きく分けて4種類の仕様から選べます。特徴や参考価格はそれぞれ異なるので、自分の希望と予算に合ったものを選べるようにしておきたいですね。
3-1. FRP製浴槽のシステムバス
ガラス繊維強化プラスチックとも呼ばれるFRPは、浴槽に使われる素材として有名です。扱いやすく価格も比較的手頃で、参考価格としては約80~135万円ほどです。
メリット
- 軽い
- 比較的手頃な価格
- サビや腐敗に強い
- 防水性が高い
デメリット
- 上質さやデザイン性を気にする人には向かない
- 汚れが目立ちやすい
3-2.人工大理石製浴槽のシステムバス
人工大理石は、温かみのある質感と、高級感ある見た目が特徴です。カラーやデザインバリエーションも多いので、内装の雰囲気重視の人には向いている素材です。人工大理石の浴槽システムバスの参考価格は約70~250万円です。
メリット
- カラーやデザインが多い
- 高級感を感じられる見た目
- 比較的手頃な価格
- 表面が滑らかで掃除に手間がかからない
デメリット
- 燃えると一酸化炭素が発生する危険性がある
- 傷がつきやすい
- 塩化メチレンを含んだ洗剤は塗装が剥がれるため使用できない
3-3.鋳物ホーロー製浴槽のシステムバス
ホーローの浴槽は保温性に優れているのが大きな特徴です。追い炊きが少なくて済むのは経済的に嬉しいところ。また、ガラス質で覆われており、FRなどP樹脂製の浴槽とは違った光沢感があります。カビが生えにくい、汚れ落ちが良く、匂いがつきにくいという衛生面で安心できる特徴も兼ね備えています。ホーロー浴槽のシステムバスにする場合は約110~150万円が目安とされています。
メリット
- 保温性が高い
- カビが生えにくい
- 汚れ落ちが良い
- 匂いがつきにくい
- 耐久性がある
デメリット
- 重さがあるので、土台の補強や作り直しが必要な場合もある
- 比較的価格が高め
- 経年劣化による問題が発生しやすい
3-4.ヒノキ製浴槽のシステムバス
ヒノキ風呂というと、旅館の高級感あふれる浴室を想像する人も多いのではないでしょうか。ヒノキのシステムバス取り扱っている工務店はさほど多くありませんが、贅沢な雰囲気や上質さを重視する人に人気です。
最近のヒノキ製のシステムバスはしっかりとした防水加工が施されて耐久性もあるものが増えています。ヒノキ製浴槽のシステムバスの費用としては約235~265万円が想定され、他のシステムバスよりも価格は高くなります。
メリット
- 上質で贅沢なバスタイムを楽しめる
- 防水加工されているものは掃除に手間がかからない
- 保温性が高い
デメリット
- 価格が高い
- 取り扱いが少ない
- 加工がしっかりとしていないものは黒ずみやヌメリが発生する
在来工法の浴室リノベーション費用は?
在来工法の浴室は、浴槽をはじめとした素材を職人が組み立てるオーダーメイド式です。ひと昔前までは、戸建の浴室は在来工法が主流でした。この在来方式からユニットバスに交換する場合、浴室に水漏れなどが発生していると土台の補修工事なども必要になってきます。
そのため費用の目安にも開きがあり、ユニットバス本体の価格が約30~150万円、工事費用が約50~150万円ほど。
きちんとした費用を知りたい場合はリノベーション・リフォーム会社に相談してみることをおすすめします。
給湯器は交換すべき?費用は?
浴室リノベーションとセットで考えておきたいのが給湯器の交換です。費用や交換するべき期間の目安などを見ていきましょう。
5-1.給湯器の寿命・耐用年数
給湯器の耐用年数は、一般的に8~10年。メーカー差もほとんどありませんが、使い方によって寿命が短くなることがあります。
できるだけ寿命まで長く使い続けるには、給湯器を雨に濡れない場所に設置する、排気口周りにスペースを保つなど、ちょっとした心がけをしてみましょう。
使用から10年以上経過している場合は寿命なので、買い替えや交換を考えた方が良いでしょう。使い勝手に問題が生じていなくても、給湯能力や熱効率が落ちている可能性があります。
また、買った時と同じ部品が現在は流通しておらず、本来は修理で済むものでも本体ごと交換しなければならないというケースも多く見受けられます。故障してから買い換えるというのは不便も生じますから、異常を感じないからといってそのまま使い続けるという考えは得策ではありません。
5-2.給湯器交換のメリット
給湯器は近年様々な機能が追加されており、新しい機器に交換することによって、今までよりも快適な浴室を実現できるでしょう。さらに、効率よくお湯を沸かせる給湯器など、エコで家計にも優しいものも増えてきています。昔の給湯器を使い続けるよりも交換してしまった方が経済的にお得ということも大いに考えられるのです。
また、給湯器の交換は浴室のリノベーション時に同時に行うと、配管工事や給湯器のリモコン配線工事を一緒に進めることができるので、別に工事をするよりも割安になります。
5-3.給湯器交換の費用相場
給湯器本体の価格は、どのような機能がついているかによって変わってきます。例えば暖房があるタイプの給湯器の定価は20号、2〜4人用の場合で30~45万円ほどです。
しかしここで注意したいのは、依頼する業者をメーカーにするのか給湯器販売業者にするかによって、その割引額が大きく異なることです。
メーカーに依頼した場合は、大きな割引は期待できないと考えて良いでしょう。ところが給湯器販売業者の場合は、定価の3~8割の割引を想定することができるので、費用を抑えたい人にはおすすめです。
取付工事費は3~4万円で行われることが多く、メーカーも給湯器販売業者もほとんど差はありません。ただ、配管交換が必要な場合などは別途費用が必要になることもあるので、見積もりの段階でしっかり確認しましょう。
浴室リノベーション業者の探し方
どんな業者に依頼したら良いのか迷っている人には、ホームプロがおすすめです。部位別、テーマ別に自分に合ったリフォーム会社を探すことができます。
今回は浴室のリノベーション(リフォーム)を検討しているが、将来的にキッチンやトイレなどの他の箇所もリノベーションしたい…という人は、これからのことを見越してスケルトン・リノベーションのような大規模リノベーションを考えてみるのもいいかもしれません。
リノベーション会社を検討したいという人は「自分にピッタリのリノベーション会社の選び方がわかる6つの手順」 を参考にしてみてください。
まとめ
浴室のリノベーションも様々な方法があり、それに伴って費用もそれぞれですので、自分の希望と予算に合ったものをしっかり選びたいですね。
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